ロードバイク用の鍵13選！種類ごとの特徴や使い方を攻略して盗難対策！

軽量で長距離走行などに向いているロードバイクですが、シティサイクルのママチャリなどと比べるとはるかに高額です。ちょっとロードバクを停めて休憩したい時や買い物したい時、安心して愛車を停車しておくためには、盗難を防止するための鍵は必須アイテム。

しっかり大切なロードバイクを守ってくれるロードバイク用の鍵、皆さんはどんなものを使っていますか。おしゃれなモデルや高額なロードバイクには必須！盗難防止や防犯に最適なロードバイク用の鍵について、使い方や種類など詳しく特集します。

高額なものは100万円ほどもするロードバイク。安いものでも10万前後のものが多く、一度買ったら、長く乗りたいというのがロードバイク保持者の気持ちでしょう。そんなロードバイク愛用者のための必須アイテムがロードバイクの鍵です。

ロードバイクは高額な商品であることと、軽量であることなどから盗難に遭いやすい自転車です。自転車の盗難は6から11月の夏から秋にかけてが最も多いとされています。

全国の自転車盗難サイトには毎日のようにロードバイクやクロスバイクの盗難に遭った人の被害情報がアップされています。特に人気のモデルなど手に入りにくかったり、高額なロードバイクは注意が必要です。

ロードバイクは、例えばしっかりとした駐輪場に停めていたとしても、関係なく盗難されます。機械式の駐輪場やワイヤーロックをしていたとしても、決して油断できないのが実情です。

最強の自転車盗難防止方法は、自転車を停めないことですが、用事で自転車を使う時にはそうもいきません。人気のモデルなど、盗難のプロの手にかかれば、コンビニなどたった5分程目を離したすきにでも盗まれてしまいます。

ちょっとした出来心が生じで、ロードバイクが盗難されてしまわないためには、しっかりした鍵でガードすることが必要になります。

盗難しにくそう、盗難するのに時間がかかりそうなロードバイクは、例え人気のモデルであっても、そういった出来心でロードバイクを盗難しようとしている人を避けることができます。

そのために必要なのが、ロードバイク用の鍵です。盗難を防止することができるロードバイク用の鍵には一体どんなものがあるのでしょうか。ロードバイクの鍵の形状とロックの形式について詳しくご紹介します。

ロードバイクの鍵の形状は大きく4つに分類することができます。それぞれに特徴があり、自分のライフスタイルと周辺の盗難事情に合わせて鍵を選ぶのがおすすめです。4種類のロードバイク用の鍵について詳しく説明していきましょう。

ロードバイク用の鍵の一つ目の種類は、U字ロックと言われるものです。U字ロックは絶対に盗難に遭わないという強い意思を感じる鍵でもあり、精神的だけでなく、物理的に盗難を阻止する堅実な鍵といえます。

重量=強度で、400g程度の軽いU字ロックはU字ロックとしての意味がなく、中途半端なものは購入しない方が良いと言えます。お気に入りのロードバイクを盗ませないためには、重量が重くても最強の鍵を選ぶのがおすすめです。

見た目やデザインではなく、1kg以上あり、簡単には持ち運び出来ない、レベルの鍵を選ぶのがポイントです。ロードバイクだけでなく、バイクのロックにも使うようなタイプを選ぶとより確実です。

ワイヤー式の鍵をロードバイクに使用している人も多くいます。携帯性が高く、便利にあちこち持ち歩けるので、一般的に多く使われています。

長さがあるものでロードバイクのタイヤに何重にも巻き付けておけば、そう簡単には盗難しようという気がおきません。アースロックにも便利で、盗難車の精神的ハードルを高くする効果があります。

ロードバイクのワイヤー式ロックには、ダイヤル式と物理式がありますが、どちらも切断に弱いのが特徴で、盗難の多い地域や、盗難情報が頻繁にあるような場所ではほとんど無意味といっても過言ではありません。

本当に大切なロードバイクを乗りこなし、長時間停車しておくような時にはワイヤーロックは向いていない鍵と言えます。

ロードバイクのチェーンロックは鎖をつないだロックです。大きな鎖を採用したモデルだと、かなり丈夫で、盗難防止にも大きな効果がありますが、重さがあり、持ち運びしにくいのがデメリットでもあります。

コンパクトな持ち運びができず、重たくかさばるので、普段あちこちに出かける時にはちょっと不便な鍵でもあります。

ロードバイク用の鍵には、ブレードロックタイプのものもあります。鉄のプレートをつないだ構造で、頑丈なので切断しにくく、折りたためる仕組みになっているのでコンパクトに収納することができます。

ロードバイク用の鍵には4つの種類があることをご紹介しましたが、ロックにも形式があります。いずれの鍵に関してもダイヤル式と物理式の2種類のロックの仕方があり、さらに、最近では指紋認証できるタイプも販売されています。

ロードバイクの鍵で、ダイヤル式は3～6種類のダイヤルを組み合わせてロックする方法で、よりダイヤル数が多い方がより複雑な組み合わせになり、盗難を防止することができます。3桁では全部の組み合わせをしても20分程度です。4桁以上のダイヤルがおすすめです。

ロードバイクの鍵の物理式は実際に鍵を持ち歩き、鍵穴に鍵を差し込んで開けるタイプのロック形式です。使い慣れていて、数字を忘れる心配もありませんが、鍵をなくさないように日ごろから注意する必要があります。

様々なタイプが展開されているロードバイクの鍵ですが、効果的な使い方はあるのでしょうか。やみくもに鍵をしておけば安心という時代ではありません。より効果的に賢い鍵の使い方が求められていて、しっかりと盗難者を防ぐ必要があります。

ロードバイクの鍵の効果的な使い方を2つご紹介しましょう。盗難の可能性を低くする2つの使い方をぜひチェックしてください。

ロードバイクの鍵の使い方として、2重にかけるという方法があります。というより、盗難を避けるためには今や必須ともいうべき鍵の使い方で、特に夜間など駐輪場に停めっぱなしになるような時や人気のあるモデルには2重ロックは必須です。

ワイヤーでアースロックを行い、フレームとタイヤをU字ロックで止めるという方法を行えば、1種類の鍵だけをかけておくよりもずっと盗難の可能性は低くなります。

ぜひ違うタイプの鍵を用意し、しっかり2重に鍵をかけるようにしましょう。鍵を破壊するのに時間がかかればかかるほど、盗難の可能性は格段に低くなります。

ロードバイク用の鍵の使い方として、建物などに結びつけるというのももう一つの方法です。アースロックとも言われる鍵の使い方で、人力では到底動かすことができないものと車体をつなぐ鍵のかけ方です。

人力では動かすことができない者は建物以外にも電信柱、ガードレール、街路樹などがありますが、それらの公共な建造物にロックすることは基本的には違法になります。

そうなると、実はアースロックできる場所というのが少ないのが日本の実情。適切な建物などを見つけて、2種類の鍵を使って、1種類はアースロックが出来れば、ロードバイクの盗難も格段に減ることでしょう。

駐輪場の柵などはアースロックが許されている数少ない建物です。駐輪場のある場所への停車を試み、しっかりとアースロックしておくのがおすすめです。

ここまでロードバイクの鍵の種類や使い方などについて説明してきましたが、実際におすすめの鍵にはどういったものがあるのでしょう。

ここからは、ロードバイクのおすすめの鍵を一挙ご紹介します。使い方はもちろん、材質やタイプ、重量などぜひ比較してみてはいかがでしょう。

ロードバイクにおすすめの鍵、DOPPEL GANGER OUTDOOR ダイヤルコンボフォールディングロックは、8枚の強靭なスチールブレードタイプの人気のモデルです。

厚みが3.8mmのスチールブレードが樹脂でコーティングされていて、タフなブレードが鎖状に連なっているのに防犯に最適です。

折りたたみ式で、自転車乗車時には折りたたんで専用フレームに固定することも可能。持ち運びも簡単です。施錠は4桁のダイヤル式なので鍵を持ち歩かずにロックすることができます。

材質はスチール、亜鉛合金、PP、ABS樹脂で、サイズは161×88.9×33.7mm、折りたたみ時のサイズは790mm、重量は880gです。

ロードバイクにおすすめの鍵、NOMEAROD THE HORNET アラーム110dB ケーブルロックは、デザイン性も優れたおしゃれな高性能モデルです。

アラームが2段階で発生するのに防犯にも最適です。1回目は穏やかなビープ音が2階、さらに振動が加えらえると大音量アラームが15秒発生し、その後鳴りやみます。

LR44ボタン電池を使用しますが、電池ケースには直接水が入らない工夫が施されています。重量は480g程度です。

ロードバイクのおすすめ鍵、KRYPTONITE EVOLUTION MINI 7は、長くて使い勝手が良い鍵です。長さは1200mmあり、丈夫で柔軟なKriptoniteFlexケーブルワイヤーがついていて、しっかり盗難を防ぐことができます。

3つのキーのうち1つは鍵穴を照らすブルーLEDも付いています。鍵穴は回転式のカバーで水やホコリの侵入を防ぎ、頑強な硬質13 mm Kryptoniumスチール製モデルです。重量は982gです。

ロードバイクのおすすめ鍵、AlterLock 盗難防止・振動検知アラームは、GPS機能を搭載した小型軽量の盗難防止アラームです。

通常の鍵と合わせて使うことによって愛車から目を離している時でも不安感を大幅に軽減してくれる防犯アイテムとしておすすめです。

自転車から離れるとBluetooth接続が切れ自動的にガード状態に移行し、振動検知が有効になり、自転車付近に近づくと、自動的にガード状態が解除されます。自転車の振動や移動を検知するとアラーム音が鳴ることで盗難を防止することができ、安心です。

AlterLock 盗難防止・振動検知アラームのサイズは1500×47×8mmで、重量は60gです。バッテリーはリチウムポリマーをつあっていて、USBで充電が可能です。

ロードバイクのおすすめ鍵、NAROBAN電U字ロックは、指紋認証式で、最大395指までの指紋を登録可能なおすすめの鍵です。

認証速度に優れていて、瞬時に諮問を読み取るのでストレスなく使うことができます。ロック体は、クロムめっきした亜鉛合金で、ロック梁は強度に優れた特殊なステンレス鋼を使っています。

オフィス専横の長型と、戸外専用の短型があり、それぞれ最大394個の指紋まで入力することが可能です。サイズは長型が160×360mm、短型が160×190mmです。

盗難の多いロードバイクですが、鍵以外にもできる防犯対策があるので、そちらをご紹介しておきましょう。鍵の使い方はもちろんですが、プラスアルファーの防犯対策でしっかりと人気モデルなど、大切なロードバイクを守ることができます。ぜひチェックしてください。

鍵以外の防犯対策のひとつめとしては、ロードバイクなどはあえて駐輪場の人目につく場所に停めるという方法があります。

盗難は、日中など人目に付く場所では起こりにくいのが一般的です。人通りが多いところなど多くの人の目があるところに停める方が盗難の確立を下げることになります。

ロードバイクなどの高額な自転車やなかなか手に入りにくい人気のモデルは盗難にも逢いやすくなります。実物を目にしてしまうと、ついつい出来心で欲しかったものを何とか手に入れようとする心理が働きます。そういったケースをなくすためには、人目につかない屋内の保管所に預けるのが安全です。

少々駐車料金はかかりますが、防犯カメラなどがあ有、管理人が常駐しているようなタイプの駐輪場を利用して、しっかりと管理してもらうのが安全です。

GPSトラッカーとは荷物の紛失やペットが迷子になるのを防止するために役立つアイテムです。スマホのアプリで居場所を確認することができ、必要に応じて音を鳴らすこともできます。

これを自転車に装着しておくと、万が一盗難に遭った場合でもすぐに居場所を突き止めることができますし、そもそも盗難防止に役立ちます。

たとえ人気のモデルであっても、GPSトラッカーがついているだけで、盗難者が盗難を試みる心理的ハードルはかなり上がりますので、ぜひ装着してみてはいかがでしょう。

いかがでしたでしょうか。ロードバイクは鍵の使い方などをしっかりマスターし、防犯対策を万全にしてから乗るのがおすすめです。せっかくお気に入りの愛車を手に入れても、すぐに盗まれてしまってはたまりません。

ロードバイクを購入する時には、防犯のための鍵も予算に組み込んで、しっかり防犯対策をしたうえで乗るようにしましょう。