Apple Payの使い方まとめ!設定方法や使える電子マネーなど解説!

Apple Payの使い方まとめ!設定方法や使える電子マネーなど解説!

Apple Payの使い方を詳しく解説します。コンビニなどの実店舗やネットショップでの使い方を始め、iDやSuica、QUICPayでの支払い方法、クレジットカードをApple Payで使用する設定やauユーザー必見のau WALLETもご紹介します。

記事の目次

  1. 1.Apple Payでは何ができる?
  2. 2.Apple Pay・対応デバイス
  3. 3.Apple Pay・使い方【カード登録】
  4. 4.Apple Pay・使い方【店舗利用】
  5. 5.Apple Pay・使い方【交通】
  6. 6.Apple Payで複数のSuicaを使い分ける方法
  7. 7.Apple Pay・使い方【アプリ・Web】
  8. 8.Apple Pay・使い方【紛失・盗難】
  9. 9.Apple Pay・使い方【注意点】
  10. 10.Apple Payの設定や使い方をまとめてみた
  11. 11.Payサービスの種類にはどんなものがあるの?
  12. 12.Apple Payは使い方次第でキャッシュレスも可能!

Apple Payでは何ができる?

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iPhoneでのApple Payの使い方を検証していきますが、まずApple Payとはそもそもなんなのでしょうか。Apple Payとはアップルの提供している決済サービスであり、日本でスタートしたのは2016年10月からです。Apple Payでできることは様々ありますので丁寧に解説を交えながらご説明します。

Apple Payでできることは大きく分けて3つのパターンがあります。Suica・iD・QUICPay対応の店舗払いがその1つで、Suicaを中心とした交通機関支払いがもう1つ、最後の1つはアプリやWeb上のオンラインショッピングで利用することです。

①店舗支払い(Suica・iD・QUICPay)

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Apple Payは店舗で支払いをすることができます。具体的にはSuica支払いの場合はSuicaに対応した店舗で、クレジットカードの場合はiDもしくはQUICPayの加盟店で利用することができます。クレジットカードで登録すると自動的にiDまたはQUICPayのどちらかが割り振られる仕組みなので対応する店舗で利用可能です。

Apple Payに対応したクレジットカードの場合iDまたはQUICPayが割り振られますが、Touch IDでの認証が必要になりますので、Touch IDの仕組みがわからない方はTouch IDの仕組みを覚えてから利用しましょう。iDとQUICPayは電子マネーの1つです。

iDとQUICPayの違いについて

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Apple Payで利用できるiDとQUICPayの違いについて少しご説明しておきましょう。後払い方式(ポストペイ型)の電子マネーがiDとQUICPayの2種類あります。まず、iDとはドコモと三井住友カードが提携して運営している電子マネーで、QUICPayはJCBの電子マネーです。どちらも主要コンビニなどでは使えますしが海外での利用はできません。

Apple Payでは実際に決済するのに使われるのはiDかQUICPayになります。つまりどちらかの方式が使うカードによって決まるのです。iD、QUICPayともにポイントは貯めることができ支払いはクレジットカードの引き落とし日に準拠します。

1回の支払いの上限はQUICPayでは2万円と決まっていますが、iDでは店舗によって上限が設定されている場合があるようです。iDとQUICPayは割り振られるカードが決まっているようですが、どちらにも対応しているカードは「どちらか」が割り当てられます。

②交通機関支払い(Suica)

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Apple PayはSuicaに対応した交通機関(電車・バス・タクシー等)で利用することができます。電車の場合には読取り部にiPhoneをかざすだけで改札を通ることができます。また、交通系ICカードの相互利用ができる日本全国で使用することができます。交通系で主要なICカードをあげておきましょう。

参考までにKitaca・PASMO・manaca・TOICA・PiTaPa・ICOCA・はやかけん・nimoca・SUGOCAそしてSuicaが対応しています。

③アプリ・Web上の支払い

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Apple PayではApple Payに対応しているアプリ内や、Safari(アップル標準のウェブブラウザー)のWeb上でのオンラインショッピングの支払いをするときにもApple Payを選択して利用すること可能です。Apple Payに対応しているアプリは増えてきているので今後にも期待が持てるのではないでしょうか。

Apple Pay・対応デバイス

Apple Payを使用することができるデバイスをジャンルに分けて詳細情報をお知らせしておきます。それぞのシチュエーションで使用することができるデバイスが異なるので自分のニーズに合っているデバイスをApple Payの利用も考えているので考慮しておく必要があります。

①店舗・交通機関

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Apple Payで店舗や交通機関で使用することに対応したデバイスをご紹介します。iPhoneではiPhone 7もしくは7 Plus以降のiPhoneに対応しています。またそれ以外のデバイスだとApple Watch Series 2以降のApple Watchに対応しています。店舗や交通機関ではタッチ決済がほとんどですので対応がiPhoneでは7からとなっています。

②アプリ内

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Apple Payを対応しているアプリ内で使用できるデバイスをご紹介します。店舗・交通機関よりは古い端末でも対応しており、iPhone 6以降のiPhone(iPhone SEも含みます)に対応しています。それ以外のデバイスはiPad ProやiPad Air 2さらにiPad mini 3以降のiPad miniや初代を含む全てのApple Watchに対応しています。

③Web上

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Apple PayをSafariなどを使ってWeb上でオンラインショッピングする際の決済に対応しているデバイスはiPhone 6以降の全てのiPhone(iPhone SE含む)やiPad Pro、iPad Air 2、iPad mini 3以降のiPad mini、そして2012年以降に発売されたMacも含まれます。Macでも使えるところがWeb上で使う際の最大の特徴です。

Apple Pay・使い方【カード登録】

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Apple Payはクレジットカードを登録して使用することができます。ただしこの枚数はデバイスによって異なり、またiPhoneを前提として話すとiPhone 7以降の環境が必須条件となります。Apple Payにクレジットカードを登録するのに必要なのは以下の3つです。3つとも満たしていないと使用することはできないので注意してください。

まず、先ほども話した通りiPhone 7以降のiPhoneデバイスが1つ(Apple WatchやiPadでも対応しているデバイスがありますがiPhone前提の話をします)と、Apple IDを取得すること、それからApple Payに対応しているクレジットカードを持っていることです。

①Apple Pay・対応クレジットカード

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Apple Payに対応したクレジットカードは数多くあります。対応したクレジットカードを調べるにはアップルの公式サイトをご覧ください。ここではApple Payに対応しているおすすめのクレジットカードをご紹介します。まず、男性は「JCB CARD W」で女性は「JCB CARD W plus L」がおすすめの1つです。

「JCB CARD W」はApple Payが利用できるセブンイレブンで還元率2%で、ビックカメラでも還元率1.5%とApple Payとの相性が非常に良く、年会費も不要でJCBカードなので海外旅行などでもメインカードとして役立ちますし基本還元率も1%なので便利に使えます。

「JCB CARD W plus L」は「JCB CARD W」の女性向けのカードで性能は同等で女性に嬉しいオプションサービス満載です。1つだけ注意点があり18~39歳までという年齢制限のあるカードなのです。しかし、39歳までに加入してしまえば40歳以降も使用できます。

②スキャンでウォレットにカード追加

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Apple Payで登録できるクレジットカード枚数は最新のiPhoneだと最高12枚まで登録可能です。登録する方法は簡単でApple PayのWallet(ウォレット)の画面で右上にある青い「+」マークのボタンを押します。そして登録したいカードを置いてスキャンするのです。その際にセキュリティコードを要求されます。

セキュリティコードとは通常カードの裏面に記載されている3桁の番号です。しかし、アメックスブランドのカードだけは表面に4桁で記載されています。次にSMSに届いた8桁の認証番号を入力すればそのクレジットカードがApple Payで使用できるようになります。

③初期登録設定カードがメインカード

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最新のApple Payでは最大12枚のクレジットカードを登録できることはご説明しましたが、最初に読み込んだ初期登録設定カードがメインカードとして使われるようになります。この設定はウォレットアプリでも変更可能ですが、メインとして使うカードをドラッグして一番手前に持ってくるだけで、優先的にそのカードがApple Payでの支払い時に使われます。

auユーザーにおすすめ・au WALLET

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au(KDDI)ユーザーにおすすめなのが「au WALLET」です。au WALLETはプリペイドカードとクレジットカードがあり、プリペイドカードの方は利用するのにau IDの登録こそ必要ですがお買い物するたびのプリペイド式でチャージして何度でも使えます。そしてクレジットカードの方はauユーザーなら高い還元率でお得なカードです。

au WALLETとはこれだけではありません。「au WALLET Market」というショッピングサービスもあり、au WALLETが使える店もたくさんあり、「ポイントアップ店」というauユーザーなら絶対に利用したい店舗も増えてきています。

「ポイントアップ店」とはau WALLET プリペイドカードやau WALLET クレジットカードを利用することでポイントが更にたまるお店です。au WALLETにはiPhoneとAndroidに対応したアプリも用意されています。もちろんau WALLETはApple Payに対応しています。

Apple Pay・使い方【店舗利用】

Apple Payを店舗で利用するにはどのような使い方をすればよいのでしょうか。実店舗やネットショップなどでの使い方を解説します。Apple Payが使用できる店舗は実店舗でもネットショップでも「今でも」増え続けているのであそこは使うことができないと思い込ますに最新情報を常にチェックしましょう。

使い方①コンビニなど多数の実店舗

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Apple Payが使える実店舗はどんどん増え続けていてコンビニ各社を始め、スーパー、ガソリンスタンド、家電量販店など多数の店舗使えます。使い方としてはSuicaやiD、QUICPayの加盟店で非接触決済を行うことができ、対応したクレジットカードを使えば更に使える店舗はたくさんあります。

国際規格に対応したデバイスおよびカードがあれば国内の店舗に限らず、海外でもApple Payを使って決済ができます。「国」を超えたシームレスな利用環境がどんどん近づいてきていることは間違いありません。

近い将来海外のコンビニ的なお店やスーパーなどでも使える日が来るかもしれません。特にコンビニは今は全世界にあるので恩恵は大きいでしょう。海外には日本のようなコンビニもありますが、スーパーとコンビニの中間のようなお店も多いので応用が期待されます。

国内のどのコンビニやスーパーなどで使えるの?

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Apple Payを使えるコンビニなどは増えていますが国内のコンビニやスーパーで使える店舗をご紹介しておきます。コンビニではセブンイレブン・ローソン・ファミリーマート(サークルKサンクス含む)・ミニストップなどの大手コンビニでは全て使えます。スーパーはイオン・アピタ・ピアゴなどで使用可能です。

コンビニやスーパー以外でも使える場所がたくさんあります。マツモトキヨシ・ココカラファインなどのドラッグストアやビックカメラ・ソフマップ・ヨドバシカメラ・ジョーシンなどの家電量販店、マクドナルド・すかいらーく・すき家などの飲食店でも使用可能です。

その他にもエネオスやエッソモービルゼネラルなどのガソリンスタンドやユニクロ・蔦屋書店などでも使うことができます。一番身近で使い勝手が多いのはコンビニではないかと思いますが大手コンビニ各社に対応しているので使用頻度があがります。

使い方②ネットショップ

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Apple Payはネットショップでも対応し始めているのでネットショップでの使い方も解説します。Yahoo!ショッピングなどは国内の総合ネットショップではApple Payの導入一番乗りです。このYahoo!ショッピングだけを取り上げても出店数65万店、LOHACOも加盟、更にYahoo!Japanカードなら特典があります。

良いこと尽くめのようですが注意点もあります。数多くあるYahoo!ショッピング内のお店によってはApple Payに未対応のところもあるのです。そこだけ注意すればYahoo!ショッピングはApple Pay利用者には一押しのネットショップです。

Apple Pay・使用可能マーク

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Apple Payが利用できる店舗には実店舗やネットショップを問わず、使用可能を示すマークがあります。Apple Payのマークはもちろんですが、iD・Suica・QUICPayのロゴがあればApple Payを使用することができます。また、電子マネーの種類によって対応していない場合もあるのでSuicaで払う場合は「Suicaで」と実店舗の場合は一声かけましょう。

Apple Pay・使い方【交通】

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交通サービスでのApple Payの使い方を見ていきましょう。交通サービスでのApple Payの使い方はSuicaを使う方法と考えて良いでしょう。Suicaは実店舗でも使用できますが、iDやQUICPayとは違って使い方には注意が必要です。Suica独特の追加方法やチャージ方法なども解説します。

①Suicaの準備方法

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Apple PayでSuicaを利用できるようにするための準備方法を解説します。Suicaを利用できるようにするには2つの方法があります。持っているSuicaカードをウォレットに取り込む方法とSuicaアプリで新規発行する方法です。カードタイプのSuicaの場合はクレジットカードと同じようにスキャンしてウォレットに追加してください。

Suicaカード裏面のカード番号の下4桁を「カード番号」欄に入力し、My SuicaやSuica定期券の場合は生年月日も入力します。それからスキャンを実行して読み取ります。読み取り後のSuicaカードは使えなくなります。またSuicaのID番号も変わります。

さらにオートチャージ設定をしている場合は再設定が必要で、カードのデポジット(500円)はSuica残高として返金されます。クレジットカードと違ってウォレットでスキャンするとSuicaカードは使えなくなり、廃棄するしかなくなります。

アプリでも新規発行できる

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Apple PayでSuicaを使用するもう1つの方法はアプリを使用することでできます。アプリ内で新規発行することができ、ここで発行されるSuicaはモバイルタイプなのでデポジット(500円)は必要ありません。Suicaをアプリで新規発行する場合はアプリをダウンロードして手順に従っていけば簡単に発行できます。

Suicaアプリを使う方法ならば簡単でしかも無料で2枚目以降のSuicaを発行することが可能となります。

②Suicaのチャージ

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チャージの前にApple Payでの残高の確認方法を解説します。とても簡単でウォレットを開いてSuicaをタップするだけです。さてチャージの方法ですがApple Payなら簡単にチャージができます。ウォレットでチャージするにはSuicaを表示して、右下の「i」ボタンをタップし、「チャージ」をタップします。

「チャージ」をタップしたら金額を入力します。Touch IDもしくはFace IDで完了します。ウォレットに対応してないクレジットカードもあるのでその場合はSuicaアプリを使ってチャージを行います。

Suicaアプリでのチャージもとても簡単です。チャージするSuicaを表示して金額を決定してボタンをタップするだけです。Suicaアプリに登録してあるクレジットカードでチャージできるのはもちろんですが、Apple Payウォレット内のカードも使えます。

③Suicaの注意点

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Apple PayでSuicaを使用するのはとても便利だということはわかりましたが注意点があります。せっかく便利なApple Payですが電池残量が減っているのに気づかずにいて充電が切れてしまってはSuicaを使うことはできません。普段Apple PayでSuicaを利用している方はバッテリー不足になっていないか気を付けてください。

充電が最低限のバッテリー残量でも改札の通過は可能ですが、完全に充電が切れてしまった場合は改札を通ることすらできなくなり、もしも改札を通って入場後にバッテリーが切れてしまうと改札を出られなくなり、利用区間の運賃を全額現金で支払うことになります。

可能ならモバイルバッテリーを1つ持つなどしてiPhoneの充電が完全に切れないように注意しながら使用することを心がけましょう。

Apple Payで複数のSuicaを使い分ける方法

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Apple Payで2枚以上の複数のSuicaの使い分けを行う際に便利な機能が「エクスプレス設定」です。エクスプレス設定とはもっとも使用頻度の高いSuica1枚だけに設定できるサービスで、エクスプレス設定したSuicaはTouch IDやFace IDが不要となります。電車の自動改札などもそのまま通過できます。一部買い物にも利用可能です。

エクスプレス設定の設定方法ですが、「設定」「WalletとApple Pay」の順にタップして「エクスプレスカード」をタップします。それから設定したいSuicaを選択し、最後にFace IDかTouch ID、もしくはパスコードで認証すれば完了です。

Apple Pay・使い方【アプリ・Web】

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Apple Payが利用できるのはコンビニを始めとする実店舗やSuicaを使った交通利用だけではありません。Web上やアプリ内で支払いを行う時もApple Payなら非常にシンプルかつスムーズに行えます。使えるショップやサービスは現在もどんどん拡大しています。実際にどのようなWeb上またはアプリ内で使われているのかご紹介しましょう。

Apple Payボタンのあるサイトで利用可能

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Webなどのインターネットサービスでは支払い方法の画面にApple Payボタンが表示されていれば、国内・海外問わず利用することが可能です。支払い方法はApple Payボタンをタップすれば完了です。Web決済に対応したクレジットカードならiPhone Xの場合はFace ID、iPhone 8やiPadはTouch IDで認証し決済完了です。

海外サイトなどでは国によって若干支払い方法が異なっている場合もありますが、そのサイトの説明の通りに進んでいけばキチンとApple Payで決済することができます。

Yahoo!ショッピングがおすすめ

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Apple PayはYahoo!ショッピングがおすすめであることはネットショップの項目で触れましたが、Yahoo!ショッピングでの買い物をApple Payですることもおすすめですが、Yahoo!ショッピングを便利にするYahoo!JAPANカードがおすすめです。カードを登録してYahoo!ショッピングなどのネットショッピングをApple Payで行うとメリットが大きいです。

Yahoo!ショッピング以外でもアプリで支払いができるの?

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さて、Apple PayがYahoo!ショッピングで使う際に最適というのは再三お話してきましたが、Yahoo!ショッピング以外でも様々なアプリに対応しています。いくつかご紹介しましょう。まずはSuica・UNIQLOアプリ・全国タクシー・出前館・giftee・TOHOシネマズ公式アプリ・じゃらん・ジーユー・minnne(ミンネ)・Seel・BASE(ベイス)などです。

Suicaについては既に説明したとおりですが、タクシーやデリバリー、映画チケットの購入などにも使用可能で、BASEなどのウェブショッピングサイトを作成できる通販サービスでもApple Payは利用でき使えるサービスは多彩です。

Apple Pay・使い方【紛失・盗難】

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Apple Payによる決済機能は非常に現在でも非常に便利ですが、今後ますます便利になることが予想されiPhoneへの依存度はますます高まるでしょう。そこでiPhoneが紛失したり盗難にあったりしたと時に全く知識がなくなすすべがなくては困りますので、緊急時の使い方を少し勉強しておきましょう。

①遠隔操作・紛失モード

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Apple Payを使用しているiPhoneで絶対に確認しておきたいのが、iPhoneを探す機能がONになっているかどうかです。他のデバイスにiPhoneの位置情報を表示させることができる機能で、単に置忘れならこれで解決します。また遠隔操作で本体の音を鳴らしたり、紛失モードをONにしてApple Payを一時的に使用できなくさせることもできます。

紛失モードはiPhoneが見つかれば解除することができます。4桁のパスコードを入力すれば解除できますが、この4桁のパスコードを忘れてしまうと修理センターに持ち込む羽目になってしまうので忘れないようにしましょう。

また、悪用されている可能性があったり心配な場合の最終手段としては情報を抜き取られる前にiPhoneデータを完全に消去する必要性がありますが、iPhoneを探す機能までもが使えなくなるため、やむを得ない場合以外はデータ消去までは行いたくないのが心情です。

②通信事業者・警察への届け出

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Apple Payで登録してあるクレジットカードも念のため停止させるのなら各カード会社に届け出をしなくてはなりませんが、iPhoneやクレジットカード情報そのものが丸々保存されているわけではないので、そこまでする必要がないことが多いです。iPhoneがどうしても見つからないなど不測の事態の時は通信事業者や警察への届け出を行いましょう。

通信事業者や警察へ届け出を行うとデバイスのシリアル番号など、いろいろな情報の提供を求められえる場合もありますのでしっかりと準備して困らない状態にしておきましょう。

③Suicaは紛失時しても復元可能

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Apple Payを利用できる電子マネーのうちでSuicaはプリペイドタイプで事前チャージが必要でしたが、iPhoneをもしも紛失するとSuicaの残高も失われてしまうのでしょうか。安心してください。Suicaの残高は紛失しても復元することが可能なのです。もしもiPhoneを失くしてしまってもSuicaの残高は保存されており、新しいApple Payに引き継げます。

Apple Pay・使い方【注意点】

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Apple Payは非常に便利ではありますが使い方における注意点がいくつかありますのでご紹介しておきます。Apple Payを快適に使うためにはぜひとも参考にしておいた方が良い点を2つ注意点としてあげておきますので、このようなこともあるということを念頭に置いてApple Payを楽しく活用しましょう。

①iPhoneの電池切れに注意

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まず、Suicaのところで既出ですがiPhoneの電池切れには絶対に注意です。繰り返しになりますが出かける前にしっかりと充電しておくことがなによりも重要です。電源が入らなければなにをやってもだめなのですから、電池の残量には充分注意してください。モバイルバッテリーなど充電できる機器を1つ持っていることも重要な要素かもしれません。

また、Suicaの注意点のところで利用区間運賃を現金で支払うとご説明しましたが詳しくはJR東日本のサイト「よくあるご質問」を参照してください。

②Apple Pay利用で還元率が下がる事も

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Apple Payを利用することで還元率が下がるサービスもあります。例えばJALカードSuicaの特約店での利用や、ビックカメラSuicaカードで利用した場合などに下がる場合があります。Apple Payでの清算にこの両者は電子マネーでの決済扱いとなり、Suicaカードを認識できないためです。還元率が下がるのは他にもあり得るので調べて使用しましょう。

Apple Payの設定や使い方をまとめてみた

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Apple Payは大きく分けて3通りの使い方があることがわかりました。コンビニなどの実店舗での利用、Suicaでの交通利用・アプリやWeb上での使用がその3つです。コンビニなど実店舗ではレジなどに設置されているiDやQUICPayなどを利用することもあります。コンビニに限らず実店舗での使い方はTouch ID方式が多いのが特徴です。

コンビニやスーパーでの利用はポピュラーになってきているので経験のある方は多いと思いますが、Suica・iD・QUICPayどれでも大手コンビニでは使えます。実店舗では一番コンビニが身近で利用することが多いのではないでしょうか。

Suicaでの交通利用は使い方で気を付ける点はiPhoneの電池切れや紛失や盗難に備えての設定です。またアプリ内やWeb上での使い方はウォレットにカードを設定すれば簡単にできます。設定の仕方はとても簡単で手順を追って設定して最後に認証すればよいだけです。

実際の使用風景

Apple Payの3通りの使い方、コンビニなどでの実店舗での使い方・Suicaでの交通利用・アプリ内やWeb上でのウォレットの設定や使い方などの実際の使用風景をいくつか例をあげてご紹介します。Apple Payという名前は有名でも実際にどのような使い方がされているのか例にそって詳しく見ていきましょう。

①実店舗での使用風景(コンビニ編)

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Apple Payをコンビニで利用する際にプリペイド型ならSuica・ポストペイ型ならiDまたはQUICPayでしたが、店舗で決済する場合はどの電子マネーを使用しているかを伝えればいいのです。SuicaなのかiD、QUICPayなのかということです。ローソンではレジ仕様が変わりApple Payとさえ伝えればどの電子マネーなのかを伝える必要すらなく自動的に使えます。

②実店舗での使用風景(ガソリンスタンド編)

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Apple Payが使えるガソリンスタンドはiDかQUICPayかで多少違いがあります。iDとQUICPay共通して使えるガソリンスタンドはエネオスとエッソモービルゼネラルです。しかし、QUICPayでは昭和シェルでもApple Payが使えます。今の段階で他の主要なガソリンスタンドでApple Payを利用できないのは出光とコスモなどです。

ガソリンスタンドでのApple Payの利用はほとんどがセルフサービス対応のスタンドであることが多いようです。フルサービススタンドでは端末に給油が終わってからiPhoneをタッチする仕組みです。

③実店舗での使用風景(家電量販店編)

Photo by midorisyu

Apple Payが使える家電量販店はまずはAppleストア・ヨドバシカメラ・ソフマップ・ビックカメラ・コジマ・エディオン・コイデカメラ・ジョーシン・100万ボルトです。ただ現在Apple Payはヤマダ電機には対応していないようです。ただしApple Payに対応している店舗は増えているので、今後ヤマダ電機でも使えるようになる可能性はあります。

④実店舗での使用風景(ドラッグストア編)

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Apple Payが使えるドラッグストアの代表格はマツモトキヨシです。しかし最近ではココカラファインでもApple Payを使うことができるようです。身近なコンビニもそうですが、ドラッグストアでも使うことができApple Payの汎用性が非常に広がりますます便利になっています。

⑤実店舗での使用風景(シームレス編)

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Apple Payは実店舗ではSuica・iD・QUICPayを使用するとお伝えしましたが、実はもう1つiOS 11以降に対応しているContactlessという電子マネーに対応しています。国際規格のContactlessは海外では「クレジットで」と伝えるだけでApple Payを利用することができます。

国内・海外どちらでも対応可能なデバイスおよびクレジットカードならばApple Pay利用時に国内なら国内向け、海外なら海外向けの電子マネーの規格で決済が可能です。

少し前述しましたが、出入国でも特に手続きも要りませんし、今後このようにシームレスに国内・海外問わずApple Payを利用できるようになっていくことでしょう。

⑥交通サービスでの使用風景(Suicaの利用)

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Apple Payの使い方の主要な1つに交通サービスで利用することができる機能があることは何度か説明していますが、使用風景はどのような感じなのでしょうか。交通サービスで使用できるのは電車・バス・タクシーなどでは簡単に使えます。電車では自動改札にタッチするだけで使うことができます。

そしてバスでもほぼタッチで乗り降りができ、タクシーでも専用の支払い機にタッチして使うことがほとんどでしょう。さて、まだお話ししていませんでしたが使用することができるSuicaの種類は以下の3種類です。

まず一つはSuica(無記名)が使えます。それから、My Suica(大人用記名)のものとSuica定期券(通勤・大学)で使用することが可能です。

⑦アプリ内・Web上での使用風景(Safari編)

Photo by FHKE

Apple PayでWeb上での買い物に対応しているWebブラウザーは現状ではアップル製のSafariしかありません。Safari以外のブラウザ、例えばクロムなどでApple Pay対応のページで買い物をしようとしてもSafariでは表示されているApple Payボタンがクロムでは表示されないので商品を購入するのにはSafariでないとできないのが少々不便ではあります。

つまるところ、デバイス問わずWeb上でApple Payを利用するにはイコールSafariを利用しなければならないということになります。

⑧アプリ内・Web上での使用風景(アプリ編)

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Apple Payを使用可能なアプリの種類は前述したので割愛しますが、大きく2つに分けられます。物販系とサービス系です。どちらもアプリ内でApple Payのマークをタップするだけで簡単に購入することができます。対応アプリは今後もどんどん増えることが予想されますので使い勝手はますます便利になるでしょう。

使い方としてはWeb上、アプリ内どちらもウォレットに登録したカードなどで支払うことができます。前述したau WALLETはちょっと特殊でauの独自のサービスであり、Apple Payとしてauユーザーが使うのであれば非常におすすめです。

ウォレットは仕組みは簡単ですので一般のウォレットや特殊なau WALLETなどで商品をApple Payで購入するときも設定したカードを選んだり、設定を認証したりするだけで特段難しいことはありません。慣れれば簡単にオンラインショッピングを楽しめます。

使用風景のまとめその①

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Apple Payは実店舗でも交通系でもWeb上でも対応したアプリでも使えることは何度もご説明しました。まとめとしてそれらは「電子マネー」または「クレジットカード」をApple Payとして「使う」ということが正しい表現ではないでしょうか。「電子マネー」は数種ですが、「クレジットカード」は多く対応していないものもあると説明しました。

Apple Payの使い方によるとは思いますが自分に適した「電子マネー」なり「クレジットカード」なりを選択しておくことが重要なポイントです。

使用風景のまとめその②

Photo byJillWellington

少し考え方を変えてみれば一昔前までは自分でお店に言ってお金(現金)でお支払いをして物を買うのが一般的だったのは言うまでもありません。しかし、Apple Payなどの登場によって場所やお店を問わず買い物ができ、しかもチャージさえしておけば現金を持つリスクが無いという大きなメリットがあります。

使用風景のまとめその③

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そして2020年は東京でオリンピックが開催されますが、令和に入って初めてのそして東京で行われるオリンピックとしては2回目となる大イベントで大勢の外国人が訪れることと思いますが、そのときにApple PayをはじめとするPayサービスが普及することは言うまでもないでしょう。

Payサービスの種類にはどんなものがあるの?

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Apple Payからは脇道にそれますがPayサービスは今やたくさんあります。どのようなサービスがあるのでしょうか。簡単にご紹介します。「スマホQRコード決済」対応のものはPayPay・LINE Pay・Origami Pay・楽天ペイ・Amazon Pay・メルペイ、「銀行系」のものはゆうちょPay・J-coin Pay・Payなどです。その他も見てみましょう。

「携帯会社系」のものはd払い・au Pay、「海外系」はAliPay・WechatPay、「コンビニ系」は7pay・ファミペイ、「新興決済サービス」ではPayB・atone・Pring・pixiv PAYなどがあります。

さて、Apple Payはというと「非接触型機能を利用したPayサービス」の1つに分類され他にはGoogle Payがあります。このようにPayサービスは多岐にわたっていることがわかります。

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Apple Payは使い方次第でキャッシュレスも可能!

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Apple PayはSuicaやiD、それにQUICPayなどの電子マネーに対応しています。iDやQUICPayは日本でも馴染みのある電子マネーですのでiDやQUICPayのマークのあるお店はApple Payが使えると思って間違いないでしょう。また、それぞれiDにしろQUICPayにしろキャッシュレスを目的にしているためApple Payはキャッシュレスも可能にするのです。

更にSuica・iD・QUICPayの他にクレジットカードも登録できますし、auのユーザーならau WALLETという非常に便利なサービスもあります。コンビニのような実店舗でも使用可能、ネットショップなどのアプリやWeb上での買い物にも対応しています。

使い方次第でApple Payは今後更に飛躍していくことは間違いないでしょう。交通系のSuica、電子マネーのiD・QUICPay、コンビニやスーパーなどの実店舗、Webやアプリ、そしてauユーザーなどApple Payは優位性があるので使わない手はありません。

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ライター

leopyi

ライター歴は4ヶ月ほどですが雑誌への寄稿や雑誌の製作に携わった経験があります。

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