イコライザーのおすすめの設定方法を紹介!
イコライザーは、周波数を変えて好きな音質で音楽を楽しむことができます。音楽をいつも以上に楽しむことができる、イコライザーの基本設定の方法やスマホでのイコライザーの使い方などを紹介します。
イコライザーとは
イコライザーが音質を変えることで、自分好みの音楽にできることを紹介しましたが、実際はどのような仕組みになっているのでしょうか。ここでは、イコライザーの詳細と周波数について紹介します。基礎知識を学んで、イコライザーの操作をスムーズにできるようになりましょう。
周波数とは?
イコライザーを紹介する前に、イコライザーと深い関わりのある「周波数」について紹介します。周波数とは、1秒間に繰り返す波の数のことです。周波数の単位は「Hz」で表されて、「ヘルツ」と読みます。
低い音は周波数が少なく、高い音は周波数が多くなります。つまり、低い音は周波数を表すヘルツの数値が小さく、高い音は周波数を表すヘルツの数値が大きくなります。
音の高さと周波数の数値の関係は、イコライザーを使用するときに役立つので覚えておいて下さい。イコライザーを使用するときに使われる単位のもう一つに「dB」があります。
「dB」は「デシベル」と読みます。「デシベル」は音量の単位を表します。「デシベル」の数値が大きいほど大きい音を表し、「デシベル」の数値が小さいほど小さい音を表します。イコライザーを使用する際には、「Hz」と「dB」を理解して使いましょう。
音の周波数を変更する装置
続いては、イコライザーとは何かを細かく説明します。イコライザーは、音の周波数を変更する装置です。イコライザーは縦軸が「デシベル」、横軸が「ヘルツ」になっています。
「ヘルツ」は数値が大きくなるほど高い音を表すので、左側から「低音」、「中間音」、「高音」部分に分けることができ、それぞれの音域の音量を上げ下げすることで、自分好みの音楽を楽しむことができます。
イコライザーは、ライブ会場でDJがターンテーブル周辺のつまみを操作して、音楽の周波数を整え音楽を流すときに使っています。イコライザーは、スマートホンでも音楽を流す際に設定できます。詳しい設定方法は後ほど紹介します。
イコライザー設定の基本
イコライザーの仕組みを理解したところで、続いてはイコライザーの設定の基本の操作方法を紹介します。イコライザーの操作は、難しく感じますが、ポイントを押えることで簡単に操作できます。イコライザーを操作して、音楽を楽しみましょう。
バンドの種類
イコライザーを操作する際に重要になってくるバンドの種類を紹介します。イコライザーの横軸は周波数を表すことを紹介しましたが、ここではもっと詳しく紹介します。
イコライザーの横軸に書かれた周波数の数値をバンドと呼びます。バンドが32Hzから125Hzが低音、250Hzから1kHz未満が中音、1kHz以上が高音と分類することができます。
チューニングのやり方
続いてはチューニングのやり方を紹介します。チューニングのやり方は、先ほど紹介した、それぞれ音域の違うバンドの大きさを変えることで、音質を変えることができます。
例えば、低い音を強調して聞きたい時は高音部分のバンドを下げて、高い音を強調して聞きたいときは、低音部分のバンドを下げるのが基本的な使い方です。
イコライザーは、縦軸である音量のつまみを上げ下げしながら調整することで、好きな音質にチューニングできるということです。イコライザーの操作は、バンドの音域さえ理解できれば、後はつまみを上げ下げするだけなので、操作のやり方はシンプルなものになっています。
おすすめのイコライザー設定のやり方
続いては、おすすめのイコライザーの設定のやり方を紹介します。初心者の方は、イコライザーはむやみに設定しても、思い通りの音質に変えることが難しく感じられます。そこで、まずはおすすめのイコライザーの設定を参考に挑戦してみて下さい。
低音が好きな人の設定
まず始めは、低音が好きな人がイコライザーを設定するおすすめのやり方を紹介します。低音を強調させたいので、イコライザーでは低音を表す32Hzから250Hzの音量を上げます。
低音だけを上げてしまうとモコモコした音になるので、中音である2kHzから上も少しずつ音量を上げて下さい。このようにイコライザーを設定すると、低音が綺麗に響く音質にすることができます。
イコライザーは低音重視に設定するとダンス系などテンポが速い曲や、ロックやヒップホップなどの曲におすすめの音質になります。更に低音はリラックス効果もあるので、ジョギングやスポーツをするときにおすすめする音域です。
中音が好きな人の設定
続いては、中音が好きな人がイコライザーを設定するおすすめのやり方を紹介します。中音を強調させるので、イコライザーの中音となる500Hzから1kHzのバンドはそのままで、低音と高音のボリュームを下げます。
おすすめの設定は、中音をてっぺんとして山のようになだらかに低音と高音を下げていくと、綺麗に中音が響く音質になります。中音の音を大きくすることで、ボーカルの声がはっきりと聞こえます。
ボーカルの声が好きな音楽や歌詞を聞きたいというときは、イコライザーを中音に設定することをおすすめします。ボーカルの声を強調させることで、バラードの曲は雰囲気が出るので、是非バラード曲は中音を強調して設定してみて下さい。
高音が好きな人の設定
続いては高音が好きな人がイコライザーを設定するおすすめのやり方を紹介します。高音を強調するイコライザーの設定方法は、1kHzから上を上げます。そして、4kHzを少し凹ませ、低音を上げます。
高音はピアノ演奏がメインであるクラッシックを聞くときにおすすめです。ピアノは高音域の音を奏でるので、高音を強調するようにイコライザーを設定することで、ピアノの音が耳に響きインパクトの強い音楽を楽しめます。
また、高音を強調した音楽は、テンションを上げたいときにもおすすめです。イコライザーで高音を強調させるように設定した曲を長時間、聞いていると耳が疲れてしまうので注意して下さい。
iPhone・Androidのイコライザー設定方法
イコライザーの設定方法が分かったところで、続いてはスマホでイコライザーを設定する方法を紹介します。最近は、外出するときやお家で音楽を楽しむときにスマホを使う方が増えています。スマホでもイコライザーを設定して、音楽を楽しみましょう。
iPhoneのイコライザー設定方法
イコライザーをiPhoneで設定する方法を紹介します。まず、設定のアイコンを開き、ミュージックを選びます。そして再生の項目のところに「イコライザ」があります。
最初は基本的にオフになっていますが、「イコライザ」を開くと「Dance」、「HipHop」、「Piano」などの項目があり選択できるようになっています。
しかし、上で紹介したようなバンドを調節するような細かい設定をすることができません。イコライザーのバンドを調節して、自分好みの音楽を楽しみたい方は、イコライザーのアプリがおすすめです。
おすすめアプリ
iPhoneはイコライザーを使って、細かい音質を変えることができないので、音質を自分でカスタマイズできるアプリを紹介します。iPhoneで使うイコライザーのおすすめアプリは「イコライザー+音量ブースタープレーヤー&効果音」です。
このアプリは操作もシンプルで、デザインもブラックでかっこいい仕様となっています。勿論、イコライザーの機能もしっかりとしていて、バンド表示があり、自分好みに音質を変えられるアプリになっています。
Android(Xperia)のイコライザー設定方法
続いては、イコライザーをAndroidで設定する方法を紹介します。まず、設定をクリックし、オーディオ設定、サウンドエフェクトの順に進みます。そして、イコライザーをONに変更すると、周波数のチューニング画面が開きます。
iPhoneと同じく「Dance」、「HipHop」、「Piano」など提示されている設定の中から選ぶことも可能ですが、Xperiaの場合は自分で自由に好きな音域を決める機能も搭載されています。
おすすめアプリ
Androidで使えるイコライザーのおすすめアプリを紹介します。おすすめアプリは「音楽プレーヤーオーディオプレーヤー&10バンドイコライザー」です。
AndroidはiPhoneと違い、アプリを使わなくても、イコライザーを自分好みの音質で楽しむことができますが、紹介したアプリは10バンドあり、Androidに搭載されているイコライザーが5バンドに比べて、高機能であることが分かります。
もっと音質を自分好みに変えてみたいという方や搭載されていイコライザーに慣れてしまい、もっと本格的に音質を変えてみたいという方におすすめするアプリです。
イコライザー設定で好きな音楽を最高の音質にしよう!
イコライザーを使いこなすことで、曲によって自分好みの音質に変えられ、音楽を楽しむことができます。同じ曲でも音質が変わるだけで、曲のイメージが変わり新鮮な気持ちで音楽が聴けます。イコライザーを使いこなして、音楽を楽しみましょう。