アプリを隠す裏ワザがあるって知ってる?
iPhoneのアプリはいろいろあって便利ですが、ホーム画面上にアイコンが増えすぎると目的のアイコンを探すのも大変です。それでも日々の生活の中でアプリアイコンは増え続けていくばかりです。そんなアプリの中には人に見られたくないアプリやプライバシーに関するアプリもあるでしょう。
自分だけで見ているうちは何ともなくても、うっかりホーム画面を人に見られて「こんなアプリ入れているんだ」と笑われる時もあるかもしれません。
そんな時にアプリを隠すことができれば良いのにと思ったことはありませんか?実はアプリアイコンを隠せる裏ワザがいくつかあるのです。ぜひ実行したいと思っているあなたにその裏ワザをお教えします。
アプリを隠すメリット
アプリを隠すメリットはアプリで溢れかえったホーム画面をすっきりと整理するということがあります。あまり使わないアプリでも削除するには踏ん切りがつかないものもあります。
いつかまた使う時が来ると思えばなかなか削除まではできないものです。そうしているうちにアプリがさらに増えてしまいどうしようもなくなってしまうのです。そんなアプリは隠してしまいましょう。
ホーム画面を整理する上でもアプリを隠す必要がありますが、他にはどんなメリットがあるのでしょうか。以下にあげておきます。
隠したいものを見られずにすむ
iPhoneのアプリアイコンを隠す一番のメリットはやはり人に見られずに済むということです。iPhoneのホーム画面は置いておけば誰の目にも触れてしまいます。iPhoneを使っていると人に見られたくないアプリもいくつかは出てきます。
長期に使えば使うほどそんなアプリも増えていきます。自分仕様にアプリを入手しているのですから、誰にも遠慮はいらないはずですが、アダルトなアプリなどが入っていると人の目が気になるものです。
iPhoneは衣服と違って着替えることができません。公私ともに同じiPhoneを使うしかありません。これは私用、これはビジネス用と使い分けている人もいるようですが、大抵は一つのiPhoneを持ち歩きます。
ビジネスの場で何かの拍子にホーム画面のアプリを見られて赤面するということもあるかもしれません。アプリを隠すということはそんな思いをしなくて済むというメリットがあります。
セキュリティ的にも安心感がある
iPhoneのアプリアイコンを隠すということはセキュリティーの強化の点でも安心感があります。アプリの中に入っている情報を人に見られなくするという意味でもアプリを隠す必要があります。
ゲームアプリなどは人に見られるだけなら良いのですが、誰かにクリアしたその先までゲームを進められてしまうということもあるかもしれません。また、金融機関系のアプリでは残高を見られてしまうこともあります。最近はネットで銀行口座を管理しているということもあります。
銀行のアプリも増えてきました。またPayPayなどのキャッシュレス決済アプリもあります。そういうアプリは大抵鍵がかかっているのですが、パスワードを知っている人間ならば簡単に入れます。
そんな危険を避けるためにも大切なアプリは隠す方が良いかもしれません。アプリを隠すということはセキュリテイ的にも安心感があります。
iPhoneでアプリを簡単に隠す方法
iPhoneはアプリアイコンがすべてホーム画面に置かれているので隠すのが難しいように感じていませんか?しかし、方法さえわかればアプリアイコンを隠すのは意外と簡単なのです。iPhoneの使い方も最近では幅広くなり、アプリも多様なものがあります。
いかがわしいアプリでなくても人の目に触れることを避けたいアプリもいくつかはあるでしょう。そんな、人に見られたくないアプリを隠すために、またセキュリティの観点からiPhoneでアプリを簡単に隠す方法をご紹介します。
フォルダを活用する
最も一般的なのがフォルダを活用することです。アプリアイコンが増え過ぎてしまった時に似たような種類のアプリをまとめて一つのフォルダに入れた経験があると思います。フォルダ機能はそういった整理のためばかりでなく、アプリアイコンを隠す時にも使えるのです。
まず、iPhoneのホーム画面でアプリアイコンを長押しします。アイコンがブルブル震えたら隠したいアイコンを長押ししたまま移動させ別のアイコンに重ねます。すると四角いフォルダが出てきますので、そのフォルダの中でアイコンを離します。
もう一度長押しして隠すアイコンを右端に持っていき、2ページ目に移動させます。最後にホームボタンを押して振動を止めれば隠したいアイコンを隠すことができます。
隠す時の注意点
フォルダには最大9つのアイコンをいれることができますが、一つのフォルダには4つか5つほどにとどめておいてください。最大限に入れてしまうと2ページ目にもアプリがあるのではないかと思う人もいるかもしれません。
そんなふうに勘ぐられないためにも1ページ目を少しだけにして、ほかにはないと思わせるようにうまくカムフラージュしましょう。
そうすれば2ページ目にまだアプリアイコンが隠されているとは思わないのではないでしょうか。できればフォルダは1つだけではなく、2つ、3つ作っておけばなお安心です。
フォルダに入れたアイコンを元に戻す
フォルダに入れたアイコンを元に戻すのは、戻したいアイコンを長押しし、フォルダの外に出せばOKです。これで簡単に元のホーム画面に戻ります。
フォルダ機能を使えば隠すことも出すことも簡単です。しかし、この方法は完全にアプリアイコンを隠すことはできません。iPhoneを操作した時にアプリが画面上に出てしまうことがありますので、それだけ注意してください。
スクリーンタイムで隠す
iPhoneのホーム画面から完全にアプリアイコンを隠すことを目的とする場合はスクリーンタイムを使うという方法もあります。スクリーンタイムという機能は対象年齢の設定があるアプリに対して使用制限ができる機能です。
データはそのままで使わないアプリや表示させたくないアプリをホーム画面から消すことができます。まず、iPhoneの設定を開き、「スクリーンタイム」をタップします。次に「コンテンツとプライバシーの制限」をタップし、ONにします。
次に「コンテンツの制限」をタップします。出てきた画面の下の方にある「App」をタップし、対象年齢を設定します。これで簡単にアプリアイコンを隠すことができます。
スクリーンタイムを使う時の注意点
スクリーンタイムを使ってアプリアイコンを隠す場合は利用制限中は利用できないという難点があります。また、アプリの指定方法が対象年齢でしか区分けできないという使い勝手の悪さもあります。
しかし、先にご紹介したフォルダ機能よりも完全にホーム画面からアプリアイコンが消えるので隠す必要のあるアプリがある場合は便利です。
スクリーンタイムで隠したアプリアイコンを元に戻す
隠したままでは困ることもあるかもしれません。元に戻す方法も付け加えておきます。隠したアプリアイコンを元に戻す場合は先ほどと同じくiPhoneの設定から「スクリーンタイムを開き、「コンテンツとプライバシーの制限」をタップします。
そして「コンテンツとプライバシーの制限」のスイッチをOFにします。これで簡単に元に戻りますので使いたくなった場合でも安心です。
iPhoneでアプリを隠す裏ワザ的な方法
iPhoneでもっと裏ワザ的にアプリを隠す方法はないのかという方にさらにアプリを隠す裏ワザをご紹介します。単にアプリアイコンを隠すというだけでなく見えなくしたり、ホーム画面にはそのまま残っているのにわからなくする方法もあります。そんなアプリアイコンを隠す方法を今度はご紹介します。
ショートカットでアイコンを変える
iPhoneのアプリアイコンを隠す方法としてショートカットを使ってアイコンを変更するという手もあります。ショートカットでアイコンを変更するにはまず、ショートカットアプリを開き変更したいアイコンのショートカットを編集します。
編集するには右上にある三つの点をタップします。さらに右上の三つの点をタップし、「ホーム画面に追加」をタップします。
アイコンをタップし、写真を選択します。追加をタップすると自分の画像で作成したオリジナルアイコンができるというわけです。これなら何のアプリのアイコンなのかわからなくて済みます。
機能制限を利用する
iPhoneでアプリアイコンを隠す裏ワザとして機能制限を利用するという方法があります。この方法ではアプリそのものを見えなくしてしまうということができます。まず、ホーム画面を表示させ、隠すべきアプリアイコンを長押しし、編集モードにします。
そのままアプリから手を離さず、長押ししたままでSiriを起動させます。Siriが起動したら画面から手を離し、上下左右どこでも良いのでスライドさせます。
隠したいアプリが表示されますので、表示されたら手を離します。ホーム画面に戻った時にそのアプリが消えているという状態になります。
機能制限を使った裏技は少し難しい
機能制限を使った裏ワザは少し難しくテクニックが必要となります。例えば編集モードにしてみたのはいいけれどSiriを起動できなかったり、Siriが起動した時に隠すべきアイコンが表示されないなどとスムーズにいかない人が多いようです。何度か挑戦してみてください。
隠したアイコンを元に戻す方法
隠したアプリをまた使いたくなる時もあります。元々欲しくて手に入れたアプリです。また、使う時も遠からずやってきます。そんな時に元に戻したいと思うかもしれません。でも安心してください。
元に戻す方法は簡単です。再びアプリアイコンを長押しして編集モードにし、上下左右にお好きなところにスクロールします。その後にiPhoneを再起動させると元のホーム画面に戻っています。ただ、お使いのiOSによってできるものとできないものがあるようです。
iPhone以外でアプリを隠す方法
アプリアイコンを隠す裏ワザはほかにもあります。いろいろ試して自分に合った方法でアプリアイコンを隠してみましょう。人に見られたくないというだけではなく、どんどん増えるアプリを整理するためにも使えます。
あれも、これもとアプリを入手していくうちに増えていってホーム画面に何ページにもなると使いたいアプリを探すのに苦労することになります。
すべてのアプリをいつも使うわけではないので、使う頻度の少ないアプリを隠してしまうのも良いかもしれません。さらにアプリを隠す裏ワザをご紹介します。
アプリ非表示機能を使う
iPhoneのアプリ非表示機能を使って隠す方法もあります。App Store Appを開いて画面の下にある「Today」をタップします。
次に画面の上にあるアカウントボタンをタップします。「購入済み」をタップし、非表示にしたいアプリの上を左にスワイプすると「非表示」が出てきますので、それをタップします。次に「完了」をタップすればアプリが非表示となります。
非表示にしたアプリを再表示するには
iPhoneでは一度非表示にしたアプリを再表示することはできません。しかし、再ダウンロードすることは可能です。方法としては、App Store Appを開いて画面の下にある「Today」をタップします。次に画面の上部にあるアカウントボタンをタップします。
そしてApple IDをタップします。サインアウトしている場合はApple IDでサインインしてください。画面を下にスクロールして「非表示の購入済みアイテム」をタップし、ダウンロードしたいアプリを探してダウンロードボタンをタップすれば再ダウンロードができます。
隠す用のアプリを活用する
隠すためのアプリもあります。主に写真やファイルですが、勝手にiPhoneを友人や家族に触られて見られるおそれがある場合におすすめします。一つは『計算機偽装アプリ』というものです。
ホーム画面上では普通の電卓のようなアプリですが、人に見られたくないプライベート写真や動画などを隠してくれます。ほかにもホーム画面上は時計にしか見えない「cd Time-時計に隠されたセキュリティ保管庫」というのもあります。
フォルダー内に画像や動画を入れたり写真を撮影することもできます。このアプリはパスワードを数回間違えると自動的に侵入者を撮影し、撮影された画像は侵入者アラームフォルダーに保存されるので誰がiPhoneを触ったのかがわかるようになっています。
アプリを隠す方法を使って自己防衛しよう
iPhoneは通常自分だけで使用するものですからどんなアプリを入れても構わないものです。しかし、使っている時に横から見られたり、何かの拍子に友人の手に渡ることもあります。
そんな時のためにご紹介した、簡単にアプリを隠す方法を使ってプライバシーを守りましょう。ホーム画面上のアプリを整理するためにも、自己防衛するためにもアプリを隠すことは大切です。