ハンガーラックをDIYしたい!
服が増えすぎて収納に困っていたり、子供服を可愛く収納したい方におすすめの、DIYでのハンガーラックの作り方をご紹介します。DIYならではのオリジナル感で、おしゃれなハンガーラックが簡単に作ることができます。
ハンガーラックはサイズが大きめなものが多く、買うとしてもスペースに合うか予算内かどうかを確認する必要があります。また自分の好きなデザインのハンガーラックが、なかなか見つからない場合もあるでしょう。
DIYで自分だけの木製ハンガーラックを作って、おしゃれに見せる収納にすることができます。木製ハンガーラックのDIYアイデアなど、簡単な作り方もご説明しますので、参考にしてください。
ハンガーラックをDIYするメリット
木製ハンガーラックはコストをかけずに、簡単にDIYで作ることができます。複雑な形でなければ、シンプルかつおしゃれにハンガーラックをDIYできるでしょう。DIYでハンガーラックを作ることは、どんなメリットがあるのかをご説明します。
見せる収納が可能になる
DIYでハンガーラックを自作できたら、見える場所に置くことをおすすめします。頑張って作った木製ハンガーラックを、見える場所に置いておくことで満足感もあるでしょう。
またおしゃれな木製ハンガーラックがDIYで作ることができたら、あえて見せる収納にすることでインテリアにもなじみます。自分好みのカラーや形にデザインできるのが、DIYのメリットのひとつです。
自分の部屋に合わせたハンガーラックが作れる
ハンガーラックは大型家具になるものもあり、目につく家具になるので買うとなるとサイズやデザインなど、よく吟味しないといけません。自分の部屋に合わないものを買ってしまうと、ハンガーラックが浮いて見えてしまいます。
自分の部屋のインテリアに合わせて、ハンガーラックもなじみやすいカラーやデザインにDIYできます。部屋になじむハンガーラックをコスパ良く作ることができ、お気に入りの家具のひとつになるでしょう。
男らしいスタイリッシュな部屋のインテリアには、塩ビパイプのようなハンガーラックを、ナチュラル系の部屋には温かみのある木製ハンガーラックを、DIYで思い通りのアイデアで作ることができます。
洋服のちょい掛けができて便利
ハンガーラックはハンガーにかけて服を収納することができますが、またあとで着たいときなど服をちょい掛けすることができるのが便利です。
たくさんの服をハンガーなしで掛けてしまうとだらしなく見えますが、少し服を掛ける程度であればそこまでだらしなく見えません。ハンガーラックがおしゃれなものであれば、ちょい掛けしても生活感が出ないのでおすすめです。
例えば玄関にハンガーラックを置いておけば、コートなどをちょい掛けできて便利です。気軽に掛けておけるので、またコートを着たいときにもすぐ手に取ることができるでしょう。収納棚も一緒にDIYで取り付ければ、靴も置いておくことができます。
DIYハンガーラックの簡単な作り方
DIYで木製ハンガーラックを作るための、簡単な作り方をご説明します。材料は安く用意できるので、コスパ良く作ることができるのがDIYの良いところです。
自由度が高いDIYだからこそ、どのようなデザインにするかアイデアをまとめておくと良いでしょう。もちろん収納力も大切です。簡単にDIYするための作り方やアイデアを、ぜひ参考にしてください。
デザインを決める
ハンガーラックをDIYするためには、まずどのような形やデザインが良いかを考えてみましょう。いまいちイメージが沸かなければ、お店に置いてあるようなハンガーラックやネットショップなどを参考にすると良いでしょう。
複雑な形のハンガーラックだと、その分加工や計測が難しくなります。DIY初心者なら、シンプルな形がチャレンジしやすいのでおすすめです。ハンガーラックの置き場所のサイズも、確認しておきましょう。
木製ハンガーラックでは、インテリアにもなじみやすく作り方もシンプルで簡単です。こだわった作り方になると見栄えも良くなりますが、その分加工の手間が増えます。
DIY初心者でもできる木製ハンバーラックは、シンプルでもおしゃれにできる作り方やアイデアがたくさんあります。コスパ良く簡単にDIYできるので、ぜひチャレンジしてみてください。
設計図を描く
DIYで作るハンガーラックの形が決まったら、大まかに設計図を書いてみましょう。設計図をあらかじめ書いておくことで、DIY途中で迷ったり計測しながら作業するなどの手間がありません。やってみたいアイデアがあれば、忘れないように書いておきましょう。
DIYで大事なのは計測です。全体のサイズはもちろんのこと、パーツひとつずつの計測は必要不可欠です。高さや幅、長さなど組み立て時にズレないように計測しておきましょう。
木製ハンガーラックは木材なので加工がしやすいことが特徴です。高さや幅など、自由にDIYで加工ができるので使いやすくアイデアも浮かびやすくなります。設計図で納得できる完成図を、イメージして書いてみてください。
DIYで使うための工具も用意する必要があります。ビスを打つための工具や、木材をカットするためのノコギリなどがあると便利です。DIY必需品とも言える、電動ドリルやサンダーがあると便利です。
サンダーはヤスリをかけるだけでなく、綺麗な丸みを作るときにも役に立ちます。ヤスリを使って手で丸みを作るには時間がかかりますが、サンダーならラクにできます。丸みが必要なくても、ヤスリで使えるので持っておくことをおすすめします。
ビス打ちには電動ドリルがおすすめです。あらゆるメーカーから販売されており、使用用途によって特化したものもあれば万能タイプもあります。ハンガーラックのDIYはビス打ち箇所が多いので、電動ドリルはあると便利です。
材料を集める
ハンガーラックのDIYにおすすめの材料は、ホームセンターで安く売っている木材で、1×3材や2×4材がおすすめです。ワンバイ材やツーバイ材と呼ばれ、サイズが規格で統一されている木材です。
例えば1×3材は厚み1インチ×奥行3インチで、厚み19mm×奥行63mmとなります。DIYによく使われる2×4材は、厚み38mm×奥行89mmでホームセンターには必ず置いてあるサイズです。
ハンガーラックのDIYには、使いやすい1×3材の1500mを使うと良いでしょう。長尺なので家でのカットは難しい方は、ホームセンターでカットしてくれるサービスがあります。ワンバイ材やツーバイ材は安いので、たくさん買ってもコスパ良くDIYができおすすめです。
どのようなハンガーラックのデザインにするかにもよりますが、丸棒や板もホームセンターで購入できます。ハンガーをかける部分に丸棒を使えば、簡単で便利です。木製ハンガーラックの下部に板を固定すれば、小物などを置ける収納スペースが広がります。
組み立てる
組み立て前には必ず計測し、パーツをひとつずつ完成させておきましょう。ハンガーラックのフレームに角度をつけたり、丸みをつけたりと自分好みに仕上げておきます。
ネジ穴を隠したい方には、ダボを使うのがおすすめです。ダボを使うことで木の温かみを感じることができ、見た目も良くなります。ダボ穴はドリルで開けることができます。
ダボ穴にボンドを流し込んで、パーツひとつずつを固定し組み立てていきます。ダボ継ぎができれば、最後にネジ止めをするとしっかりと固定できます。棚をつける場合には、安定感を出すため金折金具などを使うと安心です。
仕上げる
組み立てが終われば、全体の雰囲気を見て自分好みに仕上げていきます。塗装してガラッと雰囲気を変えたり、インテリア小物などを組み合わせてインテリアになじみやすくおしゃれにすることもできるでしょう。
木材はそのままでも木の温かみを感じるので、洋室和室どちらにもなじみやすいです。玄関で傘立ての近くに置く場合は、濡れても大丈夫なようにニス塗装をして木材の保護をすると安心です。
収納が増えるだけでなく、インテリアとしても木製ハンガーラックは使いやすくおしゃれな家具のひとつです。塗装ひとつにしても色々なアイデアがあるので、ぜひ実例集を見て参考にしてください。
DIYハンガーラックの実例集
こちらではDIYで作るハンガーラックの、おしゃれでアイデアが溢れる実例集をご紹介していきます。100均商品で手軽に作れるハンガーラックもあり、よりDIYのハードルが下がってチャレンジしやすくなるでしょう。
簡単にDIYでできるハンガーラックの作り方や、おしゃれなアイデアが詰まった実例集になっています。実例集を見てDIYの参考にして、オリジナルのハンガーラックにチャレンジしてみましょう。
カラボ×突っ張り棒のハンガーラック
とても簡単にDIYできる、ハンガーラックの作り方になります。土台はカラーボックスを使用しており、100均にある突っ張り棒を使ってハンガーラックにする、簡単な作り方です。
カラーボックスや突っ張り棒は安く購入できるため、トータルでコスパ良くDIYができます。カラーボックスの収納力もあるため、増えがちな子供服などもスッキリと収納できます。
高さもちょうど良いカラーボックスで、子供自身で服を取り出したりお片付けをしたり、自立心を芽生えさせるキッカケにもなるでしょう。ハンガーラックにすることで、全体の服が目につきやすくなるので、選びやすくなり便利です。
お手軽にハンガーラックをDIYしてみたいという方に、おすすめの簡単な作り方になります。まずは家にあるカラーボックスに、突っ張り棒をつけましょう。リメイクシートなどを活用すれば、ガラッとおしゃれな雰囲気にあります。ぜひお試しください。
木製の大型ハンガーラック
大型ハンガーラックは、収納力も抜群でたっぷりと服や小物も掛けることができるので便利です。大型な分、購入するとなると求めているサイズが無かったり、価格が高いことが悩むところでしょう。
木製のハンガーラックなら、大型でも簡単にコスパよくDIYで作ることができます。大きいサイズの木材をそのまま持って帰ることができなければ、短いサイズで後で組み合わせれば大丈夫です。その方が強度も増して安心です。
大型の木製ハンガーラックでは、棚をたくさんつけたり奥行を出したりと、たっぷり収納を作ることができます。シンプルな箱型の形にすれば、DIY初心者でも組み立ては簡単です。
屋根を斜めに取り付けて、まるでハンガーラック全体が家のような形にDIYするのもおしゃれです。子供部屋に置くと、インテリアとしても可愛らしくなります。大型ハンガーラックのアイデアはたくさんありますので、収納がたくさん欲しい方におすすめです。
折りたたみ可能なハンガーラック
折りたたみができるハンガーラックは、使わない時はたたんでコンパクトにできるため、場所を取りたくない方におすすめです。作り方はシンプルで、紐で固定させたり本のような形にして開閉できるようにしたりと、色々な作り方のアイデアがあります。
木材は細い木材を使うことによって、折りたたむときにも手間にならず力も要りません。本のような形のハンガーラックにするならば、木材を蝶番で取り付けるだけとシンプルで簡単な作り方になります。
アイアン素材のハンガーラック
木製のハンガーラックとはガラッと雰囲気が違う、スタイリッシュでシンプルなアイアン素材のDIYになります。細いアイアンを使ったハンガーラックで、男性のおしゃれなインテリアと相性が良いです。
アイアンは価格が高く、なかなか手が出せないという方もDIYなら好みの形で作ることができます。作り方は、まずは工具をホームセンターで揃えるところから始めます。
家庭用溶接機、鉄筋ベンダーカッターは必需品です。アイアンを曲げるときに鉄筋ベンダーを使い、溶接機でパーツを溶接していきます。最後にペンキで塗装をすれば完成となります。
工具を揃えるのが難しい方は、塗装でアイアン風になる塗料が販売されているので、そちらを活用してください。100均にも少量ですが販売されているので、試してみたい方におすすめの作り方です。
鉄パイプ風のハンガーラック
カッコよくてスタイリッシュなハンガーラックをDIYしてみたい方に、鉄パイプ風のハンガーラックの作り方です。
黒くペイントすれば存在感のあるスタイリッシュなハンガーラックに、白やシルバーでペイントすればナチュラル感のある、女子にもおすすめなハンガーラックにDIYできます。
本来の鉄パイプは溶接などが難しいため、軽くて丈夫な塩ビパイプを使うと良いでしょう。塩ビパイプなら加工もしやすく、組み立ても簡単にできます。SPF材と組み合わせると、おしゃれなハンガーラックにDIYできます。
ラダーハンガーラック
ラダーとは「はしご」の意味で、はしごのように使えるハンガーラックになります。服だけでなく、帽子やインテリア小物などなんでも掛けることができるので、見せる収納としてもおしゃれでおすすめです。
ラダーは構造がシンプルなので、DIY初心者にも簡単にできるのでおすすめです。木製のラダーハンガーラックはナチュラルインテリアと相性が良く、どこに置いてもおしゃれで収納力もあります。
自分好みにペイントしたり小物を掛けたり、アイデア次第で使い方が広がります。軽い木材を使えば、持ち運びも便利になるので模様替えもラクです。ぜひ木製のハンガーラックDIYに、チャレンジしてみてください。
ハンガーラックのDIYで使えるアイデア
こちらではハンガーラックのDIYで、様々な使い方ができる方法をご紹介します。ハンガーラックは置き型だけでなく、吊るして使うこともできます。どのようにハンガーラックを使いたいか、イメージの参考にしてください。
壁掛け式のハンガーラックにする
壁に木材を固定して、服や小物を掛けることができるようにDIYしたおしゃれな方法になります。木材でサイドに土台を作ると、しっかりと安定感のあるハンガーラックになるでしょう。
手軽にDIYしてみたい方は、壁に木材を固定するだけでもできます。賃貸では壁にネジなどを打つことは難しいので、木材で土台を作ってDIYする方が安心です。
塗装でオリジナリティを出す
塗装はDIYで楽しい工程で、自分らしさを出してインテリアとしてのカラーを決める大事なものです。自分の部屋の雰囲気に合うようなカラーにしたり、あえてアクセントカラーにしたりと、自由自在に塗装してみましょう。
木製のハンガーラックで木の木目を活かしたいのなら、オイルステインとニスで塗装することをおすすめします。ペンキでは表面しか濡れませんが、オイルステインなら木の内部まで浸透し、木の木目がくっきりと出て綺麗な仕上がりになります。
部屋干しに使えるようにする
壁と壁の間に突っ張り棒を固定して、部屋干しスペースとして使う方法もおすすめです。梅雨時期など、外に洗濯物を干すことができないときにも大活躍します。
部屋の上部に突っ張り棒を固定することで、デッドスペースも有効活用できます。タンスなどを使わずとも、突っ張り棒だけで服の収納もできるので、簡単にできるハンガーラックDIYになります。
すのこで楽に作る
もっと手軽にハンガーラックをDIYしてみたい、という方におすすめのすのこを使った方法です。すのこはホームセンターや100均にもあり、手軽に買うことができるので便利です。
すのこを組み合わせていき、ハンガーを掛けるための丸棒を用意すれば、すぐに完成します。ホームセンターなどでカットする必要もなく、買ったすのこをそのまますぐ使えるのが便利です。
100均のすのこでも、ボンドやネジでしっかりと固定すれば大きめのハンガーラックを作ることもできます。小型のハンガーラックをDIYすれば、子供部屋にもピッタリです。ぜひお試しください。
ハンガーラックをDIYして見せる収納にこだわろう!
DIYで自分好みのハンガーラックを作ることができるので、買うよりもコスパ良く満足した仕上がりになるでしょう。作る手間がかかるだけに、愛着もでて大切に使いたくなる家具になります。
あえて見せる収納にハンガーラックをDIYすることで、常に綺麗に収納しようという気持ちも生まれます。タンスにギュウギュウに詰めるのではなく、スッキリとしたおしゃれなハンガーラックを使ってみませんか?
気軽に簡単にチャレンジできるDIYアイデアばかりです。工具や材料などはホームセンターなどで、全て揃えることができます。DIYの楽しさを、ぜひハンガーラック作りで実感してください。