セゾンカードの締め日は?残高不足の時はどうする?
クレジットカードを作る時、締め日がいつなのかはあまり意識しないかもしれません。作成後に確認という場合も多いでしょうが、セゾンカードの場合はいつが締め日なのでしょうか。また、引き落とし日の引き落とし時間までに口座の残高不足の場合はどうするのでしょうか。
これからセゾンカードを作ろうという人にとっても、またすでに所有している人にとってもこれらは気になる疑問点でしょうから、詳しく解説ます。
セゾンカードの締め日はいつ?
まずはセゾンカードの締め日がいつなのかから確認しておきましょう。クレジットカードの締め日は1か月間の利用代金がまとめられる日で、その日までの合計代金が引き落とし日に銀行口座から引き落とされます。
ショッピングの締め日
セゾンカードの場合、ショッピング利用とキャッシング利用で締め日が異なっています。まずはショッピング利用の場合のセゾンカードの締め日から取り上げましょう。日付は毎月10日で、前月の11日からこの日までの合計利用代金が引き落とし日に引き落とされます。
なお、セゾンカードの締め日はもともと月末でしたが、現在は毎月10日となっています。変更してから数年経っていますので、入会してから数年経っている方は注意しましょう。
キャッシングの締め日
次にセゾンカードのキャッシングを利用した場合の締め日を見ておきましょう。キャッシングの場合は、毎月の月末が締め日で、翌々月の4日が引き落とし日です。海外でのキャッシングの場合は、締め日までの利用でも翌月分に回されることがあります。
セゾンカードの場合、ショッピング利用とキャッシング利用で締め日が違うことには注意しましょう。セゾンカードの両方の機能を利用した場合は、締め日が異なることから、支払い日も違ってきます。
締め日に土日祝日は関係ある?
「支払い日が土日祝日の場合は、銀行の翌営業日に引き落としが行われます」という説明を見たことがある人も多いでしょう。しかし、これは支払い日の問題であって、締め日には当てはまりません。締め日が土日祝日に当たっていても、変更はなく、そのままの日付が適用されます。
セゾンカードの場合、ショッピング利用の締め日が毎月10日で、キャッシング利用の締め日が毎月末日となっていますが、これらの日にちが土日祝日に該当しても前倒しも延長もありません。
締め日に買い物した場合は翌月に反映されないことも
セゾンカードの締め日に買い物をしても、その支払いが翌月の引き落とし日にならないことがあります。その理由ですが、買い物をした対象のお店がクレジットカード会社へ請求処理を行うのに多少時間が掛かる場合があるからです。
買い物をした当日にすぐに請求処理が進んで、その時の締め日に反映される方が分かりやすいでしょうが、クレジットカード利用の場合は、現金での買い物とはシステムが違います。そのために、締め日の日の買い物分が翌月の締め日までにずれこむことがあるのです。
したがって、この場合は支払い日は翌月の引き落とし日ではなく、翌々月の引き落とし日になります。セゾンカードで大きな買い物をした場合は、その利用代金がいつの締め日までに該当しているのか確認をして、引き落とし日までに残高不足にならないようにしましょう。
セゾンカードの引き落としに関する注意点
セゾンカードの締め日までの利用代金が翌月(キャッシングの場合は翌々月)までに指定の口座から引き落とされますが、その引き落としに関する注意点があります。セゾンカードの支払いが滞りなく進むようにするためにも、その注意点をよく頭に入れておきましょう。
前日までに入金をしておく
セゾンカードの引き落とし日は締め日の翌月(キャッシングの場合は翌々月)の4日です。その前日までには、口座に必要なお金を入金しておきましょう。さもないと、残高不足になり、いろいろな不都合が生じます。
支払い日が月曜日の場合は金曜まで入金
支払い日が月曜日で、土日に口座へ入金を行うと、実際の処理が月曜日になります。その場合、セゾンカードの引き落とし時間の方が入金時間よりも早くなることがあり、残高不足になる場合があります。
せっかく口座へ前日に入金してもこれでは損をしてしまいますから、土日を挟む場合は、その前の金曜日までに支払い額の入金を済ませておきましょう。そうすれば、残高不足の心配はなくなります。
なお、これは祝日にも当てはまります。祝日に口座へ入金すると、銀行の翌営業日にその金額が反映され、場合によったらセゾンカードの引き落とし時間に間に合いません。したがって、祝日の前日の銀行営業日までに入金を済ませておいてください。
支払い日の引き落とし時間は?
セゾンカードの支払い日(引き落とし日)に代金が引き落とされる時間も気になるでしょう。もしセゾンカードの支払い日の引き落とし時間が分かれば、ぎりぎりその時間前に入金ということもできそうです。
ところが、セゾンカードの支払い日の引き落とし時間は金融機関によって違います。どの金融機関も同じセゾンカードの代金の引き落としをするのだから、同じ時間が適用されるのかというと、そういうことはありません。
金融機関ごとに決まっているセゾンカードの引き落とし時間は、カード会社に問い合わせても教えてもらえませんから、金融機関に尋ねることになります。サイトによっては金融機関の最終引き落とし時間が示されているものもあるので、その情報も参考にしてください。
支払い日が銀行休業日の場合
セゾンカードの締め日が土日祝日の場合でも変更はありませんが、支払い日に関しては銀行の都合が優先されます。つまり、支払い日が土日祝日などに該当する場合は、銀行の翌営業日まで待つことになります。
だからと言って、口座への入金をその日当日に行うというのはおすすめできません。土日祝日の前の日までに入金するのが一番にいいです。
セゾンカードの支払い日に残高不足の場合はどうなる?
セゾンカードの支払い日までに利用代金の合計額を口座に準備しておかないといけませんが、どうしてもお金が用立てられないという場合もあるかもしれません。そのような場合は一体どうなるのか、いい対処法があるのかなどについて解説します。
利用停止・強制解約になることも
セゾンカードの支払い日までに口座の残高不足になると、いろいろと不都合なことが多くなります。まず、延滞金(遅延損害金)が発生します。延滞金は罰金のようなもので、支払いが一日遅れただけで課せられます。支払いがさらに遅れると、金額も増えていきます。
次に、期日までにセゾンカードの支払いが行われないと、数日後にはカードの利用停止になり、使えなくなります。延滞金を含めてすぐに支払いを行えば、問題は解決しますが、1~3か月滞納を続けたり、滞納を何度もしたりすると、強制解約になります。
強制解約後はもうセゾンカードはずっと利用できなくなります。また、強制解約にならなくても、支払い遅延後数か月で信用情報機関に異動情報として登録され、5~10年間は新規のクレジットカードを作ったり、ローンの利用ができなくなったりします。
残高不足になりそうな時の対処法
セゾンカードの支払い日までに口座の残高不足になりそうな場合は、そのまま放置しておいてはいけません。それでは最悪の事態になり、大きなデメリットがあります。したがって、早く対処しなければいけませんが、どのように対処したらいいのかを説明しましょう。
カード会社のカスタマーセンターに連絡
セゾンカードの支払いが残高不足でできそうにない場合は、早めにカード会社のカスタマーセンターに連絡を入れましょう。連絡を入れても入れなくても、カード会社側の対応に大きな違いはありませんが、それでも少しは印象が良くなります。
連絡を入れる際は、いつまでにどのような形で返済ができるのか具体的なプランを提示するといいです。そうすれば、信用も取り戻せて、その後のセゾンカードの利用に支障が生じにくくなります。
ただ、支払い遅延分の返済の仕方に不明点がある場合もあるでしょうから、その場合は、担当者に素直に尋ねてみましょう。いいアドバイスがもらえるケースもあり、スムーズに返済もしやすくなるでしょう。
リボ払いや分割払いに変更も可能
セゾンカードの利用代金が支払えそうにない場合、あとからリボ払いに変更することができます。なお、見出しでは分割払いに変更できるとなっていますが、セゾンカードの場合、あとから分割という制度はなく、あとからリボのみ利用できます。
あとからリボに支払い方法を変更すると、毎月の支払い額が減って、返済がしやすくなります。手数料の問題はありますが、それでも支払いができないよりも続けられる方がずっといいです。
なお、あとからリボの申込期限は、請求未確定の場合は毎月14日まで、請求確定後は毎月15~23日頃(Netアンサーからの場合は18~23日頃)までとなっています。23日頃というのは、月によって多少期限が変わるからです。
セゾンカードの締め日・支払い日を覚えておこう!
ここまで、セゾンカードの締め日、引き落としに関する注意点、支払い日に残高不足になった場合の対処法などについてお伝えしました。セゾンカードを利用する場合は、締め日と支払い日を覚えておいて、支払いがスムーズにできるようにしておきましょう。