コンフィデンシャル(confidential)の意味は?使い方も解説!

コンフィデンシャル(confidential)の意味は?使い方も解説!

コンフィデンシャル(confidential)という言葉の意味をご存知でしょうか?実はビジネスシーンと深く関わりがある言葉です。今回はコンフィデンシャル(confidential)の意味、語源、特徴、類義語、対義語、例文を交えてその使い方を紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.コンフィデンシャル(confidential)の意味とは?
  2. 2.コンフィデンシャル(confidential)の由来
  3. 3.コンフィデンシャル(confidential)の特徴
  4. 4.コンフィデンシャル(confidential)の類語と対義語
  5. 5.コンフィデンシャル(confidential)の使い方
  6. 6.コンフィデンシャル(confidential)の注意点
  7. 7.コンフィデンシャル(confidential)は機密のという意味

コンフィデンシャル(confidential)の意味とは?

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コンフィデンシャル(confidential)という言葉をご存知ですか?「映画のタイトルで見聞きしたことがあるけれど、意味までは知らない」「企業に関連する何か?」など本来の意味までは詳しく知らないケースが多いです。

コンフィデンシャルは、映画のタイトルに、企業関連の出版物に使われる言葉の他、特殊な例としてはコンフィデンシャルランチ(Confidential Lunch)たる昼食も存在します。

コンフィデンシャル(confidential)とは、「機密の」「極秘の」という意味です。そんな意味だから、映画のタイトルや企業関係の出版物でタイトルなどに使われることが多いのが合点いきます。

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意味が分かれば、コンフィデンシャル(confidential)の名前がついた映画や出版物を見る前に、その作品がどんな展開になるのか、イメージがより具体的に湧きます。

今回はそんなコンフィデンシャル(confidential)について徹底紹介。コンフィデンシャル(confidential)の由来から、特徴、類語と対義語、使い方、注意点について順に紹介していき、コンフィデンシャル(confidential)を深堀していきます。

コンフィデンシャル(confidential)の由来

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コンフィデンシャル(confidential)の意味が理解できたところで、その由来についてご紹介していきます。コンフィデンシャル(confidential)は言うまでもなく英語ですが、コンフィデンシャル(confidential)の品詞からまずは見ていきます。

コンフィデンシャル(confidential)は上記の意味でも「〜の」と示していたように、ずばり「形容詞」です。「形容詞」があるのであれば、他の品詞の存在はどうでしょうか?

コンフィデンシャル(confidential)の動詞は「confide」であり、これがコンフィデンシャル(confidential)の直接の由来となります。意味は「(全面的に)信用する。信頼する。打ち明ける」になります。そしてこの動詞「confide」はラテン語を語源としております。

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つまり「confide」はラテン語で「confidere」となり、「con」が「完全に、共に」、「fidere」が「信頼する」、両者をつなげて「すっかり信頼する」という意味となり「confide」の語源になります。

しかし、先述したコンフィデンシャル(confidential)の意味と上記の「confide」「confidere」の意味の結びつきが薄く、あまり関連性が無いと捉えられがちです。

その点については、英語「confidential」は多義語で、「機密の」「極秘の」の意味の他に、「(手紙・電報などが)親展の」「信任が厚い」「打ち解けた、相手を信用しきった」などの形容詞の意味があります。

コンフィデンシャル(confidential)の特徴

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コンフィデンシャル(confidential)を使う上で特徴的なポイントはなんでしょうか?コンフィデンシャル(confidential)は多義語であっても、「機密の」「極秘の」という意味で使われる頻度が圧倒的です。

上記の意味での使用頻度から鑑みて、コンフィデンシャル(confidential)は私たちの日常生活において、どんなシーンで使われているのかを下記にて紹介いたします。

その意味からビジネスシーンで使われることが多い

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コンフィデンシャル(confidential)は、「機密の」「極秘の」という主たる意味から、ビジネスシーンで使われることが多い言葉です。

ビジネスシーンでは、機密情報(confidential infomation)を取り扱うケースが非常に多く、その使用、保管、廃棄には最大限、細心の注意を払うことが企業のコンプライアンスとして求められます。

詳しくは、後述する例文に譲りますが、企業に属する社員であれば全員その情報管理の理解の徹底が求められているのが現状です。

意味深さからタイトルで使われることも多い

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コンフィデンシャル(confidential)は、その言葉の意味の意味深さから映画や出版物のタイトルになることも多い言葉です。

日本では外来語として、そのまま横文字で「L.A.コンフィデンシャル」「コンフィデンシャル/共助」「コンフィデンシャル東京」「リーマンショック コンフィデンシャル」などのタイトルが散見されます。

コンフィデンシャル(confidential)の類語と対義語

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ではコンフィデンシャル(confidential)の類語と対義語はどんな言葉があるのでしょうか?コンフィデンシャルは多義語であることは先述しましたが、「機密の」「秘密の」「極秘の」の意味は日本でも外来語としてそのまま使われるケースも多い言葉です。

上記を踏まえてコンフィデンシャル(confidential)を外来語として捉えた場合、どの言葉が類語、対義語としてふさわしいか?下記にてご紹介いたします。

類語「シークレット」は「秘密」という意味

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コンフィデンシャル(confidential)の類語として、「シークレット」が上げられます。類語「シークレット」は英語で「secret」と書き、「秘密(の)」という意味として日本でも知られていますが、「トップシークレット」「シークレットサービス」など外来語としても機能している言葉です。

ではコンフィデンシャル(confidential)と類語「シークレット(secret)」は非常に似ている意味を持ちますが、その違いはどこにあるのでしょうか?

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この点、コンフィデンシャル(confidential)は「機密の」「極秘の」という意味の中に「重要な秘密」というニュアンスが含まれております。一方類語「シークレット(secret)」は「一般的な秘密(の)」というニュアンスで、ビジネス以外の普段の生活で使うことができる言葉です。

コンフィデンシャル(confidential)の秘匿の重要性を認識する際は、ぜひ類語「secret」の言葉と比較してみてください。

対義語「パブリック」は「公の」という意味

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次にコンフィデンシャル(confidential)の対義語として、「パブリック」が上げられます。この対義語「パブリック」は英語で「public」と書き、「公の」という意味として日本でも知られていますが、「パブリックな場所で」「パブリックコメント」など外来語としても機能している言葉です。

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コンフィデンシャル(confidential)は「機密の」「極秘の」という意味の中に使用範囲の閉鎖性が特徴的ですが、対義語「パブリック(public)」は「公の」という一般的に開かれたという開放的なニュアンスを持ちます。

コンフィデンシャル(confidential)の対なる意味を表現したい場合はぜひこの対義語「public」を活用してみてください。

コンフィデンシャル(confidential)の使い方

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コンフィデンシャル(confidential)の類語・対義語が理解でき、改めてコンフィデンシャル(confidential)の意味が特徴付けられました。

では、実際にコンフィデンシャル(confidential)を実生活でどのように活用していくのか?今回はコンフィデンシャル(confidential)の使い方をご紹介していきます。

今回は、先述したコンフィデンシャル(confidential)という言葉の意味が「機密の」「裏情報の」「秘密な」「極秘の」であり、情報が生命線である企業との親和性が高いということを念頭に置き、4つのケースに分けました。

例文①

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コンフィデンシャル(confidential)の使い方、1つ目の例文としては社内ビジネスの書類保管のケースの場合上げられます。

ここでは、実際の使い方の参考として、「会議のシーン」でコンフィデンシャル(confidential)を用いた例文を紹介していきます。

「この資料はコンフィデンシャル(confidential)だから、紙ベースで保管し、データ流出を未然に防ぐ必要があります。また保管方法もシビアに検討すべきです」

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コンフィデンシャル(confidential)という言葉は、ビジネスシーンにおいて「機密書類」を保管する際に使われます。対象は全社員向けのアナウンスの場合もありますが、より機密性が高い情報の場合は、管理職、部署、役員など特定の権利を有した集団、階層で使われます。

これは、機密事項は、多人数に触れれば触れるほど、外部に流出する危険性が伴うからです。具体的な情報機密文書は「社外秘」「部外秘」などで表現されます。

例文②

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コンフィデンシャル(confidential)の使い方、2つ目の例文も社内ビジネスシーンで、書類廃棄のケースで上げられます。ここでは、実際の使い方の参考として、「機密文書の廃棄のシーン」でコンフィデンシャル(confidential)を用いた例文を紹介していきます。

「不要になった全てのコンフィデンシャルドキュメンツ(all confidentail documents:機密文書)は必ずシュレッダーにかけて廃棄する。廃棄する際は、他の人間の立ち合いの元、行うようにする。」

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コンフィデンシャル(confidential)が使われる2つ目のケースは、社内のビジネスシーンで頻繁に見かける「機密文書の廃棄」です。

不要になった機密文書は、蓄積すればするほど、社外漏洩する危険性が生じます。機密文書内容は、社内の損益計算書や顧客情報まで、さまざまで、漏洩すれば、企業にとっては信用が傷付いたり、例えば利益構造のからくりが第三者に盗まれたりと死活問題になる場合があります。

「機密文書の廃棄」は一つの業務の終了の際や一社員の退職の際など管理職のみならず、一般社員にも及びます。この情報管理も企業の業務として大切なポイントの1つです。

例文③

Photo by Pirate Alice

コンフィデンシャル(confidential)の使い方、3つ目の例文としてはビジネスシーンにおけるメールの断り書きのケースが上げられます。

「This email and the attachments to this email may contain confidential information. Copying, transferring and distributing this information to third parties is strictly prohibited.」

「(本メールおよび本メールの添付ファイルには、機密情報が含まれている場合があります。この情報の複写・転送・第三者への配布は厳禁となります。)」

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メールに上記のような機密情報の断り書きがある理由は、不正競争防止法の存在があります。不正競争防止法では、企業機密の不正な取得違反、企業機密の不正な使用違反から保護される要件として当該企業がその情報「秘密として管理されている」ことを要件としております。

上記にように法的保護に抵触しないよう、断り書きの文書を対訳付きで添えることで、企業のコンプライアンスを遵守する際、コンフィデンシャル(confidential)が使われる場合があります。

例文④

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コンフィデンシャル(confidential)の使い方、4つ目の例文としては、ビジネスシーンにおける社内外の企画書や契約書に記載するケースが上げられます。

「confidentialとスタンプが押されているので、取り扱いに注意しよう」書面上部や右上などにアイコンで「confidential」マークが記されていることがあります。これは重要な情報が詰まっている書面なので、機密性が高いということを周知させることを意味しています。

当然、当該書面を受け取った際は、持ち帰りの際、保管の際、そして廃棄の際、そのシーンごとに細心の注意を払う必要性が生じます。

コンフィデンシャル(confidential)の注意点

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コンフィデンシャル(confidential)の意味、特徴、由来、類語、対義語、使い方を見て参りましたが、その使い方には注意すべき点があるのをご存知でしょうか?

コンフィデンシャル(confidential)は多義語で外来語であることは先述しましたが、アイコンなどや作品のタイトルに使われる以外、共通した使い方がされている言葉です。上記の点を踏まえてコンフィデンシャル(confidential)の使い方における注意点をご紹介いたします。

形容詞なので単独では使えない

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コンフィデンシャルは(confidential)は冒頭でも紹介したように「形容詞」であるので、その点を踏まえて使用するようにしてください。

形容詞はご存知の通り単独では使うことはなく、文の中で使ったり、名詞などに付く修飾語として機能します。「コンフィデンシャル(confidential)」を単独で使うことは原則することはないのでご留意ください。

コンフィデンシャル(confidential)は機密のという意味

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コンフィデンシャル(confidential)という言葉は「機密の」「極秘の」という意味を持ち、映画や出版物のタイトルの世界だけでなく、日本でも馴染みある存在になりました。

コンフィデンシャル(confidential)という言葉をビジネスシーンで有効的に活用する上で、本記事がその一助になれば幸いです。

SDA
ライター

SDA

本記事をお読みいただきありがとうございます。近頃はイベント自粛で何かと我慢な日々ですね。ただ最近は、家の中でも新たな発見があるものだと気づかされました。今後はインドアならではのお役立ち情報があれば、記事の通じてどんどん発信していきたいです。明るく取り組んでいきますのでよろしくお願い申し上げます。

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