羽なし扇風機のおすすめ21選！気になる仕組みや選ぶメリットも紹介！

暑い日・寒い日を問わず、一年を通して、「エアコン」を使う家庭が増えてきましたが、そのなかで注目をされているのが「扇風機」や「サーキュレーター」です。

しかし、小さいお子さんやペットがいる家だと、扇風機の回転する羽で、ケガをしてしまうのではないか？と不安に感じることもあるかもしれません。そこで、おすすめなのが、羽なしの扇風機です。

ここからは、羽なし扇風機の仕組みから、選ぶ時のポイント、注意点、おすすめの機種を紹介します。羽なし扇風機の購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

羽なしの扇風機と聞いて最初に思い出すのが「ダイソンの扇風機」かもしれません。リングのところから風が出るのをCMや店頭などでみて、その仕組みを不思議に感じた人も多いかもしれません。

ダイソンの扇風機に限らず、羽なしの扇風機の仕組みは、一般的な扇風機についている「プロペラのような羽」が付いていないだけ。本体内部に羽が付いていて、それが、風を吸い込み吹出口から風を送るという仕組みです。

プロペラが付いていない「羽なし扇風機」ですが、従来の扇風機と比べて、どのようなメリットやデメリット・注意点があるのでしょうか？羽なし扇風機を実際に使ったことのある人の感想や、羽なし扇風機を製造しているメーカーからの情報を元に、メリット、デメリット・注意点を見ていきましょう。

これから、羽なし扇風機を購入しようか考えている人は、扇風機を使いたいシーンと照らし合わせながら見てみるのをおすすめします。

最初は、羽なし扇風機のメリットを、安全・風・デザインにスポットを当てて紹介します。従来の扇風機についていた「プロペラ」が、内蔵の「ファン」に変わることで、風を送る仕組みも全体の構造を変わり、それが、羽なし扇風機としての新たなメリットに繋がっています。

羽なし扇風機で最大のメリットは「安全性」です。従来型の扇風機のように、高速回転するプロペラを網でガードする仕組みの場合、子どもが、ガードの隙間に指を入れてしまい、大けがをしてしまったという事故が発生しています。

羽なしタイプの扇風機も、ファンは内蔵されていますが、多くの場合で、空気取入口は細いスリット状になっていて、指はもちろん、髪の毛も巻き込まれにくい構造になっています。この安全性を一番のメリットと考えて、羽なし扇風機を購入する方も少なくありません。

羽なし扇風機は「風」の面でも、従来型の扇風機に比べた時に、メリットがあります。プロペラ式の扇風機の場合には、羽を回転させて空気を流してるため、空気の流れに渦ができてしまし、風にムラが発生してしまいます。

羽の数を多くすることで、多少はカバーされていますが、羽なし扇風機は、ファンで空気を集めてから、一定に吹出口から送風するため風にムラが出にくいという特徴があります。

羽なし扇風機のメリットには「デザイン性」もあります。従来型のプロペラ式扇風機は、どうしても丸いヘッド部分とプロペラが必要になり、設置するのにある程度のスペースが必要です。

それに対して、羽なしの扇風機は、プロペラがない分、スリムなデザインにすることが出来、スペースも、それほど必要ではありまえん。また、近未来風の「おしゃれなデザイン」が多いのもメリットです。

ここまで、羽なし扇風機のメリットを3つ紹介してきました。従来のプロペラ式の扇風機に比べて、良いことだらけに感じるかもしれませんが、羽なし扇風機だからこそ、購入魔に注意しておきたいポイント・デメリットとされるポイントがあります。

羽なし扇風機のデメリット・注意点として、最初に感じる人が多いのが「価格」です。従来型の扇風機であれば、数千円で購入できるようなモデルがありますが、羽なし扇風機は、最近になって価格が下がってきたとはいえ、まだまだ高めの価格設定になっています。

さらに、空気清浄機能や温風機能などが加われば、一年中使えるというメリットはありますが、価格はさらに上がります。羽なし扇風機を置く場所や使うシーンと、価格のバランスに注意しながら選ぶようにしましょう。

羽なし扇風機のデメリット・注意点として、商品の口コミにもあるのが「モーター音」です。従来型の扇風機に比べて、小型・高回転のモーターを使って空気を送り出す仕組みのため、羽なし扇風機の機種によっては、モーター音やモーターからのノイズがうるさい場合があります。

特に、インターネットショッピングで購入する場合には注意が必要です。実際の動作音を確認できないため、せっかく羽なし扇風機を買ったのに、うるさくて使い物にならなかったということもあります。

羽なし扇風機のメリットと、デメリット・注意点を見てきました。価格やモーター音の問題がありますが、最近では、様々なメーカーが次々に羽なし扇風機を開発・販売をしているので、今後、デメリットの部分も、それほど注意しなくて良くなるかもしれません。

それではここからは、羽なし扇風機のメリットを十分に活かした、「羽なし扇風機の選び方」を5つのポイントや注意点に分けて紹介します。

羽なし扇風機のおすすめの選び方1つ目のポイントは、扇風機の形とデザインです。羽なしの扇風機は、仕組み上、空気の取り入れ口と、送風口の場所を、比較的自由な場所にしたり、省スペースにすることができます。そのため、様々なデザインの羽なし扇風機を作ることができるわけです。

部屋の中で、羽なし扇風機を使用するのであれば、タワー型を選ぶのが一番です。ある程度の大きさがあるので、安定感もあり、ファンの強さ・大きさも、ある程度大きくできるので、しっかりとした風を感じることもできます。

会社のデスクや、狭い場所で、羽なし扇風機を使いたいときには、卓上・壁掛けタイプがおすすめ。従来のプロペラタイプでも、卓上・壁掛けタイプはありましたが、風をおくる仕組み上、どうしてもスペースを占領してしまいます。

それに比べて、羽なし扇風機は、省スペースに優れているので、狭いデスクの上でも、あまりじゃまに感じずに済みます。

外に持ち出して、羽なし扇風機を使いたいときにはハンディタイプがおすすめ。デザインがシンプルでコンパクトというのもポイントですが、首に下げて使う場合などに、髪の毛がプロペラに巻き込まれるという事故を防げるのも、羽なし扇風機をおすすめする理由の一つ。

また、USBで充電ができるタイプも多く、さらに、スタンドや台座が付属しているタイプであれば、個人のデスクにおけるミニ扇風機としても使うことができます。

羽なし扇風機のおすすめの選び方2つ目のポイントは、モーターの静かさです。モーターには、動作する仕組みによって、DCモーターとACモーターがあり、静音性でがDCモーターが優れている一般的に言われています。

しかし、DCモーターを搭載しているからといっても、高回転でモーターが回るため、耳障りで眠れなかったという口コミも良く目にします。

羽なし扇風機の製品カタログにも、音の静かさが記載されていることがあるので、それを参考にしたり、実際に実物を見にいったり、ユーザーの口コミも注意しながらどれくらいのモーター音なのかを確かめておきましょう。

羽なし扇風機のおすすめの選び方3つ目のポイントは、機能性です。従来型の扇風機でも、リモコンや、マイナスイオン発生機を搭載しているモデルがありますが、羽なし扇風機には、さらに空気清浄機能や温風機能を備えたモデルなどがあります。

夏の間だけ、風を送れれば良いというのであれば、そこまでの性能は必要ないかもしれませんが、一年を通して使うのであれば、このような高機能タイプも候補に入れてみましょう。

羽なし扇風機のおすすめの選び方4つ目のポイントは、価格です。羽なし扇風機も、仕組みによって価格に差があり、円柱状の本体の中で、シロッコファンを回転させて風を送る仕組みの「タワーファン」であれば、比較的リーズナブルな価格です。

対して、内蔵ファンで集めた空気を、リング状の吹出口から空気を送り出す仕組みの羽なし扇風機は、価格も高めですが、機能が充実しています。

羽なし扇風機のおすすめの選び方5つ目のポイントは「好きなメーカー」です。インターネットショッピングで「羽なし扇風機」を探すと、たくさんのメーカーと羽なし扇風機から、欲しい一台を探すことになります。

中には、聞き慣れない海外のメーカーもあり、有名メーカーに比べて販売価格も抑えられています。しかし、注意しないとすぐに壊れてしまうということもあります。

買った後の安心感や満足度を総合的に見ると、知っているメーカー・好きなメーカーが作っている、羽なし扇風機を選ぶというのも方法かもしれません。

「羽なし扇風機を選ぶポイント」はおさえられたでしょうか？それでは、ここからは、羽なし扇風機の仕組み・タイプごとにおすすめの機種を3つのジャンルに分けて21機種を紹介していきます。中には、後継機が出ているもでるもありますので、気になったらメーカーサイトも確認してみましょう。

タワー型に続いて、卓上・壁掛けタイプの羽なし扇風機を5機種紹介します。コンパクトな見た目ですが、タワー型に劣らない風量や性能を持っています。また、使いたいところへ。移動もしやすいというのは、卓上タイプ最大のメリットでもあります。

最後に、ハンディタイプの羽なし扇風機を3機種、紹介します。プロペラ型のハンディタイプ扇風機に比べて、種類は多くありませんが、小型で持ち運びに便利。また、スタンドがあれば卓上タイプにもなり、さらにUSBで充電ができる手軽さは、これからさらに発展を期待できるアイテムです。

ハンディタイプのおすすめ羽なし扇風機1機種目は、BXTのミニ扇風機です。持ち運びに便利なコンパクトサイズで、付属のストラップを使えば、首から下げることも可能。

USB充電タイプなので、出先でバッテリー切れを起こしても、モバイルバッテリーなどから充電ができるのもおすすめのポイントです。

ハンディタイプのおすすめ羽なし扇風機3機種目は、金屋商店のUSB扇風機です。縦型タイプのコンパクトデザイン。カラーはホワイト・ブラック・ピンクの三種類です。

付属の自立スタンドを使えば、USBに繋いで卓上で使うことも可能。もちろん、バッテリーも搭載しているので、お出かけの際に持っていくのにもおすすめです。

ここまで、羽なし扇風機の仕組みから、メリットやデメリット・注意点、選ぶ時のポイントなどを紹介していきました、いま、多くのメーカーが、羽なし扇風機を作っています。デザインや機能も充実していて、使いたいスタイルに合わせて選ぶことができます。

もちろん、それぞれの製品や特徴、機能やユーザーの口コミにも注意して、思わぬ事故や失敗にあわないよう、賢く選ぶようにしましょう。