LINE Payのクレジットカードを登録はもう済んだ?
「LINE Pay」は現金を使わない送金・決済サービスです。2014年のサービス開始以来、大々的なキャンペーンも功を奏し順調に利用者数を伸ばしています。
とりわけコロナウィルス感染症の拡散により、「LINE Pay」に代表される非接触で完了できる送金・決済サービスはメリットが大きく今後さらに需要を伸ばすでしょう。
さて「LINE Pay」ではクレジットカードが登録できるのはご存知でしょうか。クレジットカードを「LINE Pay」登録することでさまざまなメリットを受け取れるのが魅力です。そこで「LINE Pay」へのクレジットカード登録方法、チャージや設定の手順について紹介します。
LINE Payにクレジットカードを登録するメリット
「LINE Pay」は送金・決済システムですから、単体でクレジット機能はついていません。つまり、クレジットカード情報を事前に登録しておくことが必須です。クレジットカードを登録しておけば、面倒なチャージをこまめにする必要はありません。
さらにクレジットカードならではのさまざまなメリットを受け取ることができます。そこで「LINE Pay」にクレジットカードを登録するメリットについてまとめてみました。
残高がなくても決済可能
「LINE Pay」は現金を使用しないで簡単に決済できるのがメリットです。その反面チャージを忘れてしまうと残高不足になってしまいます。せっかくショッピングをしていてもチャージを忘れ残高不足だと、レジで恥ずかしい思いをすることにもなりかねません。
その点、クレジットカードを登録しておけばチャージを忘れ残高不足に陥ることなく、安心してショッピングを楽しめるのは大きなメリットです。ただし、クレジットカードではチャージができないことを理解しておきましょう。
クレジットカードのポイントがたまる
「LINE Pay」にクレジットカードを登録しておくと、クレジットカードの特典も受け取ることができます。とりわけクレジットカードに付与されるポイントを貯めている人については嬉しいサービスだといえるでしょう。
また、各クレジットカード会社が季節的に実施するキャンペーンにおいても対象となる場合がほとんどです。日常的にクレジットカード会社の特典を利用している人には大きなメリットだといえます。ただし、「LINE Pay」のポイントは付与されませんので注意しましょう。
Visa LINE Payカードの大きすぎるメリット
これまで「LINE Pay」に登録できるクレジットカードは、単に「LINE Pay」を通じてクレジット決済する機能に限られていました。もちろん、クレジットカードのポイントが付与される、残高不足に陥らないといったメリットはあります。
しかし、あくまでもクレジットカード会社からのサービスであり「LINE Pay」に特化されたものではありませんでした。このたび満を持して「LINE Pay」ユーザーに特化した「Visa LINE Payカード」が発行されました。
チャージ&ペイといった新たなチャージ方法をはじめ「LINE Pay」ユーザーに嬉しい機能が満載されたクレジットカードです。「LINE Pay」メインの決済システムにするなら、是非もっておきたいおすすめのクレジットカードです。
利用範囲が広い
「Visa LINE Payカード」のメリットの一つに利用可能な店舗の多さがあげられます。Visa加盟店はもちろん、iD加盟店でも使用可能です。
また、新たなチャージ方法である「チャージ&ペイ」を使えば、「LINE Pay」によるコード決済及びネット決済、LINE Pay請求書払いでの使用も可能となります。
後発のクレジットカードでありながら、日本でもトップクラスの利用範囲の広さといっても過言ではないでしょう。つまり、他のクレジットカードを持たなくとも「Visa LINE Payカード」だけで一括管理することができるといえます。
ポイントの還元率が高い
クレジットカードのメリットの一つにポイント制度があげられます。クレジット会社ごとに独自のポイント制度があり、還元率もまちまちです。
「LINE Pay」では2020年5月から「LINEポイントクラブ」といったポイントシステムが稼働開始となりました。「Visa LINE Payカード」のユーザーは初年度3%の高還元率、その後も利用月に応じた還元率が適用されます。
なお「LINE Pay」を介したコード決済、オンライン決済及び請求書払いの場合だと、チャージ払いでありながら「LINEポイントクラブ」特典で1~3%の高還元率です。
LINE Payにクレジットカードを登録する手順
「LINE Pay」にクレジットカードを登録しておくと残高不足に陥ることもなく、ポイントも受け取ることが可能です。特に特定のクレジットカードをよく利用する人にとって「LINE Pay」への登録は必須といえるでしょう。
しかし、いざクレジットカード情報を登録しようとすると「よくわからない」「登録画面がわかりにくい」といった声も少なくありません。そこで「LINE Pay」にクレジットカードを登録方法を解説します。
LINE Payを立ち上げる
「LINE Pay」にクレジットカードを登録するには、まずスマホの画面から「LINE」を立ち上げ「ウォレット」をタップします。なお「LINE Pay」のアイコンがスマホの画面上にある場合は、ここから「LINE Pay」に入ります。
「LINE Pay」のトップ画面に移ったら、下にスクロールし「便利な機能」にある「クレジットカード登録」をタップしましょう。クレジットカード情報を登録する画面に移ります。
クレジットカード登録をタップ
クレジットカードの登録画面に移ったら「カード登録」をタップします。クレジットカードの登録方法は「手入力」もしくは「カードスキャン」の2種類です。
手入力の場合は、入力画面から「カード番号」「有効期限」「セキュリティコード」「名(半角ローマ字)」「姓(半角ローマ字)」を順番に入力しましょう。
メインカードとして使用するクレジットカードであれば、「メインカードとして保存」にチェックします。「カードスキャン」方法の場合、クレジットカードをカメラで読み取ることで、カード情報が画面上に表示されますので非常に簡単です。
「手入力」「カードスキャン」方法ともに、入力内容を確認して「カード登録」をタップしましょう。クレジットカード会社の認証画面に移りますから、パスワードを入力して認証すれば「LINE Pay」へのクレジットカード登録は完了です。
LINE Payにクレジットカードを登録するときの注意点
「LINE Pay」へのクレジットカード登録方法は、「手入力」だけでなく「カードスキャン」も可能ですからとても簡単です。しかし、実際にクレジットカードを利用するには、いくつかの注意点があります。
クレジットカードを利用する際の注意点については、事前に把握しておけば、いざという時にも慌てることはありません。そこで「LINE Pay」にクレジットカードを登録するときの注意点をまとめてみました。
チャージはできない
「LINE Pay」にクレジットカードを登録するメリットは、チャージの必要がなくなることです。しかし、あくまでも「LINE Pay」を通してクレジットカードで決済するものとなります。つまり、自動チャージではないので注意しましょう。
また、自動チャージではなくともクレジットカードから「LINE Pay」にチャージすることはできません。いずれにしても残高不足になることはありませんが、勘違いしやすい注意点ですから、その違いはしっかりと理解しておきましょう。
LINE Payのポイントは貯まらない
「LINE Pay」には独自のポイント制度があり、LINEが提供するさまざまなサービスに利用できます。一方、クレジットカードにもポイント制度があり利用している人も多い事でしょう。
「LINE Pay」にクレジットカードを登録しておくと、利用金額に応じてクレジットカードのポイントは付与されます。しかし「LINE Pay」のポイントは付与されませんから注意しましょう。
「LINE Pay」の場合だと、期間限定で高いポイントが還元されます。そこで、高還元率が適用されている場合などでは、クレジットカードの登録を一旦解除しておくのも有効な方法です。
使いすぎに注意
「LINE Pay」をクレジットカードに登録する際、最も注意したいのが使いすぎです。クレジットカードを登録しておけば、自動的にチャージされることはありません。しかし「LINE Pay」での利用は全てクレジットカードで支払われますから、残高不足になることはないといえるでしょう。
残高不足に陥ることがなければ、金銭感覚が鈍くなり、どれだけ使ったのかわからなくなることも少なくありません。その結果、引き落とし日になって慌てる事態も想定されるでしょう。
したがって、「LINE Pay」にクレジットカードを登録した場合には、常に利用額や残高を確認する癖をつけることをおすすめします。
LINE Payのチャージ方法
使いすぎを回避するため「LINE Pay」に敢えてクレジットカードを登録しない人もいます。また、クレジットカードとチャージを使い分けたいという人もいるでしょう。
現状、一般のクレジットカードで「LINE Pay」にチャージすることはできません。基本的に銀行口座もしくはコンビニでチャージするのが主流だといえるでしょう。そこで、数ある「LINE Pay」へのチャージ方法を紹介します。
銀行口座でチャージ
銀行口座から「LINE Pay」にチャージするには、本人確認と銀行口座の連携が必要です。一度連携の手続きを行ってしまえば、次回からはスムーズにチャージできるのでおすすめの方法といえるでしょう。
なお、チャージは都市銀行だけでなく、主要な地方銀行やネット銀行など60行以上の銀行で可能になります。オートチャージ機能を設定しておけば、残高不足になる前に自動的にチャージしてくれるので非常に便利です。
クレジットカードを登録するにしても、銀行口座でのチャージと併用可能です。万が一に備えてひとまず設定しておくことをおすすめします。
セブン銀行ATMでチャージ
「LINE Pay」のチャージ方法の一つがセブン銀行のATMです。セブン銀行のATMは日本全国に23,000台以上設置されています。セブン銀行でのチャージ方法は2つです。
セブン銀行ATMでスマホのQRコードを読み取る方法もしくはLINE Payカードを差し入れる方法になります。いずれも簡単なチャージ方法であり手数料もかかりません。
もちろん、24時間営業のセブンイレブンであれば、チャージ手数料は無料で24時間いつでも利用可能です。真夜中でもセブンイレブンは稼働しているので、いざというときにもチャージできるのは大きなメリットだといえるでしょう。
コードを提示してチャージ
「LINE Pay」と提携している一部店舗ではQRコードやバーコードを提示することでチャージすることが可能です。現在この方法が利用できるのは「AINZ&TULPE」「LIPS and HIPS」「アインズ」の4店舗のみになります。上限金額は49,000円で、1円単位でチャージできるので無駄がないのが魅力です。
チャージ方法は「LINE」アプリから「ウォレット」→「+」ボタン→「QRコード/バーコード」ボタンの順番でコード画面を表示し、レジでチャージしてもらいましょう。近くに店舗があるなら是非利用したいチャージ方法です。
ファミマでチャージ
ファミマではTカードを利用するチャージ方法が便利です。チャージ方法は、LINEアプリの「LINE Pay」ボタンから「コンビニチャージ」の方法を選び、Famiポートで代金支払いを選択します。
Famiポートに購入番号を入力して、チャージ金額を指定します。Famiポートからレシートが「発見されますので、レジでファミマTカードで支払いましょう。
ちなみにファミマTカードは年会費無料である上、ポイント還元率が0.5%と非常に高いのが魅力です。もちろんTポイントが使えるお店で利用すれば、Tポイントカードとクレジットカード利用の両方のポイントが付与されます。
Visa LINE Payカードでチャージ
2020年5月からサービス開始となった「Visa LINE Payカード」では「チャージ&ペイ」といった新たな支払い方法が利用できます。従来のチャージ方法とは異なりますが、実質的には大きな違いはありません。
具体的には「LINE Pay」を介したコード決済、オンライン決済及び請求書払いを行った際、「Visa LINE Payカード」から自動的にチャージされ、同時に支払いが行われるものです。高還元率のLINEポイントも付与されますから、お得なチャージ方法だといえるでしょう。
LINE Payにクレジットカードを登録して便利に使おう
「LINE Pay」は非接触の方法で利用できる送金・決済サービスとして、今後、さらなる利用拡大が見込まれています。「LINE Pay」を利用する上で注意したいのが残高不足です。
現金を扱わない送金・決算サービスでは、油断をしていると残高不足になることは少なくありません。そこで利用したいのがクレジットカードです。クレジットカード情報の登録しておけば残高不足は回避できます。
登録方法に「カードスキャン」を選べば、とても簡単に登録できます。ただし、「LINE Pay」ポイントは付与されません。また、使いすぎには注意しましょう。
これまでクレジットカードでチャージはできませんでしたが、2020年にサービスが開始された「LINE Payカード」であれば可能となりました。「LINE Pay」を主たる決済方法で使用するなら「LINE Payカード」がおすすめです。