美容院の髪染めの値段の相場はどれくらい?
美容院では、フルカラーやダブルカラーなど、様々な髪染めの種類があります。そのため、髪染めの種類によって値段の相場や平均も異なります。今回は、そんな美容院での髪染めの種類や特徴について、値段相場と共にご紹介します。
美容院の髪染めの種類と特徴
美容院でできる髪染めの種類には、メジャーなフルカラーやブリーチの他にも、ダブルカラーやグラデーションカラーなど、様々にあります。まずは、希望通りのカラーリングに仕上げるためにも、美容院の髪染めの種類と特徴をご紹介します。
フルカラー
一つ目は、フルカラーです。フルカラーという名前からも想像がつくように、フルカラーで染める範囲は髪の毛全体となります。髪の毛全体を、均一的に染める髪染めの方法です。昔からなじみのある髪染めの方法なので、ご存知の方も多いでしょう。
リタッチカラー
二つ目は、リタッチカラーです。フルカラーで髪染めした髪は、一か月や二か月経つと地毛が伸びるため、通称プリン頭と呼ばれる、地毛と染めた髪の毛の色の差が出てきます。
リタッチカラーとは、そんな地毛と染めた髪の毛の色の差をなくすために、根元の地毛部分をカラー部分に合わせて染める髪染め方法です。フルカラーよりも髪の負担を減らすことが可能です。
ブリーチ
三つ目は、ブリーチです。ブリーチは髪の色を脱色させる方法です。希望のカラーによっては、一旦ブリーチをして脱色させてからカラーリングした方が、より綺麗に染まる場合があるため、髪染めの前にブリーチを行うことも多いです。
ダブルカラー
四つ目は、ダブルカラーです。アッシュ系カラーやビビットカラーに染めたい場合は、ご紹介したブリーチをした後にカラーリングを行います。このように、先にブリーチをしてからカラーリングをする髪染めの方法を、ダブルカラーといいます。
グラデーションカラー
五つ目は、グラデーションカラーです。髪の根元は暗いトーン、毛先に向かって段々と明るいトーンにするという、まさにグラデーションのようにカラーが変化していく髪染めの方法です。髪の根元は暗めなので、地毛が伸びてもプリンが目立ちにくいという特徴があります。
メッシュカラー
六つ目は、メッシュカラーです。メッシュとは、髪の毛を部分ごと束状にして、そこだけカラーリングをして髪染めをして、地毛との違いをはっきりさせる髪染め方法です。そのため、外国人風のスタイルや、個性的なアクセントカラーにも気軽に挑戦できます。
美容院の髪染めの種類別の値段相場・平均
美容院でできる、様々な髪染めの種類や方法を見ていきました。ご紹介したように、髪染めは種類によって特徴や手間が異なるため、値段の相場も変わっていきます。続いては、美容院の髪染めの種類別の値段相場や平均をみていきましょう。
フルカラーの値段相場
一つ目は、フルカラーの値段相場です。美容院によって大きく差が出るのがフルカラーの値段で、安い美容院では3,000円前後、高い美容院では値段が9,000円前後になります。平均相場としては、7,000円前後が相場の値段となるでしょう。
リタッチカラーの値段相場
二つ目は、リタッチカラーの値段相場です。リタッチカラーは、フルカラーよりも使用する薬剤が少なくて済むため、フルカラーよりも値段相場が安い傾向にあります。平均的な値段は5,000円前後となっていますが、安い美容院では2,000円前後の値段で受けることができます。
ブリーチの値段相場
三つ目は、ブリーチの値段相場です。髪の長さにもよりますが、セミロングでブリーチを行った場合の平均値段相場は5,000円前後となっています。
市販のブリーチ剤も売られていますが、ブリーチは髪の毛にダメージが掛かりやすいです。そのため、市販より美容院でブリーチをしてもらった方がおすすめです。
ダブルカラーの値段相場
四つ目は、ダブルカラーの値段相場です。ダブルカラーはご紹介したように、ブリーチとカラーリングの二回、髪染めをします。そのため、他の髪染めに比べて値段相場も高い傾向にあり、平均して15,000円前後が値段相場となります。
市販のブリーチ剤やカラーリング剤を使って自分でダブルカラーに染める方法もありますが、失敗したりダメージが強かったりするケースが多いため、美容院で頼んだ方がおすすめです。
グラデーションカラーの値段相場
五つ目は、最近人気のグラデーションカラーの値段相場です。普通の髪染めよりも使う薬剤が多いため、必然的に値段相場も高い傾向にあります。平均相場は12,000円前後となりますが、安ければ7,000円前後、高ければ20,000円前後の値段となり、差が大きいのも特徴です。
メッシュカラーの値段相場
六つ目は、メッシュカラーの値段相場です。メッシュの値段も美容院によって異なります。ポイントでメッシュを入れる場合の平均相場は3,000円前後と比較的安い値段ですが、全体的にメッシュカラーを入れると、10,000円前後が平均相場となるでしょう。
相場よりも安い格安店の注意点
それぞれの髪染めの値段の平均相場をご紹介しました。しかし、同じ髪染め方法であっても、美容院によって値段が異なるのが現状です。
平均相場よりもはるかに安い値段でカラーリングをしてくれる格安店も次々と登場していますが、場合によっては安いカラーリング剤を利用して、髪の毛の負担が多くなってしまったり、長持ちせずに高上りになってしまったりといったケースもあります。
ご紹介した平均相場よりも安い値段の場合は、口コミなどを確認した方が安心です。また、格安店では、複雑な髪染めは断られてしまうケースもあるため、事前にお店のサイトをチェックして、施術例などを確認しましょう。
美容院の髪染めの値段を安くするには?
美容院でできる髪染めの種類や特徴と一緒に、気になる料金相場の平均も髪染めの種類ごとにまとめてご紹介しました。
市販のヘアカラー剤を使えばもちろん値段は安く済みますが、綺麗に髪染めするためには、やはりプロの美容師にお願いした方が良いでしょう。美容院での髪染めの値段を安くする方法はいくつかありますので、ご紹介していきます。
クーポンを利用する
一つ目の方法は、クーポンを利用することです。美容院にはカラーリングの値段が安くなるクーポンが準備されており、クーポンを利用することで値段が安く済みます。初回限定のクーポンや、割引条件のあるクーポンなどもありますが、無条件で誰でも使えるクーポンもあります。
特に高額になりがちなグラデーションカラーやダブルカラーを受ける場合は、事前にクーポンを準備しておくといいでしょう。毎回お得なクーポンが利用できる美容院を見つけて、定期的に通う美容院にしておくのも一つの方法です。
また、同じ色を染めるので構わない場合は、フルカラーではなくリタッチカラーでお願いすると、安い値段でヘアカラーが受けられます。大抵の美容院では根元から○cm以内はリタッチカラー範囲内という決まりがあるため、気軽に相談してみましょう。
ただし、ご紹介したようにリタッチカラーは、あくまでもフルカラーした色と同じ色で染める方法です。違う色のリタッチカラーは対応してくれませんので、注意しましょう。
回数券があれば購入
二つ目の方法は、回数券を購入する方法です。美容院によっては、お得な値段でカラーリングが受けられる、回数券を販売しているケースがあります。
回数券なので最初にまとまった金額を支払う必要がありますが、その後は通常よりも安い値段でカラーリングを受けることができます。定期的にカラーリングに通うつもりならば、回数券の購入を検討しても良いでしょう。
市販のカラーリング剤を持ち込む
三つ目の方法は、市販のカラーリング剤を持ち込んで値段を安くする方法です。美容院は元々専用の薬剤があるため、あまりおすすめ出来る方法ではありませんし、美容院によっては市販のカラーリング剤の持ち込みを断っている場合もあります。
そのため、市販のカラーリング剤を使ってほしい場合は、事前に美容院に市販のカラーリング剤の持ち込みを確認する必要があります。
市販のカラーリング剤を美容院で使った場合は、地毛が伸びてきても、同じ市販のカラーリング剤を使って自分で根元を染め直せば、ムラも目立たず安い値段でリタッチカラーが行えるというメリットもあります。
美容院の髪染めの値段は種類により違う
今回は、美容院の髪染めの種類と特徴に加え、それぞれの髪染め方法によって異なる料金の平均相場をご紹介しました。髪染めの種類や、店舗によって、カラーリングの値段相場はまちまちとなります。
自分の希望する髪染めの種類や値段相場をきちんと確認してから、美容院にいきましょう。また、クーポンなどを利用して、お得な値段で美容院を利用するのもおすすめです。