刺繍針と縫い針の違いは？太さなどの種類や選び方などをまとめて紹介！

刺繍をしようと思ったとき、刺繍針がなく、普通の縫い針を使ってしまったことはありませんか。縫い針でもできないことはないのですが、なんとなく使いにくいと感じたのではないでしょうか。

刺繍を上手に刺すには刺繍針がおすすめです。今回は刺繍針と縫い針の違いや刺繍針の選び方、おすすめの刺繍針について紹介しましょう。

縫い針の代わりに刺繍針を使うこともできそうですが、刺繍には刺繍専用の針を使うのがおすすめです。刺繍針と縫い針は、針の太さや糸を通す穴の形が異なり、縫い針ではうまく刺繍をすることができません。ここでは刺繍針と縫い針の違いをもう少し詳しくみてみましょう。

刺繍針と縫い針の最も大きな違いは、糸を通す針の穴の大きさです。縫い針の穴は小さく、糸を通すのに苦労したことがあるかもしれません。

一方、刺繍針の穴は縫い針に比べるととても大きく、縦に細長いので刺繍糸を通すのが簡単です。刺繍糸は縫い糸に比べて太さがあり、2本取りや3本取り、あるいは6本取りなど重ねて使うことが多くあります。そのため穴が大きくなっています。

刺繍針と縫い針の違いは、針の太さにもあります。刺繍針は、刺繍がしやすいよう縫い針に比べて太さがあります。刺繍針は、1本取りから6本取りまで糸の太さに合わせた針があり、糸の本数に合わせて針の太さを変えるのがおすすめです。

フランス刺繍用の針は先が尖っていますが、クロスステッチ用の刺繍針は先端が丸くなっています。また刺し子専用の針もあります。

刺繍針は縫い針と異なり、刺繍糸の本数に合わせて針の太さを選びます。細い糸を使って繊細な刺繍をしたい時は細い針を、6本取りなど太目の糸でアクセントを付けたいときは太い針を選びます。縫い針では針の太さを変えることができないので、刺繍には専用の刺繍針が必要となります。

縫い針は、手縫いがしやすいよう自分の指の長さに合わせて選ぶのがおすすめです。一般的に刺繍針よりも短めで、刺繍枠に布を挟んで刺繍をする場合、やりにくいと感じることが多いようです。

また縫い針は刺繍用の布の通りが悪く、スムーズに針を刺すことがでいません。縫い針を刺繍に使うのは難しく、刺繍専用の針を用意するのがおすすめです。

100均にも刺繍針がたくさん売られています。100均で買えるので安くて便利です。近くに手芸店がない時でも、100均なら近くにあるということも多いでしょう。

100均の刺繍針でも刺繍をすることはできます。しかし、布の通りが悪く使い難いと感じることが多くあります。きれいな作品を作りたいときは、100均よりも手芸店で刺繍針を買うのがおすすめです。

それではここからは刺繍針の選び方についてお伝えしましょう。刺繍針を選ぶ時は、刺繍の種類、刺繍針の太さや穴の大きさ、針のしなやかさなどを考えて選ぶようにします。きれいな作品を作るためには正しい選び方で、適切な刺繍針を選ぶようにしてください。

刺繍針の選び方で、次に大切なポイントは針穴の大きさで選ぶということです。刺繍針は一般的に、太さが異なる針が数本セットになって販売されています。

数本まとめて糸を使う場合には太い針を選びましょう。反対に刺繍糸を1～2本使う場合は小さな穴の刺繍針を使うのがおすすめです。

刺繍針や縫い針には、針の長さや太さに合わせて「号数」が決められています。フランス刺繍の場合、薄手の布に1～2本取りで刺繍をする場合は7～10番の刺繍針がおすすめです。

中くらいの厚さの生地に3～4本取りで刺繍をする場合は、5～6番の刺繍針がおすすめです。厚手の生地に5～6本取りで刺繍をする場合は、3～4番の針がおすすめです。セットではなく、バラで買う場合は5～6番の刺繍針を揃えておくと使いやすいでしょう。

刺繍針の選び方で見落とされがちなのが、針のしなりやすさです。針のしなりやすさも、針の選び方で大切なポイントとなります。しなる針は布を通す時にコントロールするのが難しいと思われがちですが、適度にしなる針は使いやすく作業が楽になるのでおすすめです。

刺繍針の選び方で最も大切なことは、フランス刺繍針かクロスステッチ用の針かどちらを選ぶかという点です。刺繍針には大きく分けて、フランス刺繍針とクロスステッチ用の針の2種類があります。

刺繍針を間違って買ってしまうと使うことができないので、どちらのタイプの針が必要なのかを考えてから買うようにしましょう。

フランス刺繍針は縫い針のように先端が尖っています。先が尖っているので、厚手の生地から薄手の生地まですっと通るようになっています。フランス刺繍にはさまざまなステッチがありますが、フランス刺繍針なら簡単できれいな作品を作ることができます。

クロスステッチ用の針は、布目を拾いやすいように先端が丸くなっているのが特徴です。先端が尖っていると、間違ったところに刺すとマス目が割れてしまってきれいな作品を作ることができません。

フランス刺繍針でも使えないことはありませんが、効率が悪くなってしまうので、クロスステッチをするときはクロスステッチ用の刺繍針を使うのがおすすめです。

刺繍針は様々なメーカーからいろいろなタイプのものが販売されています。ここからは、手芸店で手に入れやすいおすすめの刺繍針を5選紹介します。

フランス刺繍やクロスステッチ、刺し子など、それぞれの刺繍に合わせた針を使うようにしましょう。刺繍の種類に合わせた針を使うと、きれいな作品を作ることができます。

刺繍針には様々なタイプがあり、刺繍の種類によって使い分けるのがおすすめです。100均でも販売されていますが、100均の針は布通しが悪いので、できたら手芸店で買うのがおすすめです。

手芸手では太さや長さが異なる刺繍針がセットになって販売されています。刺繍糸に合わせて針を変えると、きれいな作品を作ることができます。