パーカーの紐ってどうしてる?
若者を中心に、男女問わずファッションを楽しめるパーカー。みなさんは、パーカーの紐をどのようにしていますか。そのまま垂らしていますか。それとも、後ろに回していたり、紐を抜いて外してしまっている人もいるかもしれません。今回は、パーカーの紐のアレンジについてお知らせします。
パーカーの紐は外すのが正解?
パーカーの紐を垂らして着用している人を多く見かけます。私もそうでした。しかし、パーカーの紐を付けておくことも正解で、パーカーの紐を外すことも正解です。
確かに、パーカーの紐を取ってしまうと首元から紐が垂れているわずらわしさから解放されます。しかし、取ってしまえばそれまでですが、パーカーの紐を有効的にファッションに取り入れる方法はないのでしょうか。
外す人もいれば取らない人もいる
もちろん、パーカーの紐を外しても大丈夫です。また、パーカーの紐を取らなくても良いです。パーカーの紐の不都合な点が解消されるためパーカーの紐を外す人がいる、その一方でパーカーの紐を取らない人もいます。それぞれの考えるメリットを考えてみましょう。
外すことによるメリット
パーカーの紐を外すとメリットがたくさんあります。ご飯を食べるときに、パーカーの紐が汚れてしまうことがなくなります。また、パーカーを着ている間にパーカーの紐が左右不均等になってしまうこともなくなります。
首元にパーカーの紐が片方だけ入って、元に戻せなくなることもありません。パーカーの紐を取ると、パーカーの紐を付けているときのわずらわしさがなくなるのです。
外さないことによるメリット
パーカーの紐の基本的な用途としては、「自転車等に乗っているときや強風にあおられたときにかぶっているパーカーが脱げないようにする」ということです。日常生活では、あまり必要ないように感じます。
しかし、パーカーの紐をファッションに積極的に取り入れていくという方法が人気になっています。まず、簡単なのは蝶々結びをすることです。他にも、紐だけ違う色に変えたり、紐の素材を変えてアレンジしたり、パーカーにイヤホンのコードを通す人もいます。
パーカーの紐を結ぶ場合のおすすめアレンジ
パーカーの紐に関して、「せっかく紐がついているのだから、活用しなければもったいない」と考え、アレンジすることが人気になっています。パーカーの紐を結ぶアレンジを見ていきましょう。おすすめのアレンジをご紹介します。
超蝶結び
パーカーの紐を蝶々結びにするシンプルな方法です。首元にリボンができて、かわいらしくオシャレに見えます。結び方は、まず紐を交差し一回結びます。
次に、左手で輪を作り右手で持ったリボンを輪にした紐の外側から一周します。最後にできた真ん中の穴に右手の輪にした紐を通します。できた輪の端を引っ張る出来上がりです。結び終えれば、形をきれいに整えましょう。
2重8文字結び
2重8文字結びは、ネクタイのような結び方です。パーカーのカジュアルファッションに若干フォーマルな雰囲気を感じることができる簡単でおすすめな結び方です。まず、紐の先を二重にします。次に、胸元で輪を作り、その輪に紐の端を通して完成です。
本結び
本結びは、紐と紐とを結び合わせるときに用いられる結び方です。俗に言う「かた結び」です。簡単にできるほどけにくい結び方で、パーカーの紐に用いてもほどけにくく、ほどけてもう一度結ばないといけないといったわずらわしさが少ないです。
結び方は、パーカーの左右の紐の端を一度結び、胸元に結び目を合わせます。もう一度同じように結ぶと、本結びが出来上がります。ほどくときには、中心部を引っ張るとゆるんでほどくことができます。
もやい結び
もやい結びは、結び終えたあとできた輪の大きさが変わらないような結び方です。キャンプ等で使われる結び方です。パーカーの紐でもやい結びをすると、左右の紐で輪っかができ、かわいい印象になるのでおすすめです。
結び方は、まず作りたい大きさで輪っかを作ります。次に作った輪っかの奥でもう一つ小さな輪っかを作ります。小さな輪っかに紐の端を入れます。小さな輪っかに入れた方向から元の輪っかにも紐を通します。
固く結べば出来上がりです。紐の端を引っ張っても、輪っかを引っ張っても輪っかの大きさは変わりません。
つゆ結び・蛇結び
スネークノットとも呼ばれる結び方です。紐結びの応用レベルですが、同じ結び方を繰り返しているだけですので、コツをつかんでしまえば、簡単に結ぶことができます。この結び方ができれば、パーカーの紐をユニークな形で結んでいると周りから注目されること間違いなしです。
結び方は、まずスネークノットの端になるところを作り、紐の根本の方を小さな輪っかにします。次に、小さな輪っかにパーカーの紐を通し、裏を通した後反対側からも紐の端を通します。結び目をスネークノッドの端になるように整えます。これを4回ほど繰り返し結び目を重ねると出来上がりです。
二重叶結び
お守り等に用いられる結び方で、とてもきれいな印象をもってもらえる結び方です。結ぶのは少々難易度が高いですが、パーカーの紐で結べるとおしゃれかつ柔らかい雰囲気がかもしだされます。パーカーの紐で作られた柔らかな感じのアクセサリーがついているという印象になります。
結び方は、まず、真ん中の輪を作ります。次に、左側も根元から輪を作り結びます。右側にも輪を作って結び、最後に真ん中の結び目から紐を通すと出来上がりです。あまり短い紐だと、輪を作っているうちに紐の長さが足りなくなってしまいます。ある程度長めの紐で結ぶと結びやすいです。
パーカーの紐を変えておしゃれするのもアリ!
パーカーの紐の色を変えることも個性が出ておすすめです。紺のパーカーにピンクの紐やグレーのパーカーに黄色の紐、赤のパーカーに同系色のオレンジの紐など、「色を変える」ことも面白いです。
また、パーカーの紐を三つ編みしてある紐にしたり、レザー等の紐の種類を変えたりと「紐の素材を変える」のも個性が出ます。パーカーの紐の先に「アグレットを付ける」と自分の思いに叶ったパーカーを作り出すことができます。
パーカーの紐を変えることは、紐を結ぶことと比べ、変えてしまえばその後の手間がかからないので、おすすめです。お手持ちのパーカーに合った最高の紐に付け替えて街を歩いてみませんか。
紐の色を変える
紐の色を変えるだけで、パーカーを用いたファッションの個性がぐんとアップします。無彩色のパーカーに有彩色の紐を付けたり、無彩色のパーカーに無彩色の紐、有彩色のパーカーに無彩色の紐を付けたりと様々な組み合わせを楽しむことができます。
自分の好きな色をチョイスすることもできます。また、パーカーはコーディネートのベースカラーにして、アクセントカラーとして紐の色を用いることも考えられます。
紐の素材を変える
元々ついていたパーカーの紐を外し、パーカーの紐を皮やシューズの紐に変えることもおしゃれです。皮の紐を付けるとカジュアルなパーカーがどことなくシックな印象になり、引き締まります。
また、プラスチック製の紐であったり、イヤホンのコードにしたりと、自分の好みの紐を選ぶことができます。靴の紐もおすすめで、紐だけ交換したものをそれぞれ同時に着用することもおしゃれな印象になります。
つまり、靴にパーカーの紐を用いることもユニークな印象になりますので、気になる方はぜひともチャレンジしてみてください。
アグレットを付ける
アグレットとは、「靴紐やコードの両端についている、プラスチックや金属製の小さな覆い(Wikipediaより)」です。パーカーの先の部分をオリジナルのアグレットに変えることもおしゃれです。
アグレットには、プラスチック製や金属製、革製など様々な材質や色合いのものがありますので、付け替えるとオリジナルのファッションを楽しむことができるのでおすすめです。
チェーンを付ける
パーカーの紐にチェーンを通して着用することもおすすめです。チェーン独特のメタリックなパワフルな印象になります。チェーンの銀色の間から紐の色が垣間見える形になり、おしゃれ度がアップします。
パーカーの紐に注目しておしゃれの幅を広げよう!
パーカーの紐を外すことをしても良いですが、パーカーの紐を結ぶことをしたり、紐を変えたりと、様々なパーカーの楽しみ方があります。紐の結び方や紐の材質や色等多種多様なものがありますので、パーカーのアレンジの仕方は無限大です。
それぞれ自分にあったパーカーの着こなしの仕方を模索していくこともおもしろいでしょう。今回の記事で紹介できていないアレンジの仕方もたくさんあります。ご興味のある方は、ぜひとも探究されてみてください。