いじられキャラの女性ってどんな人?
愛される人というイメージが先行し、いじられキャラになりたいと思っている女性はいませんか。また、特別なことをしていなくてもいじられキャラになってしまっている女子もいらっしゃるでしょう。そんないじられキャラの女性に共通する特徴から、つらいときの対処法までご紹介していきます。
いじられキャラの女性のあるあるな特徴
以下の特徴を見ていくと、思わず「あるある」とうなずいてしまうことでしょう。いじられキャラな女性とはどんな人なのかを知るために、まずはそんな「いじられキャラの女性」によくありがちな特徴について述べていきます。
良いリアクションを取る
大阪府民は「バーン」と言われただけで撃たれたフリをするといわれています。そこまでいかなくとも、いじられキャラの女性は大げさだったりおもしろおかしかったりと、何かに対する反応が独特です。この反応の良さこそが、周りの人を惹きつけているあるあるポイントといえるでしょう。
リラックスできる存在
良いリアクションはとりながらも、何もなければ大げさに騒がないのもいじられキャラな女性の特徴です。中学や高校生時代には常にはしゃぐうるさいいじられキャラ女子もいます。
しかし大人になるにつれ、そう騒がしくはしゃがなくなっていきます。そうした静かさをわきまえているいじられキャラな女性は、リラックスできる存在として周りに人が集まりやすいのもあるあるな特徴です。
自分の世界を持っている
「不思議ちゃん」という言葉があるように、いじられキャラが独特な世界観を持っているということもあるあるな話です。
逆にいうと、自分独特の世界を持っているからこそ、周りへの反応も独特になるのでしょう。そんな不思議ちゃんのような魅力を持っていることも、いじられキャラ女性にはあるあるなのです。
からかわれても上手く受け流す
いじられキャラはとにかくいじられるので、いじられることに慣れています。だからこそ、多少のからかいをもするりと受け流す術を持っているのです。からかいにいちいちへこまないところも、いじられキャラのあるあるポイントです。
愛嬌がある
いじられキャラは、とにかく笑顔で愛嬌があります。誰とでもすぐに打ち解け、「この子なら多少いじっても良いかな?」と相手に思わせるほどの人懐っこさがあるのです。これもいじられキャラのあるあるポイントでしょう。この特徴は、恋愛面で長所となります。
いじられキャラが恋愛対象としてモテる理由
いじられキャラはいじる対象として愛されることはもちろん、周囲から恋愛対象としてもよく好意を向けられているように感じる方も多いでしょう。そこで以下では、なぜいじられキャラの女性がモテるのかについてご説明していきます。
親しみやすい
なんといっても一番の理由は、いじられキャラ女性のもつ愛嬌の良さです。笑顔が素敵で愛嬌のある女性なので、恋愛関係なくとても親しみやすいといえます。恋愛関係なく、とはいえ親しみやすければ親しみやすいほどモテるといえます。
かまってあげたくなる
いじられていなければいじりたくなり、あまりにいじられているとかばってあげたくなる、という惹きつけ方がいじられキャラ女性のもつ恋愛面での特徴です。
つまりいじられていてもいじられていなくても、一度「いじられキャラ」になると無性にかまいたくなるのです。これもいじられキャラ女性がモテる理由の一つです。
一緒にいると楽しい
世の中にはリアクション芸人という人がいます。おもしろいリアクションは、見ているだけでこちらを楽しい気持ちにさせてくれるのです。いじられキャラのリアクションの良さも同じといえます。
恋愛において、人は自分にないものを他人に求める傾向があります。いじられキャラ女性があまりリアクションの良くない男性にモテる理由はここにあるでしょう。
笑顔に安心する
表情とは不思議なもので、感情を伝える手段としては最上級にあたります。口以上に相手へ情報を伝えるのです。いじられキャラの女性は、基本的に愛嬌のある笑顔をしています。
したがって、その笑顔がこちらに楽しい気分や幸せな気分をもたらしてくれ、安心感を生んでくれます。心配性の人や不安がちな人にいじられキャラ女性がモテるのは、笑顔のもたらしてくれる安心感からでしょう。
男性との距離感が自然
いじられキャラの女性は、多くは男性からいじられます。そのため、男性とのコミュニケーションに慣れており、距離感も自然であることが多いのです。恋愛においても、軽すぎず重すぎないという愛されポイントがここにあります。
おおらかで付き合いやすい
普段いじられることを許せるくらいに器の大きないじられキャラの女性ですから、そのおおらかな性格に惹かれる人も多数存在します。
とても繊細な人や細かいことを気にしてしまう人などから、憧れの念も込めて愛されることが多いです。また大雑把な人や、同じくおおらかな人からも同類意識で愛されることがあります。相手の性格を問わずモテる点は、いじられキャラはモテると思われる由縁でしょう。
いじられキャラのタイプ
いちがいに「いじられキャラ」といっても、「いじられキャラになる」には様々な理由があります。次はそのいじられキャラの「タイプ」について見ていきましょう。ご自身がいじられキャラの方は、ぜひ自分がどのタイプにあたるのかを考えながらご覧ください。
ついついいじりたくなる愛されタイプ
見ていてついついちょっかいを出したくなる愛嬌の良さ。それがいじられキャラの「愛されタイプ」の特徴です。本人は自然に行動しているつもりでも、周りを引き寄せてしまうような魅力的な人が当てはまります。モテるのもこのタイプが多いのです。
役割としていじられることに徹しているタイプ
あまりに空気が読めるがゆえに、自分の立場を「いじられキャラ」だと認識し、器用にそれをこなせてしまうのがこの「役割タイプ」です。
人間関係での計算がうまく、立ち回りもうまいですが、好きでいじられキャラをしていない場合も多くあります。いじられキャラとしての自分につらいと感じ悩むことが多いのもこのタイプです。
リアクションが斜め上を行く天然タイプ
常人の予想を超える反応を見せるのが、この「天然タイプ」です。本人はいたって平然としていながら、何か起こったときのリアクションが常人とかけ離れているために、もっとその反応を見たいといじられキャラにされてしまいます。「不思議ちゃん」などもこのタイプに分類されます。
いじりたい人に選ばれてしまうタイプ
リアクションが特別良くなくても言動が風変わりなどの特徴をもっていると、「この人のことをもっと知りたい」という好奇心から「いじりたい」という心理に変わり、思いがけずいじられキャラに選ばれてしまうことがあります。
また、冷静沈着だったり明朗快活だったりと、細かいことは許してくれそうだと周りから判断される人は、場を盛り上げるためにといじられることがあります。
どちらも本人の意思とは関係なく、またとっさのことも多いです。本人にとっては、いじられキャラになったことをつらいと感じることも多くあります。
いじられキャラがつらい時の対処法
ここまでだと「いじられキャラって愛されるしモテるしいいことだらけ!」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、いじられ方によっては本人も悩み傷つくことがあります。
続いては、そんないじられキャラを確立してしまったがために、つらいと感じ悩んでしまったときの心の防衛法についてご紹介いたします。
自分を下げる言葉やリアクションをやめる
自虐ネタは自分以外を傷つけないので、いじられキャラの方は周りからいじられているうちに、無意識に多用しがちになります。まずはそれをやめましょう。
多いのは「自分はバカだから」や、実際は知っているのに「知らなかった」などの言葉です。心当たりがある方は、たとえ場を一時的には盛り上げられても、続けていくと自分の価値を下げることになるのでやめた方が賢明でしょう。
リアクションでは、いじりが過ぎて罵倒の言葉を受けたとしても、つらいという自分の気持ちを無視してへらへらと笑顔で流してしまうことが多いです。
自分が嫌だと感じるようないじり方に対しては、何もリアクションしないことを心がけましょう。ぶすっとするなどの反応は逆効果です。注意してください。
本当に嫌な時は笑わない
いじられキャラをしていると「何が嫌なのかわからない」という心の麻痺も発生します。つらいとは感じていても、何がつらいのかはわからなくなるのです。
そんなときには「反応に戸惑ったり違和感を覚えたら自分は本当に嫌だと感じているのだ」との基準を使ってください。
そして、本当に嫌なときには、雰囲気を壊さないためにと笑って流さずに一瞬黙りましょう。雰囲気が気になるようであれば、そのあと別の話題を切り出せばいいのです。とにかく何かを感じていることを一瞬でも態度に出すことが大切になります。
得意とする一面も見せる
いじられキャラは何もできずに笑われることが求められがちです。しかし、いじられキャラも人間ですから、本当に何もできないわけはありません。たまには得意なことを見せて、いじられないこと、褒めてもらうことも大切です。
ひとつのグループに属さない
ひとつのグループに属していると、そのグループではいじられキャラとしての位置が確立されて逃げ道がありません。他にも話せる友人を作っておき、つらいと思ったときには、いじられキャラとしての自分を求めない友人やグループに避難することも大切です。
いじられキャラは良いことばかりではない
いじられキャラといえば、愛されているように見えるかもしれませんが、意外と本人はつらいと感じていることもあります。愛されたいのなら、いじられキャラになろうとするのではなく、自分にも他人にも素直になって「愛される女性」を目指しましょう。その方が、より素敵な未来が拓けるはずです。