レモンの栄養成分を徹底解説!効能効果など健康や美容に良い摂取方法も調査!

レモンの栄養成分を徹底解説!効能効果など健康や美容に良い摂取方法も調査!

レモンはビタミンCをはじめ多くの栄養成分が含まれています。レモンには色々な効果・効能があるので健康のために普段から摂取するよう心掛けている人も多いのではないでしょうか。そこで今回はレモンの栄養成分や効果・効能について詳しく解説しましょう。

記事の目次

  1. 1.レモンには栄養成分がたっぷりで効果効能満載!
  2. 2.レモンの栄養成分
  3. 3.レモンの栄養成分による効果効能
  4. 4.レモンの栄養成分による効果効能を得る方法
  5. 5.レモンの栄養成分による効果効能を得る食事レシピ
  6. 6.栄養成分豊富で効果効能満載なレモンを食べよう!

レモンには栄養成分がたっぷりで効果効能満載!

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レモンはビタミンCなどの栄養素が豊富で肌や健康に良いというイメージがあります。今回はレモンに含まれている栄養成分や効果・効能について紹介しましょう。また、レモンの効果・効能を効率的に摂取できるレシピについても紹介します。

レモンの栄養成分

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まずはレモンに含まれている様々な栄養成分について紹介しましょう。レモンにはビタミンCをはじめカリウム、ポリフェノール、リモネン、クエン酸といった健康に良い栄養成分が豊富に含まれています。

ビタミンC

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レモンに含まれている栄養成分で一番有名なのがビタミンCです。レモン100gあたり100mgのビタミンCが含まれており、その他の柑橘類(オレンジやグレープフルーツなど)と比べてもビタミンCの含有量がとても多くなっています。

ビタミンCは体内で作ることができない成分なので、食事から摂取しなくてはいけません。ビタミンCが不足すると体調を壊してしまう可能性もあり、私たちの健康にとってとても大切な栄養素のひとつです。

ビタミンCには抗酸化作用があり、身体がサビつくのを防ぐことで老化防止や美肌効果をもたらします。また筋肉や骨、血管、肌などを作るタンパク質の合成に必要な成分で、免疫力を高めることができます。

ポリフェノール

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レモンにはポリフェノールも含まれています。ポリフェノールは別名・ビタミンPとも呼ばれています。ポリフェノールには抗酸化作用があり、コレステロールの上昇を抑えたり動脈硬化や高血圧といった生活習慣病を予防する効果が期待できます。

カリウム

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レモンにはミネラルの一種でもあるカリウムが含まれています。体内のカリウムが不足してしまうと筋力低下や食欲不振、脱力感などの症状があらわれることがあるので、健康にとって大切な成分のひとつです。

リモネン

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リモネンは主にレモンの皮に含まれている栄養成分です。レモンだけではなく柑橘類の皮には多くリモネンが含まれています。リモネンの匂いを嗅ぐことで脳内にα波が出るのでリラックス効果が期待できます。

クエン酸

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レモンに含まれている栄養成分にクエン酸がありますが、レモンが酸っぱく感じるのはクエン酸が含まれているからです。クエン酸にはミネラルの吸収を促進する作用や、疲労回復・食欲増進を促す効果があるとされています。

レモンの栄養成分による効果効能

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続いてはレモンの栄養成分による効果・効能について解説しましょう。レモンにはビタミンCやポリフェノールなどたくさんの栄養成分が含まれています。レモンにはいったいどんな効果・効能があるのでしょうか。

美白効果

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レモンの主な効果・効能として美白効果が挙げられます。これはレモンに含まれているビタミンCに抗酸化作用やメラニン色素を減らす効果があり、シミやそばかすを予防して白い肌へと導きます。

ただしレモンを摂取する時間帯によっては、レモンに含まれているソラレンという成分によって、逆に紫外線の吸収を促しメラニンを増やす原因となってしまうので注意しましょう。

そのため、美白効果を期待してレモンを摂取する場合は、逆効果にならないように夕方以降にレモンを摂取することをおすすめします。

デトックス効果

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レモンの効果・効能としてデトックス効果も期待できます。レモンに含まれているクエン酸が特に肝臓に作用し、肝臓の細胞の再生を促して解毒作用をサポートします。さらにクエン酸には胆汁の分泌も促すと言われており、肝臓の機能向上の効果も期待できます。

肝臓にはアルコールなど健康によくない物質を解毒する作用があるので、レモンを摂取することで飲みすぎでダメージを受けた肝臓の回復に効果的です。

血圧をコントロールする効果

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レモンに含まれる栄養成分・ポリフェノールとレモンフラボノイドによって血圧をコントロールする効果・効能も期待できます。実際にレモンを定期的に摂取している人の方が血圧が低く抑えられていたという調査結果が出ています。

また酸味があることで少ない塩分でも十分に味を感じることができるので、食事の減塩にもつながります。これらの効果から血圧の上昇を抑えられ、動脈硬化や高血圧などの予防になります。

疲労回復効果

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人間の体内にはクエン酸回路(エネルギー生成を促し脂肪や乳酸を分解する作用)があり、運動をして身体が疲れてくることでクエン酸回路の働きが低下してしまいます。そしてクエン酸回路の働きが低下することで乳酸が体内に溜まります。

運動をしたあとにレモンを摂取することで、レモンに含まれているクエン酸の効果によってクエン酸回路の動きを戻すことができます。クエン酸回路の動きを正常に戻すことで疲労回復の効果が期待できるでしょう。

リフレッシュ効果

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レモンにはリフレッシュ効果も期待できます。レモンの皮に多く含まれている栄養成分・リモネンには気分をリフレッシュさせる効果があります。

人間の身体は体内時計によって自律神経の調節やホルモンの分泌などの生体リズムを調整していますが、朝からスッキリしないときには体内時計が乱れている可能性があります。

リモネンは交感神経を刺激して体内時計をリセットさせる効果があるので、朝起きてからレモンを摂取することで気分をスッキリとすることができます。

健康面での効能も多数

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ここまでレモンの効果・効能について紹介してきましたが、レモンにはその他にも健康に良い効果・効能があります。例えばレモンに含まれているクエン酸にはカルシウムやミネラルなどを吸収しやすくする効果があるため、レモンをよく摂取する人は骨密度が高いという調査結果があります。

また、レモンをよく摂取する人は長生きするという調査結果も出ており、健康にとても良い効果・効能があることが分かります。

レモンの栄養成分による効果効能を得る方法

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レモンには健康に良い多くの栄養成分が含まれています。そこで栄養成分の効果・効能をより効果的に得ることができる方法をいくつか紹介しましょう。ぜひ参考にしてレモンの効果・効能を高めましょう。

良いレモンを選ぶ

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レモンに限らず野菜や果物を買うときには良いものを選ぶことをおすすめします。レモンの場合は皮のツヤや色づきが均等のもの、弾力があるもの、重みを感じるものを基準に選びましょう。

レモンを軽く押したときに弾力が無かったり持った時に軽く感じるものは、果汁が少ないもしくは皮が厚い場合がほとんどです。

そしてレモンを良い状態で長く保存したいときには、ポリ袋などに空気を抜いて入れ、冷蔵保存をするようにしましょう。このように保存することでレモンの乾燥を防ぐことができます。

レモンを食べる

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レモンは果汁だけでも栄養成分を摂ることができますが、より栄養成分を摂りたいときには皮ごと食べることをおすすめします。レモンは皮にも栄養成分が多く含まれています。

レモンの皮をそのまま食べるのは苦手という人が多いと思うのでジャムやスムージー、はちみつ漬けなどにして食べてみてください。

ただし海外から輸入したレモンは農薬を使用していることがほとんどです。皮ごとレモンを食べたいときには無農薬のレモンを購入するようにしましょう。

香りをかぐ

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食べるだけではなく、レモンの香りを嗅ぐことでもレモンの効果効能を得ることができます。レモンの香り成分・リモネンにはリフレッシュ効果があるため、レモンの香りを嗅ぐことで身体をリフレッシュさせることができます。

レモンが苦手で食べれないという人も、ぜひエッセンシャルオイルなどでレモンの香りを楽しんでみましょう。

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レモンの栄養成分による効果効能を得る食事レシピ

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最後にレモンの栄養成分による効果効能をしっかりと得れるレシピについて紹介します。ジャムやドリンク、サラダをはじめ、レモンを丸ごと使えて簡単に作れるレシピばかりなのでぜひ試しに作ってみてください。

アップルレモンジャム

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最初に色々な食べ物と合わせて楽しめるアップルレモンジャムの作り方を紹介します。少しほろ苦さのあるジャムで、紅茶に入れたりヨーグルトやケーキにかけたりと色々な食べ物と合わせることができます。

材料はレモン1個とグラニュー糖130g、リンゴ1個です。レモンは皮と果実を2分の1ずつ、果汁を大さじ1使用するので、残った皮は冷凍保存をして次回何か作るときに活用しましょう。

作り方

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アップルレモンジャムを作るときには、まずはレモンの皮をむき、白いワタの部分を取り除いたら千切りにします。果実も白いワタ部分と中心を取り除き、薄くカットしておきましょう。

リンゴも皮を剥いて小さくカットしたらスライス状にし、他の材料と合わせて耐熱のガラス容器に入れます。材料を軽く混ぜて10分程度放置したらラップをせずに500Wの電子レンジで3分加熱してください。

過熱をした後、あくが出ていたら全て取り除き全体を混ぜ合わせましょう。この加熱をあと2回したらだんだんととろみが出てくるので、全体をかき混ぜたらアップルレモンジャムの完成です。

レモネード

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続いて簡単に作れるレモネードの作り方を紹介します。氷をいっぱい入れたグラスで作って暑い日に飲めば身体をリフレッシュすることができるでしょう。

レモネードを作るときにはレモン4分の1とメープルシロップを小さじ2分の1、水もしくは炭酸水100cc、氷を適量準備してください。

氷を入れたグラスにレモンをしぼり、しぼったレモンとメープルシロップもグラスに入れます。そして水もしくは炭酸水をゆっくりと注いで混ぜたら完成です。甘さが欲しい人はメープルシロップの量で調節しましょう。

レモンサラダ

フリー写真素材ぱくたそ

夏にぴったりなレモンサラダのレシピを紹介します。爽やかな味なので食欲が無くても食べやすい一品です。材料は小松菜1束と炒り白ごまを適量、レモンドレッシングの材料としてレモン汁30ccとオリーブ油50cc、塩小さじ1、黒コショウ少々、はちみつ小さじ1を用意してください。

鍋に水を入れて沸騰させたら塩を入れます。お湯で小松菜を30秒程度湯がいたら、水にはなしましょう。このようにすると小松菜のシャキシャキとした歯ごたえを残すことができます。小松菜は4cm程度の大きさにカットして水気を絞っておきましょう。

レモンドレッシングの材料を全て入れてドレッシングを作ったら、ボウルに小松菜とレモンドレッシングを入れてかき混ぜてください。お好みで炒り白ごまをかけたらレモンサラダの完成です。

レモン炒め

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ごはんのおかずにぴったりなレモン炒めは、にんにくの香ばしさとレモンの香りが食欲をそそる一品です。材料はさやいんげん150gとスライスレモン3枚、にんにく1片、オリーブオイル大さじ1、塩小さじ3分の1、こしょう少々、レモンの皮少々を用意してください。

まずは下ごしらえとしてさやいんげんのヘタを取り除き、にんにくは皮を剥いてスライス状にします。スライスレモンは種を取り除き、レモンの皮は細かく刻んでおきましょう。

フライパンにオリーブオイルをひいてにんにくを軽く炒めます。にんにくの香りがしてきたらさやいんげんを入れて中火で3~4分程度炒めてください。そこにスライスレモンと塩を入れてさらに炒め、最後にレモンの皮を加えて混ぜ、お皿に盛ってこしょうを振りかけたら完成です。

ヤムウンセン

Photo byPicdream

最後にヤムウンセンのレシピを紹介しましょう。ヤムウンセンはタイの春雨サラダのことを言い、酸っぱ辛い味がとても美味しい料理です。見た目も華やかで作り置きもできるのでとてもおすすめのレシピです。

材料(4人分)は緑豆春雨40~50gと鶏ひき肉50g、むきエビ50g、紫玉ねぎ2分の1個、ミニトマト6個、香菜1株、にんにくのみじん切り1片分、輪切りの赤唐辛子1本分、ナンプラー大さじ2、レモン汁大さじ2、きび砂糖大さじ1です。

作り方

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下ごしらえとして紫玉ねぎは輪切りに、香菜は葉と茎を分けておきましょう。お湯を沸かしてむきエビと鶏ひき肉をさっと茹でたらザルにあげておきます。そのお湯で春雨も茹でて同じようにザルにあげておきましょう。

ボウルににんにくのみじん切りと輪切りの赤唐辛子、ナンプラー、レモン汁、きび砂糖を入れて混ぜ、水分を充分にきったむきエビと鶏ひき肉、春雨、そして紫玉ねぎと半分にカットしたミニトマト、刻んだ香菜の茎も入れてさらに混ぜます。

お皿に盛りつけた後に香菜の葉を散らしたらヤムウンセンの完成です。材料は紫玉ねぎが無ければ普通の玉ねぎでもいいですし、きくらげを入れても美味しいでしょう。

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栄養成分豊富で効果効能満載なレモンを食べよう!

Photo bystevepb

レモンはビタミンCやポリフェノールなど様々な栄養成分が含まれている健康に良い食材です。美肌効果やリフレッシュ効果など色々な効果・効能が期待できるのでぜひ普段の食事にレモンを取り入れてみてください。

ドリンクやサラダなど色々なレシピがあるので、ぜひ色んなレモンを使ったレシピを作ってみて健康的な身体を目指しましょう。

かな
ライター

かな

医療機関で研究のサポートをする傍らライターとしても日々頑張るアラサー。スポーツ観戦が好きで休みの日は専らスポーツ観戦、と時々映画と海外ドラマ。最近は少しずつ料理のレポートリーを増やしたくて奮闘しています。

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