「皮肉」とはどんな意味?言葉の使い方・語源・英語表現まで詳しく紹介!

「皮肉」とはどんな意味?言葉の使い方・語源・英語表現まで詳しく紹介!

「皮肉」とは遠回しに人を非難することを意味する言葉です。日常生活の中では頻繁に使われる言葉ですが、「嫌味」と混同するなど間違った使い方をする人も少なくありません。そこで「皮肉」のさまざまな意味や言葉の使い方・語源・英語表現まで詳しく紹介します。

記事の目次

  1. 1.皮肉の意味とは
  2. 2.皮肉の語源
  3. 3.皮肉の類語
  4. 4.皮肉の使い方と例文
  5. 5.皮肉と嫌味の違い
  6. 6.皮肉としてよく使われる英語フレーズ
  7. 7.皮肉は遠回しに非難すること

皮肉の意味とは

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普段は何気なく使っている「皮肉」という言葉ですが、その意味を理解し正しい言葉の使い方をしている人は多くありません。あまりにも頻繁に使われる言葉なので、知らず知らずのうちに解釈が間違っているのです。

「皮肉」には大きく分けて2つの意味を持ちますが、文脈の中ではさまざまな意味で使われます。そのため語源を忘れてしまい、誤った言葉の使い方をしてしまうのです。そこで「皮肉」を正しい意味について解説します。

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意味①欠点を遠回しに言って非難すること

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「皮肉」とは「相手の欠点を遠まわしに言って非難すること」を意味します。この中でポイントとなるのが「遠回し」の部分です。直接的に非難されたのであれば、その場で言い返すこともできます。

しかし「遠回し」に非難されると、その場では気がつかないことも少なくありません。したがって、後になってボディブローのようにじわじわと効いてくるのが「皮肉」なのです。また、後味の悪さが残るのも「皮肉」の特徴だといえます。

意味②期待と違う結果になってしまうこと

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「皮肉」には「期待と違う結果になってしまうこと」の意味でも用いられます。ここでポイントとなるのが「期待と違う」の部分です。物事を進めていく上で、誰もが期待すべき結果を事前に予測をしています。

しかし、期待とは異なる「裏腹な結果」が出ると、落胆の意も込めて「皮肉にも〜」といった使い方をするのです。「裏腹な結果」とは必ずしも悪いことばかりではありませんが、「手放しでは喜べない」といった想いが「皮肉にも~」には込められています。

皮肉の語源

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「皮肉」の語源を調べてみると、その言葉の真の意味を理解しやすくなります。「皮肉」とは単に「人を批判すること」や「裏腹な結果を表す」だけの言葉ではありません。そこには不快な気持ちや後味の悪さを感じさせる「嫌味」といったニュアンスが込められています。

しかし、「皮肉」の語源となる「皮」「肉」だけでは、なぜ「嫌味」といった意味が込められているのかわかりません。そこで「皮肉」の意味を正しく理解するために、その語源について解説します。

中国禅僧の達磨大師の仏教用語

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「皮肉」の語源は中国禅僧の達磨大師の仏教用語にあります。達磨大使は4人の弟子たちに禅の神髄について質問します。すると4人の弟子たちは「我が皮を得たり」「我が肉を得たり」「我が骨を得たり」「我が髄を得たり」と答えました。

すると達磨大師はこれらの回答は優劣付け難いとして、全てを正解とし「皮肉骨髄(ひにくこつずい)」という言葉が生まれたのです。つまり「皮肉」の語源は「皮肉骨髄」にあると言えます。

「皮肉」の語源は「皮肉骨髄」

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本来「皮肉骨髄」という言葉が広く浸透するはずでした。しかし、いつの間にか、「皮肉」の部分だけを取り出して「皮と肉は物事の本質を見極められない。」「相手が本質を理解できていない。」といった意味で使われるようになりました。

語源からすると、骨や髄は物事の要点や本質への理解を表す言葉です。一方の皮や肉は物事の表面上の理解を表す言葉だといえます。つまり、本来の語源からすると言葉自体は短くなりましたが、「皮肉」は十分に的を得た解釈がなされた言葉です。

また、皮肉にはその語源から、単なる「非難」ではなく「的を得た非難・批判」といったニュアンスがあることを覚えておきましょう。

皮肉の類語

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「皮肉」には人を遠回しに批判したり、思惑とは異なる裏腹な結果を意味する「皮肉骨髄」を語源とする言葉です。そこには「嫌味」といった意味が含まれており「皮肉」を理解する上で大きなポイントになります。

さらに「皮肉」の意味を深く追求するには、類語との相違点を見つけることが非常に大切です。そこで「皮肉」の類語や例文、具体的な使い方について紹介します。

当て付け

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「皮肉」の類語である「当て付け」は、相手に対する腹立たしさや不満をストレートに伝えず、「これ見よがしの行動を取ること」を意味します。相手に対して「ストレートに伝えない」といった意味では「皮肉」の類語であるといえるのです。

「当て付け」は相手に対する「仕返し」にも取れますが、「皮肉」には「仕返し」の意味は含まれません。また、「皮肉」には含まれる「裏腹な結果」といった意味は、類語でありながら「当て付け」には含まれなのが相違点となります。

「当て付け」の例文

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「当て付け」の例文としては、「彼女は浮気性の彼に宛て付けるように、他の男性と食事に行った。」「彼はライバルの企画書に対して、別の企画書を当て付けのように提出してきた。」「当て付けをしてしまうと惨めな気持ちになってしまう。」などです。

この例文のように、恋愛、仕事などさまざまな場面で「当て付け」は使用されます。いずれの場面でも「これ見よがしの行動」をとることから、少なからず相手に対する「嫉妬心」が感じられる場面で使うと良いでしょう。

当て擦り

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