潰れる会社の前兆を見極めよう!社内や社員に見られる特徴や共通点をチェック!

潰れる会社の前兆を見極めよう!社内や社員に見られる特徴や共通点をチェック!

潰れる会社には、共通の特徴があります。潰れる会社の社長や社員、社内の雰囲気など、潰れる会社の特徴をチェックしておきましょう。潰れそうな会社で働いている人は、潰れる前兆を見極めて、次の行動を始める時の参考にしてみてください。

記事の目次

  1. 1.潰れる会社には前兆がある?特徴を紹介!
  2. 2.潰れる会社の特徴・共通点
  3. 3.潰れる会社の社員の特徴
  4. 4.潰れる会社の社内の雰囲気
  5. 5.潰れる会社の前兆
  6. 6.潰れる会社を見極めて早めに次への行動を始めよう!

潰れる会社には前兆がある?特徴を紹介!

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会社が潰れるときには前兆があります。潰れる会社の社長や社員、社内の雰囲気には共通点する特徴があります。

会社の経営を継続するには、社員の意見を取り入れたり、労働基準法を守った労働環境や給料など、売り上げの数字だけでは判断できない要素もたくさんあります。

潰れそうな会社かどうか判断する材料として、ワンマンな社長のいる会社や社員同士の人間関係が悪い、給料の未払いが多いなどをチェックして、思い当たる人は次の行動をするときの参考にしてみてください。

潰れる会社の特徴・共通点

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潰れる会社には、共通点や特徴があります。無能なイエスマンを評価するようなワンマン社長が経営する会社や、社員に任せっきりで社長が仕事内容を理解していない、社長が経営的な数字に弱いなど社長に問題があるケースも少なくありません。

潰れる会社の社長は、社員に対しての行動にも問題があり、何かあれば社員のせいにする、おかしなお金の使い方をするという特徴も共通点として見受けられます。会社を倒産に追い込む、潰れる会社の社長や社員、会社の雰囲気などを検証してみましょう。

社長がワンマン

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潰れる会社の社長はワンマン経営者が多く、間違った考えでも同調してくれるイエスマンの社員を評価したり、何かあれば社員のせいにするといった自分中心で会社が成り立っているような感覚の社長がいます。

潰れる会社の社長は、自分が絶対に正しい、社員からの意見は自分への批判や生意気と解釈する傾向にあります。誰しも自分の考えに反対されると気分の良いものではありません。まして社長ともなると自分が一番のように考えがちです。

ワンマン社長の考え方は社内に限ったことではなく、社外でも同じ場合もあります。自分が正しいと考えるワンマン社長は、会社が潰れそうになっても、経営コンサルタントや外部からの意見を聞き入れようとしないという共通点があります。

社長が仕事内容を理解していない

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潰れる会社の社長は、仕事内容を理解していないという共通点もあります。運よく社長になっただけの人もいれば、業績が良かった過去のやり方のまま時代の変化や流れに対応できていない社長もいます。

時代の変化に対応できない社長は、会社が潰れる前兆にも気づかず、気付いたころには時すでに遅しということになっています。

潰れる会社の社長はプライドだけが高いことが多く、過去の栄光に縋っているタイプと、運よく社長の椅子を手に入れたなど、仕事の内容を知らない社長がいる会社は潰れる会社の特徴の一つです。

社長が経営的な数字に弱い

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潰れる会社の特徴や共通点には、社長が経営的な数字に弱いことが原因の場合があります。経営するには、売り上げはもちろんですが、人件費や光熱費、賃貸なら家賃など経費もかかります。

さらに社会保険料は社員と折半のため、社員が増えたり社員の給料が上がると会社の負担も増えてきます。社長が数字に弱いと、様々な契約も相手の思うままに進められ、手形を切ったものの不渡りを出すなど不安は尽きません。

社長が経営的な数字に弱く、会計士さんや専門の知識のある社員がいない会社は、経営状態の把握が難しく、社員からは見えにくいため潰れる会社を見極める盲点でもあります。

無能でもイエスマンの社員を評価

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無能でもイエスマンの社員を評価する社長が経営していると、会社や社員同士の雰囲気が悪くなり会社が潰れる原因の特徴や共通点になります。

社長に限らず、自分の考えに共感してくれると嬉しいものです。しかし会社は利益が上がらなければ経営が成り立ちません。時には社員の意見を聞く耳を持つことも必要になります。

社員の意見を聞く耳を持つことで時代にあった経営や効率の良い仕事ができる可能性もあります。無能なイエスマンの社員は、社長にとって都合が良いかもしれませんが、遅かれ早かれ会社の業績は下がり、やがて会社は潰れるでしょう。

何かあれば社員のせいにする

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社長は会社の代表です。潰れる会社の特徴や共通点には、何かあれば社員のせいにするという社長の姿勢も関係してきます。社長は最終的な決断やイザというときに舵取りを迫られます。

しかし過失事故や商品トラブルなど重大な場面でも矢面に立つことなく、社員任せや社員のせいにしていては、相手を納得させることはできません。

潰れる会社の社長の特徴や共通点は、上手くいったときは自分のおかげ、業績が下がったりトラブルがあった時は社員のせいと考える社長では、社員や取引先も離れてしまいます。

おかしなお金の使い方をする

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潰れる会社の特徴や共通点は、おかしなお金の使い方をする社長が経営する会社もあります。社長とはいえ決まった金額を会社から受け取っています。しかし自分の会社という意識があり、会社と自分の財布を同じように考え、個人的な支出に使う社長もいます。

おかしなお金の使い方は、経理社員にはわかりますが、一般社員からはわかりにくいものです。給料の支払いが遅れたり、不当な減給がされている会社の人は、社長のおかしなお金の使い方の可能性があります。

潰れる会社の社員の特徴

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潰れる会社の特徴は、経営者である社長の行動だけではありません。雇用されている社員に問題があることもあります。潰れる会社の特徴や共通点を、社員の行動からみてみましょう。

潰れる会社の共通点や特徴にみられる社員の行動を、素直さや誠実さがない社員、顧客を軽視している社員がいるなど潰れる会社の要因をみてみましょう。

思い当たる付しがある人は態度を改めたり、該当する社員が多い会社の人は次の行動に移す参考にしてみてください。

素直さや誠実さがない

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潰れる会社の特徴は、社員の行動や言動に問題がある場合があります。アドバイスや指摘されたことに素直に応じない社員や、お得意様に失礼があっても誠意をもって謝らず、取引を停止されることもあります。

商品のクレームは、まずは素早い対応が求められます。さらに相手が納得できるような誠意のある態度が、今後の取引にもつながります。

潰れる会社の特徴や共通点は、社長だけの問題ではなく社員の態度にも問題があることも少なくありません。

顧客を軽視している

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潰れる会社の社員の特徴は、顧客を軽視していることが原因になっている場合もあります。最初は契約してもらうために丁寧な応対をしていても、長年取引をしてもらっていると、親しくなることもあり顧客を軽視してしまうこともあります。

取引してもらっていることが当たり前になり、丁寧な対応が次第に雑くなり顧客を軽視しているように受け取られることがあります。顧客を軽視している社員や会社の態度は、そのうちお客様が離れ売上が落ち会社が潰れてしまいます。

潰れる会社の社内の雰囲気

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潰れる会社の社内の雰囲気は、人間関係が悪くなり、離職率が高くなる傾向にあります。離職率が上がると社員の人数が不足し、在職社員の負担が増え疲れ果てて作業効率が下がってしまいます。

潰れる会社は、売り上げが下がるだけでなく備品の扱い方や管理が悪く支出が増え利益が下がります。業績が下がると机に求人誌を置いて次の仕事を探す人、頻繁に求人募集をするなど悪循環になります。

潰れる会社の特徴や共通点を挨拶が適当、人材のレベルが低いままなど社内の雰囲気から見てみましょう。

机に求人誌を置いている

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机に求人誌を置いていると聞くと、仕事中に次の仕事を探してるイメージがあります。しかし求人誌は、離職率の高い会社には常に置いてあります。

潰れる会社の特徴や共通点は、離職率が高いため頻繁に求人を使います。求人誌に掲載すると求職者からの電話や面接、さらには入社手続きや退職の手続きが増え、営業活動以外の仕事が多くなります。

社員が疲れ果てている

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潰れる会社の社内の雰囲気は、社員が疲れ果てているという特徴もあります。潰れる会社は、社員の入社と退社が頻繁なため、自分の仕事以外に新入社員の指導など、余計な負担が付きまといます。

さらに社員のレベルが低いと費用対効果も悪く、拘束時間ばかり増えてしまいます。仕事の密度より労働時間の長さが重視されている会社は、残業代が増え、潰れる会社の特徴や共通点です。

備品の扱い方や挨拶が適当

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備品の扱い方や挨拶が適当な会社も潰れる会社の特徴です。会社の経営は売上が全てと思われがちですが、事務用品や営業に必要な様々な経費がかかります。

潰れそうな会社は、備品の管理が悪く、同じものを必要以上に購入したり、どこに保管しているかわからず買い足す、値段の比較をして効率よく購入するなど、備品の扱いが適当になるのも特徴です。

離職率が高い

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潰れる会社の社内の雰囲気は、離職率からも見極めることができます。離職する原因は個人的な事情もありますが、往々にして社内の人間関係や仕事内容、給料などが挙げられます。

離職率が高いと求人誌に掲載する頻度が上がり経費がかさみます。さらに新入社員の研修のために先輩社員に同行するため、1つの仕事を2人で行い人件費も2倍かかります。

社長がおかしなお金の使い方をしてるや、利益が下がっているなど経理的なことはわからなくても、離職率の高さは社員にもわかるため、心当たりのある人は次の行動を考える目安になるでしょう。

人材のレベルが低いまま

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人材のレベルが低いままの会社は、潰れる会社の特徴です。人材レベルが低いと仕事の効率が悪く、残業が増えることで人件費も増えてしまいます。

会社によっては、社長や幹部社員のレベルが低いため、社員のレベルを上げようとしない会社もあります。

人間関係が悪い

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人間関係が悪い会社も潰れる会社の特徴です。人間関係が悪いと社内の雰囲気も暗くなり、仕事の意欲もなくなります。

トラックドライバーのように個人で動くことが多い仕事は影響が低いですが、プロジェクトなど会社全体で一つのことを作り上げていく場合に、人間関係が悪いと、一致団結できず良い成果を生み出すことはできません。

潰れる会社の前兆

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潰れる会社には、前兆があります。給料の支払いが遅れる、社長の外出が多い、取引先が頻繁に連絡をしてくる、幹部社員や経理担当者が退職など社長や社員の特徴からも見破ることができます。

潰れる会社の前兆と考えられる特徴や共通点をご紹介します。心当たりのある人は、次の行動への参考にしてみてください。

給料の支払いが遅れる

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潰れる会社の前兆で最もわかりやすいのが、給料の支払いが遅れることです。仕事をするうえで給料は、労働に対する対価です。会社にはそれぞれの給料規定があります。決められた支払日に給料が払えない会社は、潰れる前兆の要素です。

給料の支払いが遅れたり、減給や手当の廃止など労働の対価となる給料に変化があった場合は、会社が潰れる前兆と見極めましょう。

社長の外出が多い

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潰れる会社の前兆は、社長の外出が多いのも要注意です。多角経営で会社を見回っている社長もいますが、社員に任せっきりで自由に出歩いている社長もいます。

普段から留守がちな社長は、役員報酬をもらっていればそれでよいというタイプが多く、会社の経営状態や社員の雰囲気などに気付きません。

個人企業や1店舗のみでも社長の外出が多い会社は、社長が金策に出歩いている可能性が高く、会社が潰れる前兆と言えるでしょう。

取引先が頻繁に連絡をしてくる

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潰れる会社の前兆は、取引先が頻繁に連絡をしてきます。経営状態が悪くなってきている会社と取引していると、売り上げなど債権の回収ができなくなり、最悪の場合共倒れすることになります。取引先だけでなく、銀行など金融機関は貸付金の回収ができなくなるため、頻繁に連絡があります。

しかし支払いの滞納や経営状態を心配して連絡してくる取引先は、社員にはわかり辛く、潰れる前兆として見分けにくいことも少なくありません。

幹部社員や経理担当者が退職

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潰れる会社の前兆は、幹部社員や経理担当者が退職するのも共通した特徴です。幹部社員や経理担当者は、会社の売り上げはもちろん、人件費、家賃や光熱費、様々な経費を引いた利益まで知っています。

幹部社員が頻繁に入れ替わることで社員は不安になります。経理担当者が退職すると、会社の業績や社員の給料まで知っているため、トラブルが起こると裁判にまで発展することもあります。

社長や社員の特徴からも見破れる

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潰れる会社の前兆は、社長や社員の特徴からも見破ることができます。ワンマン社長のため社員の意見を聞き入れなかったり、無能でもイエスマンの社員を評価することで、会社の雰囲気は悪くなります。

会社の雰囲気が悪くなると社員の人間関係も悪くなり、離職が多くなります。離職が増えると求人誌での社員募集により広告費や新人研修費が増え利益が減ります。

取引先が社長や社員の様子から業績が悪くなってきてると感じると頻繁に債権回収の連絡が入ります。潰れそうな会社の見分け方は、様々な角度から見えてきます。

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辞めて欲しくない人が辞める経験をしたことはありませんか?どうして辞めて欲しくない人が辞めるのか原因や会社の特徴についてご説明していきましょう。辞めて欲しくない人が辞める兆候や防ぎ方、対処法についてもご紹介していきます。気持ちよく働ける環境を目指しましょう。

潰れる会社を見極めて早めに次への行動を始めよう!

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潰れる会社には、ワンマン社長や部下のせいにするなど社長自身に問題がある場合と、会社の雰囲気の悪さから離職率が高いなど社員や社風に問題がある場合があります。

潰れる会社は、突然潰れることは少なく大抵の場合、前兆があります。給料の支払いが遅れたり、社長の外出や取引先からの連絡が頻繁になり、幹部社員や経理担当者が退職など、見極めるポイントがあります。

今の会社に思い当たるところがある人は、潰れる会社の特徴や共通点を見極めて早めに次への行動を始めましょう。

土居nico
ライター

土居nico

はじめまして。土居nicoと申します。たくさんのマニュアルの中で、遭難しそうになっております。 何としてもライターの仲間入りをさせていただきたく、手順を読んでおります。まだスタートラインにも立てておりませんが、よろしくお願いいたします。

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