寝相で分かる心理と性格！寝方の種類ごとのあなたのタイプを徹底解明！

性格や深層心理をチェックする方法にはいくつかありますが、最近注目されているのが寝相や寝方です。睡眠中は人間の無意識が表れやすいと言われており、寝相から性格や心理がある程度わかるという説もあります。

寝相には大きく、仰向け、うつ伏せ、横向きなど、さまざまなパターンがあり、心理学では昔から無意識や性格と科学的に結びつける研究が進められていました。

人間の寝方はさらに幅広く、たとえば同じ仰向けでも、手や脚の微妙な角度の違いによって性格パターンが細かく分けられています。

本当に、寝相や寝方でその人の性格や心理がわかるのでしょうか。寝相を細かいバリエーションに分け、それぞれに対応する深層心理について詳しく見ていきましょう。

寝相や寝方の種類から性格と深層心理をチェックするというのは単なる噂レベルではなく、心理学などの分野で専門的に研究が進められている「科学」です。

ではなぜ、寝相や寝方の種類をチェックすることでその人の性格や深層心理がわかるのでしょうか。睡眠のメカニズムと心理学の関連性について掘り下げていきましょう。

「寝相や寝方の種類でその人の性格と深層心理がわかる」と言われてもすぐには信じられないかもしれませんが、心理学や精神医学の分野ではすでに研究が進められており、関連性が深いと見られています。

深層心理とはつまり人間の無意識であり、理性のスイッチが切れて無防備な状態にならなければ表れることはありません。

睡眠中はどんなに用心深い性格の人でも無防備になるため、普段は理性に覆い隠された深層心理が表れやすくなると考えられます。

つまり、寝相や寝方の種類はその人の無意識の行動であり、生まれつき持っている性格や深層心理がよりダイレクトに表れると言えるのです。

ここ数年、心理学や精神医学の分野として「寝相診断」が注目されています。ここでは、ひとりで寝るシチュエーションを想定し、寝相や寝方の種類別に見えてくる性格や深層心理を細かく掘り下げていきましょう。

寝相がうつ伏せの人は基本的に社交的で、周囲との調和や協調を重んじるタイプです。まわりへの気遣いも忘れないため好印象を持たれることが多いでしょう。

ただ、手がお腹の下にあるというのは深層心理としては不安の表れであり、人付き合いは多くても本心はなかなか見せられない性格でもあります。

仰向けの寝相で、両手を頭の上まで目いっぱい伸ばして寝る人は、基本的に大らかな性格です。細かいことにはこだわらず、普段からまめに気遣いもできるため、社交的で朗らかな性格の人として周囲からは見られています。

手を真上ではなく、水平に伸ばす寝方の人もやはり社交的な性格です。お腹をあえて守らない、というのは深層心理的には隠し事が何もない、やましいところが何もないという意味で解釈され、心身ともに健康であると言えます。

横向きの寝相で、両手を脚のあたりまで伸ばして寝る人は、日常生活でも協調性のある性格です。一方で性格的には保守的でもあり、新しいことをなかなか取り入れにくいという一面があります。気遣いは比較的得意です。

横向きの寝方で、両手、両脚をまっすぐに伸ばして寝る人は開放的な性格で、日常生活でも周囲に壁をつくらないため人付き合いの面でも人気があります。

心理学の世界では、手や脚をまっすぐに伸ばすのは開放感の表れであり、心身ともにストレスが少なく、性格的にも細かいことにこだわらないタイプだと考えられます。

めずらしい寝相としては、いわゆる「スフィンクス型」があります。スフィンクスのように両膝を折り曲げ、ひざまずくように寝るタイプで、この寝方では眠りが浅くなりがちです。

この寝方の人は非常にアクティブな性格で、普段から眠る時間を削ってでも何かをしていたいと焦っているタイプだと見られています。

横向きの寝相で、両脚を軽く折り曲げるようにして寝るタイプの人は、性格的に言えば甘えん坊です。神経質な一面もありますが、暗い性格と思われるのは嫌なため、努力をして人付き合いを続けている可能性があります。

最近は男性でも、ぬいぐるみや抱き枕に抱きつくようにして寝る人が増えているようです。この寝方の人は典型的な甘えん坊で、ぬいぐるみが毎日決まっている人は性格的にも何かに依存しやすい傾向がありますので、注意が必要です。

体を猫のように丸めて寝る人は警戒心が強い性格で、日常生活ではなかなか人に本心を打ち明けることができません。神経質な一面もあります。

ただ、とっつきにくい性格ではなく、むしろ人前では相手を極力傷つけないように振る舞うため、社交的で付き合いやすい性格の人として見られています。

横向きの寝方で、両手と両脚を軽くクロスするようにして寝る人は基本的に神経質な性格です。普段からほとんど心身ともにリラックスしておらず、他人にもストイックな生き方を求めてしまう厳しい性格でもあります。

仰向けで膝を立てる寝方の人は記憶力が良く、ささいなことでも根に持ちやすい性格です。自分がやったことはもちろんのこと、相手からされたこともひとつひとつ覚えているため、大らかさも必要かもしれません。

カップルの場合、寝相や寝方の種類によってふたりの相性を占える場合があります。あるいは、初めてのお泊まりでパートナーの寝相や寝方の種類を見て、こんな寝相なのかとがっかりしたことがあるかもしれません。

カップルの相性を占ったり、お互いの性格を知ったりするために参考になる、ふたりで寝る場合の寝相診断について詳しく見ていきましょう。

お互いに向き合って寝るカップルは、深層心理的にも深く信頼し合っていると分析でき、ラブラブな関係にあると言えます。密接していればお互いの依存度が高く、ほどよく距離が開いていれば自立していると言えます。

背中合わせのかたちで寝るカップルは、深層心理的にも信頼し合っており、お互いに自立した状態にあります。背中や脚がぴったりくっついていればお互いに甘えたいと思っているサインであり、関係は良好です。

付き合いたてのラブラブカップルによく見られる寝方です。よほどの愛情がなければ手と脚を絡める寝方はできませんので、お互いに深い愛情がある状態であると深層心理的には考えられています。見るだけで微笑ましい寝方です。

後ろから抱きつく、というのは深層心理的には愛情の表れであると言われています。彼女のほうが彼氏に背中から抱きつく寝方は甘えのサインとして解釈されています。

ただたんに後ろから抱きつくだけでなく、手や脚をさりげなく絡ませるとよりいっそう親密度が増しますので、ぜひ一度試してみましょう。

彼氏のほうが彼女に後ろから抱きつく寝方は、彼氏の「守ってあげたい」という性格が強いと考えられています。手や脚をぴったり密着させると親密度が増し、距離が空いていればお互いに自立した性格だと推測できます。

付き合ってからある程度時間の経ったカップルによく見られる寝方です。このタイプのカップルはお互いに自立した性格であることが多く、たとえ会えない時間が長くなったとしても信頼関係をキープすることができます。

寝ている時でも手をつないでいるカップルは、深層心理的に見ても心から信頼し合っています。手を握り合っているほど信頼度が高く、親密な関係が続いており、仮に遠距離恋愛であっても信頼関係が崩れることはありません。

お互いに密着し、手だけでなく脚を絡める寝方は、やはり信頼と愛情の証であり、ある意味でカップルの理想の寝方として挙げることができます。体を密着する寝方は性的な意味合いも含んでおり、心身ともに充実しています。

彼氏と彼女のどちらかがベッドの大部分を占領し、もう片方が遠慮がちに寝ている場合、ベッドを占領しているほうが主導権を握っています。

性格的にリーダーシップが強い、とも言えますが、カップルとしては対等な関係とは言いがたく、もう片方が知らないうちにストレスを溜めている可能性があります。

彼女のほうが無意識のうちに彼氏の胸に頭を乗せる寝方は、深層心理的には甘えの象徴です。頭を乗せる、というのは心理的にも無防備な体勢であり、彼氏のほうも彼女から素直に甘えられることで愛情がさらに増します。

男女が逆になっても、「頭を乗せる」という行為は心理的な甘えを表していることに変わりはありません。男性のほうが性格的に甘えん坊である可能性もありますし、一時的にストレスを溜め込んでいるとも考えられます。

寝相は人間の深層心理や無意識の願望が表れやすく、寝相や寝方をチェックすることでその人のおおよその性格を分析することができます。

神経質な性格、社交的な性格、愛情深い性格。カップルで一緒に寝る場合はパートナーの寝相や寝方をさりげなくチェックして、関係を長続きさせる参考にしましょう。

また、自分の寝相や寝方の種類を定期的にチェックすることで心理的なストレスを察知することにつながりますので、健康の維持にも役立ちます。