お金を増やす方法を徹底調査！投資など初心者にもおすすめな方法を解説！

古今東西、いくらあっても邪魔にならないのがお金です。でも、あるところにはある、無いところには無いのもお金です。お金持ちの人はどうやってお金を増やしているのか？何か特別なコツでもあるのか？給料が少なくてもお金は増やせるのか？お金を増やす方法を徹底調査し、初心者にもおすすめな方法を解説します。

お金を増やすためにまずやるべきことは支出を減らすことです。収入が増えても支出が同じように増えていてはお金は増えません。収入が増えるとつい余計な支出をしてしまいがちですが、余計な支出、つまり浪費は避けなければなりません。

収入を自分でコントロールして増やすことは難しいですが、支出はコントロールして増やさない、または減らすことが可能です。お金を増やす第一歩はまず浪費を避けることと心得てください。

会社勤めの場合、多くの人の収入は給料やボーナスに限られてしまいます。でも、そんな人でも収入を得るがあります。それは換金です。自分の所有物で、換金できるものがないか探してみましょう。貴金属、商品券やギフトカードなど換金性の高いものだけではなく、必要がないもの、使わなくなったもので換金できるものがないか確かめてみましょう。

商品券やギフト券、換金性が高いものをすぐに換金してもらえるのが金券ショップです。テレカやプリペイドカード、切手やはがき、商品券やレジャー券、株主優待券まで幅広く取り扱っています。額面より少し安い金額なりますが、手間をかけずにすぐに換金できるので、おすすめの換金方法です。

金券ほど換金性は高くないものでも、売れるものはあります。貴金属や時計、ブランド品のバッグや財布から、家電、PC、本・CD・DVD、ゲームソフトなど、あまり使わなくなったものや不用品の売却を検討してみましょう。売るものはある程度まとめて買い取り業者に買い取り依頼することをおすすめします。

金券ショップや買い取り業者を利用せずに換金する方法もあります。メルカリやヤフオクなどフリマアプリに出品する方法です。出品したものが売れた場合に一定の手数料を払う必要がありますが、商品の紹介文や写真を添えて、手軽に出品することができます。

自分が思った値段を設定できるのも魅力です。買い手の趣味や嗜好によって何に価値を置くか異なりますので、出品したものが思わぬ高値で売れる可能性があります。

世の中そんなにうまい話はありませんので、お金を増やすにはそれなりの努力と時間が必要だということを理解してください。したがって、お金を増やすためには、何のためにいくら貯めるのか目的と目標を定めてモチベーションを維持することが重要になります。

お金を増やす目的は人それぞれでしょうが、共通するのは老後生活への備えではないでしょうか。ゆとりある老後生活を送るためには、夫婦二人で毎月25～30万円程度が必要とされています。

もらえる年金の平均は夫婦二人で毎月20万円程度ですので、その差額である5～10万円が毎月足りません。老後生活を65～85歳の20年間とすると総額で1200～2400万円不足することになります。その金額をお金を増やす最終ゴールとするのも一つの考えです。

お金を増やすためには、収入を増やす、支出を減らす、資産運用をするの大きく3つがあります。3つ目の資産運用は、経験が無く全く馴染みがない人も多いでしょう。資産運用は、運用先である投資対象が広範にわたり、それぞれに期待する収益やリスクが異なり、損失を被る可能性があるため、仕事の片手間でなかなかできるものではありません。

ただ、今は預貯金では利息がほとんどつかないため、資産運用をしなければお金を増やすことはできません。運用する金額や期間、許容できるリスク（投資結果の不確実性）の大きさに合わせて、資産運用について学び少しずつ経験を積んでいくことをおすすめします。

投資未経験の初心者の人にまずおすすめしたいのが投資信託です。投資信託は運用をプロにお任せするもので、投資信託を通じて世界中の株式や債券に投資することが可能です。少額でも様々な企業の株式や債券などに分散投資することができるので、1つの企業の株式に集中投資する場合などに比べ、値動きを小さくし比較的安定した投資結果が期待できます。

ただし、良い運用結果を目指す商品ほど、市場や企業の調査に手間をかけるために、手数料が高くなる傾向があります。また貯金とは違い元本が保証されているものではないため、投資したお金が減り損することがあります。

とはいえ、もともとリスクが分散されていること、少額をこつこつと貯めていく積み立て投資が可能なことなどから、資産運用の初心者向きの金融商品と言えます。

円を米ドルやユーロ、英ポンドなどの外貨に換え貯金することもできます。貯金ですので外貨での元本は基本的に保証されていますが、外貨を円に換金するときの為替レートが、円を外貨に換金したときの為替レートより円高になっていれば損をし、逆に円安になっていれば利益を得ることができます。

また、利息は外貨の発行国の金利により決められるので、金利が高い国の通貨では、多くの利息を得ることができます。しかし、為替レートの変動による損得の方が大きいので、得られた利息以上に元本の損失を被る可能性があります。

初心者の場合は、為替レートの変動を予測して投資するのではなく、円貯金の一部をいくつかの国の通貨に分けて貯金する方法をおすすめします。

投資初心者の場合、銀行の預貯金の利息ではお金がほとんど増えないので何かに投資したいが、かといって値動きが激しい株式に投資するのは嫌だという方もいらっしゃるでしょう。その場合には、企業が発行する債券（社債）がおすすめとなります。

発行会社の信用リスクを負うため、預貯金よりは利息が高くなっていますが、会社の経営が破たんしない限り元本は返ってくるという特徴があります。日本でも最近は個人向けに発行する会社が増えています。

個人型の確定拠出年金iDeCoは、毎月の掛金が税額控除の対象になり、運用途中での運用益が非課税となるなど、税務上のメリットが大きいため、投資初心者に限らずおすすめの運用方法の一つです。

一方で、基本的に60歳になるまで引き出せない、口座管理料および投資先の投資信託に手数料がかかるというデメリットがあります。

iDeCoを通じて投資する投資信託はいろいろな種類があります。初心者の場合は、1つに決めるのではなく、株式や債券または不動産、円貨や外貨など、いくつかに分散投資する方法をおすすめします。

ある程度経験を積んでお金も増えてきたら、資産運用も中級レベルにアップさせ、少しずつ投資範囲を拡大し、さらにお金を増やすチャンスを広げていきましょう。また、運用をプロにまかせっきりではなく、金融市場の動向をみながら、投資タイミングを自分で考えてみるのもよいでしょう。

日本の個人向け国債は国によって元本が保証されている最も安全な投資対象と言えます。利息は預貯金よりも高く、途中解約もできます。以前は大手金融機関が主な投資家でしたが、最近は変動金利型や3年、5年ものなど発行の種類を増やし、個人向けの発行を増やしています。ある程度まとまったお金を安全に運用したいという人におすすめです。

ETFとは上場投資信託のことで、今では東京証券取引所を含め世界中のあらゆる金融取引所でいろいろな種類のETFが取引されています。ETFは特定の指数、例えば日経平均株価に連動する投資成果を目指して運用されています。

また近年は、ビルや商業施設など不動産に投資するETFや、金や石油など資源の値動きに連動するETFなどいろいろな種類のETFが数多く発行されています。

投資信託に比べて手数料が安い傾向があり、取引所の取引時間中に自由に売買ができるのが特徴です。経済動向をみながら売買のタイミングを計りたい人や、投資対象を広げたい人におすすめです。

アパートやマンション、駐車場など不動産からの安定した家賃収入はお金を増やすうえで魅力的です。ただ不動産は1件あたりの投資金額が大きく、市況や利回りは個別性が強いので、専門的な知識や経験がないと思ったような運用成果が得られないリスクがあります。

不動産投資を成功させる鍵は物件の選定です。専門性が高いため不動産の選定はプロに任せる方が無難ですが、一方で高い手数料が発生するデメリットもあります。

投資初心者の場合はリスクを分散し少額から投資可能なREIT（不動産投資信託）をおすすめしますが、一方で不動産はうまくいった場合の運用成果が大きいので、ある程度投資経験がありリスクを許容できる人には、投資対象の一つとして不動産投資をおすすめします。

資産運用の知識と経験を深めある程度の投資成果が得られたら、投資上級者として投資対象や投資手法の多様化を図り、さらにお金を増やすチャンスを広げましょう。投資初心者や中級レベルの人が踏み込めない投資機会は、投資リスクが大きい一方、うまくいけば大きな成果を得られるハイリスクハイリターンの世界です。

ソーシャルレンディングとは、お金を借りたい会社とお金を運用して増やしたい個人投資家をインターネットを活用してマッチングするサービスです。創業後間もないなどの理由で銀行の融資審査が通りにくい会社の資金ニーズと、高い利回りを求める個人投資家のニーズがマッチし世界的に急速に市場規模が拡大しています。

個人投資家からみると、少額で手軽に投資でき高い利回りが得られる一方、借り手である企業の経営が思わしくないと貸した資金が返ってこないリスクがありますが、将来の成長ポテンシャルが大きい企業に手軽に投資できる点が魅力です。

投資上級者は、金やプラチナといった実物資産に投資対象を広げ、分散投資を強化するのもおすすめです。「有事の金」と言われるように、他の金融商品とは違う値動きをする特徴があります。こうした資産は保有していても利息はつきませんが、資産そのものの価値が安定しているので、長期スパンでみると安心して保有できるのも特徴です。

地金に投資すると売買コストがかさんだりするので、地金価格に連動する投資成果を目指すETFを活用するのもおすすめです。

ビットコインをはじめとする仮想通貨に投資するのも選択肢の一つです。2018年に大暴落をしたり、仮想通貨業者からコインが不正流出するなど、リスクが極めて大きい投資対象ですが、そのポテンシャルの大きさは誰しもが認めるところでしょう。

ただし、市場が未成熟で取引システムもまだ確立されていない分野ですので、投資というよりギャンブルという人もいます。失くしてもよいくらいの気持ちで始める方がよいでしょう。

ここまで、貯金に投資と資産運用を中心にお金を増やす方法を紹介してきましたが、お金を増やす方法はまだまだあります。資産運用以外の方法を少し紹介します。大事なことは自分にできる方法を選んでとにかく実践してみることです。実践することで自分に合った長く続けられる方法がみつかるはずです。

貯金や投資以外でお金を増やすための手っ取り早い方法の一つは、収入を増やすことです。初期投資や経費が要らない気軽にできる副業、アフィリエイトを始めてみてはいかがでしょうか。

アフィリエイトとは、インターネットを使った広告宣伝の一種で、広告によりモノ・サービスが売れた場合に広告料が発生する成功報酬型になっていることが特徴です。ブログアフィリエイトなどお金を増やす仕組みを作れば、不動産賃貸収入のように不労所得を得て、いつの間にかお金を増やすことができます。

貯金や投資以外でお金を手っ取り早く増やす方法のもう一つは、支出を減らすことです。とにかく節約し支出を抑えて貯金することを考えましょう。

パッと考えただけでも、格安スマホにする、つい余計な買い物をしてしまうコンビニに行かない、保険を見直す、お金のかかる趣味をやめる、自炊する、クレジットカードは使わないなど、いろいろとアイデアが浮かびます。節約はその気になれば誰でもどこででも出来るのです。

お金を増やす方法は、「収入を増やす」、「支出を減らす」、「資産運用をする」の3つに集約されます。資産運用では、貯金から株式・債券・不動産投資、ビットコインなどを紹介しました。お金を増やすためには、お金の考え方について学び、とにかく実践することが大事です。そのなかから自分にあった方法をみつけ、あきらめずに継続することです。