豆乳の美味しい飲み方を教えて!
健康に良いのはわかるけれど、毎日同じ飲み方で飽きてしまったという方、豆乳を使いきれないで残ってしまうという悩みの方いませんか?豆乳は、アレンジの効く飲み物です。
今回は、豆乳の飲み方にお悩みの方、何か良いアレンジがないか考えている方にぴったりのおすすめの飲み方と豆乳を使った食べ物アレンジ・レシピをお伝えします。
豆乳とは
さて、豆乳って一体何?豆乳の正体を探ってみましょう。豆乳は、その名の通り豆、大豆原料です。乾燥大豆を水に漬け、水分を含んで2倍ほどになった大豆を注水しながら細かく砕き、それを加熱した後に絞ったものが豆乳です。その豆乳ににがり等の凝固剤で固めたものが豆腐です。
豆乳には、健康、美肌作り、ダイエット等にも欠かせない色々な成分が含まれています。良質な植物性たんぱく質、女性ホルモンのような働きがある大豆イソフラボン、抗酸化作用のあるサポニンの他レシチン、カリウム等々、ビタミン類も豊富に含まれています。
豆乳の種類
豆乳には、種類があります。お店に並ぶたくさんの豆乳の種類を知れば、迷うことなく選びやすくなります。豆乳は、よく無調整と書かれている豆乳、調整豆乳、豆乳飲料の3つの種類があり、農林水産省の日本農林規格(JAS)によって、大豆の固形分の含有量で定められています。
豆乳(無調整)は、大豆固形分が8%以上で、味付けなしなので大豆の青臭い香りがあります。調整豆乳は大豆固形分が6%以上で、飲みやすいように砂糖や食塩、植物油や香料等を加えて味を整えたもの。豆乳飲料は大豆固形分が4%以上で、果汁や砂糖で甘みを加えたものです。
豆乳の1日の摂取量
豆乳の適正摂取量とされているのは、一日あたり200ml〜600mlです。大豆に含まれるイソフラボンの摂取目安量の上限が75mg/日であることをから、200mlが推奨されています。
豊富な栄養の詰まった豆乳ですが、健康のためといっても、食事とのバランスを考えて適切な量を上手に摂取しましょう。
豆乳のおすすめの美味しい飲み方
ここから、豆乳のおすすめの美味しい飲み方をご紹介します。ストレートの豆乳に飽きてしまった、無調整豆乳の大豆の青臭さが気になる、調整豆乳や豆乳飲料の砂糖の量が気になる等、自分でアレンジができれば解決します。身近なものをちょっと加えた飲み方で美味しく頂けます。
豆乳×ココア
最初のおすすめは豆乳xココアです。ココアのカカオの香りと豆乳の大豆の香りは、とても相性が良い組み合わせです。牛乳よりも、すっきりした味わいのココアになります。ココアポリフェノールの健康効果と美容効果が加わって、毎日飲みたくなるおすすめの飲み方です。
豆乳×甘酒
おすすめの飲み方の2つ目は、豆乳x甘酒です。豆乳に甘酒の自然な甘みが加わり、まろやかな味わいになります。少し重たい感じの甘酒も豆乳で割ることで、軽くなります。美容、健康、ダイエット効果で注目の甘酒と豆乳の組み合わせ、ヘルシー志向におすすめの美味しい飲み方です。
豆乳×紅茶
おすすめの飲み方の3つ目は、豆乳x紅茶です。ミルクティー感覚の美味しい飲み方です。無調整豆乳ならロイヤルミルクティーのような味わいになります。大豆の青臭さも紅茶の香りで気にならなくなります。ストレートの紅茶にもフレーバーティーのどちらでも美味しく頂けます。
豆乳×きな粉
4つ目のおすすめ飲み方は豆乳×きな粉です。大豆に大豆でダブル大豆ですが、きな粉の香ばしさが豆乳と合わさると、なんだか懐かしいホッとする味になります。
きな粉を入れる飲み方は、和菓子のような感覚のドリンクに変身します。無調整豆乳の場合、お好みで甘みを足しても良いでしょう。
豆乳×青汁・抹茶
さて、5つ目のおすすめの飲み方は豆乳x青汁・抹茶です。青汁は苦味のイメージがありますが、豆乳を入れると苦味が緩和されて飲みやすくなります。もう一方の抹茶x豆乳の抹茶豆乳ラテ風にするとまろやかな和風テイストになります。どちらも淡い緑色になるので見た目にも綺麗です。
豆乳×蜂蜜
6つ目のおすすめの飲み方は、豆乳x蜂蜜です。暖かい豆乳に蜂蜜を加えるとまろやかな甘みが加わって美味しくなります。さらに嬉しいのは、蜂蜜は砂糖よりもカロリーが低い上、ミネラル等栄養素もたくさん入っています。上記のアレンジに蜂蜜で甘みを加えるのもおすすめです。
豆乳のフルーツを使った美味しい飲み方
次にご紹介する美味しい飲み方は、フルーツを使ったアレンジです。豆乳にフルーツを入れたスムージー感覚で、朝にもぴったりの爽やかな美味しさになります。大豆の青臭さもフルーツの香りで緩和され、飲みやすくなります。
豆乳×バナナ
最初にご紹介するおすすめは、豆乳xバナナ。バナナと豆乳はぴったり合う組み合わせです。バナナと豆乳をミキサーにかけて撹拌します。バナナは撹拌しやすい大きさに切っておきます。目安の分量はバナナ1本、豆乳250mlで2人分です。お好みで蜂蜜や練乳を加えても良いでしょう。
豆乳×アボカド・リンゴ・バナナ
2つ目のオススメは、豆乳xアボカド・バナナ・りんご。豆乳にアボカドを加えるとクリーミーな豆乳になります。バナナを加えると甘みも増してさらに美味しくなります。
濃厚になるので、濃さは豆乳の量で調節しましょう。りんごを足すと酸味も加わりクリーミーな中に少しあっさり感が出ます。アボカドは1/2個、バナナ1本、りんご1/2が作りやすい目安です。
豆乳×リンゴ・生姜・蜂蜜
最後にご紹介するアレンジは、豆乳xりんご・生姜・蜂蜜です。温めても良いので、冬の寒い時期にもぴったりです。りんごのほんのりした香りに生姜で引き締まった味で、体も温まります。
甘さに加えるには、蜂蜜がぴったりです。生姜はおろし生姜にします。りんご、おろし生姜、蜂蜜と豆乳をミキサーで撹拌します。温める場合は、撹拌した後にレンジ、または鍋で温めます。
飲み方以外も!豆乳を使ったアレンジレシピを紹介
豆乳は飲む以外にも使える用途がいっぱいあります。ここから、豆乳をアレンジしたレシピをご紹介します。クリームや牛乳を豆乳に代えることで料理の幅も広がります。牛乳にアレルギーお子さんのおやつ作りにもぴったり、栄養たっぷりのヘルシーで美味しいおやつにもなります。
栄養が豊富な豆乳は、その分雑菌もつきやすいので、開封後は2〜3日で使い切るのがベストです。飲みきれない場合にもお料理に使うことで無駄にしなくてすみます。開封後は、必ず冷蔵庫で保存し、早めに使い切りましょう。
豆乳プリン
牛乳を豆乳に代えて使ったプリンのレシピ2種、通常の卵を使ったプリンと卵や牛乳アレルギーのある方にも楽しめるゼラチンで固める豆乳プリンをご紹介します。材料の目安はココット4つ分。下記のレシピにココアを加えたココアプリンや甘酒を加えた甘酒プリンもおすすめです。
卵を使った豆乳プリンの材料は無調整豆乳400ml、卵2個、砂糖大さじ4。材料を全部混ぜ合わせ、器に入れてレンジに(500Wの場合3分30秒、その後の追加は30秒ずつ)かけます。器に入れる際に茶漉しを使うと口当たりが滑らかになります。バニラエッセンスもお好みで。
ゼラチンで作る豆乳プリンの材料は、無調整豆乳400ml、砂糖大さじ4、粉ゼラチン5g。粉ゼラチンは水で戻しておき、豆乳+砂糖を火にかけて、砂糖を溶かします。沸騰する手前で火から下ろし、ゼラチンを加えて溶かします。器に入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固めます。
豆乳で作るフレンチトースト
豆乳で作るフレンチトーストの材料は、豆乳100ml、卵1個、砂糖小さじ1、バター、パン(お好みのパン)。豆乳+卵+砂糖を混ぜた中にパンを浸し、途中で裏返しながら、しっかり浸します。フライパンにバターを引き、パンをきつね色になるまで焼いたら出来上がりです。
豆乳もちもちドーナツ
豆乳で作るヘルシー志向のドーナツ。ホットケーキミックスを使えば簡単にモチモチのドーナツが出来上がります。ホットケーキミックス100gに対し、豆乳60mlを入れて混ぜ、成形し、油できつね色になるまで揚げます。温かい内にシナモンパウダーやきな粉をかけるのもオススメです。
豆乳の美味しい飲み方を試してみよう!
豆乳の美味しい飲み方のアレンジは、いかがでしたか?健康・美容・ダイエット効果のある豆乳は、毎日でも飲みたいと思う方も多いでしょう。
ストレートだけでは飽きてしまいがちの豆乳も変化をつけることで、楽しく、且つ、美味しく飲むことができます。美味しい飲み方や豆乳を使った食べ物レシピをぜひ、お試しください。