一人暮らしでダイニングテーブルを置くメリット
いざ、一人暮らしを始めると決まれば自分の趣味の物を選んでみたり、素敵な家具などに目が奪われがちではないでしょうか。その中でも、ダイニングテーブルは大きな課題になってこないでしょうか。置いたほうがいいのか。それとも邪魔なだけなのか。
実際、一人暮らしをして、またワンルームでダイニングテーブルを使うことはあるのでしょうか。また、一人暮らしをする上でレイアウトとしてどうなのか、どんな種類があるのか、どんな選び方があるのか。そして、一人暮らしにおいてダイニングテーブルの果たす役目や効果などがあるのか。少し細かくみていきましょう。
一人暮らしやワンルームでのダイニングテーブルの必要性、またレイアウトはどうなるのでしょうか。そして、本当に必要なのかを見ていきましょう。
①ルーズな生活を規則正しくする
一人暮らしをするとつい、だらしのない生活に陥りがちです。全てが自分のペース、自分の判断に委ねられますのでお部屋自体も自分の都合のいいようにレイアウトしがちです。また、一つのローテブルだけの生活だと、なんだかやる気が出なくて怠けてしまいがちです。そこで、ダイイングテーブルを置くことで背筋を伸ばして座ってみてください。
怠けモードから気持ちの切り替えやリセットが出来るはずです。簡単な事かもしれませんが、背筋を伸ばす事で気持ちがぴりっと引き締まる感じがしてくるはずです。ワンルームでローテーブルだと手に届く所に必要な物が散らかり気持ちの切り替えがしにくく感じます。
背筋を伸ばして深呼吸をすると次の行動に移しやすくなる感じがします。一人暮らしで怠けてしまいがちな気分を切り替えるためにもおすすめです。
②生活にメリハリをつける
一人暮らしを初めて自分の好きなレイアウトに家具を配置する。これは本当に楽しいことです。ただ、ワンルームだったりレイアウトの都合でローテーブル一つにしてまいがちです。確かに、ローテーブルだと部屋全体の圧迫感も感じず部屋がすっきりと見えます。でも実際に生活をしていくと自分に必要な細々としたものがテーブルに散乱しがちになります。
一人暮らしだと食事をしてメイク、テレビのリモコン・勉強道具にPCなど、どうせ、毎日使うから、よく使うからという理由でそのまま置いておいたりしがちです。こうすることで、ダラッとしたような怠け心が出てきやすくなります。
日常生活の中で食事をする場所などを決めることで自分自身でメリハリを付けることが出来ます。その為にも一人暮らしであっても必要な家具ではないかと考えます。
一人暮らしの掃除と整理整頓
一人暮らしを始めると自分で掃除や洗濯等の家事一切を自分でする必要が出てきます。その時、普段の生活でどれくらい整理整頓が出来るかで掃除の手間が変わってくるはずです。家具の選び方で掃除の手間が変わってきます。ローテーブルだけの生活ですと生活に必要な物がテーブルの周りに散乱しがちです。
掃除をするとなるとまずは、その散らかったローテーブルの片付けをしないといけません。その片付けだけでかなりの時間を費やしてしまうことにもなりかねません。そうならないように、ダイニングテーブルを使うのはどうでしょうか。
何をするのかを明確に決めているテーブルが一つあれば色んなものが一箇所に散らかりにくくなり、また片付けの短時間ですむ事も可能です。
一人暮らしに最適なダイニングテーブルの選び方
では、どのような選び方でダイニングテーブルを選んでいけばいいのでしょうか?自分にとって必要な大きさやおすすめの物など、沢山の種類があるのでどのように選んだらいいのか検討がつかない方も少なくありません。では、次の項目ではダイニングテーブルの種類とどのような方に向けてなのかを見ていきましょう。
ご自分のライフスタイルやレイアウトに合うような物。また、参考になる選び方などを見てみましょう。ワンルームでも置ける一人暮らしの小さいサイズから来客時に使いたい大きなサイズ等もあります。
選び方のポイントや最低限必要な大きさを確認していきましょう。欲しいダイニングテーブルとデザインと大きさをしっかり確認しましょう。
①ダイニングテーブルの大きさ
まず始めの選び方として大きさがあります。ダイニングテーブルのセット自体のサイズは小さければ小さいほど歓迎されるのが一人暮らしです。天板のサイズだけでいうと、70センチ程度の物が一人暮らしには向いているのではないでしょうか。このサイズであれば問題はあまり感じられません。
ただ、ダイニングテーブルのセットには椅子もあります。椅子はなるべくコンパクトに収納出来る物がいいでしょう。椅子には、背もたれもあり肘掛けがあったりもしますので、きちんと確認しましょう。この椅子のサイズはワンルームのお部屋には大きく影響します。
ただ、収納の事ばかり考えると座り心地が悪く、せっかくのダイニングのセットがもったいないので、座り心地も気にしたい所です。
②ダイニングテーブルの形状
ダイニングテーブルには色々な形状があります。よく見かけるのは「円型」「正方形」「長方形」の3つではないでしょうか。では、一人暮らしにおすすめの形状はどのようなものか。ワンルームにはどの形状がいいのか。となりますと、「正方形」か「長方形」がおすすめでしょう。サイズ的にも円形はおすすめ出来ません。
作りが大人数用になっており、またレイアウト的にも場所を取ります。正方形の物であれば70センチ角の小さいサイズがありますが、70センチ以下だと一人でも少し手狭に感じることもあります。ここでいう長方形のサイズは40☓120の細長いテーブルのイメージです。
テーブルの面積だけでいうと、二人用くらいの大きさにはなりますがお部屋のレイアウトやお部屋の形状によっては、このサイズや形がいい場合もあります。このような選び方もあります。
③椅子の座りやすさと収納
椅子は座るために作られているので、どの椅子も座る事に関しては問題はありませんが、大切なのはテーブルとの高さの釣り合いが取れているかです。テーブルが高すぎたり、椅子が高すぎるとせっかく購入しても使わなくなってしまいがちです。購入前は座って自分でバランスを確認してみましょう。
少しくらいとバランスを気にせず購入するのはあまりおすすめ出来ません。また、セットで購入を考えていてどうしてもバランスが悪いと感じたのならテーブルと椅子をバラバラに購入することもおすすめです。
セットではないので椅子自体の収納も確認しましよう。椅子自体が、テーブルの中に入れてしまえるのかも確認しましよう。選び方としてはバラバラでもいいという事です。
④机兼用は省スペースで便利
せっかくのダイニングテーブルを食事だけに使うのは勿体なく感じる人も少なくないです。では、何かと絵兼用に使うのはどうでしょうか。例えばPCデスクとしてまたは、勉強机としても使うことができます。このように一人暮らしをしていると何かと場所を取るような事をダイニングテーブルを兼用することですっきりと使うことが出来ます。
何と何をするための机なのかと明確な目的があれば、一人暮らしでも散らかる心配も少なくなります。また、それに合わせてダイニングテーブルの選び方も変わってきます。注意点ですが、あまり木目感がきついものだとガタガタしてしまい使いにくく感じる事があります。
購入前に何に使用するのかどのようなデザインだといいのかも確認して購入しましょう。また、一人暮らしに必要なサイズ等も調べておきましょう。
⑤ソファダイニング
最近では、ソファダイニングが流行っているようです。これは、リビングで寛ぎの空間とダイニングで食事をとる空間を一つにまとめたセットになっています。ワンルームのお部屋には理想的な形ではないでしょうか。レイアウト的にもまとまりがありスッキリしたお部屋ではないでしょうか。
また、ソファの作りも少し固めで食事をしやすくしてあり奥行きもあるので寛ぐスペースとして確保出来る空間としても使えるような作りになっています。1つで2つの役割を果たします。
ただ、こちらは最近良く見かけるようになったので一人暮らし用としては少しサイズが大きいものが多く感じます。少し広めのワンルームであれば、ダイニングテーブルとリビングを1つにまとめられると考えると一見の価値はあります。
一人暮らしのワンルームにおすすめのサイズ
実際にどのくらいのサイズが一人暮らしには必要なのでしょうか。どのようなダイニングテーブルがおすすめなのか、おすすめなどをみていきましょう。ダイニングテーブルは場所ばかりとる、ワンルームには大きすぎるが利点もあることがご理解頂けましたでしょうか。では、実際にどのくらいのスペースだと窮屈を感じずに過ごせるのか等をみていきましょう。
一人当たりに必要なスペース幅60cm
一人暮らしでも食器やグラスも並べたいし、窮屈を感じながら食事をするのは気持ちのいいものではありません。目安は1人あたり幅60㎝、奥行き35~40㎝ほど。これくらのテーブルの大きさであれば窮屈を感じる事は少ないはずです。
一般的に小さなダイニングテーブルでも二人用として作られている事が多く、特別小さいテーブルを購入しない限り、一人暮らしでも窮屈を感じる事は少ないです。
一人暮らし・ダイニングテーブルのおすすめレイアウト
ダイニングテーブルを配置するとして、さてレイアウト的にはどのようにしたらいいのでしょうか。せっかく購入したダイニングテーブルですが、お部屋の真ん中にドンと置くのはちょっと違うような気もしませんか。では、どんなレイアウトがいいのかを考えてみましょう。
①四角いテーブルを壁付け
四角いテーブルを壁に付けて配置すると、かなりスッキリとした空間になります。ワンルームという限られた生活空間の中でもダイニングテーブルはしっかりと置くことが可能です。そして、壁に寄せることで他の空間の邪魔になることもありません。残りの空間は好きに使うことも出来るのでワンルーム等のお部屋におすすめです。
②視線の先に気を配る
先程、お話したように壁付けにダイニングテーブルを置いたからと言って、壁に向かって食事をするのは素っ気ないものです。できれば、ダイニングテーブルに座った視線の先には、自分の視線より高い家具を置かない事をおすすめします。高い家具があると圧迫感を感じやすくなります。視線の先には外が見えるといいでしょう。
一人暮らしにおすすめのダイニングテーブル
では、実際にどのようなダイニングテーブルの種類があり、自分にはどのようなダイニングテーブルがいいのかなどを見てみましょう。オシャレにしたい、来客時も使えるテーブルがいいなど色々な要望がきっとあるのではないでしょうか。色んな種類のテーブルがあるので参考にしてみてください。
①北欧風のおしゃれな2人用ダイニングセット
北欧デザインの家具はなんと言ってもオシャレで素敵なデザインが印象的です。おしゃれなお部屋にしたいとお考えの方にはおすすめです。ただし、こちらのテーブルの作りは小さいものでも80センチ角の物が多く、一人暮らしには少し大きめになることが多いです。
また、購入に際してはセット販売が多く見受けられます。デザイン性を重視するとセットで揃えるとぐっとオシャレではないでしょうか。また、あえて単品で購入をしてカスタマイズするのも素敵です。見た目がよくデザイン性を重視するのであれば、北欧風は外せないかもしれません。
一人暮らしでも、デザイン性を重視して自分のお気に入りの場所を作りたいと考えている方には、北欧風はおすすめな家具ではないでしょうか。
②スライド折りたたみ機能付きのテーブル
こちらは75センチ四方というサイズのテーブル。元々のテーブルサイズは一人暮らしには少し大きくなりますが、45cmという大きいエクステンション天板が付いてるのがポイント。必要な時には手軽に120cm幅というダイニングテーブルになります。カップルだったり、来客の時もこれだけの大きさになると使い勝手もとてもいいです。
また、家族が増えても120センチのサイズであれば4人家族でも使えるので長い目で見ても使いやすさもよくでコスパ的にもいいかもしれません。一人暮らしだからといって小さいサイズだけを選ぶのではなく先のことを考えるという選び方もあります。
一人暮らしの家具選びのポイント
一人暮らしでもダイニングテーブルがあることで、怠けてしまいがちな生活を正すことが出来たり、PCなどを置くなど兼用で使う方法もあります。また、お部屋のアクセントにもなることがおわかり頂けたのではないでしょうか。一人暮らしのお部屋で圧迫感なくダイニングテーブルを置くにはどうしたらいいのでしょうか?
実は、少しの事で解決に導いてくれます。それは、視線です。ダイニングセットに自分が座り見渡した時にどう感じるかがポイントになります。実際に座ってみて、自分の視線より大きいものが目の前にあると圧迫感を感じてしまい部屋全体が狭く感じます。
ダイニングテーブルに座った時は視線よりも高い家具が近くにないかを確認してみましょう。部屋全体を見渡した時に窓が見えて風通しのいいお部屋にしてみましょう。
ダイニングテーブルのある生活
ダイニングテーブルと聞いて、家族を思い浮かべる方も少なくありません。だから、一人暮らしやワンルームでは場所を取るばかりだとお考えの方も多いです。ただ、ダイニングテーブルがあることで、先にお話をしたように気持ちをリセットしたりする場所になったり、PCデスクにしたり等の使い方も複数あります。
また、食事をする机としても使う事が出来ます。机一つで、食事をしてPCを使い、気持ちをリセットする場所になる。きっとお気に入りの場所になるのではないでしょうか。大好きな飲み物と本を持ってゆっくり読書したるするのもいいでしょう。
レイアウト的にもお部屋のアクセントになり、部屋が狭くなるとかのマイナスよりプラスになる方が多いのかもしれません。
一人暮らしのダイニングテーブルは生活にメリハリをつける!
如何でしたでしょうか。一人暮らしでもダイニングテーブルのある生活は、利点も沢山ある事をおわかり頂けたのではないでしょうか。今は小さいサイズのものも売っています。また、生活にメリハリを付けることも出来て、怠けてしまいがちな生活をきちんとすることも出来るようになります。
一人暮らしやワンルームでは、お部屋の全体が狭くなると言うことに囚われがちですが、レイアウトや家具の選び方で圧迫感なくライフスタイルに合ったダイニングテーブルが見つかるはずです。また、ダイニングテーブル自体にも沢山の種類があります。
一人暮らしでも、おしゃれなテーブルを置きお気に入りのお時間を過ごしてみませんか。ワンルームでも広く感じる空間を作ってみるのは如何でしょうか。