鍋料理におすすめの具材と相性のよいレシピを紹介!
冬の寒い時期をはじめ、温かい時期も食べたくなる料理「鍋」。鍋には定番の具材をはじめ、家でアレンジした変わり種の具材などさまざまなレシピがあります。自分に合う鍋料理を探していくのがおすすめです。
今回はそんな鍋に合う定番の具材はもちろん、少し変わった変わり種の具材をご紹介します。鍋のレシピについても合わせてお伝えしていくので、鍋の味に飽きてきた方はぜひ参考にしてみてください。
鍋におすすめの具材・レシピ【定番】
鍋の具材は、1人1人浮かべる種類が変わります。ですが、ほとんどの人が共通している定番の鍋食材があります。定番の鍋レシピは栄養バランスがしっかりとしており、子供から大人まで食べやすい料理になります。
今回はそんな定番の鍋具材をまとめてご紹介します。定番の具材なので調理しやすく、余ってもさまざまな料理に使うことができます。鍋の具材に悩んだ方は、定番のレシピで考えてみましょう。
白菜
鍋の具材の中でも、定番中の定番料理が「白菜」です。白菜は鍋で煮込めば煮込むほどトロトロの食感になり、どんなレシピでも合わせやすい具材です。白菜は部位によって切り方を変えるのがおすすめです。
白菜の葉の部分はざく切り、芯の部分はそぎ切りにしましょう。鍋の底に白菜の芯を敷き、その上から葉の部分を盛り付けることで見た目にもボリュームが出ます。和、洋とどんなレシピでもしっかりと味がしみ込みます。
ネギ
1年中スーパーで販売されている鍋の定番具材「白ネギ」。白ネギは鍋で煮込めば煮込むほど甘さが出汁に染み出し、栄養価も高いのでおすすめです。白菜同様に、どんな鍋レシピでも相性抜群です。
白ネギはその料理によって切り方を変えましょう。出汁の味をしっかりとしみ込ませたい場合は斜め切りにし、ネギの食感や味を思う存分楽しみたい方は一口大の大きさに切るのがおすすめです。
水菜
近年、鍋の定番具材にもなっている「水菜」。春菊よりも香りが柔らかく、味がしみ込みやすいので葉物野菜が苦手な子供も美味しく味わうことができます。また、1年中スーパーで販売されているのでいつでも購入できます。
水菜はシャキシャキとした食感が特徴的になるので、鍋でも少し長めにカットするのがおすすめです。また、水菜は生でも美味しく食べられるので、鍋の火を止めてから入れても美味しく味わうことができます。
豚バラ肉
鍋にはさまざまなお肉が使用されていますが、その中でも定番となっている具材が「豚バラ肉」です。豚バラ肉はとても柔らかく、鍋に入れるとジューシーな味わいを楽しめるので定番のお肉となっています。
先ほどの定番具材である「白菜」と豚バラ肉を重ねて鍋に入れる料理などさまざまなレシピが考案されており、こってりとした旨味を楽しめます。火の通りも早く、箸で野菜と一緒に巻いて食べるのがおすすめです。
牛薄切り肉
鍋料理でもすき焼きやしゃぶしゃぶの定番となっているのが「牛薄切り肉」です。牛薄切り肉は火を通しすぎると固くなってしまうので鍋レシピが限られてしまいますが、美味しいと鍋料理の定番お肉です。
牛薄切り肉を鍋料理で食べる際は、しゃぶしゃぶがおすすめです。さっと火を通すだけで牛肉本来の甘みを楽しむことができ、気軽に食べることができます。牛薄切り肉によって出る灰汁は取り除きましょう。
タラ
魚介系を使用した鍋料理を楽しみたい方に定番となっているのが「タラ」です。タラは淡泊な味わいでふっくらとした食感を楽しめ、どんな鍋レシピでも合わせることができる万能な具材となっています。
タラは基本的に食べやすい大きさにカットするだけで鍋を入れることができます。臭みが気になる方は塩水でさっと洗うのがおすすめです。タラを使用する場合は寄せ鍋やちり鍋、味噌鍋が人気を集めています。
サケ
鍋料理に入れる魚具材といえば定番中の定番「サケ」です。サケは石狩鍋など味噌味の鍋料理と相性の良い具材となっており、スーパーでも1年中購入できます。鍋に使う場合、骨を取り除くのがおすすめです。
鍋で使用するサケは「生サケ」を購入するのがおすすめです。切り身の場合はそのまま鍋に入れるだけで完成するので、楽に料理することができます。臭みが気になる方は、塩を振ってさっと洗うようにしましょう。
鍋におすすめの具材・レシピ【変わり種の野菜】
鍋料理には、今はまだあまり知られていない変わり種の具材も多くあります。定番の鍋具材に飽きてしまった方、いつもとは少し違う鍋の味わいを楽しみたい方は、ぜひ変わり種の具材に挑戦してみてください。
今回はそんな鍋料理で変わり種の具材を詳しくご紹介します。家によっては定番の鍋具材として食べられている具材もあり、変わり種の野菜を加えることによって鍋の味わいが少しずつ変わります。
レタス
サラダなど生で食べるイメージが強い変わり種具材「レタス」。実は鍋の具材にしても美味しく味わうことができ、最近では市販の鍋つゆに「レタス鍋」が販売されています。女性に人気の具材です。
レタスは熱を通すことによって、サラダとは少し違う食感を楽しめます。しゃぶしゃぶはもちろん、寄せ鍋にも合うのでさまざまなレシピに挑戦できます。食べやすいサイズに手でカットするだけで完成します。
ニンジン
色鮮やかな鍋を作りたい方におすすめの鍋が「ニンジン」です。水炊きや寄せ鍋、豆乳鍋など色合いが淡泊になりがちな鍋の場合によく映える具材です。ニンジンは好みの食感によって煮込む時間帯を変えましょう。
ニンジンはそのまま細切りにするのはもちろん、型を使って鮮やかにするのもおすすめです。ニンジンは分厚すぎると火が通りにくくなってしまうので、厚みは5mmを目安にカットするようにしましょう。
トマト
最近、変わり種の鍋として注目されている具材が「トマト」です。ひと昔前までは鍋に入れない具材でしたが、現在では市販でも「トマト鍋」が販売されています。トマトは女性に嬉しい栄養素があるので、鍋にして食べるのもおすすめです。
トマトは寄せ鍋の具材としてもおすすめになり、生のトマトを食べやすいサイズにカットしましょう。トマトは熱を通しすぎないようにし、他の具材がしっかり火を通ったあとに添えるようにトッピングしましょう。
パクチー
エスニックな鍋料理に欠かせない具材が「パクチー」です。パクチーはサラダでの定番料理となっていますが、最近では鍋にも使用する方が増えています。変わり種の具材なので、量を調整しながら入れるようにしましょう。
パクチーは独特の香りを楽しめ、お肉や魚の臭みを消してくれる役割があります。パクチーは火を通しやすいので、最後に添える程度がおすすめです。パクチーを使用する場合は、トムヤンクンスープがおすすめです。
レモン
あっさりとした鍋を楽しみたい方におすすめの具材が「レモン」です。レモンは先ほどのパクチーとも相性抜群になり、鶏肉の一緒に煮込むのがおすすめです。レモンは風味も良く、見た目も鮮やかにしてくれます。
鍋にレモンが入っているだけでこってりとした鍋も、後味がスッキリとします。また、栄養素がしっかりと出汁に溶け出すので、女性に嬉しい鍋レシピです。レモンはさまざまなアレンジレシピもあるので、ぜひ試してみてください。
ズッキーニ
まだあまり知られていない鍋の変わり種具材が「ズッキーニ」です。ズッキーニは夏に旬を迎える野菜となっており、栄養価が高いことで人気があります。カレーに良く使用されるため、カレー鍋と相性抜群です。
ズッキーニはクセが強くないので、鍋の出汁としっかりと絡んでくれます。また、煮込むことで焼いたり揚げたりする時とは違う食感を楽しむことができ、夏の時期に鍋を食べたい方に人気があります。
とろろ
美容にも良いおすすめの変わり種具材が「とろろ」です。とろろは最近多くの人々から人気を集めており、鍋に入れることでトロトロとした食感を楽しめます。どんな鍋レシピでも合わせやすく、寄せ鍋との相性抜群です。
鍋にとろろを入れる場合は、たっぷりと入れるのがおすすめです。あまり熱を通さないようにし、すべて具材を煮込んだ後最後にトッピングしましょう。便利解消やダイエットにも良いので、身体作りをしている方にもおすすめです。
小松菜
葉野菜の代表で知られる「小松菜」。小松菜はあまり鍋に使用されていない具材ですが、実は鍋のスープによっては相性抜群です。小松菜は白菜同様に煮込むことで出汁にしっかりと絡み、濃厚な旨味を楽しめます。
小松菜に合う鍋のスープは「キムチ鍋」です。キムチ鍋には白菜を使用する方が多いですが、白菜が旬の時期ではない場合、小松菜を代用してみましょう。辛味のあるスープと小松菜はクセになる味わいです。
鍋におすすめの具材・レシピ【贅沢な魚介】
いつもより少し贅沢な鍋を楽しみたい方は、豪華な魚介類を使用するのがおすすめです。年末年始やお祝い事、鍋パーティーなど1つでも豪華な具材が入っていると、鍋の旨味が一気に広がっていきます。
今回はそんな鍋に合う贅沢な魚介類をご紹介していきます。鍋は使用する魚介類によって出汁の旨味が変わるので、さまざまな魚介類を試すのがおすすめです。自分が美味しいと思う贅沢な鍋を作り出しましょう。
牡蠣
大人数で鍋パーティーを行う際におすすめの具材が「牡蠣」です。鍋に牡蠣があるだけで贅沢な具材となり、どんな出汁でも合わせることができます。牡蠣は下ごしらえを忘れないようにしましょう。
牡蠣は塩を振って軽く揉み洗いし、何度か水洗いしましょう。また、牡蠣は煮込みすぎてしまうと縮み、固くなってしまいます。野菜やお肉など他の具材を煮込んでから、食べる少し前に鍋に入れるのがおすすめです。
ブリ
鍋の季節と言えばやはり冬。そんな冬に味覚を迎える魚介類が「ブリ」です。ブリは独特の甘い脂が特徴となっており、はりはり鍋やキムチ鍋などあらゆる鍋レシピにおすすめの具材です。冬の時期が1番脂がのっていて美味しいです。
刺身用のブリを鍋に使用する場合は、しゃぶしゃぶで食べるのがおすすめです。さっと火を通すだけで刺身とは違う味わいを楽しめ、お肉の脂よりも軽いので、幅広い世代から人気のある鍋の具材です。
あさり
鍋の具材として注目されているのが「あさり」です。あさりの出汁は鍋とも相性が良く、スンドゥブチゲ鍋にもあさりがメインで使用されています。あさりの出汁は身体にも良く、スープまで美味しく食べることができます。
あさりは鶏肉の塩鍋とも相性抜群です。あっさりとした鍋ではあさりの旨味がしっかりと効いているので、幅広い世代から人気を集めています。あさりは下処理をしっかりとし、殻つきのまま鍋に入れるのがおすすめです。
カニ
贅沢な鍋として代表される具材が「カニ」です。カニは入れるだけで色合いも鮮やかになり、味も抜群なのでカニ鍋が好きな方は多くいます。カニ鍋は量も多くなるので、大人数で鍋を囲む際に食べるのがおすすめです。
カニ鍋は寄せ鍋に入れるだけで、出汁にしっかりと味がしみ込みます。また、カニの身もプリプリとしているので、食感も楽しめます。アルコールとの相性も良く、年末年始にカニ鍋を食べる方が多くいます。
鍋におすすめの具材・レシピ【変わり種なお肉】
鍋の定番と言えば「お肉」です。お肉には変わり種もあり、さまざまな肉料理を使って種類豊富な鍋を楽しむことができます。定番のお肉以外にも美味しく食べられる肉料理が多いので、ぜひ1度試してみてください。
今回はそんな鍋に合う変わり種のお肉をご紹介していきます。お肉の種類によって鍋の旨味が変わっていくので、いつもとは違う鍋の味を楽しみたい方はぜひ参考にしてみてください。
鶏だんご
子供から大人まで人気のある鍋のお肉が「鶏だんご」です。鶏だんごはフワフワとした食感を楽しむことができ、鶏肉からも美味しい出汁がしっかりと出るので濃厚な旨味を楽しみたい方におすすめです。
鶏だんごにはアクセントに生姜やニンニクを一緒に練り込むのもおすすめです。数ある鍋の練り物の中でも、鶏だんごは絶大な人気を誇ります。最近では鶏だんごとネギのみのシンプルな寄せ鍋も人気を集めています。
カモ肉
鍋の時期である冬におすすめの具材が「カモ肉」です。カモ肉は豚肉、牛肉とは違う脂の旨味を楽しむことができ、冬のカモ肉は甘味が強くなります。蕎麦屋では定番の具材となっており、和風出汁の鍋にもピッタリです。
ネギとカモ肉を鍋に入れるだけで、贅沢な鍋になります。また、〆で蕎麦を入れることができ、ヘルシーな具材でお腹いっぱい楽しみたい方におすすめです。鍋では珍しい、そばつゆを出汁に使用するのがおすすめです。
ソーセージ
通常、焼いて食べるソーセージですが、最近では変わり種の具材として鍋に入れても美味しいです。ソーセージは煮込むことで通常とは違う食感を楽しむことができ、塩味や醤油味の鍋にぴったりです。
ソーセージはあっさりと食べることができ、生肉と違ってカットせずに味わうことができます。ソーセージは油っぽくならず、すぐに火を通すことができるのでさっと鍋を楽しみたい方におすすめです。
餃子
焼いて食べると美味しい餃子ですが、実は鍋で煮込んでも美味しい具材となっています。焼くよりも鍋の場合はヘルシーに味わうことができ、餃子を作って余ってしまっても鍋に入れるだけで飽きずに最後まで食べることができます。
餃子は煮込みすぎると皮が剥がれやすくなってしまいます。鍋に入れる場合は、少しずつ食べる分だけ餃子を追加していくようにしてください。皮が崩れない程度に餃子に火を入れていき、出汁にしっかりと絡ませましょう。
スペアリブ
鍋でがっつりとお肉を食べたい方におすすめの具材が「スペアリブ」です。スペアリブは焼いて食べるイメージが強いですが、鍋の変わり種具材として煮込む方も多くいます。煮込むことで焼いたスペアリブとは違う味わいを楽しめます。
スペアリブは骨付きのお肉となっているので、煮込むことで出汁がしっかりと出ます。また、煮込んだスペアリブはとても柔らかくなるので、子供でも食べやすくなります。スペアリブは沖縄料理の定番でもあるので、〆にソーキそばを選ぶ方もいます。
鍋におすすめの具材・レシピ【その他の変わり種】
数ある鍋メニューには、一緒に煮込むと意外にも美味しい変わり種具材がたくさんあります。鍋を食べたくても買い物行く時間がない方は、家にある変わり種の具材と使ってさっと鍋を作ることができます。
今回はそんな鍋におすすめの変わり種具材をご紹介します。その家ごとに変わり種の具材があるので、ぜひ1度試してみてください。いつもとは少し違う味わいの鍋を楽しみたい方は目を通してみてください。
カマンベルチーズ
鍋の変わり種具材として注目されているのが「カマンベールチーズ」です。トマト鍋との相性が抜群になり、カマンベールチーズを丸ごと1個入れることで贅沢感もでます。チーズの濃厚な旨味をはじめ、香りも高くなります。
カマンベールチーズは煮込めば煮込むほどトロトロとした食感になります。周りに煮込んでいる野菜やお肉、魚介類と一緒に食べることでチーズの旨味が引き立ちます。カマンベールチーズには塩分があり、鍋とマッチします。
そばがき
シンプルな原始食として注目されているのが「そばがき」です。そばがきとはそば粉をお湯で練っただけのシンプルな具材となっており、和風出汁の鍋におすすめです。お肉や魚介類の変わりにそばがきを食べる方もいます。
そばがきはとてもふんわりとした食感になり、とても香りが高いです。また、鍋で煮込むことによって出汁にも蕎麦の香りが移り、つゆまで美味しく味わうことができます。ダイエットしている方におすすめの変わり種具材です。
納豆
今や定番になりつつある変わり種の具材「納豆」。納豆は栄養価がとても高く、キムチ鍋など辛いスープとの相性が抜群です。納豆を入れることによって辛味が柔らかくなり、納豆本来の風味を楽しむことができます。
納豆は自分の好きな時間で煮込むのがおすすめです。最初から鍋で煮込んでいても風味を楽しむことができ、器に移してから納豆を入れる方も多くいます。納豆は付属のタレをつけても美味しいので、好みの味わいを探してみましょう。
メレンゲ
SNSでも話題となっている変わり種の鍋具材が「メレンゲ」です。メレンゲは見た目のインパクトがとても強く、写真映えするのでお店でも使用されている具材です。家でも簡単に作ることができ、大人数で鍋を囲みたい方にもおすすめです。
メレンゲはスープに浮かべるだけでインパクトが上がり、蓋を開けた時に感動を与えることができます。とろろ鍋とは少し違うふんわりとした食感を楽しめ、メレンゲによって中身が隠れるので何味の鍋なのかワクワクしながら食べることができます。
リンゴ
かなり意外な鍋の具材として注目されているのが「リンゴ」です。リンゴは栄養価が高いことで知られるフルーツになり、たびたび料理にも登場します。最近ではリンゴを鍋に入れる家庭も多く、子供から人気の高いレシピです。
鍋にリンゴを入れることによって、独特のまろやかさがうまれます。また、うまみ成分であるグルタミン酸が増え、鍋全体がいつもより美味しく感じる効果があります。リンゴは豚肉に巻いて鍋に入れてもとても美味しいです。
鍋は具材と味付けで変幻自在!
大人数で囲みたくなる温かい料理「鍋」。鍋は使われる具材はもちろん、味付けによって幅広い種類があります。家庭によってオリジナルの鍋を作っている方も多く、SNSやインターネットではさまざまなレシピが紹介されています。
定番の鍋具材はもちろん、いつもより少し違う味わいを楽しみたい方は普段は入れない変わり種の具材を入れるのもおすすめです。具材によって出汁の味わいも変わるので、ぜひ1度試してみてください。