ネクタイの結び方の種類を紹介!
就活にいそしむ人は沢山いますが、就活中に男子が困るのがネクタイの結び方です。ネクタイの結び方には色々な種類がありますが、就活前にお父さんに習う結び方は一種類だけという人がほとんどで、ネクタイの結び方はほぼ知らないという人が多いでしょう。
ですが実はネクタイにはとても多くの種類の結び方があり、パーティなどでも使えるようなおしゃれで華やかな結び方などもあるため、ネクタイ一つで色々と楽しむことができると言えます。
ネクタイの結び方は十種類以上ありますが、それをほとんど知らないというのは男性としてのおしゃれの幅を狭めていると言えます。そんなネクタイの結び方の種類をベーシックなものから順にご紹介していきます。
初心者におすすめの簡単なネクタイの結び方の種類
それではまずは初心者におすすめの簡単なネクタイの結び方の種類についてご紹介します。就活で初めてネクタイを使うという人は意外に少なくないため、まずは初心者向きの結び方から練習していくことをおすすめします。
就活前にお父さんに「ネクタイの結び方教えて」と言うと、ほとんどのお父さんが「初心者にはこれだな」と教えてくれるのが最も簡単な結び方です。
ネクタイ初心者でも簡単にできるネクタイの結び方とはどういう結び方なのか、初心者におすすめの簡単なネクタイの結び方の種類についてご紹介しましょう。
プレーンノット
初心者におすすめの簡単なネクタイの結び方の種類の一つ目は、プレーンノットという結び方です。ネクタイには幅の広い方と狭い方がありますが、広い方を大剣と言い狭い方を小剣と言います。
後ろからネクタイを首に回して大剣の方を長めにしたら小剣にクロスさせます。大剣を小剣の周りにぐるっと回して一周させて巻きつけて前に持ってきたら、さらに半周させて小剣の後ろに回しましょう。
大剣を首元にできた輪の中に下から上に通して、小剣でできたループに大剣を通します。大剣を下へ引っ張りながら形を整えれば出来上がりです。
プレーンノットの変形
初心者におすすめの簡単なネクタイの結び方の種類の二つ目は、プレーンノットの変形です。プレーンノットがきれいに出来ない初心者には、プレーンノットをより簡単にした変形バージョンの結び方がおすすめです。
プレーンノットとは逆に小剣を大剣に巻きつける結び方で、小剣を大剣に重ねて大剣の下に回した小剣を首元に差し込んでループを作り、小剣を一回ひねって首の周りに回したら反対側から持ってきて結び目に通し、結び目の高さを調節して完成です。
初心者にはネクタイの結び方はなかなか難しいものですが、プレーンノットやプレーンノットの変形なら初心者でも意外に簡単にできますので、ネクタイ初心者さんはまずプレーンノットから慣れていきましょう。
プレーンノットに慣れた人におすすめのネクタイの結び方の種類
初心者におすすめの簡単なネクタイの結び方の種類についてご紹介しましたので、次はプレーンノットに慣れた人におすすめのネクタイの結び方の種類についてご紹介します。
プレーンノットやプレーンノットの変形に慣れてきたら、次はそれ以外のネクタイの結び方に挑戦してみましょう。ネクタイは結び方の種類によって結び目のボリュームを出したりすることができますので、色々試してみるのをおすすめします。
プレーンノットやプレーンノットの変形に慣れてきたら次はどのような結び方をすれば良いのか、プレーンノットに慣れた人におすすめのネクタイの結び方の種類をご紹介しましょう。
ダブルノット
プレーンノットに慣れた人におすすめのネクタイの結び方の種類の一つ目は、ダブルノットです。ダブルノットも意外に簡単な結び方で、まず大剣を小剣の周りに二周させます。
その後大剣を小剣の上にクロスさせたら首元のループに下から通し、結び目に大剣を通して引っ張って結び目の形を整えながらネクタイの長さを調整すれば完成です。
ダブルノットはプレーンノットに比べると結び目部分のボリュームが出ますので、プレーンノットとはちょっと違った雰囲気を出すことができますが、意外に簡単にできるので初心者にもおすすめです。
スモールノット
プレーンノットに慣れた人におすすめのネクタイの結び方の種類の二つ目は、スモールノットです。小剣を180度ねじって左胸の方に持っていって大剣の下にクロスさせます。
小剣を大剣に巻きつけるようにして襟元に通したら小剣でできた結び目に小剣を通しましょう。その後は結び目の形を整えながらネクタイの長さを調節すれば出来上がりです。
ダブルノットはプレーンノットより結び目にボリュームが出ますが、スモールノットはプレーンノットより結び目が小さくなりますので、すっきりとした首元になります。またこの結び方もとても簡単なので初心者におすすめです。
ウインザーノット
プレーンノットに慣れた人におすすめのネクタイの結び方の種類の三つ目は、ウィンザーノットです。大剣を小剣に巻きつけて襟元を通して右胸の前に出したら、大剣を小剣の下にくぐらせてまた襟元を通します。
また右胸前に出てきた大剣を、小剣を真横に横切るようにクロスさせたら大剣を首元から出して結び目を通し、結び目の形を整えながらネクタイの長さを調節しましょう。
ウィンザーノットは初心者にはちょっと難しい結び方ですが、改まった席などにおすすめの結び方なので是非練習しておきましょう。
セミウィンザーノット
プレーンノットに慣れた人におすすめのネクタイの結び方の種類の四つ目は、セミウィンザーノットです。大剣を小剣に巻きつけて左上から首元を通したら左胸の前に大剣を出して、一度きちんと締めておきます。
その後大剣を小剣の上にクロスさせたら右下から首元を通し、一番上になっている結び目を通して引っ張り、結び目の形を整えながらネクタイの長さを調整していきましょう。
セミウィンザーノットはウィンザーノットより結び目が小さめで、結び目の三角形がきれいにできますが、そう難しくないので初心者にもおすすめです。
華やかな場所に合うおしゃれなネクタイの結び方の種類
プレーンノットに慣れた人におすすめのネクタイの結び方の種類についてご紹介しましたので、次は華やかな場所に合うおしゃれなネクタイの結び方の種類についてご紹介します。
これまでにご紹介してきたネクタイの結び方の種類でもパーティーなどに対応できますが、パーティーなどにはさらに華やかでおしゃれなネクタイの結び方がおすすめです。
パーティーなどの華やかな場面でも使えるネクタイの結び方とはどのような結び方なのか、華やかな場所に合うおしゃれなネクタイの結び方の種類についてもご紹介しましょう。
クロスノット
華やかな場所に合うおしゃれなネクタイの結び方の種類の一つ目は、クロスノットです。小剣をかなり長めにしておいて大剣の周りを二回巻きつけ、表から首元に通しましょう。
首元に通した小剣を、二回巻きつけた結び目に大剣の後ろから入れて結び目の形を整えながらネクタイの長さを調整してきっちりと締めれば完成です。
クロスノットは結び目の上をネクタイが斜めに横切る結び方なので一見すると結び方に失敗しているようですが、実は高度でおしゃれな結び方なので覚えておくと良いでしょう。
ノンノット
華やかな場所に合うおしゃれなネクタイの結び方の種類の二つ目は、ノンノットです。長めにとった小剣を大剣に重ねて内側から首元を通し、左の胸元に小剣が来るようにします。
次に小剣を大剣の下に通して右の首元に表から通し、裏にできた結び目に通しましょう。後は結び目を整えながらネクタイの長さを調整すれば完成です。
このノンノットという結び方は結び目がクロワッサンのような形でとても華やかでおしゃれなので、パーティーなどにおすすめの結び方です。
ブラインドフォールドノット
華やかな場所に合うおしゃれなネクタイの結び方の種類の三つ目は、ブラインドフォールドノットです。ブラインドフォールドノットというととても難しそうな名前ですが、実はプレーンノットができれば結ぶことができる簡単な結び方です。
大剣を小剣に巻きつけて首元に通して結び目に入れればプレーンノットが完成しますが、ブラインドフォールドノットはこのプレーンノットの状態から大剣と小剣を揃えて首元を下から通して前に出すだけです。
ブラインドフォールドノットはプレーンノットでできた結び目をネクタイの本体で隠すため、アスコットタイのような見た目になるとてもおしゃれな結び方です。
パーティー・ビジネスでもOKなこだわりのネクタイの結び方の種類
華やかな場所に合うおしゃれなネクタイの結び方の種類についてご紹介しましたので、次はパーティー・ビジネスでもOKなこだわりのネクタイの結び方の種類についてご紹介します。
ここまでにもちょっと凝ったネクタイの結び方をご紹介してきましたが、ネクタイの結び方はまだ他にもありますのでどんどん応用編を試していきましょう。
パーティーなどの華やかな場面でも使えてビジネスでもOKなネクタイの結び方とはどのような結び方なのか、パーティー・ビジネスでもOKなこだわりのネクタイの結び方の種類についてご紹介しましょう。
トリニティーノット
パーティー・ビジネスでもOKなこだわりのネクタイの結び方の種類の一つ目は、トリニティーノットです。長めに取った小剣を大剣の上にクロスさせて下から首元を通し、前に出したら大剣の上にまたクロスさせます。
小剣を大剣の裏からくぐらせたら左胸前に持って行き、表から首元を通します。これで左右に二つの結び目ができますので、この後小剣を結び目の周りに一周させて下から首元を通し、一周させてできたループに通します。
その後小剣を大剣の裏にくぐらせて表から首元を通し、結び目に入れたら結び目の形を整えてネクタイの長さを調整します。ちょっと複雑な結び方ですが、毛糸玉のようなキュートな結び目ができます。
エルドリッジノット
パーティー・ビジネスでもOKなこだわりのネクタイの結び方の種類の二つ目は、エルドリッジノットです。長めに取った小剣を大剣にクロスさせたら大剣の下にくぐらせて表から首元に入れて右胸前に引き出します。
小剣を結び目に一周させて下から首元に入れて結び目の上からクロスさせ、大剣の裏を通して大剣の上をクロスさせたらループができますので、小剣をそのループに通して結び目の上にクロスさせて一周回しましょう。
その後反対の結び目の上に小剣をクロスさせたら首元下から回してループを作り、そこに小剣の先を入れます。余った小剣を結び目の裏に通して隠せばエルドリッジノットの完成です。
ケープノット
パーティー・ビジネスでもOKなこだわりのネクタイの結び方の種類の三つ目は、ケープノットです。長めに取った小剣を大剣裏にクロスさせて大剣を一周したら右胸前に持って行き、表から首元に差し込みます。
小剣を一周させたら二つ結び目ができますので、小剣を結び目の前に真横にクロスさせて下から首元に差し込みます。そこでまた一周させて大剣の後ろを通して右胸前に出したら表から首元に差し込み、大剣の形を整えれば完成です。
メロヴィングノット
パーティー・ビジネスでもOKなこだわりのネクタイの結び方の種類の四つ目は、メロヴィングノットです。長めに取った大剣を小剣の下にクロスさせて表から首元に差し込んで一周すると大剣の裏面が前を向きます。
結び目の上で大剣を真横に一周回して下から首元に差し込み、大剣を結び目の上から表に出したら一周回して結び目の裏をくぐらせ、また一周すれば結び目が三つできます。
次に小剣を首元側に持ち上げて大剣を小剣の裏に通し、引っ張って形を整えれば完成です。メロヴィングノットはかなり凝った見た目なので、パーティーなどでも目立つ結び方です。
ネクタイをおしゃれにするディンプルの作り方
パーティー・ビジネスでもOKなこだわりのネクタイの結び方の種類についてご紹介しましたので、次はネクタイをおしゃれにするディンプルの作り方についてご紹介します。
凝った結び方がなかなかできなくても、ディンプルを作ればそれだけでもおしゃれに見えますので、プレーンノットでもおしゃれな結び方に見せることができます。
ネクタイをおしゃれに見せるディンプルはどうやって作れば良いのか、ネクタイをおしゃれにするディンプルの作り方についてもご紹介しましょう。
ディンプルとは
まずディンプルとは何なのかについてですが、ディンプルというのはくぼみのことで、ネクタイを締めた後に結び目の下にできるえくぼのようなくぼみのことを言います。このディンプルがあるかないかでネクタイのおしゃれ度が異なってきます。
ディンプルの作り方
ディンプルの作り方は意外に簡単で、ネクタイを締める時にネクタイの真ん中に折り目をつけるようにしながら結んでいくと結び目の下がくぼんでディンプルができます。結び目の中に隠れたネクタイに折り目をつけるとさらに長持ちします。
結び方の種類を覚えてネクタイを楽しもう!
ネクタイの結び方の種類について色々とご紹介してきましたが、如何だったでしょうか。ネクタイの結び方の種類は意外に多く難しい結び方もありますが、簡単な結び方から練習して結び方の種類を覚えてネクタイを楽しみましょう。