イヤホンジャックとは?
みなさんは、音楽を聴くときは何で聞いていますか?最近では音楽をスマートフォンで聴いている方も多くなってきました。家ではそのまま聴いている方も、電車の中や移動中などにはスマートフォンにイヤホンやヘッドフォンをつけて聴いている方もよく見かけます。
では、このスマートフォンにイヤホンやヘッドフォンをつけるときに使う「イヤホンジャック」とはいったいどんな物なのか。「イヤホンジャック」について調べていきます。
①スマホなどにイヤホンを差し込む端子の穴
イヤホンジャックとはどんなものなのか?それは、音楽を聴く際にイヤホンやヘッドホンのコードをたどって行くと、一番先に端子があります。あの長細い端子を音楽を聴く際にスマートフォンやミュージックプレイヤーなどに差し込むための穴。その穴のことを「イヤホンジャック」といいます。
②イヤホンジャックは凹側のこと
イヤホンジャックは凸凹でいうと凹側のことをいいます。イヤホンジャックの「ジャック(jack)」とは英語で「差し込み口」という意味がありますが、よく差し込み口の凸側の方を「ジャック」と呼んだりもして混同することもありますが、差し込まれる側の凹の穴の部分を「イヤホンジャック」と呼びます。
イヤホンジャックの掃除方法【準備】
「イヤホンジャック」には掃除が必要ということをご存知だったでしょうか?「イヤホンやヘッドフォンで音楽を聴くから、よくイヤホンジャックを使う」という方は、もちろん「掃除が必要」と言われたら気になるでしょう。
しかし、逆に「全然使わないからそのまま」という方は、つねにイヤホンジャックがむき出しの状態なのでむしろほこりがたまるのは、イヤホンやヘッドフォンを使わない方の方が掃除が必要な場合が高い可能性があります。ではさっそくイヤホンジャックの掃除に必要なものを準備していきましょう。
①綿棒
イヤホンジャックを掃除する際に準備したい掃除道具1つ目は「綿棒」です。綿棒といえば、耳掃除をするときに使ったり、メイクがずれてしまったの時の修正に使うなど、便利な道具でどこの家庭にでもあるものなので、すぐに準備ができます。
もし、イヤホンジャックの掃除を今すぐにやろうと思ったときに、綿棒が家にないという方の場合でも、綿棒は100円ショップでも売っていますし、ドラッグストアやコンビニエンスストアでも売っているところは多いので、どなたでも綿棒は簡単に購入し手に入れることができます。
②つまようじ・安全ピン
イヤホンジャックを掃除する際に準備したい掃除道具2つ目は、「爪楊枝」もしくは「安全ピン」です。掃除道具のイメージがないこの2つですが、こちらもどこの家庭でも置いてあるものです。つまようじを食卓に置いてある家庭も多いでしょう。
もし、つまようじが無い場合でも安全ピンがあれば代用できます。「つまようじを使わないから家にない」という方はこちらで代用してください。もし、どちらも家にない場合でも「爪楊枝」も「安全ピン」も100円ショップなどで簡単に安く手に入る物なので、すぐに購入することができます。
③ティッシュ
イヤホンジャックを掃除する際に準備したい掃除道具3つ目は「ティッシュ」です。鼻をかんだり、いろんな所を拭いたり、掃除道具としても万能なティッシュですのでさすがにティッシュがない家庭は珍しいですが、仮にティッシュが家に無い場合でも道端で配ったりもしてますし、集めるのにはさほど問題はありません。
イヤホンジャックの掃除方法
綿棒・爪楊枝(安全ピン)・ティッシュの3つの掃除道具を揃えたところで、さっそくイヤホンジャックの掃除に取りかかれます。しかし、ただイヤホンジャックの穴にこの掃除道具を突っ込めばいいというものではありません。
それではさっそくどのようにしてこの3つの掃除道具を使用してイヤホンジャックを掃除していくのか、そのテクニックを見て行きましょう。
①綿棒でイヤホンジャックを拭く
最初にやるイヤホンジャックの掃除方法は、綿棒でイヤホンジャックの入り口やその周辺を拭きます。お手持ちのスマートフォンのイヤホンジャックを見てもらうと、まずイヤホンジャックの入り口付近やその周辺もほこりで汚れていることでしょう。
まずは、綿棒をイヤホンジャックの中に突っ込むのではなく、あくまでも入り口とその周りを拭くという掃除をしてください。
②ティシュで爪楊枝をくるむ
イヤホンジャックの入り口付近を掃除したら、次は先ほど用意した爪楊枝か安全ピンでの掃除です。その爪楊枝か安全ピンの尖っているところをイヤホンジャックにそのまま入れてしまうと精密機械に傷がついてしまいます。なので、その先端をティッシュでくるみ、先っぽが尖っているところを無くすというテクニックを使います。
③イヤホンジャックの中のゴミを取る
爪楊枝か安全ピンにティッシュをくるんだら、イヤホンジャックの中にティッシュをくるんだ方を入れます。そして、ゴミを優しくこするようにして掃除します。イヤホンジャックは精密機械なので、強く掃除しすぎないように注意が必要です。そうするとティッシュに汚れがつき、イヤホンジャックがきれいになります。
また、爪楊枝の場合は先端が尖っている方でなくてもティッシュにくるんで掃除をすることもできます。どちらが自分に合う掃除のテクニックなのかやってみてください。
歯間ブラシでも代用可能
爪楊枝や安全ピンにくるんだティッシュで、掃除をするテクニックは歯間ブラシが代用できます。歯間ブラシとは、歯と歯の間に入れて使うデンタルケアの商品です。歯間ブラシはデンタルケアのみならず、細いブラシなのでイヤホンジャックに入れて使うことができます。違う目線から見てみるとイヤホンジャック専用の掃除道具のようにも見えます。
イヤホンジャックのもっと簡単な掃除方法
綿棒・爪楊枝・安全ピン・ティッシュで簡単にできたイヤホンジャックの掃除。「もっと徹底的キレイにしたい」という方や、「ティッシュとつまようじではうまく掃除できたか分からない」という方もいるでしょう。では、イヤホンジャックのもっと簡単にできる掃除のテクニックはないのでしょうか?
①エアダスターを準備
「エアダスター」というものをご存知でしょうか?先ほどのティッシュやつまようじ、安全ピンなどとは違ってどの家庭にもあるものではないでしょう。いったいエアダスターとはどんなものなのでしょうか?
ネットで調べてみると、Amazonで約1000円ほどで売っている掃除道具です。エアダスターがどういうものかというと、スプレー缶のボタンを押すと細いノズルから空気が噴射されるというものです。普段はパソコンのキーボードの隙間に噴射し、ほこりを吹き飛ばし掃除するものですが、イヤホンジャックの細い穴にはピッタリです。
②エアダスターをイヤホンジャックに吹きかける
エアダスターでイヤホンジャックを掃除するテクニックはとても簡単です。ノズルから出てくる空気をイヤホンジャックに向けて噴射するだけです。そうすると、エアダスターから強い空気が噴射され、イヤホンジャックの穴からほこりを飛ばすことができ掃除は完了です。エアダスターの場合はそれだけで大丈夫です。
細かい汚れ落としが可能
ティッシュや爪楊枝や安全ピンを使った時に「本当に全部の汚れが取れているのかな」という方もいるでしょう。しかしエアダスターを使えば、ティッシュや爪楊枝とは違い強い空気でホコリを吹き飛ばしてくれるので、細かい汚れも落とすことが可能です。エアダスターを使えば、一瞬ですし何回も使うことができます。
イヤホンジャックを掃除しないとどうなる?
ここまで様々なテクニックでのイヤホンジャックの掃除の仕方を紹介してきましたが、「見た目汚れていても別に見えるところでもないし、気にならない」という方もいることでしょう。そもそもホコリがたまっていたり、汚れていると何が困るのでしょうか?見た目だけではない、イヤホンジャックの汚れについて調べてみました。
①音質が悪くなる
「高価なヘッドフォンを買ったのに音質が悪い」「最近よく音が途切れる」そんなことはありませんか?イヤホンジャックの穴にゴミがたまると、電気信号を妨げる事があります。そのため、その汚れが原因で音にノイズが入ったりしている可能性があります。もし、最近の音質が悪くなったなと感じるようであれば、お掃除のサインかもしれません。
②充電ができなくなる
「スマートフォンで音楽を聴かないからイヤホンジャックは関係ない」という方にも関係ある話なのが、充電ができなくなるということです。
イヤホンジャックと充電の穴は一見何も関係ないように思うかもしれませんが、イヤホンジャックが汚れているということは、同じような場所にある充電をする穴も汚れているという事です。
充電をする穴の周りを見てみても、イヤホンジャックと同じように汚れがたまっているはずです。充電する穴も汚れがたまっていると充電に障害を起こす可能性があります。「最近充電の調子がおかしいな」と思う方は、新しい充電器を買う前に、イヤホンジャックを掃除をするときに一緒に充電の穴も掃除してみてください。
イヤホンジャックのほこりを塞ぐテク
イヤホンジャックや充電の穴を掃除する方法をいくつか紹介してきましたが、そもそも掃除をする前にほこりを防ぐ方法を無いのでしょうか?ほこりを防ぐテクニックがわかれば掃除の回数も減っていきます。そこで、イヤホンジャックを塞ぐ方法を調べてみましたので、これからの参考にしてみてください。
イヤホンジャック用アイテム
イヤホンジャックの穴を簡単に塞ぐテクがあります。そんがことができるアイテムがあることはご存知でしょうか?イヤホンジャックの穴にイヤホンの差し込むプラグのような形をした凸側のアイテムがあります。このアイテムをイヤホンジャックに差し込む事で穴を塞ぐことができるので、ほこりを防ぎ掃除の手間が省けます。
自分好みにカスタマイズできる
さらにこのイヤホンジャック用のアクセサリですが、様々なアイテムから選ぶ事ができるので、自分好みにカスタマイズすることができます。どんなものがあるか調べてみると、ディズニーやスヌーピーなどのキャラクターものもあれば、着信のタイミングでLEDが光るプラグや、差し込む部分だけのシンプルなものもあります。
ほこりが入らず掃除が不要に
アイテムの値段を見てみると、1000円以内のものが多いので、これからずっと使うことを考えれば安いかもしれません。ここまで紹介したイヤホンジャックを塞ぐアイテムを使えば、穴にほこりが入ることを防げるので掃除が不要となり、こまめな掃除から解放されます。ほこりを防ぐためでなくても、ストラップの代わりとしても使えます。
イヤホンジャック用アイテムが取れる
イヤホンジャック用のアイテムを付けたことがある人は経験があるかもしれませんが、イヤホンジャックにつけたかわいいチャームがいつの間にか、イヤホンジャックから外れてしまって無くなっていたということはありませんか?
イヤホンジャック用のアイテムは、ストラップのようにひもでくくりつけるわけではないので、何かの拍子で引っ張ってしまって抜けてしまうこともあります。せっかくお気に入りのイヤホンジャック用のアイテムを買ったのに、あっという間に無くなってしまっては、買った意味がありません。
では、イヤホンジャック用のアイテムが外れない簡単な方法は何かないのでしょうか?調べてみました。
落下防止①ダブルプラグタイプ
イヤホンジャック用のアイテムの落下を防ぐ方法、まず1つ目は「ダブルプラグタイプ」を選ぶということ。ダブルプラグタイプとは、イヤホンジャックと充電器を差し込む穴の両方に差し込むということ。
イヤホンジャック1つで支えるよりも2つで支えることにより、落下してしまう可能性を簡単に下げることができます。また、イヤホンジャックと充電器を差し込む穴の両方に差し込むことにより、2つの穴とも汚れを防ぐことができるという事です。充電する際には片方はずすことになるのでお気をつけください。
落下防止②外れないイヤホンジャック
イヤホンジャック用のアイテム落下防止方法2つ目は、そもそも外れないイヤホンジャックを付けるということです。「Pluggy Lock」という商品をご存知でしょうか?この商品をイヤホンジャックに挿すことでキーホルダーを付けたりできるようになります。
「Pluggy Lock」はイヤホンジャックに挿すだけではなく、何度か回すことで、簡単にイヤホンジャックの穴に固定することができます。これをつけることで、ストラップのひもを通す穴をイヤホンジャックに装着したことになります。また、キーホルダーを付けなくても、固定してしまえば穴を塞ぐことができます。
イヤホンジャックは小まめに掃除しよう!
いかがだったでしょうか?綿棒などを使って簡単にイヤホンジャックを掃除するテクニック・イヤホンジャックを塞いでしまう方法を紹介しました。
「最近スマートフォンで聴く音楽の調子がおかしいな」という方は、自己責任にはなりますが、ぜひイヤホンジャックの掃除をぜひ試してみてください。また、不安な方は専門のお店に持って行って掃除をしてもらうのもいいでしょう。
そして、今後はこまめに掃除をするか、きれそのままイヤホンジャックに差し込むアイテムを購入し穴を塞いで、めんどくさいイヤホンジャックのお掃除から解放されるのもいいかもしれません。