AIに仕事をとられる!?
男性と女性の雇用の機会を平等にする「男女雇用機会均等法」が施行され、選べる仕事の幅が広がりましたが、ここに来てAIが働き方に大きな影響を及ぼすのではないかという声が聞こえるようになってきました。
実際に仕事をしているなかでも「これならAIだってできる」と考えることもあるかもしれません。ここでは、そんなAIの時代でも長期的に安定して働ける職業を特集していきます。
将来性のある仕事とは
そもそも将来性のある仕事とはどのようなものなのでしょうか?有名企業や官公庁など「安定している」といわれている会社での仕事をまず思い浮かべるかもしれませんが、最初におさえておきたいのが「ロボット」ができない仕事です。特に最近注目されている「AI」はパターン学習によって、人間より速く正確に条件判断をすることができます。
企画力や想像力が必要な職業
では、AIにできない仕事とはどのようなものでしょうか?AIは多くの情報とパターンを利用して判断をする力に優れています。例えば、商品を見て「これはいくら」と判断するような作業です。しかし、その元となる情報やパターンをつくるのは人間がやらないといけません。そもそも、売るものを考えたり、企画をするのはAIの苦手な分野といわれています。
ルーティーンワークはAI(人工知能)にまわされる
では、AIに奪われることが予想されるのはどういう仕事でしょうか?AIはパターンに沿って仕分けをするなどのルーティーンワークを得意としています。商品の値段を判断したり、農産物を規格に合わせて仕分けたりする現場にはすでにAIが取り入れられています。そのような仕事はこれからますますAIにまわされることが予想されています。
将来性のある仕事の特徴
AIの得意分野・不得意分野がわかったところで、具体的にどのような仕事に特徴があるのか、特徴をみていきましょう。
今の時代「有名だから」「老舗だから」と言われている会社であっても、何度も吸収合併を繰り返したい、突然倒産することも多くなっています。将来性があると思って就職したのに、職を失ってしまうことにならないためにも、仕事選びの時に参考にすることができます。
職場の選択肢が多い仕事
将来性のある仕事の特徴1つ目は職場の選択肢が多い仕事です。やりたい仕事の職場を選ぶことができれば、いろいろなところを比較しながら、自分にあった職場を選ぶことができますし、もし何かの理由で引っ越す場合でも、その先でも再就職できるというメリットがあるうえ、経験もあるので、転職先でもスムーズに仕事に携わることもできるかもしれません。
職場の多さ=需要の高さ
また。社会の需要が大きい仕事は職場の数も当然多くなる傾向があります。いま、身の回りにどんな仕事が増えているのか?を常に見ておくのも将来性のある仕事を見つけるポイントです。もし、需要があって職場の数が多いとしても、数年後にブームが去って増えた職場が次々になくなったということもあります。
企業のビジョンがあって伸びしろがある
将来性のある仕事の特徴2つ目は、ビジョンがあって伸びしろがある企業です。そもそも何をする会社なのか?将来何をしたいのか?会社として元気があるのか?ほとんどの会社はこれらのことをしっかり考えているはずですが、中には将来のビジョンが見えなかったり、社長のワンマン体制やどこを目指しているのがわからないといった会社もあります。
営業利益・売り上げが伸びている
会社がしっかりしたビジョンをもっていて将来性があるかどうかは、営業利益や売り上げの伸びでも知ることができます。売り上げが年々伸びていれば当然、将来性があることも期待ができますが、売り上げが落ちていたり、今は売上が伸びていても、長期的にみて頭打ちが予想できそうな場合には少し考える必要があるかもしれません。
離職率が低い
もし就職できたとしても、時間外勤務が多かったり、常にひとが辞めたり入ったりしているような職場では、たとえビジョンがしっかりしていて、売上が伸びていたとしても、そこで長期働くことはできないかもしれません。良い仕事や良い会社は当然、そこで働くひとの満足度も高いため、離職率も低くなります。
高いスキルが求められる職場は回転率が高い
高いスキルが求められ仕事があります。例えばエンジニアであったり、特別な資格が必要な看護師などはその一例です。それらの職場は人の出入りが多く、回転率が高いため、必然的に離職率も高いですが、このあとに紹介する将来性のある仕事にランクインするくらい将来性があるとされています。
将来性のある仕事ランキング13選
それでは将来性のある職業の特徴がわかったところで、その代表的な仕事をランキング形式で紹介します。AIでは出来ないような仕事や、男性、女性両方が長期で働けるような仕事がランクインしていますので、これから仕事を探す人や、転職を考えている人は参考にしてみてください。
将来性のある仕事13位 弁護士
最初に紹介するのは「弁護士」です。ドラマやゲームなどででも取り上げられることが多く、どのような仕事をするのかはイメージが付きやすいでしょう。多くの弁護士は「弁護士事務所」に所属していて、法律に関するいろいろな相談を受けることからはじまり、必要があれば法的手続きや裁判などで解決を図っていきます。
しかし、弁護士の資格をとるためには、法科大学院を修了するか司法試験予備試験に合格し、司法試験に合格することが必要です。合格後も司法修習で一年を過ごし、そのあとの終了試験に合格して弁護士資格を手に入れることができます。
社会が弁護士資格を手に入れたい場合には、まず司法試験予備試験の合格めざすのが、おすすめとされています。
法廷に立つことや、依頼人の話を聞くことはAIにはできない
弁護士として仕事をするには、たくさんの法律に関する知識が必要です。それだけであればAIでも出来ますが、実際に依頼者の話しを聞いたり、法廷に立つことは人でないとできません。
また、働きやすさという面でも、就業時間がしっかり決まっていない場合が多く、男性はもちろん女性であっても比較的働きやすいと言われています。
将来性のある仕事12位 高齢者関係業務
次に紹介するのは、これからますます必要が大きくなってくることが予想されている「高齢者関連の業務」です。高齢者関連というと「介護士」を一番最初に思いつくかもしれません。実際に高齢者の生活を手助けする介護士は、女性の職場というイメージが大きいですが、力仕事も多く男性の介護士も求められています。
また、資格を持っていなくても。職業訓練や、働きながら介護系の資格を取れる制度があるというのもおすすめのポイントです。
高齢者関係業務には、介護士以外にも、ケースワーカーなど開度を支える仕事もあります。介護を受ける人の状態などを聞いて、どのような支援が必要かを決めていく仕事は、AIにはできません。この場合にも社会福祉士などの資格が必要になります。
日本の高齢者社会は数十年後も続く
日本の高齢化はこれからますます進み、この先数十年の長期に渡り必要とされると言われています。それに合わせて様々なタイプの施設が増えてきていますが、そこで働く人は今現在でも不足しています。介護士で入っても職場環境や労働賃金の関係で、長期で働けないなどの問題もあり、それらの改善も少しずつ進んできています。
将来性のある仕事11位 通訳・翻訳家
海外からの観光客や職業訓練生など、多くの外国人が来日しています。反対に、日本企業の工場が海外に進出し、それに合わせて現地に派遣される日本人もいます。そこで求められてきているのが「通訳・翻訳家」です。
旅行程度であれば、身振りとスマートフォンなどで利用できる翻訳サービスで十分かもしれませんが、ビジネスになってくると。専門用語があったり、こちらの意思と相手の意思がしっかり合っていないとトラブルが起きてしまいます。
グローバル化の現代ではまだまだ需要は高い
小学校からの英語教育でグローバルに対応した教育が進められていますが、それでも引き続き需要は大きいとされています。また、翻訳・通訳には男性、女性関係なく仕事の機会も多くあり、資格も必要ない場合があります。加えて、インターネットを使った仕事も一定数あるため。知識があれば始めやすいというのもポイントです。
将来性のある仕事10位 農家・漁師
農業や漁業は男性の仕事というイメージが有りましたが、最近では「女性農家」や「女性漁師」も注目を浴びるようになってきています。農耕民族といわれるほど、日本人は野菜やお米を栽培してきましたし、漁業も盛んでした。それが、時代の変化とともに仕事の種類も増え、機械製造やサービス業が多くなっています。
それに合わせるように、農業などの第一次産業が少なくなり、日本食の材料であっても、海外の輸入品に頼っているというのは、小学校の社会科で学ぶことの一つです。
第一産業はAIは参入しにくい
それでも、農業や漁業などの第一産業が今になって再度見直され、もう一度活性化させる計画がいたるところで進められています。また、作業を効率よくするための機械も次々に開発され自動化もすすめれらています。
それでも、AIなどが完全に自立してできるというわけではなく、どうしても人の手が必要です。そのため、これからも農業や漁業といった第一次産業は残り続けると言われています。
将来性のある仕事9位 教師
教師も将来性のある必要の大きな仕事の一つです。男性・女性共に長期的に活躍できる職業でもあり、子どもが将来なりたい仕事でもランクインされるくらい憧れのある仕事でもあります。この仕事につくためには「教員免許」が必要になりますが、講師など別の資格や専門の経験を活かして教育の現場に入るという方法もあります。
男性も女性も長期で働ける安定の公務員
公立の小中校の教員は公務員扱いとなります。それで、男性も女性も長期で安定して働くことができます。また、少し前までは、勤務時間の問題として部活や保護者対応などが取り上げられましたが、少しずつ改善もすすんでいます。
少子化で学校が統廃合されている中でも、教員は必要ですし、ITを駆使した教育が進んでも、子どもに何かを教えるのは人の役割です。これから教育制度が変わっても続けられることが予想されます。
将来性のある仕事8位 地方公務員
男性・女性問わず長期で安定して働ける仕事として「地方公務員」も忘れてはいけません。役所はもちろん、コミュニティーセンターや公営の体育館などで働く地方公務員は、人の生活には必要不可欠な存在です。役所などで働く場合、公務員の新規採用のほか中途採用の募集や、施設が働く人を期間を設けて募集することもあります。
国家がある限り公務員はなくならない
企業に就職する場合には、大手であっても倒産のリスクを抱えています。その点、公務員は「日本」という国が存在する以上、なくなることはない仕事のため、長期で安定して働くことができます。また、一部の業務はAIの活用や電子化・自動化が導入されるかもしれませんが、最後は人が必要になる仕事です。
将来性のある仕事7位 観光業界
観光業もまだまだ将来性のある仕事です。最近では、スマートフォンなどでも観光情報を取得できるようになり、わざわざ人が必要なのかと感じるかもしれません。しかし、観光業界の仕事は観光案内だけではありません。バスガイドやバスの運転手はもちろん、ツアーコンダクター、旅行会社、旅館やホテルと、観光に関わりのある仕事はたくさんあります。
また、観光業界の中のほとんどは男性・女性ともに活躍できる機会があります。女性のバス運転手や男性バスガイドも登場しています。
外国人観光客は毎年増加している
翻訳・通訳家の章でもみましたが、今はグローバル化が進み、たくさんの外国人観光客が来日しています。その数は年々増加していて、これからも増えていくことが予想されています。
そのような外国人観光客により日本の魅力を伝えるのも観光業界の大切な仕事であり、人でしかできない仕事です。
将来性のある仕事6位 心理カウンセラー
誰にでも起きる可能性のある「心の病」。特に今は、社会の動きがスピーディーで複雑化・多様化していて、ちょっとしたきっかけが引き金になり「心の病」を発症してしまう人も少なくありません。
その病を改善するためにサポートするのが心理カウンセラーの仕事です。今は学校や会社にも心理カウンセラーを置いて、生徒や社員の心のサポートをしている場合が多くあります。
心理カウンセラーには国家資格はありませんが、そのかわりに「臨床心理士」や「認定心理士」といった民間の資格やスキルが必要になります。大学や通信教育でも取得できるので、興味がある場合は調べてみましょう。
AIに精神的治療のスキルはない
体の病気は、医療技術の進歩や多くの情報があり、診断の精度も治療の技術も格段に上がっています。もちろん、その中でAIも大きく貢献しています。しかし、心理カウンセラーは、人が相談者に寄り添って一緒に解決していくことが大切とされています。相談相手の気持ちをくみ取り、言葉をかけてあげられるのは人だけに与えられた特権です。
将来性のある仕事5位 看護師
心理カウンセラーの他にも人と人の関係が大切な仕事があります。それが「看護師」です。昔は女性の仕事というイメージがありましたが、こちらも少しずつではありますが男性の割合も増えてきています。看護の仕事現場にも、たくさんのIT機器が導入されていますが、病気や怪我で病院に来る患者に安心感を与えられるのはやはり人です。
働き方改革により長期的待遇が良くなる可能性
やりがいや将来性があるとされている「看護師」ですが、夜勤があったり、忙しさのために体調を崩したり、人の生死に関われば心が病んでしまうことがあり、長期で働けなくなる人も多いと言われてきましたが、最近では、働き方改革が進められ、無理のない勤務体系になっていくことが期待されています。
将来性のある仕事4位 営業
次に紹介するのは意外な職業「営業」です。自社の製品やサービスを売り込み、会社の利益に繋げていくためには必要不可欠な仕事です。
しかし、広告や販売の方法は時代の流れとともに大きく変化しました。買い物一つをとっても、昔は商店街の専門店で飼っていたのが、スーパーに代わり、スーパーはネットショップに代わりました。それに合わせ人との関わりも薄くなってきています。そのなかで営業に人が重要なのはなぜなのでしょうか?
BtoB取引では人対人が鉄則
企業と企業が取引をおこなうBtoB取引では、大きなお金が動きます。そのため、決めるときにはたくさんの情報をやり取りするわけですが、そのなかで人の臨機応変さが必要になってくるわけです。個人であっても家や車など大きな買い物があります。その時の担当営業さんが購入の決め手になったという人もたくさんいます。
将来性のある仕事3位 データサイエンティスト
将来性のある仕事3位は「データサイエンティスト」です。あまり聞き慣れない職業かもしれませんが、これもAIでは代わりができない仕事と言われています。データサイエンティストの主な仕事は、膨大なデータを集計・解析をして企業にとって価値ある情報に仕上げていく仕事です。
消費者の動向はどの企業でも重宝される
集計や解析はAIも得意としていく分野です。それでもデータサイエンティストが将来性のある仕事と言われるのは、そのデータから「これからの動向」を予測してその先の戦略という企業が求めているものを導き出スことができるからです。
データサイエンティストの歴史はまだ浅く、必要なスキルも確立されているとは言い切れませんが、ビッグデータの使い方がますます求められるこれからの時代に注目できる職業です。
将来性のある仕事2位 アーティスト
美術や芸術、音楽など、身の回りにはたくさんのアーティストが生み出したものに溢れています。最近では、AIが線だけ描かれたイラストに色をつけられるようになったと言われていますが、それでもゼロから何かを創造することはできません。そのような特別なものを持っているアーティストも将来性がある仕事とされています。
資格不要・天性の能力を活かせる人が貴重な時代
また、アーティストは持っている能力があれば男性・女性関係ありませんし資格も必要ありません、また、昔はオーディションに行ったり、路上ライブでスカウトされる時を待っていたという話しを聞きますが、インターネットが普及したことにより、自分の作品を簡単に世界に発信できるようになりました。
そこから実際にアーティストとして活躍している人も数多くいます。そのような意味では今はとても貴重な時代なのかもしれません。
将来性のある仕事1位 エンジニア
日本には昔からある道に特化した「職人」がいましたが、現在でも「エンジニア」という職人が存在します。「エンジニア」に職人とイメージはあまりないかもしれませんが、なにもないゼロの状態から、ニーズにあったものを作っていく仕事という共通点があります。
建設や製造、ITなど様々な分野にエンジニアは存在し、それぞれがその道のエキスポートです。また、男性だけでなく女性のエンジニアも増えてきています。
イメージを具体化するスキルは需要が高い
また、職人は卓越された技術を持っています。同じくエンジニアにも高度なスキルが求められ、そのスキルも時代によってどんどん新しくしていかなければなりません。それでも、需要は大きく仕事を脅かすと言われるAI技術であっても、それを動かすエンジニアのスキルあってのものです。
将来性のある仕事に就くための資格・スキル
ここまで将来性のある仕事にどのようなものがあるかをみてきました。人と人との関わりが求められる仕事や、AIが苦手とする「臨機応変さ」が求められる仕事など様々ですが、それらの仕事に長期で就くためには男性・女性関係なく資格やスキルが必要になってくるものもあります。ここからはそんなスキルの一部をみていきます。
エンジニアになるならマスト・プログラミング
将来性のある仕事1位にランクインしていた「エンジニア」ですが、当然プログラミングスキルが必要になってきます。しかし、プログラミング言語にもいろいろあります。汎用性のあるC言語のほか、今でも需要のあるWeb系であれば、HTML、javaScript、PHP、は最低でも習得しておきたいところです。
また、プログラミングの言語や考え方は年々変化していくため、新しいスキルを常に得るだけでなく、長期間使ってきたプログラミングのメンテナンスをする時は古いスキルが必要なこともあり、広い知識をもっていると活躍の幅も広がります。
家でも出来る・翻訳
これからますます増えてくることが予想される海外向けのコンテンツに必要なのが翻訳です。インターネットやアプリの翻訳サービスが高性能といっても、やはり「人」がやる翻訳にはかないません。
翻訳はスキルを持っていれば在宅でもできる仕事なので子育て中の女性でも無理なく長期で働くことができ、外国語のスキルを活かせるだけでなく、それなりの収入も見込むことができます。
女性におすすめ・カラーコーディネーター
女性に人気のある資格の上位に「カラーコーディネーター」があります。通信教育でも取得することができますが、大切なのは資格そのものより、そこで得た知識といわれており、ファッション・空間問わず、デザイン系の仕事をするのであれば、勉強しておきたい資格です。
公務員の中でも比較的カンタン・教職
大学で専門分野と合わせて、教職のカリキュラムを組んでいる場合があります。そのカリキュラムをとっておけば卒業と同時に「教職」の資格が取得できます。
少子化で子どもが減ってきているのにあわせて学校の統廃合も進んでいましが、代わりに専門分野に特価した学校も登場しています。もし、いろいろな経験が技術をもっていれば、そのような学校の講師や教員をを見ざすのも方法かもしれません。
将来性のある仕事に就くコツ
将来性のある仕事や資格・スキルはわかりました。でも、その仕事を見つけ出して、そこに就職して長期で働けねば意味がありません。どうすうればそのような将来性のある仕事を見つけて、その仕事に長期で就くことができるのでしょうか?これから、そのために大切な3つの点をみていきます。
常にアンテナを張っておく
将来性のある仕事を探すのに大切なこと1つめは「アンテナを張っておく」ことです。時代のニーズは過去に類を見ないほどのスピードで変化しています。そのなかで将来性のある仕事を探すには、今、どんなことに注目されていてどんなスキルが必要で、今後、どの様になっていくかを常に取り入れておかないといけません。
人脈をつくる
将来性のある仕事を探すのに大切なこと2つめは「人脈」です。AIが発達しても、最終的に仕事をするのは「人」です。また様々な情報をアンテナを張って収集する場合にも、持っている人脈からの情報は、インターネットやテレビなどの情報よりも有益な場合が少なくありません。また、男性、女性両方の人脈を作っておくのも情報の幅を広げるコツです。
フリーランスとして働く力を持つ
様々な企業から仕事をもらって活動する「フリーランス」。男性・女性問わず、誰でもはじめまられる一方で、スキルやコミュニケーションの能力がなければ、すぐに仕事はもらえなくなり、生計を立てていくことはとても困難です。将来性のある仕事に就きたいと思ったら、フリーランスとして働けるくらいの力を身に着けるようにしましょう。
将来性のある仕事に転職したいなら
将来性のある仕事を探すためのコツと一緒に、転職サイトを活用することもできます。学生であればリクナビなどの就職サイトを使った経験があるかもしれませんが、転職の場合も、戦力を欲しがる会社の求人を見ることができます。同時に、会社の情報や既に働いている人のコメントも見ることができるというメリットもあります。
エンジニア専門転職サイト・レバテックキャリア
最初に紹介するのは「エンジニア専門転職サイト・レバテックキャリア」です。その名前の通りITやWeb関連のエンジニアを専門にしている転職サイトです。職種が絞られているので、自分の専門としている分野にあわせてより細かく仕事先を選べ、サポートもエンジニアに合わせた知識をもっているのもこのサイトの強みです。
満足度No.1サイト・doda
テレビのCMでも流れている「doda(デューダ)」。ITから管理職、メディカル、営業と幅広い業種を扱っている転職サイトです。また、転職に置いて出産や育児など悩みの多い女性向けのたコンテンツがしっかり整っていることや、セミナーやイベントも定期開催している点も注目できます。
スカウト機能で引き抜きを待つことも可能・ミイダス
最後に紹介するのが、スカウト機能に特化した「ミイダス」です。dodaと同じ「パーソナルキャリア」が運営していたサイトですが、大きな違いとして、自分が会社にアプローチをするのではなく、採用したい人に対して、会社側からアプローチすることができるサービスです。
将来性のある仕事は常に変化する
将来性ある仕事を見つけて、長期的に安定して働きたいというのは誰でもが思う願いの一つですが、将来性のある仕事は常に変化をしています。ここで取り上げた職業であっても、あと10年後には数が減っているかもしれませんし、今は将来性が無いと思われている仕事が注目をあびるようになっていることもあります。
テクノロジーの進化と共に時代も急速に変わる
仕事の将来性に、大きな影響を及ぼしているものの一つが「テクノロジー」の進化です。とくに注目されているAI技術は、今後ますます進化していくことが予想され、その場の状況判断が必要な車の運転ですら人の代わりになろうとしています。その中で、どのような分野が残っていくのかは、今後も気をつけて見ていきましょう。
将来性のある仕事を身に着けて時代を謳歌しよう
ここまで将来性のある仕事やその仕事に就くためのコツを見てきました。仕事における男性、女性の垣根が低くなっている今、長期で働ける仕事を選ぶ幅も広がっています。これから就職をしようとしている人や転職をしようと考えている人は、これからの社会の動きにも気を止めながら「ここで良かった」と感じられる仕事を見つけましょう。