無線LAN子機のおすすめ機種ランキング！人気メーカーや選び方も紹介！

無線LAN子機とは無線LANルーターと呼ばれる親機と通信する機器で、無線LANアダプターとも呼ばれています。スマートフォンやパソコンでは最近無線LAN対応の機種が増えており、無線LANルーターと接続設定すればすぐにインターネットを使うことができます。

ではそれ以前の機種、無線LAN機能が搭載されていないデスクトップやノートパソコンは無線LANを利用することができないのでしょうか。そんな時に役に立つのがこれからご紹介していく無線LAN子機の種類で外付けタイプのものがあります。

また古い機種のデスクトップパソコンなどでは無線LANは内蔵されているものの企画が古いために通信速度が遅かったり、安定した通信ができないなどの弊害がある場合があります。このような場合にも無線LAN子機は役立ちます。企画によって通信速度が遅い場合は最新の企画に対応するように改善してくれる機能を持っている無線LAN子機もあります。

無線LANの子機は基本的に親機と通信することが可能です。また違うメーカーの親機でも基本的には問題なく通信することができるでしょう。一部できないものもあるようですが、現在発売されている無線LAN子機であればよっぽど古い親機であったり、壊れている親機でない限りは通信ができるでしょう。

デスクトップパソコンでは有線LANにしか対応していないものや、ノートパソコンでも古い場合や通信規格の違いなどで通常の無線LANルーターからインターネットに接続できない場合があります。このような時に役立つのが無線LANの子機です。どのような子機が良いのか、人気があるのか等は後述するランキングを参考にしてください。

無線LAN子機を使う前に子機が必要になるのはどんな場面があるでしょうか。パソコンに内蔵されている無線LANアダプターが壊れてしまったときや、内臓されている無線LANアダプターでは速度が足りないとき、そして5GHz帯にWi-Fiデバイスが対応していないときがあげられます。他にも様々な理由・環境で無線LAN子機が必要になることはあるでしょう。

余談ですがよくWi-Fiと無線LANを別物だと勘違いしている方がいます。厳密にいうと多少違いますが言葉の使い方としては無線LAN子機もしくは無線LANアダプターとはパソコンなどに無線LAN機能を追加する機器のことを言い、別の言い方ではWi-Fiにパソコンを繋ぐための機器とも言えるのです。

無線LAN子機は無線LANルーターと通信させれば基本的にものすごい広い空間でなければ1台でもインターネットのエリアを広げることができます。例えば、2階建ての一軒屋で1階に無線LAN親機を設置し、2階に無線のエリアが届かないような場合に無線LAN子機を設置し範囲を広げるのです。無線LANの子機には色々な種類があり設置場所を選びません。

デスクトップパソコンやノートパソコンでも無線LAN子機はもちろん使用することができます。デスクトップパソコンは一昔前は有線LANが主流でLANケーブルでルーターと物理的に繋いでインターネットを行なっていましたが、今やデスクトップ・ノート問わず無線LANでのインターネットがポピュラーになってきています。

余談ですが、無線LAN子機でインターネットをする際に有線LANと比べてのメリットとデメリットを説明しておきます。メリットは何よりも「無線」であること。ケーブルレスで配線がすっきりすることは環境的にも強くおすすめします。

デメリットはどうでしょうか。逆に考えて有線LANの方が優れている点という見方をしてみましょう。物理的にケーブルで繋がっているので通信速度が速いことやノイズなどに邪魔されず、通信のブレがないことが挙げられます。有線の方がおすすめな機器もあるのです。

安価で売っているような古いパソコンには無線LANの機能がついていないものも多くあります。そのような場合に無線LAN子機が必要になります無線LAN子機を使えば古いパソコンでもインターネットが無線で利用できるようになり、便利に使用できるようになります。有線LANしかついていないパソコンにも前述したとおり使えます。

無線LAN子機を選ぶ上でおすすめなものは何でしょうか。一言でおすすめといっても子機のどの機能がおすすめなのか選び方は様々ですので、必要な要素を兼ね備えた無線LAN子機を選びましょう。以下におすすめの選び方のポイントをいくつかあげて解説していきます。選び方の参考にしてください。

無線LANではいくつかの種類のセキュリティの規格があります。セキュリティ規格にはどのようなものがあるかというと「WPA2-PSK(AES/TKIP)」「WPA-PSK(AES/TKIP)」「WEP(128/64bit)」などがありますが、現在はもっとも主流で最新とされている「WPA2-PSK(AES)」が安全性が高いとされています。

無線LAN子機も親機であるルーターも最新のセキュリティのものを使用するようにしましょう。セキュリティが高ければ外部からの不正な侵入を防いだり、侵入されても容易に気づくことができ大事に至る前に情報の漏洩などを防ぐことにも繋がります。

おすすめな選び方を説明するうえでセキュリティは一番の重要な要素であるといっても過言ではないでしょう。セキュリティが脆弱なことが一番怖いことです。

無線LANを使う上でセキュリティと同様に重要なものが通信規格です。無線LANの通信規格には5GHz帯と2.4GHz帯の2つの周波数の帯域に分けられ、それぞれ5GHz帯には「11ac」「11a」、そして2.4GHz帯には「11g」「11b」、さらにどちらの帯域にも対応した「11n」という規格があります。

それぞれの帯域の特徴は5GHz帯は電波障害が少なく安定した通信が行える上に速度が速いです。そのため動画の視聴などには適した規格ですが、障害物に弱く建物に壁や棚などの家具などがあると通信が繋がりにくくなる場合があります。

一方、2.4GHz帯は障害物に強く電波も遠くまで飛びますが同じ周波数帯域の機器と電波障害を起こしやすく、5GHz帯の規格より速度が遅いことがあります。現在主流の無線LANには親機・子機共に選び方のポイントとして、5GHz帯と2.4GHz帯両対応のものがあります。

無線LANの選び方として速度と受信感度は重要な要素です。「11ac」「11n」ではアンテナ数によって最大転送速度と安定性が変わります。無線LAN子機もアンテナ数によって速度が変わってきます。また親機と子機のアンテナ数が違う製品の通信ではアンテナ数の少ない方には速度制限が課されてしまうので、最新の規格の無線LANを選びましょう。

さらにアンテナ数も大きな影響を及ぼしますが無線LANの親機と子機の位置関係も重要です。同じ室内で利用するのか、もしくは離れた場所で利用するのかによっても用途が大きく違ってきます。その上でも重ねて言っておきますが、最新の規格のものがおすすめです。

余談ですが通信規格の「11ac」「11b」などは全てIEEE802.11acやIEEE802.11bという規格のことで読み方としては「IEEE」はアイトリプルイーと読むのが普通です。アイトリプルイーについては割愛しますが、Googleなどを使えば調べることができます。

パソコンと無線LAN子機を繋ぐには2つ方法があります。有線LANポートに接続するかUSBポートに接続するかです。デスクトップパソコンならともかく、ノートパソコンには有線LANポートがついていないものも多くあるので、USBタイプの無線LAN子機を使うのが無難でしょう。デスクトップパソコンにもUSBポートは通常あるので汎用性もあります。

そのUSBですが実は規格が2つあります。USB2.0とUSB3.0です。従来からあるUSB2.0は最大転送速度が480Mbpsなのに対してUSB3.0の最大転送速度は5Gbpsと規格値とはいえ10倍以上の差があります。

USB3.0に対応した無線LAN子機をUSB2.0に接続して使うことは下位互換があるため、USB2.0として機能しますが、高速モデルのパソコンではUSB3.0のインターフェイスを採用しているものがほとんどなためこれを利用するのがもっとも効率的な選び方です。

無線LAN子機のおすすめの選び方としてはサイズも重要な要素となります。無線LAN子機のサイズは様々で指の爪くらいの小さなものもあれば、アンテナがついていて手のひらもしくはそれ以上の大きさのものもあります。アンテナがついているものの方が感度がよく、離れて通信ができるので便利ですが小型のものの方が持ち運びや使い勝手は良いでしょう。

無線LAN子機の中には親機のように複数ではありませんが、有線LANポートが付属しているものもあります。その場合有線LANをそこからひくこともできるため利便性が向上します。有線LANにしか対応していないテレビなどがある場合に便利です。

サイズでおすすめな選び方は複数台ネットを接続させたいとき、軽くて持ち運ぶことを重要視するときなど場面によって使い勝手の良い子機を選びましょう。

無線LAN子機は多くのメーカーが販売していますがおすすめのメーカーはどこでしょうか。もっと細分化して考えると、そのメーカーのどの部分がおすすめでどんな種類で特徴の無線LAN子機があるのか、代表的な無線LANメーカーを例にあげておすすめな点を詳細にご紹介します。

無線LAN子機のおすすめメーカーでまずは無線LAN子機にとどまらず、パソコンの周辺機器全般を取り扱っているメーカーであるバッファロー(BUFFALO)をご紹介します。バッファローの無線LAN商品は「エアステーション(Air Station)」シリーズとして有名です。エアステーションブランドはバッファローと覚えましょう。

エアステーションのシリーズは無線LANルーターや無線LAN子機、無線LAN中継器さらに専用オプションなどもラインナップしています。そして特徴としては「AOSS」という知識がなくてもネットワークに接続できる機能が搭載されています。

「AOSS」はワンタッチで利用できるためバッファロー製品に限らず、テレビ・ゲーム機・スマートフォンなど幅広く採用されています。この「AOSS」搭載の機器同士ならネットワーク接続が簡単にできるため、初心者にもおすすめです。

無線LAN子機だけではなくこちらも豊富な商品ラインナップを誇る日本電気(NEC)の製品をご紹介します。無線LANの商品ブランドは「エーターム(Aterm)」シリーズと呼ばれていて、こちらも無線LANルーターや無線LAN子機など様々な無線LAN関連の商品があります。

この「エーターム(Aterm)」シリーズでの最大の特徴である「らくらく無線スタート」と呼ばれる機能が搭載されているもの同士の機器であれば簡単に設定できるため、パソコンに不慣れなシニア層などにも扱いやすくおすすめです。

さらに最近の「エーターム(Aterm)」シリーズにはどの機器が接続されているのか「視覚的」に見ることができる機能などもあり、セキュリティ面でも不正アクセスなどを防ぐのに役立ちます。

次にご紹介するのは外付けハードディスクやUSBメモリーなどを中心に多くのパソコン周辺機器を扱っているメーカーであるアイ・オー・データ(I-O DATA)です。こちらも無線LAN関連の商品も扱っており、無線LANルーターや無線LAN子機だけでなく、中継器やオプションも数多くラインナップされています。

アイ・オー・データ(I-O DATA)の特徴としては「WPS」という機能を搭載していて、同じ「WPS」を搭載した機器であれば簡単に接続できます。他にもQRコードを読み込んで設定できる「QRネクスト」などもあり、機器に応じて接続の方法を選ぶことができます。

おすすめのメーカーとして中国で高いシェアを誇るティーピーリンク(TP-Link)もあげておきましょう。2016年から日本に本格参入しており、スペックなども特に低いわけではないのにコストパフォーマンスが高い製品が数多くあるのが特徴です。

他であげた3つのメーカーと比べると知名度の点では劣るものの、機能面・性能面で決して劣るわけではなく中国のみならず日本でも徐々に注目度が高まってきているメーカーです。コスパ重視の方にはおすすめの商品です。

無線LAN子機のおすすめランキングTOP5をご紹介します。5位から順に人気のあるおすすめな無線LAN子機を見ていきましょう。ここであげるTOP5は「おすすめ」ではありますが実際にお買い求めになる場合のあくまでも参考程度にしてください。このランキングが絶対ではありません。

おすすめランキング5位にランクインしたのは昨今人気が急上昇しているティーピーリンク(TP-Link)の「TP-LinkwifiTL-WN725N」（以下「TL-WN725N」と呼びます。）という無線LAN子機です。ティーピーリンク(TP-Link)については既にどのようなメーカーか解説してあります。

この「TL-WN725N」という無線LAN子機ですがどのような特徴があり人気なのでしょうか。まず、前述したとおりコストパフォーマンスの面で優れている点が1つあります。そしてデザインが超小型で挿していることを忘れしまうほどのデザインが最大の特徴です。

このように超小型のデザインのため動かすのに難があるデスクトップパソコンや大きなノートパソコンなどに向いています。特にデスクトップパソコンのみしか持っていない人やデスクトップパソコンをメインで使っている人、さらにデスクトップパソコンを数台離れた部屋で使っている人などにおすすめです。

14か国語対応のインストールCDが付属しており、挿し込んだらすぐに使える仕組みになっているのもデスクトップ向きでしょう。また、昨今の代表的なセキュリティ技術に全て対応しており安全面でも問題はなさそうです。使い勝手を覚えればデスクトップのみならず様々な用途にも使用できるでしょう。

おすすめランキング4位にランクインしたのは「Aoyool無線LAN子機」です。どのような特徴があるのかというと受信や送信距離を長くするデュアルアンテナ設計が人気です。さらに超高速の1200MbpsのWi-Fi接続が可能です。通信規格では2.4GHz/300Mbpsか5GHz/867Mbpsあり無線LANに合わせての選び方が可能になります。

そして「Aoyool無線LAN子機」の人気の秘密は2つの高ゲインアンテナに加えてデュアルバンドも搭載されている点や、これにより360度全方位でWi-Fi範囲を拡大でき遠い場所でも接続可能なところがおすすめであり人気のある点です。USB3.0で接続できWindowsやmacOSはもちろん、PlayStationやAndroidなど幅広く互換性があるのも人気です。

おすすめランキング3位にランクインしたのは「PLANEXUSBタイプGW-USNANO2A」です。プラネックス(PLANEX)から発売されている「PLANEXUSBタイプGW-USNANO2A」（以下「GW-USNANO2A」と呼びます。）の特徴は手の指サイズでありながら最新のセキュリティ機能に対応し、さらに最大の特徴は対応する通信規格の多さです。

「GW-USNANO2A」の人気の秘密はコンパクトでありながらセキュリティ面もしっかりしていて、通信規格の対応がとても豊富なことにあります。「11n」「11b」「11g」に対応しているのです。そしてもう1つは本体に「WPS」ボタンを搭載しているので、WPS対応機器であれば簡単に接続できるのも人気があります。

さらに省エネ機能がついているので、毎日使用するものだし消費電力が気になるという方にはおすすめです。手のひらサイズ・セキュリティの強固さ・充実の通信規格・WPSボタン対応・そして省エネ機能とコンパクトと評価する点も多くおすすめです。

おすすめランキング2位にランクインしたのは「TP-LinkArcherT1U」です。これは前述したティーピーリンク(TP-Link)の製品です。「TP-LinkArcherT1U」（以下「ArcherT1U」と呼びます。）の特徴は5GHzの高速で安定したWi-Fi機能にあります。サイズもコンパクトなので高速でWi-Fiを手軽にしたい方に人気です。

また、「ArcherT1U」はWPA/WPA2暗号化セキュリティ規格対応であるため、第三者からの不正アクセスの心配もなく安心して使える点も人気の秘密です。昨今、不正アクセス対策のある無線LAN子機も増えている中で「ArcherT1U」はコンパクトかつ高機能です。

また、動画ストリーミングの視聴や音声チャットなども途切れることなく安心して楽しむことができるのも魅力の1つです。無線LANの選び方としてスムーズな動画ストリーミング・音声チャットなどが目的ならば場所もとらないコンパクトなUSBタイプなので非常におすすめです。移動中に外れたりする心配もほとんどありません。

おすすめランキング堂々の1位を獲得したのは「ANEWKODIWIFI無線LAN子機」です。この無線LAN子機の最大の特徴は何と言っても強固なセキュリティでセキュリティ性が非常に高いことです。ビジネスなど大事な通信をする方などに大人気です。まさにランキング1位だけあっておすすめの無線LAN子機ではないでしょうか。

具体的にはWPA2-PSK(AES)/WPA-PSK(TKIP)対応でその高いセキュリティ能力には定評があり、アクセスポイントモードにすれば親機としても利用できるため無線LANルーターがなくてもスマートフォンやタブレットに接続可能です。

この無線LAN子機の一番すごい機能はWPAが一定時間おきに暗号キーを自動で変更してくれることです。これはどういう意味があるのでしょうか。一定時間おきに変更されるため、外部からの不正解読は非常に難しいのが特徴です。

またさらにすごいのは現在主流のWPAだけでなく、従来からのセキュリティ規格であるWEPにも対応しているので、無線LAN親機が古い場合でも問題なく使用することができます。こうした点が総評してランキング1位を獲得する人気を得ているのでしょう。おすすめの点はセキュリティを重視する方にはマッチングしています。

無線LAN子機を購入する際にどのようなことに注意すれば良いのでしょうか。無線LAN子機の機能を最大限発揮する選び方をすることが重要です。人気のあるもの求める性能・品質なども重要ですが盲点になりがちな点を解説します。一番気を付けておきたいポイントをしっかりと抑えおすすめの点なども熟慮しましょう。

その盲点とは無線LAN親機とメーカーを統一した方がトラブルがあったときでも親機と子機が同じメーカーであればスムーズにサポートが受けられますし、長く使用するためにもメーカーは統一した方が良いと言われています。例えですが無線LANに限ったことではなくテレビやレコーダー・ゲーム機などを同メーカーで揃えるというのは利点が多いからなのです。

無線LAN親機と子機が仮に別のメーカーだったとしても受信ができないというわけではありませんが、メーカーを統一するとフルに性能を発揮できるため本来の全ての性能を引き出すことが可能になります。メーカーの統一はやはり購入する段階で検討した方が良いでしょう。古い親機をもらったりした場合はその親機のメーカーに子機を合わせましょう。

無線LAN子機の特徴や性能・使い勝手などをご紹介してきましたが、選び方としてはおすすめランキングを参考にそのときの自分に最善の物、合う物を選ぶようにしましょう。自分が無線LANの子機に求めるものはなにかコンパクトさか、通信規格の豊富さか、セキュリティの高さなのか、またはそれらを兼ね備えたものか等を熟慮して選びましょう。

そして、選び方の基本は無線LAN親機と無線LAN子機はできるならば同一のメーカーが望ましいということも覚えておいてください。様々なメーカーの製品が販売されている今だからこそ自分に最適な無線LAN子機を選び、快適なWi-Fiライフを過ごしましょう。