SWS1dayとは
SWS1dayとはソフトバンクが提供している有料のWi-Fiです。そもそもWi-Fiとは、無線でネットに接続可能なサービスのことを言います。主に動画視聴やアプリのインストールなど大容量の通信が必要なときに欠かせない存在です。
パスワードの入力が不要な無料Wi-Fiの使い方は至って簡単です。例えば、Wi-Fiスポットの近くでスマートフォンやPCなどの端末のWi-Fi設定を開いて接続したい名前のWi-Fiを検索して選択すればWi-Fiに接続できます。
SWS1dayは提供されている施設数が多く、申し込みをすればPCやタブレット端末も接続可能というメリットがあります。そんなSWS1dayの申し込み方法、使い方、注意点についてご紹介します。
ソフトバンクが提供する有料のWi-Fiサービス
SWS1day(正式名称はソフトバンクWi-Fiスポット(EX))とはソフトバンクが提供している1日約500円という料金設定で使えるWi-Fiです。
SWS1dayはソフトバンクの無料Wi-Fiスポットがあるほとんどのお店で提供されています。無料Wi-Fiと同様にSWS1dayに接続して外出先でもインターネットを楽しめるという便利なサービスです。
ソフトバンクユーザーの方は、パケット定額プランなど特定の料金プランに加入していればソフトバンクWi-Fiスポットという無料Wi-Fiサービスを利用することができます。ご自身がどの料金プランに加入しているのか契約内容を確認してみてください。
ソフトバンクユーザー以外も利用可能
SWS1dayはソフトバンクが提供していますが、ソフトバンクユーザー以外の方も利用できます。ネットに接続できる端末とメールアドレスがあれば5分程度で申し込みが完了します。
申し込み後すぐに料金の決済が行われますので、その日のうちにSWS1dayに接続してネットを利用できます。では、SWS1dayの申し込み方法と使い方を順番にご紹介します。
SWS1day・使い方手順
SWS1dayの申し込み手順と使い方を解説します。申し込み手続きにはメールを受信できるメールアドレスとクレジットカードが必要です。メールアドレスはキャリアメールとフリーメールのどちらでも大丈夫です。カードを持っていない方はカードの発行を、持っている方は手元に準備しておきましょう。
①SWS1dayユーザー登録
最初に、インターネットにアクセスしてSWS1dayのページを開きます。新規登録画面に進んでメールアドレスを登録し、利用規約に同意します。
Wi-Fiスポットの近くにいる場合Wi-Fi画面でSSID「SWS1day」を選択してインターネットにアクセスし、SWS1dayのページを開きます。
ページを開くとSWS1dayのログイン画面が表示されます。「24時間プラン新規購入」というボタンを押して新規登録画面が出てきたらメールの受信が可能なメールアドレスを入力してください。
②確認用PIN入力
①で登録したメールアドレスにソフトバンクからメールが届きます。そのメールに記載されている4桁のPINコードをSWS1dayのウェブページに戻って入力します。
登録するメールアドレスはGoogleやYahoo!などのフリーアドレスでも大丈夫です。迷惑メールフィルタを利用している場合は、申し込みをする前に「@sbwifi.jp」ドメインのソフトバンクからのメールが届くように設定しましょう。
③ユーザーID入力
PINコードを正しく入力しますとユーザー情報の入力ページに移行します。このページにてメールアドレスと電話番号を入力し、ログインIDとパスワードを作成します。お知らせメールの受け取り可否もどちらか選んでください。
お知らせメールとは、SWS1day登録後にソフトバンクから送られてくる宣伝のメールです。メールの受け取りを希望する場合は希望するを、希望しない場合は希望しないを選んでください。
ログインIDとパスワードは今後SWS1dayにログインするために必要になります。忘れないようにメモを取っておきましょう。同時に、ログインIDとパスワードは誰にも知られないよう管理してください。
④支払情報入力
次にユーザー情報入力ページの下にある支払情報入力欄に必要事項を入力します。クレジットカードの名義、番号、セキュリティコード、有効期限の入力が必須ですのであらかじめカードを手元に準備しておきましょう。
セキュリティコードとはクレジットカードの裏面に記載されている7桁の数字の右から3桁を指します。アメリカンエキスプレスのクレジットカードの場合のみ、表面に記載されている4桁の数字を指します。
支払情報の入力に使えるのはクレジットカードのみです。他のカードおよび他の支払方法は利用できませんのでご注意ください。
⑤申し込み完了
必要事項を入力し終えたら「今すぐ購入」というボタンを押します。すると料金決済が実施され、決済が完了したら申し込み完了となります。それと同時にSWS1dayの利用時間のカウントダウンが始まります。
2回目以降の使い方ですが、Wi-FiスポットでWi-Fi画面に表示されるSSID:SWS1dayを選んでウェブサイトに移動します。ログインIDとパスワードを入力して「今すぐ購入」ボタンを押してください。料金決済後にログイン成功画面が表示されたら接続完了です。
プラン購入後24時間以内であれば場所を移動してもSWS1dayを利用することができます。Wi-Fiを受信できる端末ならスマートフォンだけでなくタブレット端末やPCもSWS1dayに接続可能です。
SWS1day・料金
SWS1dayは24時間ずつの契約ですので利用前に会員ログイン、購入手続き、カード決済を行う必要があります。利用する際にはこのように毎回購入手続きが必要ですが、会員登録料や年会費などの別途料金がかかることはありません。会員登録をした後はとても簡単な購入手続きを済ませるだけでSWS1dayを利用することができます。
24時間504円(税込)
SWS1dayは1dayという名前の通り1日504円で利用できます。1日と言っても申し込みまたはログインから24時間税込504円でSWS1dayが利用できるという仕組みになっています。また、有料Wi-Fiということもあって他の無料Wi-Fiと比較して通信速度が早いという特徴があります。
クレジットカードで支払い可能
サービス購入後の料金決済はクレジットカードで行います。SWS1dayはクレジットカード以外の決済方法が設けられていません。クレジットカードは申し込みから審査まで長くて2週間かかります。ですのでSWS1dayの会員登録をする前に余裕を持ってカードを発行しましょう。
SWS1day・使えるエリア
SWS1dayが使えるエリアはソフトバンクの無料Wi-Fiが使える場所です。Wi-Fiスポットの目印となるステッカーが貼ってありますのでお店で探してみてください。ソフトバンクのウェブページでソフトバンクのWi-Fiが使える場所が公開されていますのでそちらも参考にしてみてください。
お父さんステッカーが目印
SWS1dayが使える場所は主に飲食店などのお店や施設です。たいていの施設がソフトバンクのWi-Fiスポットになっていますが、分かりやすい目印はお店の入り口などに貼ってあるお父さんステッカーになります。
お父さんステッカーとはソフトバンクのマスコットキャラクターのイラストが描かれた目印のことを指し、主にお店の入り口付近に貼ってあります。お父さんステッカーが見つからない場合はスマホなどの端末のWi-Fi設定を開いてSWS1dayというWi-Fiがないか確認してみてください。
SWS1day・勝手につながる?
スマートフォンをはじめとした端末のWi-Fi設定には、以前接続したことのあるWi-Fiに自動で接続するという自動接続機能があります。無料Wi-Fiや固定回線のWi-Fiを使うときに便利な自動接続機能ですが、有料Wi-FiのSWS1dayやソフトバンクユーザー専用のWi-Fiも自動接続してしまうのでしょうか?
有料なので自動接続はしない
SWS1dayは有料Wi-Fiですので、Wi-Fiの自動接続機能をONにしていたとしても自動接続しません。SWS1dayに接続しようとすると自動でログイン画面にアクセスして購入画面または契約画面が表示されます。利用したいときはログインIDとパスワードを入力してユーザーログインとプラン購入をしましょう。
ソフトバンクユーザーの場合
0001softbankなどのソフトバンクユーザー専用のWi-Fiは自動接続機能で接続することが可能です。ソフトバンクユーザーが使えるWi-Fiは容量の大きいプランに加入すると無料で使うことができます。
しかし、ソフトバンクユーザーでもPCやタブレット端末などのソフトバンク以外で契約した端末でWi-Fiに接続する場合はSWS1dayに加入して料金を払う必要がありますのでご注意ください。
SWS1dayの使用上注意点
どこでも1日契約で使えるSWS1dayですが注意点やデメリットもあります。ここでは特に注意しておくべき5つの注意点とデメリットを紹介します。Wi-Fiを接続する場所やその時の環境によって発生するデメリットもありますので、SWS1dayの契約前や購入前にしっかりと確認してから利用を検討しましょう。
①接続が不安定な事がある
SWS1dayは他の無料Wi-Fiと比べて通信速度が早いというメリットがあります。ですが場所によっては接続が不安定な場合もあります。
接続が不安定な原因はさまざまですが、お店に設置されてるWi-Fiルーターとの距離が遠い、同じお店で多くの人がSWS1dayを利用していると接続が不安定になりやすいです。
さらに、施設によってはお父さんステッカーが貼ってあるのにSWS1dayを提供していない場所もあります。SWS1dayの申し込みをする前にその場所がSWS1dayを提供しているのかどうかWi-Fi画面で確認しましょう。
②クレジットカードが必要
SWS1dayはクレジットカードでしか支払いができない状態です。カードを持っていない方はクレジットカードを作る必要がありますが、カードの審査に平均2週間ほどかかります。
利用を検討している段階でクレジットカードを発行することをおすすめします。また、1日500円の決済を何日も繰り返すと膨大な料金になります。クレジットカードの料金決済の前後で必ず口座残高を確認しましょう。
③毎日使うと高い
SWS1dayは1日504円(税込)かかります。月末の通信制限を乗り切るために10日間使うとして5040円、30日(1ヶ月)で15120円という計算になります。月に1回や2回程度であれば大丈夫ですが、毎日使い続けるのであればポケットWi-Fiを購入したりテザリング機能を使った方が安いです。
さらにWi-Fiスポットでの接続が不安定だった場合、割高になってしまうこともあります。SWS1dayの利用は金銭的に余裕のあるとき、または外出先での緊急時にしましょう。
④通信が暗号化されていない
SWS1dayは通信が暗号化されていないため、通信内容を第三者に傍受される可能性があります。SWS1dayの会員登録用のウェブサイトをはじめ、ほとんどのウェブサイトで個人情報を入力するときには通信が暗号化されるようになっています。
しかし全てのウェブサイトが暗号化されているとは限りません。万が一のため会員登録や個人情報の入力はSWS1dayに接続する以外の通信手段で行いましょう。
⑤半年間利用しないと自動解約される
SWS1dayは最後の利用から6ヶ月を過ぎると自動的に契約を解約されるシステムになっています。登録料や維持費などは無料で有料Wi-Fiのプラン購入をしなければ料金はかかりませんが、登録した個人情報や支払情報の全てが抹消されます。
ただし、SWS1dayの登録サイトに定期的に訪れると自動的に解約されることはありません。最後の利用から半年が経過して再びSWS1dayを利用したいときは新規申し込みを行ってください。
ソフトバンクユーザー専用・ソフトバンクWi-Fiスポット
SWS1dayとはどのキャリアのスマホでもソフトバンクの有料Wi-Fiを使えるサービスですが、ソフトバンクユーザーにはソフトバンクWi-Fiスポットという専用のWi-Fi接続サービスが提供されています。ここではソフトバンクユーザー専用のWi-Fiが使える条件と使い方をご紹介します。
フラット型パケット定額サービスに加入でWi-Fi無料
ソフトバンクとの契約時に「フラット型パケット定額サービス」に該当するプランに加入するとソフトバンクが提供するWi-Fiを無料で使うことができます。
また、フラット型パケット定額サービスに加入していなくても契約後2年間は無料で、以降1ヶ月504円でソフトバンクWi-Fiスポットを利用できます。
ソフトバンクWi-Fiスポットは3種類
ソフトバンクWi-Fiスポットで利用可能なWi-Fiは「0001softbank」、「0002softbank」、「mobilepoint」の三種類です。
0001softbankとは上記の通り、パスワードの入力なしで接続できるWi-Fiです。そのためSWS1dayと同じく通信が暗号化されていません。0002softbank、mobilepointとは接続時にパスワードが必要な分、通信が暗号化されるWi-Fiです。
ソフトバンクWi-Fiスポットの使い方ですが、Wi-Fi画面で0001softbank、0002softbank、mobilepointを選んで接続します。これらのWi-Fiは自動接続機能で接続可能です。
SWS1dayは緊急時に便利!
SWS1dayは日常的に使うと割高ですが、提供されている場所や施設が多いので緊急時に役立ちます。外出先でポケットWi-Fiを持ってくるのを忘れたとき、通信制限がかかっているけれどどうしてもインターネットを使いたいというときにSWS1dayの使い方を覚えてを活用してください。