平服とはどんな意味?マナーやシーン別の装いを男女別に詳しく紹介!

平服とはどんな意味?マナーやシーン別の装いを男女別に詳しく紹介!

結婚式や同窓会などの招待状で、平服と書いてあるのを見たことがある人もいるのではないでしょうか。しかし、平服と書かれていても、平服とはどのような服装なのか、悩む人もいるはずです。平服とはどのような意味なのか、女性と男性の服装のマナーを詳しく紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.平服とは?
  2. 2.案内文に書かれている平服とは
  3. 3.平服とはどのような服装?
  4. 4.平服の男性コーディネートとは
  5. 5.平服の女性コーディネートとは
  6. 6.平服の会場別マナーとは【男性編】
  7. 7.平服の会場別マナーとは【女性編】
  8. 8.平服と書かれている招待状の本当の意味とは
  9. 9.平服の意味を正しく理解して恥ずかしくない服装選びを!

平服とは?

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結婚式や二次会、同窓会などの招待状によく「平服でお越しください」と書かれているのも見たことがある人もいるのではないでしょうか。しかし、日常生活の中で目にする機会が少ない言葉ということもあり、平服の意味って?どんな服を着ればいいの?と、悩んでしまったことはありませんか?そこで、男性女性共通の平服の意味を紹介していきます。

平服の読み方

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では、平服とはどのような読み方をするのでしょうか。ズバリ、「平服」とは、文字通り、そのまま「へいふく」と読みます。日常生活のなかで使うことはあまりない言葉ですが、結婚式や二次会の招待状でよく使われていて、未成年より成人してから目にする機会が多い言葉ではないのでしょうか。

そのため、多くの人が成人して初めて目にすることになり、招待状に平服と書かれていても戸惑ってしまいます。また、成人しても招待状を受け取ったことがない人は知らない言葉かもしれません。

結婚式や二次会、同窓会の招待状を受け取ったことがある人であれば、「平服でお越しください。」と書いてある招待状を見たことがあるかもしれません。

平服の意味

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平服とは、結婚式や同窓会の招待状でよく見る言葉ではあります。しかし、結婚式や同窓会といった招待状だけではなく、そのほかにも、法事や葬儀などの冠婚葬祭の案内状、小学校、中学校、高校、大学といった入園式や入学式、卒業した学校で開催される同窓会の招待状といったように、さまざまな招待状や案内状で使われています。

つまり、平服という言葉の意味は、一般的に礼服として扱われる、男性であればタキシード、女性であればカクテルドレスやイブニングドレスのような、かしこまった服装のことではありません。

ホテルで行われるような結婚式に着ていくほどのかしこまった服装という意味ではなく、礼服よりも少しカジュアルダウンした軽めのドレスやスーツのことを指します。

案内文に書かれている平服とは

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実際にゲストに送られてくる結婚式や同窓会の招待状では、平服とはどのように使われているのでしょうか。招待状に書かれている平服という意味をしっかり理解していないと、当日大恥をかいてしまう可能性があります。平服の意味を理解し、招待状を受け取ったときに困らないようにしましょう。

結婚式の招待状

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今までの結婚式のスタイルは、ホテルなどの格式の高い場所での結婚式が一般的でした。しかし、最近では結婚式のスタイルもさまざまなものが増えてきていて、カップルによって好みの式を挙げることも増えています。そのなかでも、神前式やレストランウエディングといったカジュアルなものが増えてきていて、格式の低い会場での結婚式も多くなっています。

それに伴って、案内状の文面も堅苦しくないカジュアルなものを好むカップルも多くなっています。どうしても、ホテルなどの格式が高い場所で行われる結婚式の招待状で使われる「礼服」という言葉では、堅苦しいイメージを与えてしまいます。

しかし、カジュアルな場所で行われる結婚式の招待状であれば、カジュアルなイメージを与える「平服」という言葉の方が、結婚式のイメージに合っているのでしょう。

同窓会の招待状

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同窓会といえば、中学校の同窓会、高校の同窓会、大学の同窓会とさまざまですが、どの同窓会においても同窓会の会場といえば、ホテル、レストラン、居酒屋、母校などで行われることが多いでしょう。この同窓会の場合も結婚式の場合と同様に、開催される会場によって服装が変わってきます。

特に、会場がホテルの場合は、セミフォーマルな服装が求められます。しかし、気軽に参加できるような居酒屋や母校などで行われる同窓会の場合は、セミフォーマルな服装というよりも、カジュアルな服装が求められることが多くなっています。

そのため、同窓会や二次会向けのおしゃれなレストランで同窓会が行われる場合は、「平服」という言葉が使われることが多くなります。

平服とはどのような服装?

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結婚式や二次会、同窓会の招待状でよく使われている平服という言葉ですが、実際にはどのような服装のことを指すのでしょうか。平服だけではなく、似たような言葉でもある礼服の意味を知っておくと、洋服選ぶに役に立つはずです。今まで平服と礼服という言葉を聞いたことがなかった人でも、最低限の知識としてこれさえ抑えておけば安心です。

略した礼服=略礼服を指す

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結婚式や同窓会に着ていく服装には、正礼装、準礼装、略礼装の3種類に分けられます。正礼装とは、女性の場合はアフタヌーンドレスやイブニングドレス、男性の場合はモーニングコートやテールコートです。準礼装とは、女性の場合はセミアフタヌーンドレスやディナードレス、カクテルドレス、男性の場合はディレクターズスーツやタキシードです。

そして、平服とは、この3種類のなかで略礼服のことを指しています。略礼服とは少し聞きなれない言葉ではありますが、男性の場合は、冠婚葬祭どのシーンでも一般的なブラックスーツが略礼装にあたります。

女性の場合は、ドレッシーなワンピースやパンツドレスといったような、カジュアルすぎない服装が略礼装と考えていいでしょう。

平服の対義語は「礼服」

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平服のほかに「礼服」と言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。礼服とは平服の対義語であり、一般的にフォーマルウェアともいわれています。平服と同様に冠婚葬祭などで着ることが多い服装ですが、最も格式の高い場での着用が求められます。また、礼服の場合は、男性女性問わず、昼間に着る礼服と夜に着る礼服に分かれます。

礼服と招待状に書かれていた場合は、昼間の結婚式に出席する場合は昼間の結婚式に合った礼服を、夜に着る場合は夜の結婚式に合った礼服を着るのが一般的なマナーとなっているので気を付けましょう。

つまり、女性の場合は、カラーフォーマルやブラックフォーマルなどを着用がおすすめです。男性の場合は、スーツの黒色が濃いほど良いとされています。

平服とはカジュアルな普段着ではない

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ここまでお話ししたように、結婚式や同窓会などの招待状に「平服でお越しください。」と書かれていてもカジュアルな服装で参加してもいいという意味ではありません。つまり、平服と招待状に書かれていた場合は、礼装ほどの服装をしなくても良いが、ある程度のマナーの守った服装をするという意味です。

そのため、結婚式や同窓会などの改まった場所でも恥ずかしくない格好を心がけるようにしましょう。

普段着で着ているようなTシャツやデニム、奇抜すぎる服装、アニマル柄や毛皮、カラータイツ、白色の服双、スニーカー、黒ネクタイ、黒ストッキングなどは絶対にNGなので、注意が必要です。

平服の男性コーディネートとは

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それでは、男性の場合の平服とは、どのような意味なのでしょうか。次に、結婚式や同窓会の招待状に、平服と書かれていた場合のおすすめのコーディネートを紹介していきます。ただスーツを着ればいいと思われがちな男性の平服ですが、ぜひ平服のコーディネートの参考にしてみてください。

①スーツ

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平服と書かれていても男性の場合は、スーツを着用するのが一般的です。スーツといっても様々なカラーがありますが、基本的にはブラックがおすすめです。また、少しお洒落を楽しみたい場合は、グレーやネイビーといったダークカラーを着用するようにしましょう。当日までにしっかりとアイロンをかけ、しわのない状態にしておきましょう。

②ジャケット+シャツ+ネクタイ+パンツ

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男性のコーディネートとして、招待状に書かれている平服とは、シャツとパンツだけではなく、ジャケットも必ず着用するようにしましょう。しかし、稀に会場の雰囲気によってジャケットがなくても大丈夫な場合があります。この場合は、ドレスシャツを着用するようにしましょう。男性の場合は、ネクタイの色に迷いがちです。

ネクタイに関しては、シルバーが一般的ではありますが、ブルーやピンクのネクタイを取り入れて、コーディネートに華やかさを出すのもいいでしょう。しかし、平服の場合、必ず着用しなければいけないわけではありません。

全身のコーディネートとして、喪服をイメージさせる全身真っ黒な服装、白色の服、新郎新婦よりも目立つ服装は避けるようにしましょう。

オシャレにするなら小物で差を出す

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男性は、他の方と服装がかぶりやすくなります。他の人と差を出したい場合は、上手に小物を利用しましょう。おすすめな小物は、ポケットチーフやカフスボタンです。例えば、ポケットにシルクのポケットを入れるだけで華やかな雰囲気を出せます。また、シャツの袖口におしゃれなカフスボタンをつけるだけで、ワンポイントとなるでしょう。

靴にも注意

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男性のコーディネートとして、足元にもしっかりと気を配りましょう。平服だから革靴を履いていけばいい、というわけではありません。革靴のデザインとして、フォーマル度が高い紐付きのもので、つま先のデザインがストレートチップやプレーントゥになっているものがおすすめです。デザインは、内羽根になっているものを選ぶようにしましょう。

悩みやすい革靴の色に関しては、ブラックが基本です。カジュアルダウンをイメージさせる平服の場合は、茶色を履いていく人も増えています。また、メダリオンデザイン、動物の毛皮を使った靴、スニーカーやサンダルなどのカジュアルすぎる靴は、結婚式に不向きです。

しかし、二次会に参加する場合は、ビジネスシューズ、茶色の靴、紐なしの革靴などもマナー違反ではありません。

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平服の女性コーディネートとは

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次に、女性の場合の平服とは、どのようなコーディネートをすれば正しいドレスコードといえるのでしょうか。男性に比べて女性の方が、結婚式や同窓会当日のコーディネートに悩む人が多いのではないでしょうか。様々なパターンを紹介していくので、当日のコーディネートの参考にしてください。

①スーツやワンピース

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結婚式や二次会、同窓会の招待状に「平服でお越しください。」と書かれていた場合の女性の平服の意味としては、スーツやワンピースが一般的と考えていいでしょう。女性がスーツを着用して出席する場合は、ボトムスはスカートでもパンツでも、好きなほうを選んで問題はありません。

しかし、ここで注意が必要なのが、全体のバランスです。スーツだけの場合は、全身が暗い色で包まれてしまうため、華やかな雰囲気になるようにアクセサリーなどの小物も上手に使う必要があります。

また、ワンピースを着用する場合は、基本的には袖のないものを選びましょう。しかし、平服と書かれていた場合は、袖のあるワンピースでも問題ありません。

②シャツ+スカート

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女性がシャツとスカートでコーディネートをする場合には、最もスカートの長さに気を付けるようにしましょう。結婚式や同窓会などの場では、スカートの長さが、長すぎても短すぎてもマナーとして良くはありません。この場合には、膝丈になるものを選ぶことで、上品な雰囲気が出せます。

結婚式などのお祝いの席に出席する場合は、一般的なシャツではなく、少し光沢のあるシャツを着用し、全身のコーディネートに華やかさを出すようにしましょう。また、ノースリーブのシャツを着用していく場合には、ジャケットなどを着用し、肩を隠す必要があります。

③シャツ+パンツ

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最近、結婚式や同窓会に参加する女性の中で人気が高まっているコーディネートが、パンツスタイルです。今までは、ワンピーススタイルが一般的でしたが、パンツスタイルを取り入れることで上手に全体のコーディネートに抜け感を出すことができるので、女性の中で平服として人気があります。

パンツスタイルの場合も上記と同様、シャツがノースリーブの場合は、ジャケット、ボレロ、ショールなどを着用し、肩を隠し、肌の露出を控えめにしましょう。

最近では、パンツスタイルにケープ袖の羽織ものを合わせるコーディネートの人気も高くなっていて、結婚式や同窓会、二次会などのパーティーなど、シーンに問わず着用することができます。

平服の会場別マナーとは【男性編】

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男性の場合、スーツを着ていけばいいと思っている人もいるのではないでしょうか。平服と一言でいっても、男性も結婚式、二次会、同窓会といったようにそれぞれの会場の雰囲気に合った服装をしなければいけません。それでは、どのようにコーディネートをすればいいのでしょうか。まずは、男性の場合の平服のポイントを紹介していきます。

①コーディネートは会場の格に合わせる

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招待状に平服と書かれていた場合でも、男性の場合でも会場の格に合ったコーディネートをする必要があります。特に、ホテルや高級レストランが会場だった場合は、最もフォーマル度が高い場所です。そのため、結婚式に出席するつもりでしっかりとした礼服やスーツを着用するようにしましょう。

会場がレストランやバーだった場合でも、スーツの着用がおすすめです。しかし、会場が居酒屋やカラオケの場合など、格式が低い場所でスーツできめすぎてしまうと逆に浮いてしまう可能性があるので注意が必要です。

居酒屋やカラオケの場合は、ネクタイの着用は自由ですが、ジャケットを着用し、全身のコーディネートがカジュアルすぎないように気を付けましょう。

②法事では無地で色のトーンを抑える

一般的な考え方として、葬儀や四十九日法要、3回忌までは喪服を着ていきます。法事で平服を着ていく場合は、年月が少し経った7回忌を過ぎてから着用するのが望ましいとされています。しかし、地域や家族の考え方によって服装が異なる場合があるので、一度家族に相談するといいでしょう。

また、「平服」と書かれていた場合でも、男性はスーツの着用が一般的とされています。スーツの色に関しても、派手な色のスーツの着用は避けるようして、地味な黒系、紺系、ダークグレーといった落ち着いた色のスーツがおすすめです。

スーツの柄にも注意が必要です。特に、ストライプ柄などは避け、無地のスーツを選ぶようにしましょう。平服だからといって、デニムや色物のカジュアル度が高い服装はNGです。

③同窓会・二次会ならノーネクタイも可

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ネクタイに関しては、出席するのが同窓会や二次会などの平服がドレスコードとなっている場合のみ、ノーネクタイでも問題はありません。しかし、ノーネクタイで参加する場合は、コーディネートによってだらしない雰囲気になりやすくなります。そのため、襟付きのシャツとジャケットを着用し、カジュアルすぎないコーディネートをする必要があります。

しかし、結婚式や同窓会の会場によっては、ジャケットなしでも許される場合があります。この場合は、通常のシャツではなく、ドレスシャツを着用するようにしましょう。ネクタイがないことでシャツに目がいってしまうため、襟が開き過ぎないシャツを選びましょう。

この場合、襟からアンダーシャツが見えないように、V字になっているアンダーシャツや半袖のシャツの場合は、ノースリーブのアンダーシャツを着用するなどの工夫が必要です。

平服の会場別マナーとは【女性編】

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男性に比べて、女性のほうが結婚式や同窓会の服装に悩む人が多いのではないでしょうか。それでは、女性の場合、招待状に平服と書かれていた場合、どのような服装をすれば間違いないのでしょうか。女性の平服にあたるコーディネートの意味をしっかりと抑え、お洒落なコーディネートを完成させましょう。

①結婚式では肌の露出を避ける

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昼間の結婚式に平服で出席する場合、平服と書かれていても肩や胸、足などの過度な肌の露出は避けるようにしましょう。肩の露出は少ない袖付きの洋服を選ぶか、ノースリーブのワンピースやシャツを着用する場合は、ボレロやジャケット、ショールなどを着用し、肩をしっかり隠すようにしましょう。

また、スカートの丈が極端に短かったり、胸元が大きくあいたドレスなどは、結婚式などのお祝いの席には不向きとされています。そのため、胸元は程よくあいたもので過度な露出は避け、スカート丈に関しては、膝丈または膝下丈のスカートが望ましいです。

ただし、二次会などのカジュアルな場での服装に関しては、膝上丈のスカートでも問題ありません。また、多少の肌の露出に関しても、許容範囲内と考えていいでしょう。

②法事ではアクセサリーはなし

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法事に参加する場合の平服とは、女性の服装はワンピース、スーツ、アンサンブルを着用していくのが最も一般的です。平服と指定されている場合に関しては、パンツスタイルでも問題ありません。また、法事の場合はおしゃれをする場ではないという理由から、基本的にはアクセサリーをつける必要はありません。

特に、殺生を連想させてしまうような革製品のアクセサリーや小物、靴、カバン、大ぶりな時計などは、着用を控えるようにしましょう。アクセサリーをつけたい場合は、一連のパールのネックレスやイヤリングなど、目立ちすぎないアクセサリーを選ぶようにしましょう。

二連のネックレスは、死が連続してしまうことを連想させるため、法事には不向きです。婚約指輪が大ぶりな場合は外すか、手のひら側に回しておくなどの気遣いも必要です。

③法事では黒か紺の地味な色

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法事の場合の平服の意味は、黒を基調としたワンピースやスーツ、アンサンブル、パンツスタイルの地味な色を着用するという意味です。配膳を手伝う予定がある場合は、パンツスタイルがおすすめですが、その予定がない場合はスカートスタイルを選びましょう。また、スカートの丈は膝下丈が望ましいとされています。

全身真っ黒で喪服を思わせる服装は失礼にあたり、良くありません。この場合は、黒や濃紺、グレーのダークカラー、ベージュなどの落ち着いた色の服装にしましょう。シャツやインナーに関しては、白色でも問題はありませんが、シンプルなものを選びましょう。

④ストッキングは黒かベージュ

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平服で法事に参加する場合は、薄い黒色のストッキングの着用が基本です。また、7回忌以降であればグレーのストッキングの着用もいいとされています。法事の場合は、季節に問わず、肌色のストッキングや生足はマナー違反に当たるので気を付けましょう。結婚式の場合は、肌色、もしくは肌色に近いストッキングの着用が一般的です。

最近では、肌色のストッキングにラメが入ったお洒落なものを選ぶ人もいます。また、ストッキング同様、靴も黒いパンプスでつま先が尖っておらず、光沢がないものを選ぶのが基本です。ヒールの高さに関しては、5センチ前後のものがちょうどいい高さでしょう。

⑤同窓会はカジュアルダウンもあり

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同窓会の招待状に平服と書かれていた場合には、結婚式ほどのフォーマル度は出さず、少しカジュアルダウンした服装もおすすめです。例えば、オールブラックのセットアップでカジュアル感を出しつつ、バックやパンプスに差し色として明るい色を足すことで、華やかさをプラスできます。

靴に関しては、服装にワンピースやシャツ+スカートを選んだ場合でも、ストラップ付のパンプスやオープントゥのサンダルなどもおすすめです。少しおしゃれな服装に好きな靴をプラスするだけで、全体的にカジュアルダウンした女性らしいコーディネートが完成します。

平服と書かれている招待状の本当の意味とは

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平服と書かれていてもある程度のマナーのもと、会場に合った服装をする必要があります。しかし、「平服でお越しください。」と書いてある招待状の本当の意味とは何なのでしょうか。このような招待状には、新郎新婦からのゲストへの気遣いもあり、普段通りの服装で来てくださいという意味です。

結婚式や同窓会は日常的にあるものではありません。そのため、平服と書いてあると戸惑ってしまう人が多く、平服という意味をそのまま受け取ってしまうと大恥をかいてしまいます。平服という意味をしっかり理解して、素敵なコーディネートが完成させましょう。

平服の意味を正しく理解して恥ずかしくない服装選びを!

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結婚式や二次会、同窓会の招待状に書いてある「平服」という意味、男性、女性におすすめのコーディネートを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。普段聞きなれない言葉だからこそ、どのような服装で参加すればいいのか悩む人が多いですが、平服の意味をしっかりと理解すれば、洋服選びも楽しくなるのではないでしょうか。

もも
ライター

もも

愛知県在住の2児の母です。去年までライターとして記事を書いていましたが、2人出産妊娠を機にお休みをしていました。毎日パソコンに向かえるかわかりませんが、よろしくお願いします。

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