一人暮らしに必要なものを揃えよう
アパートやマンションの部屋を借りて、一人暮らしをする場合、必要なものがいろいろあります。日用品、家具、家電などを準備するのですが、意外にリストアップするのが大変です。ややもすると、あれも欲しいこれも欲しいとなって、リストが膨らんでしまう場合もあります。しかし、これだけは必要というものを揃えるようにしましょう。
一人暮らしの男女共通で必要なものリスト【家電】
まずは、一人暮らしに必要なもののうち、家電から紹介しましょう。普段実家暮らしをしている時は、必要な家電はすべて揃っているので、それほど意識することはないでしょうが、いざ一人暮らしをするとのなるといろいろな家電を準備しなければいけない事に気づきます。そして、それは男性・女性に別なく揃えるものなので、共通事項として取り上げます。
①冷蔵庫
一人暮らしをすると言っても、毎日外食ばかりというわけにはいきません、当然自炊もするので、冷蔵庫は必需品です。また、自炊目的以外にも、飲み物や簡単につまむものなども冷蔵庫に入れておくでしょう。その冷蔵庫ですが、一人暮らしとはいえ、冷凍庫が分かれているツードアタイプを選ぶのがおすすめです。
②掃除機
一人暮らしに必要なもののリストに掃除機を入れなくてもいいという人もいるでしょう、箒と塵取りで掃除をするという人です。それはそれで構わないのですが、掃除機があったほうが便利なことは確かです。したがって、効率よく掃除を済ませたいという人は、掃除機を必要なものリストに入れておくといいでしょう。
③洗濯機
洗濯機も一人暮らしに必要なものリストから外していいという人もいるかもしれません。コインランドリーで洗濯をする人です。しかし、コインランドリーは毎回お金が掛かるし、洗濯物を運ぶのも大変です。それよりは部屋に洗濯機を備えておくほうがいいので、一人暮らし用に購入しておきましょう。
④テレビ
テレビなんてなくても大丈夫という男性や女性がいるかもしれませんが、普通はテレビなしの生活は考えられません。別に娯楽番組を見るというのでなくても、ニュースなどを視聴して情報収集する必要がある時があります。したがって、一人暮らしの必要なものリストにはぜひテレビを入れておくべきです。
⑤電子レンジ
電子レンジがあれば、総菜や冷凍食品を温められるので、忙しくて食事を作る時間がない時などは重宝します。また、電子レンジは、食べ物だけでなく、コーヒーやミルク、お酒などもすぐに温めるので、一人暮らしの人にとってはとても心強い家電です。電子レンジはなければないで何とかなるかもしれませんが、やはり必要なものリストに入れておきたいです。
電子レンジと一緒に、オーブントースターも購入しておくといいでしょう。朝出勤時にパンを焼いて、バターを塗って、コーヒーを飲んでという人もいるでしょうから、オーブントースターも必要なものリストの対象にすべきです。
⑥ドライヤー
お風呂に入ったら、髪を乾かす必要があるので、ドライヤーも一人暮らしに必要なものリストに入れておきます、これは、男性でも女性でも変わりありませんが、特に髪の長い人は、ドライヤーがないと髪が早く乾きません。乾かないと髪型のセットもできないでしょうから、それほど高額なものでなくてもいいので、揃えておきましょう。
⑦エアコン
入居予定のアパートやマンションにエアコンがすでに備え付けられている場合も多いでしょうが、もしなければ自分で購入して、設置する必要があります。現代の夏は非常に暑いので、エアコンなしでは命取りになる場合もあります。特に夏に近い時期に一人暮らしをする場合は、できるだけ早く注文をしておきましょう。
⑧炊飯器
毎日パンやそば、パスタしか食べないという人は必要なものリストから除外してもいいでしょうが、普通はご飯を食べるので、炊飯器も欠かせません。一人暮らし用なので、それほど大きなものは必要ないものの、3合炊きくらいのものは準備しておきましょう。それで、毎日の食事もおいしくなります。
⑨照明器具
これもエアコンと同じよう、入居先の部屋に付いている場合と付いていない場合がありますが、照明器具は絶対に必要です。暗闇で生活するというわけにはいかないので、もし部屋に照明が付いていない場合は、一人暮らし開始までにいいものを探しておきましょう。その際に、LEDを選べば、電球や蛍光灯が長持ちします。
一人暮らしの男女共通で必要なものリスト【家具】
続いて、一人暮らしに必要なもののリスト、家具編です。家具も、男性・女性の差がなく、必要なものなので、毎日使うものをリスト化しておきましょう。そのリストを見て、購入する家具もあるし、実家から持ち込む家具もあるでしょうが、一人暮らしということを考えた場合、スペースに限りがあるので、欲張らないようにしましょう。
①ベッド・布団
夜寝る場合、布団を使う人とベッドを使う人に分かれますが、どちらかは必ず準備をします。畳の部屋で一人暮らしをするというのなら、布団のほうがいいでしょう。フローリングの部屋なら、ベッドがおすすめです。ベッドの場合、スチール製のものなら、圧迫感がないし、下の部分の掃除がしやすいです。
②机
なくてもこたつが1台あれば大丈夫という人もいるでしょうが、ゆったりと落ち着いて本を読んだり、仕事をしたりするのに便利な家具が机です。その机選びでは、シンプルデザインのものやラックと一体型のものがありますが、狭いスペースを有効利用したければ、ラック付きのものがいいです。
③椅子
机を買ったら。当然必要な家具が椅子です。その椅子選びにおいては、キャスター付きのものがおすすめです。というのは、キャスターがないものは、前後した時にきつい音がすることがあるからです。アパートやマンションでは騒音に気を使わなければいけませんから、椅子にも一工夫が必要です。
④収納家具
一人暮らしで特に考える必要がある家具が収納家具です、洋服、日用品、書類などを納めておく家具をいくつか準備します。その家具の大きさや配置などによっては、部屋が狭くなってしまう場合があるので、かなり気を使います。その家具のうち、洋服を納める家具ですが、部屋の圧迫感を考えると、たんすよりもハンガーラックのほうがいいでしょう。
日用品や書類などの収納には、カラーボックスという便利な家具があります、棚板の位置も変えられるので、いろいろなものを収納できます。また、その棚板の位置に合うような収納ケースもあるので、小物を入れておけます。
⑤カーテン
アパートやマンションで一人暮らしをするのなら、カーテンは絶対に必要なものです。プライバシーを守るためにも、カーテンで部屋を隠さなければいけません。そのカーテンですが、レースカーテンだけだと、部屋の中が透けて見える場合があるので、ドレープカーテンも一緒に揃えて、掛けます。
⑥こたつ
食事をする時、リラックスをする時などにはこたつ(ローテーブル)があるといいです。机だけですべてをこなせる場合もありますが、やはりこたつのような家具で一服したいところです。したがって、こたつも一人暮らしに必要なものリストに含んでおいたほうがいいでしょう。いいというよりも必需品の一種だとも言えます。
⑦寝具
ベッドと布団だけでは足りません。毛布や掛布団、敷布、枕などの寝具も揃えなくてはいけません。その寝具選びですが、吸湿性や放湿性に優れたものを選びたいところです。特に夏の夜は蒸しますから、この点だけは譲りたくないでしょう。その目的にかなう商品に羽毛布団があるので、購入できる人は、ぜひ買い求めてください。
一人暮らしの男女共通で必要なものリスト【日用品】
男性・女性を問わず、一人暮らしに必要な日用品があります。家電や家具などの比較的大きなものが揃っても、細かい日用品がなければ一人暮らしは成り立たないので、いくつか大事なものを取り上げてみましょう。これから引越しをして、一人暮らしをしようという人は、それらの日用品を買い忘れないようにしましょう。
①洗剤
洗濯機を買っても、洗剤がなければ洗濯はできませんから、洗剤を購入します。と言っても、必要な洗剤はそれだけではなく、台所洗剤、トイレの洗剤なども必要です。ただ、その中には100均で売っている品もあるので、お金を節約したければ利用てみましょう。しかし、質がよくないとも思うのなら、100均以外で購入するといいです。
②タオル
タオルも大事な日用品です。浴用タオル、フェイスタオル、バスタオルなど必要なものは一式そろえておきましょう。ただ、新たに買い求めなくても、実家で使っていたものをそのまま引き継げばいいので、費用の節約はできます。また、100均にもタオルはあるので、それでそれなりにお風呂で役に立ちます。
③ティッシュ・トイレットペーパー
ティッシュペーパーやトイレットペーパーは、絶対に忘れてはいけない日用品です。これらの日用品がなければ、生活ができないでしょう。ただし、引っ越し前に購入しなくても、引っ越し直後でも間に合うことは間に合います。これらの日用品を購入するお店のチェックさえしておけばいいのです。
④シャンプー・ボディーソープ
一人暮らしを始めたら、初日からお風呂に入るでしょうから、シャンプーやボディソープ(または固形石鹸)などの日用品も揃えておきます。すでに実家で使っているもので構いませんが、気分一新のために新製品を購入するのもいいでしょう。これも100均にありますが、品質が気に入らなければ、ほかの購入先を探してください。
⑤歯ブラシと歯磨き粉
この日用品を忘れる人はあまりいないでしょうが、歯ブラシと歯磨き粉も一人暮らし用に準備しておきます。この場合は、これまで使っていたもので十分です、使い慣れたもののほうが歯にもピッタリ合うでしょうから、無理に新品を購入する必要はありません。もちろん、歯ブラシが傷んだら、買い替えてください。
一人暮らしに必要なものリスト【女性】
ここからは、女性の一人暮らしに必要なもののリストを見てみましょう。女性の一人暮らしには女性だからこそ必要なものがあります。そのようなものをいくつか項目ごとに取り上げていくので、忘れずに準備してください。大丈夫という人もいるでしょうが、いざ一人暮らしを始める時には何か抜け落ちているものがあるものです。
①スタンドミラー
女性だけでなく男性の一人暮らしにも役立ちそうなものですが、スタンドミラーを用意しておけば、身だしなみのチェックがしやすいです。小さな鏡では全身の確認はできませんから、これは必需品と言えます。そのスタンドミラーの価格はピンからキリまでありますが、一人暮らしということなら、5000~10,000円くらいのものでいいでしょう。
②アイロン
アイロンも一人暮らしの女性に必要なものです。と言っても、やはり男性でも使うことはありますが、女性の場合、シャツやブラウスなどのしわ伸ばしでとても役立ちます。なお、アイロンを買う以上、アイロン台も揃えておきます。それできれいにしわ伸ばしができます。アイロンのお値段もいろいろありますが、安いものなら3000円台のものもあります。
③加湿器
これは絶対に必要なものというほどではありませんが、加湿器があると乾燥した時期には空気が潤います。特に乾燥に弱い女性などは、加湿器があるととても楽に過ごせます。ただし、加湿器は適用畳数によって効果がよく出たり、逆に悪影響が起きたりするので、一人暮らしの部屋に適したものを選ぶ必要があります。
④防犯グッズ
女性の場合は、男性以上に防犯対策の必要があります。特に女子の一人暮らしは、犯罪の対象になりやすいので、防犯グッズの購入が欠かせません。その防犯グッズにはいろいろな製品がありますが、防犯ブザー、防犯スプレー、防犯フィルム、補助錠などを買い求め、犯罪被害に遭わないようにしなければいけません。
⑤調理器具
一人暮らしで自炊をする女性に絶対必要なものが調理器具です。調理器具を一式そろえるのは結構大変なので、リスト化して、一つ一つチェックしてみましょう。鍋、フライパンはもちろんのこと、包丁、まな板、ざる等々数えていけばいろいろなものがあるので、一人暮らしの自炊に間に合うように準備しましょう。なお、小物なら100均にあります。
一人暮らしに必要なものリスト【男性】
ここからは、男性の一人暮らしに必要なもののリストを見ていきましょう。一人暮らしに必要なものは、男性・女性別に分けられないものも多いですが、男性ならではの必需品もあります。そんな必需品をいくつか紹介するので、一人暮らしを考えている男性は、ぜひこの情報を参考にしてください。
①髭剃り
女性には必要ないもので、男性にとっては必ず必要なのが髭剃りです。と言っても、一人暮らしにあたって、髭剃りを忘れる男性はあまりいないでしょう。髭は毎日伸びるものなので、普通は毎日剃ります。そのために、一人暮らしのために引っ越しする場合も、チェックはしっかりするはずです。
②パソコン
現代人にとっては、パソコンなしの生活は考えられなくなっています。高齢者の中にはパソコンを持っていない人もいますが、若い人や中年世代の人が一人暮らしをする場合にはパソコンを持っていくでしょう。そのパソコンは必ずしも男性だけに必要なものではありませんが、仕事にプライベートに何かと役立つものです。
③掃除機かクイックルワイパー
掃除機は、男性でも女性でも一人暮らしに役に立つ道具ですが、男性の場合、あまり掃除をしない、気が向いた時だけという人が多いです。それだけに、箒や塵取りで掃除をするよりも、掃除機やクイックルワイパーで軽く済ませたいという人が少なくありません。そんな不精な男性にとって、掃除機やクイックルワイパーはありがたい道具です。
④突っ張り棒
女性の場合は、洋服をきちんとしまいたいでしょうから、たんすやハンガーラックが必要でしょうが、男性の場合は、突っ張り棒に洋服を掛けておくだけで済ますこともできます。突っ張り棒に無造作に並んだ服はあまり見た目はよくないものの、男性の場合は、そのようなことを気にしない人も多いです。
⑤電気ケトル
男性の中には、お湯を沸かすのも面倒だという人がいます。そのような人には電気ケトルがおすすめです。お茶でもコーヒーでも即席みそ汁でもスープでも、これ1台があれば簡単にできあがります。電気ケトルは一人暮らしの男性の必需品ではありませんが、あればあったでずいぶん便利です。
一人暮らしの費用を抑えて必要なものを揃える
これから一人暮らしをしようという人にとって、一番気になるのがコストの問題です。アパートやマンションの部屋を借りるのにもかなりのお金が掛かるのに、それに加えて必要なものを揃えるのは大変です。そこで、どのように必要なものを揃える費用を安くできるのか、その方法を紹介しましょう。
①実家から持ち込み
一人暮らしに必要なものを揃えるうえで、一番安く済ませる方法が実家で使っていたものを持ち込むことです。家具でも家電でも日用品でもすでに使っているものをそのまま使えば、費用は一切かかりません。ただし、新しく入居する部屋のサイズに合わない家具などもあるので、事前にチェックをしておきましょう。
②100均で購入
食器や調理器具、洗剤、掃除道具などは、スーパーやホームセンターでなくても100均で購入できるものが多いです。100均というと品質が問題と思う人がいるかもしれませんが、それなりに使えるものも売られています。また、一人暮らしにあたって費用が掛かることを考えたら、100均の品で満足する必要がある場合もあります。
③リサイクルショップ
少し大きなものとなると、100均では購入できないので、リサイクルショップなどを利用して安く買うようにしてもいいでしょう。リサイクルショップで売られている商品は中古品なので、新品よりは劣りますが、決して悪い品ではありません。販売する以上、リサイクルショップも厳しいチェックはしているのです。
100均のおすすめ一人暮らしグッズ
100均には、さまざまなおすすめ一人暮らしグッズが売られています。その中からいくつか紹介しましょう。まず、100均のうちダイソーでは、URBAN DININGシリーズのカトラリーが売られています。おしゃれなデザインのスプーンやフォークが100均ならではの100円均一です。
同じ100均でもキャンドゥーには、黒いキッチンツールのシリーズが売られています。シンプルな黒を基調としたこれらのツールは、キッチンでも結構映えます。しかも、シリコン製なので、調理器具に優しいです。
食器なら、セリアという100均がおすすめです。豊富なデザインの食器がいろいろと並べられています。中には鮮やかな色の食器もあり、100均の製品にしてはかなり満足ができます。
一人暮らしに必要のないもの
一人暮らしに必要なものをいろいろと見てきましたが、必要があまりないものもあります。参考のためにそのようなものを示しておきましょう。ただし、個人的には必要としているものがあるかもしれませんが、一般的に不要と思われるものを取り上げてみます。したがって、無理に購入しなくても済むでしょう。
①ソファー
多くの一人暮らしの人の共通の意見として、ソファーは要らないと言っています。一人暮らしの人の部屋のスペースには限りがある場合が多く、ソファーを置くとかなり手狭になります。したがって、買っても邪魔になるだけでは、役に立たないようです。それよりは、ベッドや椅子でくつろげばいいとのことです。
②固定電話
固定電話が一人暮らしに絶対に不要というわけではありませんが、最近はスマホで済ます人が多いです。電話連絡が目的なら、確かにスマホで十分です。無料通話などのプランに入っておけば、通話料のことも気にする必要がありません。そういう意味では、固定電話の役割は減りつつあります。
③たんす
たんすは立派な家具であり、一軒家ではそれなりに活躍します。一人暮らしの部屋に置いてもいいのですが、場所を取るのが難点です。それよりもハンガーラックや収納箱、押し入れなどに洋服を収納する人が多いです、一人暮らしの人にとって、たんすはやや重い感じがする家具なので、必要としない人も結構います。
④目覚まし時計
一人暮らしの人に限らず、目覚まし時計が不要という人も増えています。スマホのアラーム機能で十分だということです。もちろん、目覚まし時計を部屋に持っていってもいいのですが、狭いアパートなどでは、あまりけたたましく鳴る目覚まし時計だと、迷惑がられる場合もあり、結構不便なものです。
一人暮らしで必要なものは余裕をもって揃えておこう
ここまで、一人暮らしに必要なもののリストを項目ごとに紹介しました。一人暮らしをするにあたって必要なものはかなりありますが、忘れ物がないように一つ一つよくチェックして揃えましょう。その際に、引っ越しぎりぎりにならないように日にちに余裕をもって準備することが大切です。