浮気の定義は何？不倫の場合など法的な違反行為やされた場合の対処法を解説！

パートナー意外に仲の良い異性の友人を持つ人は沢山居ますが、もしかしたら自分が知らない所でその2人は浮気関係にあるかも。浮気を定義するのは難しいですが、ある程度線引きをしないと後々面倒なことになるかもしれません。では、実際に浮気の定義とはどこからなのでしょう。

親しい間柄とは言え気を付けておかないと、何かの拍子に浮気がバレて相手のパートナーから訴えられてしまうことにもなり兼ねません。浮気の定義は普通のカップルも夫婦も大きくは変わりませんが、実際どんなことが浮気と定義されてしまうのでしょう。詳しく解説していきます。

まず、法律という堅苦しい縛りを脇に置いて最初に言えることは、浮気や不倫の定義はカップルの数だけあるということです。何故なら、許せる許せないの度合いには個人差があるので、それぞれのカップルごとで定義とされる価値観が異なってしまうからです。

その為、浮気や不倫について述べる時、「一般的には」という言い回しをしますが、実際には一般的な定義というものは存在せず、人、そしてカップルの数だけ浮気の定義はあるのだと、広く認識しておいた方が良いでしょう。

浮気と不倫の定義は男女間でも分かれてきますし、また、定義した理由も男女間で少しずつ異なります。どのような理由で浮気、不倫と定義しているのかを知ることは、相手の気持ちを理解するきっかけにもなりますので、是非チェックして行きましょう。

まず、浮気、不倫と定義してしまう行為の1つに、手を繋ぐことが挙げられます。男性側の思いとして、手を繋ぐという行為はある程度相手に心を許して居ないと出来ない行為なので、浮気と定義するそうです。本当はその男性のことが好きなのではないかという疑念が湧くのかもしれません。

対して女性側も、手を繋ぐことを浮気と定義するようです。手を触れる時点で既に深い関係のはずなので、むしろ肉体関係もあるに違いない、と考えてしまうほどです。その為浮気と定義づけられる場合が多いのです。

そして、仕事の業務以外での飲み会も許せないと感じる男性が多いようで、仕事ならしょうがないけれど、それ以外は浮気、というように定義してしまいます。女性の場合ですと、2人だけでご飯を食べに出かけるだけでも浮気と定義してしまう人も少なくありません。

もちろん、童話の中でも特別にロマンチックな演出をされるキスも浮気と定義されます。恐らく、キスは殆どの人が浮気と定義づけるのではないでしょうか。

更に、女性の場合、男性が自分以外の女性と毎日のように連絡を取り合っていることも、浮気や不倫と定義しがちです。連絡のやり取りが多い分だけ、その相手のことを考える時間が増えることにも繋がるので、女性側は嫉妬してしまうかもしれません。

けれど、男性の中にも嫉妬心の強い方は多いようで、肉体関係や一緒に飲みに行くことが無い場合でも、心の中だけでも好きという気持ちがあれば、浮気であると定義することもあるようです。

このように見て行くと、微妙な違いや解釈はあれど、同じ事象に対して浮気や不倫の定義をつける傾向があるようです。また、肉体が触れるという部分では、男女共に異論無く浮気だし不倫だという定義になってしまう場合が多いので、誤解を招かないように注意した方が良さそうです。

もちろん、絶対的に浮気と定義されるのは間違いなく肉体関係を持つことです。万が一本当に肉体関係を持って居なかったとしても、それを予感させるような行動があると浮気や不倫を疑われてしまいます。肉体関係を持つことは浮気である、という定義を覆すのは難しいでしょう。

上記でもお伝えした内容意外にも、カップル間での浮気と不倫を定義する事象は各カップル間で変動しますが、法的な面から見てみるとどうなるのでしょうか。カップル間で浮気と定義していても、法的に認められない場合もあります。それは一体どんな場合なのか、続けてお伝えします。

浮気や不倫であると定義出来た場合、例えば、付き合っている相手が自分以外の異性と深い関係にあったことを知ってしまった場合ですが、まだ婚姻関係に無い普通のカップルですと、どんなに浮気を定義出来ても法的に裁くことは出来ません。

つまり、カップル間では法律上の定義が無いのです。ですが、結婚していないとしても、事実上の内縁の妻であることや、婚約中であることの証明が可能なのであれば、法的に裁いて慰謝料を貰うことが出来る場合もあります。

そして、実際に婚姻関係にある場合ですが、浮気の内容や状況によっては、しっかりと法的に則った罰を受けなくてはならないようです。

自分の夫、もしくは妻が不倫しているかもしれない。そう感じ始めたら、すぐにでも浮気したことを定義づけて不倫相手ごと訴え、法的に罰し離婚してしまいたいという気持ちが湧くかもしれません。しかし、確固たる証拠があったとしても、不貞行為と認めるのが難しい場合があります。

例えば、相手が風俗関連のお店の方で、更にサービス行為のみの場合などです。または、相手の方が配偶者と同性であった場合や、もしくは、そもそも夫婦関係が既に破綻している場合も、不貞行為であると認めるのが難しいのです。

浮気や不倫をされたとなると、かっと頭に血が上り、離婚したいと考えてしまうかもしれませんが、一度冷静になって夫婦関係の現状について考えてみてください。そうでなければ、離婚したくても出来ないということにもなり兼ねません。

さて、対処法として不貞行為の証拠を掴めば離婚出来るとお考えだった方、実際には浮気を定義出来ても、不貞行為であると認めるのが難しいということをご理解頂けたのではないでしょうか。では、浮気や不倫にはどのような対処法があるのか、次の項でお伝えします。

対処法として、まずはシンプルに離婚の請求をしましょう。日本では浮気と定義された場合、裁判所を通さずに協議で離婚をする夫婦が多いのですが、相手がどうしても浮気を認め離婚に応じてくれない場合などは裁判所を通します。

その為、民法では離婚をしたいと提訴することが可能で、更に離婚を認める為の定義をいくつか定めて居る為、法律に則って離婚することが出来るようになっています。その認める為の定義とは、全部で5つあります。

その5つとは、配偶者に不貞な行為があったとき、配偶者から悪意で遺棄されたとき、配偶者の生死が3年以上明らかでないとき、配偶者が強度の精神病にかかり回復の見込みがないとき、その他婚姻を継続し難い重大な事由があるときです。

不貞行為においては、浮気を定義する為、肉体関係があったことを裏付けられる確固たる証拠があれば話は別ですが、しらを切られたり、言い訳で逃げ切られる場合もあるので、それ意外にも原因が無かったかどうか考えてみてください。

特に、対処方として上でお伝えした5つは民法で定められた法的に認められる離婚原因です。浮気を定義するだけでは無く、他にも何か原因や問題が無かったか、離婚する為の対処法を探してみましょう。

もちろん、対処法としては慰謝料という手もあります。しっかり定義し相手に浮気を認めさせることが出来たら慰謝料を請求しましょう。浮気が原因で慰謝料を請求するには、3つ方法があります。

1つ目は、面着での話し合いです。話し合いであればすぐに行動に移せますが、対面式ですと会話がヒートアップしてしまい話を進めるが難しい場合もあります。そういう意味では少し難易度は高いかもしれません。

そんな時は、メールなどの文面でのやり取りでも構いません。大切なのは、覚書などの文書で定義した内容をしっかりと残すことです。2人きりでの話し合いになると思いますので、後々言った言わないで揉めない為にも、忘れないように記述しましょう。

2つ目は、民事訴訟での請求です。裁判所に民事事件として訴え、判決によって問題を解決することを民事訴訟と言いますが、相手が中々要求に応じてくれないなら、地方裁判所に訴状を提出して介入して貰いましょう。

判決が出るまでに、1年から2年ほど時間がかかってしまうのと、弁護士を雇うにもお金がかかってしまいますので、話し合いではどうしようも出来なくなった時の最後の砦として考えておいた方が良さそうです。

3つ目の対処法は、離婚調停です。この離婚調停を選ぶ人は、慰謝料の請求と離婚のどちらも進めたいという方が殆どかもしれません。この方法を選ばれた方は、まず裁判所に夫婦関係調整申立書を提出しましょう。

浮気をされたとき、どんなに憤りを感じてもまずは冷静に証拠を集めてください。写真の中身は、ビジネスホテルでは無くラブホテルを出入りしているシーンや、宿泊したことの立証出来る領収証などがあると良いでしょう。これらがあれば浮気を定義づけられます。

他には、浮気相手との旅行写真や、浮気相手の家に長時間滞在していたことの分かる写真など、しっかり記録することをオススメします。

あまり人には相談し辛い浮気の定義内容ですが、いかがでしたか。恋人同士や夫婦の間でしか理解出来ないことも多いですが、今浮気されている方や浮気している方、今回の記事内容を是非参考にしてみて下さい。