組紐の種類
組紐というのをご存知ですか?組紐とは様々な紐を編み込んで行って1本の紐のようにすることを言います。組紐には様々な編み方の種類があり、4本の紐を組み合わせた組紐や、8本の紐を組み合わせた組紐などがあります。
様々な種類の紐を編み込んだ組紐にはとても可愛い組紐やおしゃれな組紐もあります。しかしそんな組紐ですが、簡単に編めるのか心配という人もいるのではないでしょうか。
紐を4本や8本使って様々な種類の編み方をするのですから、簡単ではないと決めつけてしまいがちです。組紐の編み方は、案外簡単にできるものもありますので安心してください。今回は組紐の種類や素材、可愛い組紐のアクセサリーの作り方を紹介していきます。
組紐を作りたい、組紐で可愛いアクセサリーを作りたいという人はぜひ参考にしてみてください。簡単な組紐の編み方、そして4本の紐や8本の紐を使った組紐の編み方の種類も簡単に紹介していきます。組紐で可愛いハンドメイドを楽しみましょう。
四角い角打ち紐
組紐の種類には四角い角打ちの紐というものがあります。この種類の組紐の特徴は文字通り四角い断面に仕上がるというものです。この組紐は編み込んでいくと四角い断面になる種類の組紐なので、とてもシンプルで角ばった外見になる組紐です。
可愛い組紐というより、かっこいい種類の組紐です。この四角い組紐はかっちりとした外見なので、可愛い組紐よりかっこいい組紐を身に付けたいという人は、四角い角打ち種類の組紐を編んでアクセサリーやキーホルダーを作ってみてはいかがでしょうか。
あるいは、気になる男性のためにこの種類の組紐でアクセサリーを作ってみてください。可愛いアクセサリーを付けるのは抵抗があるという男性には、この種類の組紐のアクセサリーがぴったりです。
シンプルで派手ではない組紐のアクセサリーを気になる男性にプレゼントしてみましょう。手先の器用さをアピールできるチャンスでもあります。組紐アクセサリーは女子力をアピールできるアイテムとしても活躍するのです。
リボン状の平打紐
組紐には可愛いリボン状の平打組紐という種類の組紐は、この種類の組紐は、編み込むと断面が平になります。
様々な種類の紐を編み込むことが簡単にできるので、可愛い美しい模様を作り出すことができる組紐なのです。この組紐はその美しさから女性が着用する着物の帯締めに使用されることが多い組紐でもあります。
可愛い組紐のアクセサリーを作りたいという人は、この可愛い美しい模様にすることができる平打組紐を使ってみてください。この組紐は可愛い模様を作ることができるので、女性に人気の組紐で、ストラップにこの組紐を用いる人も多いのです。
可愛いアクセサリーをハンドメイドで作っているけどレジンやビーズなどを使ったものはもう飽きたという人も、組紐を使ったアクセサリーを作ってみてはいかがでしょうか。組紐の編み方を学んで、4本の組紐や8本の組紐を使って可愛いアクセサリーを作ってみましょう。
丸い丸打紐
丸い丸打の組紐というのも可愛い組紐です。この組紐は、ロープのような外見をしていて断面が丸い組紐です。この組紐は編み方によっては編み目がとても美しくツヤやかで、その美しさから巾着袋の口を絞るための紐に使われている組紐なのです。
ブレスレットなどにも使用されている組紐なので、様々な編み方で様々な場面に役立てられる組紐です。髪飾りとしても女性から人気が高い組紐なので、アクセサリーにするための編み方や髪飾りにするための編み方を勉強して身につけて、簡単に組紐で小物を作れるように練習をしてみてください。
組紐と一口に言っても、組紐には3つの種類があるのです。それぞれの組紐はアクセサリーにぴったり、髪飾りにぴったりという適正があります。
組紐を活かした小物類を作れるようになると、ハンドメイドのアクセサリー作りがより楽しいものになります。組紐の編み方を学んで、4本の組紐の編み方や8本の組紐の編み方を活かしたハンドメイドをしてみましょう。
組紐の本数別の作り方・編み方
組紐の種類には3種類あるということが分かりましたが、では組紐の編み方はどうすればいいのでしょうか。様々な紐を編んでカラフルな模様を作り上げると聞くととても難しいと考える人は多いです。しかし心配することはありません。
組紐の編み方には簡単なものももちろんあります。ここでは4本の組紐の簡単な編み方や、8本の組紐の編み方を紹介していきます。4本、8本の組紐の簡単な編み方を学んでアクセサリー作りなどに活かしてみてください。
4本や8本の編み方と聞くと簡単に編めるか心配だと考える人が多いですが、案ずるより産むがやすしと言うように、やってみると案外簡単に編むことができます。難しいという先入観にとらわれてしまうと、作れるものも作れなくなってしまいます。
簡単な編み方を学んで練習すると、4本や8本の組紐でも簡単に編むことができるので、まずは編み方を学んで日常生活で練習してみましょう。そして4本、8本の組紐を使って可愛い小物を作ってみてください。
4本糸の組紐の作り方・編み方
4本の組紐の簡単な編み方を紹介します。まず組紐を作るためには、組紐ディスクというものが必要です。この組紐ディスクがあれば、初心者の人でも簡単な編み方で4本の紐を使って組紐を作ることができます。
組紐ディスクは、食品トレーを円状に切り取って、円の端に等間隔で切り込みを入れれば簡単に作ることができます。まず、組紐ディスクの中心に4本の紐が通るように穴を開けましょう。そして4本の紐を穴に通して、穴から紐が外れないように紐の端をしっかりと玉結びします。
そうしたら、4本の紐を十字にしっかりとセットしてください。右の紐を下の紐の左にセットしてください。下の紐は左の紐の左に、左の紐は上の紐の左にセットし、上の紐は1番目の紐と十字になるようにセットしましょう。
紐を下から引っ張って形を整えたら、時計回りに糸をずらしていく工程を繰り返します。これが4本の組紐の編み方です。4本の組紐の編み方を詳しく解説している動画もありますので4本の組紐を作る際はぜひ参考にしてみてください。
4本糸の組紐を作るコツ
4本の組紐の編み方は分かったけど綺麗にできないという人もいるのではないでしょうか。4本の組紐の編み方を学ぶに当たって大事なことは、紐の組み始めに重りをつけて引っ張ることです。
何故このようなことをしなければいけないのかというと、編み方の工程で紐にたるみが出てしまうと、組紐が綺麗にできない可能性があるのです。ですから編み方を練習する際は、紐にたるみが出ないように整えながらする必要があります。
組み始めの紐を結ぶ前に、重りなどをつけて結びましょう。そうすることで組紐をピンと張らせて編みやすくすることができるのでおすすめです。編み方を学ぶ際の注意点は、このたるみにあります。組紐がたるんでしまうと、できが汚く見えてしまいます。
組紐の編み方初心者の場合はそのようなことにならないために、重りを用意しておいて編み方を学びましょう。4本の紐を操るわけですから、基本に則った編み方で組紐を作ってみてください。
4本糸の組紐の端処理のポイント
4本の組紐の端処理をどのようにするかが組紐作りの大きなポイントになります。4本の組紐を編み終えたら、組み始めに結んだ部分がほどけないように、フリンジを作る容量でハサミでカットしましょう。
フリンジを長めに残しておいて、そこにビーズなどを通すのも可愛い組紐アクセサリーにすることができます。フリンジがフリフリしているのもおしゃれです。4本の組紐のアクセサリーの場合、フリンジは4本できます。
その4本をシンプルに残しておくか、ビーズやボタンを通して装飾するかは自由ですので、好きなようにアレンジできるのが組紐のアクセサリーの魅力の1つです。4本の組紐の端処理は大事なポイントの1つですので覚えておきましょう。
7本糸の組紐の作り方・編み方
7本の紐を使った組紐の編み方を紹介します。まずは7本の紐を全て組紐ディスクに通して、組み始めを玉結びにして組紐ディスクから紐が外れないようにしましょう。そしてまず4本の紐を十字の形にセットしてください。残りの3本をトの字にセットします。
その際、同色の紐が向かい合わせになるようにセットすると綺麗な組紐にすることができます。右の紐を時計回りに回して、2つ左の切り込みに差し込みます。他の紐も同様に2つ左の切り込みに差し込むことを繰り返して編んでいきましょう。
紐がたるまないように重りをぶら下げながら編んでいくときちっとした美しい編み目になりますので、重りを用意するのを忘れないようにしてください。
4本の組紐の編み方を勉強して、4本の組紐でなら簡単に小物を作ることができるようになったという人は、レベルアップのためにも7本の組紐の編み方を勉強して家で練習してみてはいかがでしょうか。7本の組紐のアクセサリーはとても美しいのでおすすめです。
7本糸の組紐を作るコツ
7本の紐の組紐を作るコツですが、基本的には4本の組紐と同様です。紐の本数が増えているので、たるみに十分な注意が必要です。紐の動かし方も4本の組紐とは異なっているので、間違えないように注意してください。
基本的な編み方から外れた編み方をしてしまうと、せっかくの組紐アクセサリーがとても独特な形になってしまう可能性や、うまく編み込めないという事態になりかねません。
7本の組紐を使ってアクセサリーを作りたいという人は、きちんと7本の組紐の基本的な編み方に則って練習してみてください。たるませないことや、基本的な編み方を練習することが1番のコツで上達の近道でもありますので決して疎かにしないように注意しましょう。
7本糸の組紐の端処理のポイント
7本の組紐の端処理のポイントは、編み目がほどけないように組み始めの結んだ部分をフリンジとして残しておきましょう。
短めにカットするのも可愛いですが、長めに残しておくと7本のフリンジがフリフリして可愛い組紐のアクセサリーになります。フリンジにビーズや金具をつけるのもおしゃれでオリジナルの組紐アクセサリーにすることができるのでおすすめです。
8本糸の組紐の作り方・編み方
8本の組紐の編み方を紹介します。8本の組紐を操る際も、8本の紐がたるんでしまわないように編み方を勉強する際は重りを用意しておきましょう。8本の紐の編み方を勉強して自分だけのオリジナル組紐アクセサリーを作ってみてください。
2本ずつの紐の束を4本作って十字の形にセットしましょう。両手で1本ずつ紐を持って、時計回りに180度移動させてください。その工程を何回も繰り返すと、美しい模様の組紐を作ることができます。8本の紐を用いて組紐を作る場合、必ず両手を使って作業をしてください。
8本の紐の場合、2本の紐を同時に操って編んでいく必要があります。片手だとどの紐を操ればいいのか分からなくなってしまいますので、必ず両手で同時に紐を操りましょう。
操る紐の本数が多いので大変ですが、その分8本の紐が編み込まれた美しい組紐を作ることができます。4本、7本の組紐の編み方を学んで、よりステップアップしたいという人はぜひ8本にチャレンジしてみてください。
8本糸の組紐を作るコツ
8本の紐を使った組紐に大敵なのはたるみです。本数が増えるのでたるまないように必ず重りを用意して、ピンと張った状態の紐を必ず両手で操るようにしてください。それが8本の組紐を編む際の大事なコツの1つです。
8本糸の組紐の端処理のポイント
8本の組紐の端処理は、フリンジを長めに残しておいて、そのフリンジにビーズなどを通して装飾することがおすすめです。ビビットカラーのビーズを装飾するとカラフルでおしゃれな組紐のアクセサリーにすることができます。
16本糸の組紐の作り方・編み方
4本、7本、8本の組紐の編み方を勉強して、時間をかけずに小物が作れるようになったという人は、一気に16本という本数で組紐を編んでみてください。
本数が一気に8本も増えるので手間がかかりますが、今までの組紐と比較すると模様もアレンジが利きますし、とても美しい組紐を編むことができるのでおすすめです。まずは組紐ディスクの中心に16本全ての紐を通して、組み始めの部分を結んでおいてください。
16本の紐を操るわけですから、どこか一部分でもたるむ箇所が出てきます。たるみ防止に重りを結び目にくくりつけておいてください。そうすることで仕上がりが美しい組紐にすることができます。2本ずつの紐を、間を2つ開けながらセットしていきます。
2本ずつの紐を8セット等間隔にセットしてください。右斜め上の1本の紐を1回時計回りに動かします。そうしたら上の紐の1本を、移動させた紐があった切り込みに移動します。それを繰り返していくと、美しい組紐を作ることができます。
16本糸の組紐を作るコツ
16本の組紐を作るコツで大事なのは、紐の位置が混乱しないように、きちんと組紐ディスクに番号を振っておくことです。そうすることで混乱せずに綺麗な組紐アクセサリーを作ることができますので番号を必ず振っておいてください。
16本糸の組紐の端処理のポイント
16本の組紐の端処理は、16本のフリンジを活かしましょう。8本の紐の束になるように紐を2つに分けて、それぞれに装飾を施すとおしゃれなアレンジ組紐アクセサリーにすることができますのでおすすめです。
組紐の小道具を使った作り方・編み方
組紐を編む際、組紐ディスクというものが必要になりますが、それ以外の小道具でも組紐を編むことができます。組紐ディスク以外の小道具で組紐を作りたいという人はこれから紹介する小道具を使って、組紐を作ってみてください。
紙コップを使った作り方・編み方
紙コップでも組紐は作ることが可能です。まず紙コップの飲み口に紐の本数分切り込みを入れます。そして紐を切り込みに1本ずつ差し込んで、組紐ディスクと同じ要領で編み込んでいきましょう。紙コップでも組紐が作れるのは意外に感じた人が多いのではないでしょうか。
組紐メーカーを使った作り方・編み方
組紐を作るための組紐メーカーというのもあります。組紐メーカーには番号が振ってあるので、16本の組紐を編みたい場合にとても便利です。組紐を作りたい際に必須の道具です。100均で販売されていますのでチェックしてみてください。
組紐の素材
組紐と一口に言っても様々な素材で組紐を作ることができます。ではどのような素材で組紐を作ることができるのでしょうか。組紐の素材は4種類あります。自分が作りたい素材で組紐を作ってみてください。
絹糸
1つ目の組紐の素材は絹糸です。絹糸で作られた組紐は高級感があるので、和風の小物や帯締めを作りたい時におすすめの素材です。少し価格は高いですが、高級感がある組紐の小物が欲しい時はぜひ絹糸を使って作ってみてください。
刺繍糸
組紐に使える素材には刺繍糸もあります。手頃に組紐のアクセサリーが作りたいという人は刺しゅう糸がおすすめの素材です。カラーバリエーションも豊富なのでカラフルな組紐を編んでアクセサリーを作りましょう。
リリアンコード
リリアンコードは組紐を個性的に作り上げることができる素材です。ツルツルとした光沢が特徴で、絹糸のような光沢のある紐で手頃ながら高級感がある組紐アクセサリーが作りたいという時におすすめの素材です。
毛糸
ふわふわとした温もりが感じられる組紐アクセサリーを作りたいという時は毛糸で組紐を作るのもおすすめです。冬などに持ち歩きたい組紐アクセサリーを作る時は毛糸を何種類か買って編み込んでみましょう。
組紐を作るコツ
組紐を作るコツはなんだろうと考えたことはありませんか?組紐を作るのにはいくつかのコツが必要ですが、その中でも最も重要なコツを2つ紹介しますのでぜひ組紐作りの時に参考にして活かしてみてください。
気長に丁寧に編む
組紐作りに必要なのは技術もありますが、やはり気長に丁寧に編むという気持ちが大事です。焦って編んでしまうと綺麗にできるものもできなくなってしまいますので、焦らず気長に組紐を編んでいきましょう。
糸をたるませない
組紐を作る上で重要なのは糸をたるませないということです。何度も言うようですが、組紐をたるませてしまうと出来上がりが不恰好なものになってしまいますので、たるまないように必ずおもりを用意しておきましょう。
組紐で作る可愛いアイデアグッズ
組紐は様々な小物に役立てることができます。組紐の小物を作りたいけど何を作ればいいのか分からないという人はこれから紹介するものを組紐で作ってみてください。慣れたらアレンジをして自分だけのオリジナルの小物を作ってみましょう。
組紐でネックレスを作る
組紐はネックレスに生かすこともできます。長めに組紐を作って、自分の好きなチャームなどをワンポイント通すとシンプルでとてもおしゃれなネックレスにすることができるのでおすすめです。ぜひ試してみてください。
組紐でブレスレットを作る
シンプルで可愛いブレスレットを組紐で作ることもできます。組紐を作ってリング状にすると、シンプルなオリジナルの組紐ブレスレットになります。チャームやビーズを通すなどして装飾をしてみても可愛いです。
組紐でヘアアクセサリを作る
髪につける髪飾りを組紐で作ってみましょう。100均で販売されているピン留に組紐で作った飾りを固定させるととてもおしゃれで自分だけの髪飾りを作ることができます。シンプルな髪飾りになりますのでおすすめです。
組紐でイヤリングを作る
組紐はイヤリングにすることも可能です。組紐で作った飾りをイヤリングとして耳に飾ると、とても可愛らしく耳を彩ってくれるのでおすすめです。組紐のオリジナルイヤリングを耳に飾ると女子力アップにつながります。
組紐でストラップを作る
組紐のアクセサリーの定番にストラップがあります。シンプルながらも存在感を主張してくれるストラップです。カラフルな組紐のストラップは周りとは一味違うアピールもできますのでおすすめのアクセサリーです。
組紐は気長に楽しめる簡単な趣味!
組紐を編めるようになると手先の器用さなどが鍛えられるのでおすすめのハンドメイドです。ビーズなどで小物を作るのが好きという人はぜひ組紐でもハンドメイドの小物を作って、身につけたり大切な人にプレゼントをしましょう。