新しい財布をおろすのに風水で縁起の良い日はいつ?
新しい財布を使い始めるのは、気持ちがよく、それだけで気分が上がります。財布を新しくするなら、使い始める時期をちょっと気にしてみませんか?
吉日や風水によると新しい財布を使い始める時期は、金運をアップのチャンスです。財布を購入する時期から、おろす日にふさわしい吉日、さらには時間にもこだわれば、最強の開運財布がゲットできます!
新しい財布を買い換えるのに良い時期とは
新しいお財布をおろす前に、新しいお財布を用意しましょう。お財布を買うのにおすすめの時期があるのをご存じですか?
新しいお財布をおろす日だけでなく、新しい財布を購入する時期にも縁起の良い時期にもこだわってみてはいかがでしょうか。より開運効果も上がり、気持ちも上がります。
春財布
春購入した財布を「春財布」といい、縁起がよいとされています。春財布(はるさいふ)と張る財布(はるさいふ)をかけて縁起をかついでいます。張る財布とは中身がパンパンに張る財布=お金が沢山貯まる財布の意味が込められています。
春は花や草木の芽が出て育つ季節なので、そちらにもあやかっているようです。新しい財布を春に購入したときにその財布を春財布といいます。
とはいえ、暦の上の春なので、実際の季節では冬から春にかけてとなります。春財布の時期には諸説あります。よく用いられているのは①冬至から立春まで②立春から啓蟄までの二説です。
①冬至から立春までは2019年12月22日から2020年2月4日までです。②立春から啓蟄は2020年2月4日から2020年3月5日。どちらの説を取っても大丈夫です。お店などでは1月から4月くらいまでを春財布として販売しています。
秋財布
季節の財布といえば春財布が有名ですが、秋財布も縁起がいいとされています。秋というと「空」「飽き」などで一見縁起が良くなさそうです。
秋は実り、収穫の季節です。実りの季節に財布を購入することで財布が実るようにという願いが込められています。秋財布の購入時期は立秋(8月7日)から立冬(11月6日)が良いという説と秋分(9月23日)から新嘗祭(11月23日)までという説があります。
風水では9月を長月(長ツキ)財布、10月、11月に購入する財布を実り財布とする考え方もあるようです。いずれにしても、秋の実りの時期に購入するのが良いようです。
締め財布
期間は少し短くなりますが、年末に財布を買うのも良いとされています。一年の締めくくりとなる12月に財布を買い替えることです。締め括りの季節に購入した財布は財布の口が締まって、余計なお金が出行かないといわれています。
購入時期は12月1日から31日まで。1か月と期間は短いですが、12月中ということで分かりやすいです。クリスマスなどの行事もある季節なので、友人や家族へのプレゼント選びと一緒に自分へのご褒美としても良いでしょう。
新しい財布の使い始めに良い吉日は?
せっかく良い時期に購入した財布、縁起の良い日におろしたいものです。縁起の良い日は沢山ありますが、新しい財布をおろす日に向いているのはどんな吉日なのでしょうか。
新しいお財布をおろすの日は全体的に良いとされる日や金運のいい日がおすすめです。財布をおろすの日におすすめな吉日を云われと共にご紹介します。
天赦日
天赦日は「てんしゃにち」または「てんしゃび」と読みます。陰陽道で天赦日は神が天に上り、天がすべての罪を赦すという吉日です。
この日は万(よろず)良し、とされていて、何に関しても良しという最上の吉日となっています。特に婚礼、引っ越し、開業、財布の新調などに良いとされています。
天赦日は日の干支と季節で決まり、1年に5~6日しかない貴重な日でもあります。2020年は7日あるのでラッキーな年です。
一粒万倍日
一粒の籾(もみ)が万倍にもなるといわれている一粒万倍日も新しい財布の使い初めに良いとされる吉日です。「いちりゅうまんばいび」と読みます。
一粒万倍日はお金が何倍にも膨らむと言われています。新しい財布を買ったり、おろしたりすると、お財布に入れたお金が何倍にもなると嬉し言い伝えがあります。
逆に、この日にお金を借りたりすると、何倍にもなってしまいます。借金やローンの契約などは避けた方がよいので、注意したいものです。
寅の日
寅の日と金運のつながりにしっくりこない方もいらっしゃるかもしれません。虎の黄色の縞模様に秘密があります。黄色の縞模様は金運の象徴と言われていて、寅の日は金運に縁のある日とされています。
また、虎は一瞬で「千里を言って千里を戻る」と古来から言われています。お金を使ってもすぐに戻ってくると考えられていることもあるようです。同じ理由で旅立ちにもよしとされる吉日です。
巳の日
十二支の巳とは蛇の事です。蛇は昔から神様の使いとして大切にされています。中でも蛇は七福神の一人である弁財天の使いです。金運をつかさどる弁財天の使いである巳の日は金運、財運に関わる縁起の良い日とされています。
そんな巳の日は新しい財布をおろすのにふさわしい縁起のいい日です。巳の日は日に十二支を振ってあります。巳の日、寅の日は一年に30日あるので安心です。
古い暦には十二支に十干を加えた十干十二支という暦の数え方があります。この十干十二支で特に金運がいいとされているのが己巳の日です。
己はお金を生み出すとされています。お金を生み出す己と弁天様の使いである巳(へび)が重なった日が己巳です。この日は特別に金運がいいので、巳だけでなく、己巳の日もチェックしたいところです。己巳の日は宝くじなどを買うにも良いとされています。
縁起の悪い日もある
残念ながら、縁起の良い日もあれば、縁起の悪い日もあります。縁起の悪い日と言えば仏滅です。仏滅は一日を通して何事も凶となっているので、避けた方が良いでしょう。
不成就日も避けた方が良いでしょう。不成就日は、何をしても成就しない日とされています。この二つの日を避けて新しい財布を購入したり、おろしたりしたいものです。
2020年おすすめの新しい財布をおろす日
新しい財布をおろすのに向いた吉日はいくつかありました。陰陽道の考えに基づいた天赦日、二十四節気と日の干支から決まる一粒万倍日、日の干支である寅の日と巳の日などです。
2020年に新しい財布をおろす日はいつがいいのか、気になります。ここでは、具体的にいつが良いのか、確認していきましょう。
財布をおろすのにおすすめの吉日
2020年の天赦日、一粒万倍日と寅の日、巳の日についてまとめてあります。新しい財布をおろす日を決めるのに役立てて下さい。
天赦日は年に数回ですが、一粒万倍日、寅の日、巳の日は多くあります。重なった日などもまとめておいたの参考にしてください。購入日はなかなか気にできないという方でも、おろす日なら手軽です。
天赦日、一粒万倍日
2020年の天赦日;1月22日、2月5日、4月5日、6月20日、9月2日、11月1日、11月17日の7日です。最上の吉日である天赦日は少ないので意識していないと逃しがちです。
2020年の一粒万倍日;1月10日、13日、22日、25日。2月3日、(4日)、9日、16日、21日、28日。3月(4日)、7日、(12日)、19日、(24日)、31日。4月6日、15日、18日、27日、30日。5月(12日)、13日、24日、25日。6月7日、8日、(19日)、20日。
7月1日、2日、14日、17日、(26日)、29日。8月8日、13日、20日、25日。9月1日、6日、9日、(14日)、21日、(26日)。10月3日、9日、18日、21日、30日。
11月(2日)、14日、15日、(26日)、27日。12月10日、11日、22日、23日。一粒万倍日については、不成就日と重なると、効果が半減してしまいます。一粒万倍日と不成就が重なった日は、カッコで括りました。
寅の日、巳の日
2020年寅の日;1月12日、24日。2月15日、17日、29日。3月12日、24日。4月5日、17日、(29日)。5月(11日)、(23日)。6月(4日)、(16日)、28日。7月(10日)、22日。8月3日、15日、27日。9月8日、20日。
10月2日、14日、26日。11月7日、19日。12月1日、13日、(25日)。仏滅と寅の日、巳の日が重なると大凶日となってしまうので、おすすめできません。大凶日はカッコで括ってあります。
2020年巳の日;1月3日、15日、27日。2月8日、20日。3月(3日)、(15日)、27日。4月8日、20日。5月2日、14日、26日。6月7日、19日。
7月11日、13日、(25日)。8月(6日),(18日),30日。9月11日、23日。10月5日、17日、29日。11月10日、22日。12月4日、16日、28日。
2020年吉日の重なった日
天赦日と一粒万倍日か、天赦日と財布をおろす日におすすめな干支(寅か巳)の日が重なる超おすすめな日をご紹介します。
年によっては天赦日と一粒万倍日、寅か巳が三つ重なる日があるのですが、2020年は残念ながらありませんでした。
2020年のおすすめ日は2020年1月22日の天赦日+一粒万倍日、2020年6月20日の天赦日+一粒万倍日。それと2020年2月5日の天赦日+寅の日、2020年4月5日の天赦日+寅の日です。
天赦日ではないものの一粒万倍日と寅か巳の日が重なるのは、2020年6月7日の一粒万倍日+巳の日、2020年7月1日の一粒万倍日+巳の日です。
己巳の日
2020年のおすすめの新しい財布をおろす日は前半に集中しています。後半に財布を新しく使い始める場合は超おすすめな吉日がほぼなくて残念です。
巳の日の中でも特に金運のよい己巳の日もチェックしておきましょう。2020年1月27日、3月22日、5月21日、7月20日、9月18日、11月17日です。
新しい財布をおろすのにNGな日もチェック
財布を使い始めるにはふさわしくない不成就日についても併せてチェックしておきましょう。吉日に財布を使い始めることができなくても、不成就日は避けたいです。
1月8日、16日、24日、27日。2月4日、12日、20日、25日。3月4日、12日、20日、24日。4月1日、9日、17日、26日。5月4日、12日、20日、26日。6月3日、11日、19日、25日。
後半です。7月3日、11日、19日、26日、8月3日、11日、21日、29日。9月6日、14日、18日、26日。10月4日、12日、17日、25日。11月2日、10日、18日、26日。12月4日、12日、19日、27日。不成就日は月に四回ほどあるので、うっかりしていると財布をおろす日にあたってしまいそうです。
新しい財布を使い始めるのに良い時間帯もある?
お財布の購入時期、新しい財布をおろす日にこだわったら、お財布を使い始める時間についてもこだわってみませんか?
実は、新しい財布を使い始めるのによい時間帯というものもあります。風水の考え方を取り入れてとことん開運な財布を目指しましょう。
風水で適した時間帯
風水というと方角や色のイメージがありますが、時間帯とも関連があります。風水では、万物を「木」「火」「土」「金」「水」の五つに分ける五行という考え方を用いています。
方角や色をこの五行の環境を整えて運気をアップします。方角や色と同じように時間もこの五行で分けられてます。
金運が良いのはもちろん「金」の時間帯です。17時から23時が金の時間帯になります。この時間帯にお財布を使い始めるのが良しとされています。ネットで購入する際はこの時間に合わせたり、受取時間をこの時間に指定するのもおすすめです。
適さない時間帯は?
金運の良いのは「金」の時間帯でした。逆に金運が悪い時間帯はあるのでしょうか。風水の五行の考え方では、対立した関係があります。
「火」は「金」を溶かすと考えられています。金運の良い「金」に対立する「火」の時間帯に財布を使い始めるのは運気が上がらないようです。「火」の時間帯は11時から14時頃です。
風水には五行に合ったことをすると良いとされているので財布を使い始める時間に「火」の時間帯が合いませんでした。特に「火」の時間が縁起が悪いということではありません。「火」は人気運などを上昇するのに適しています。
新しい財布の使い始め・おろす日にやりたいこと
春財布、秋財布、締め財布などの時期に新しい財布を購入。財布をおろす日に吉日を選んで、「金」の時間におろしたら完璧な金運アップ財布!と思いきや、まだまだ、財布の運気を上げることができます。
財布の使う前にできることや、財布を使い始めるときにしておきたいと。さらに、財布をおろしてからでもできる金運を上げる方法をご紹介します。
種銭を入れて金運UP
お財布に種銭を入れると良い。と聞いたことはありませんか?これは風水の考え方です。風水では同じエネルギーを持ったものは引き寄せあうという性質があると考えます。
銭洗い弁天などで洗った種銭を入れるのもおすすめです。銭洗い弁天などで洗ったお金は清められています。清められたお金は何倍にも増えると言われているので種銭にぴったりです。
種銭を入れておくと同じエネルギーを持つお金が集まってきます。入れておくなら115円がおすすめ。115は風水では非常に力を持ってる数とされています。
115円や11万5千円など、115にちなんだ金額を入れておくことで、より効果が期待できます。風水で良いとされる8という数字にあやかって8千円、8万円を入れるのもおすすめです。
お財布に縁起物をつける
お財布に縁起物を付けるのもおすすめです。こちらも種銭と同じ考え方で、同じエネルギーのものを引き寄せてくれるように、縁起物には金色のものがおすすめ。
干支の根付や打ち出の小槌なども縁起物として有名です。鈴などの美しい音色は幸運を呼ぶとも言われているので、鈴など音の出るものもいいでしょう。
風水にこだわるならカエルはいかがですか?「無事帰る」や「お金が返る」など縁起かつぎもできます。何より風水ではカエルは幸運の生物とされているのでおすすめです。
ヘビの抜け殻も昔から縁起が良いとされています。特に白蛇は神様としてまつっている神社もあります。岩国白蛇神社などが有名です。
ヘビは弁天様の使いでもありますが、脱皮することからも生命の象徴とされ世界各地でも信仰されているありがたい生き物です。
そんなヘビの抜け殻を財布に入れておくと金運がアップします。なかなか手に入れにくいヘビの抜け殻ですが、ネットで販売していたり、蛇を祀った神社ではお守りとして販売されています。
お金を入れて寝かせる
お金を入れて寝かせるもの良いと言われています。特に本革の財布などにおすすめな方法です。風水では、財布は生き物と同じようなものとして捉えます。使い始めの財布にお金を入れて寝かせておくことで、お金を仲間と思い、仲間(お金)を求めるからです。
財布がお金を仲間と思うように一定期間寝かせることが必要です。期間は決まっていませんが、1~2週間が一般的です。たくさんのお金を入れて寝かせるものおすすめです。
満月の光にかざす
満月の夜にお財布を月に向かって振ると金運が良くなると聞いたことはありませんか?古来から不思議なパワーがあるとされる月に向かって財布を振るのは風水でも良いとされています。
使い始めのお財布だけでなく、今使っている財布を満月にあてるのもおすすめです。この時、お財布にクレジットカードやレシートなど、出費に関わるものを入れておくのはNGです。
満月は財布の中身をさらに増やしてくれるのでお金やキャッシュカードは入れたままにしておきましょう。
風水だけでなく、西洋占星術などのスピリチャルな考えでも、月にはパワーがあるとされています。そちらでは、お財布の中身をカラにしてきれいな状態で満月の光にかざす方が良いとされています。
どちらを取るか悩むとことですが、自分がより納得できる方を選んでください。どちらにおいても満月が欠け始めた時間にかざすのは良くないので、時間には注意が必要です。
2020年満月の日
2020年の満月の日をまとめてみました。満月にお財布をかざすのは使っている財布でも効果があるので、ぜひ試してみて下さい。
前半は1月11日、2月9日、3月10日、4月18日、5月7日、6月6日。後半は7月5日、8月4日、9月2日、10月2日、31日、11月30日、12月30日です。
雨の日や曇りの日でも満月のパワーがあるとされているので、天候が悪くても諦めることはありません。
新月にあてるのもOK
満月以外にも新月にあてるのも金運には良いとされています。新月が少しずつ満月になるようにお金も溜まっていくと言われています。
気を付けたいのは、満月と違いお財布を空にしておくこと。新月の場合は月が満ちていくように財布の中にお金が満ちていくイメージを持つことが大切です。そのためにも新月と同じように空にしておくのが肝心です。
神社で参拝する
新しい財布を使い始めに神社で参拝するもの良いでしょう。神社に参拝することで、新しい財布の厄払いになります。
神社が銭洗い弁天だったら、是非、お金を洗って新しい財布に入れて下さい。小銭なら種銭にすることができます。一万円札なら財布を寝かせるときに使えます。神社で洗ったお金なら、更なる金運アップが期待できそうです。
また、使い終わった古い財布の供養などをすると金運が良くなると言われています。古い財布の供養やお焚き上げをしてくれる神社もあります。古い財布の供養やお焚き上げをしてもらうと、すっきり気持ちよく新しい財布を使い始めることができます。
縁起の良い吉日に新しい財布を使い始めよう!
せっかく財布を新しくするのなら、このチャンスにとことん開運にこだわってみてはいかがでしょうか?
ご紹介した方法全部は無理だとしても、おろす日をちょっとずらして吉日にしてみたり気づいたことをするだけでも、気持ちも上がり運気も上がります。お気に入りの財布により愛着が沸くこと間違いなしです。