iPhoneでアプリが落ちる不具合にどう対処する?
今まで普通に使えていたiPhoneやandroid形態のアプリが、ある日突然落ちるようになってしまったという経験は誰にでもあるのではないでしょうか。例えば、通信対戦できるようなアプリが突然落ちると、その時点で負け判定になってしまい、嫌な気分になってしまいます。
落ちるだけでなく、起動後の動作が非常に重くなってしまい、これまで便利に使えていたiPhoneアプリがまったく使い物にならなくなってしまったりすることもあります。
今回は、iPhoneに特化して、アプリが突然落ちるようになってしまうことの原因や対処法について紹介します。アプリそのものに問題がある場合はアップデートを待つしかありませんが、自分のiphoneの設定等で解消できることもあるので、まずは試してみましょう。
アプリが突然落ちる原因
iphoneアプリが、突然落ちるようになってしまった経験はどなたにでもあるのではないでしょうか。簡単に解消できることもあれば、最終的には手元の操作ではどうしようもないような場合もあります。
普段使っているアプリが突然使えなくなってしまうと、非常にイライラしますし、ゲームでオンライン対戦をしている途中に落ちてしまうと、負け判定になってしまうことがほとんどです。
最近ではオンライン対戦での成績がレートで表示されることも多いので、レートを上げたいと頑張っているときにアプリが落ちることで、即座にレートが下がってしまうとやる気すら失ってしまいます。そこで、まずは簡単に解消できる可能性のある方法を紹介しましょう。
アプリのバージョンの問題
iPhoneアプリが突然落ちる原因や動作が重くなる原因と対処法を紹介していきましょう。iPhoneアプリの良いところは、何らかの不具合や追加機能が実装させれる際、更新データだけが追加で配信されてその機能を実装することが出来る点です。
これは無料アプリでも有料アプリでも同じような処理がなされていて、特にiPhoneのOSが更新されるタイミングでは、多くのiPhoneアプリに更新がかかり、新しいバージョンのアプリがダウンロードできるようになっています。
このアプリの更新タイミングでアプリを更新しておかないことが、iPhoneアプリが突然落ちる様になったり、動作が重くなったりする原因の1つなのです。
つまり、アプリのバージョンが新しくなっているのに、しばらく更新せずに古いバージョンのアプリを使っていることで、アプリが突然落ちることがあったり、動作が重くなってしまうということが発生するのです。
アプリのバージョンが古いことが原因で動作が重くなってしまう場合の対処法は単純で、対象のiPhoneアプリのバージョンを確認し、新しいバージョンがリリースされていればアップデートするということになります。
なお、アップデートの対処法は「App Store」アプリを開き、画面下部の「アップデート」を押すことです。すると、アップデートできるアプリが上部に表示されるので、アップデートしたいアプリアイコンの横の「アップデート」を押すだけです。
iOSのバージョンの問題
iPhoneアプリが突然落ちる、動作が重くなる原因と対処法について、先ほどはアプリのバージョンが古いことが原因になっている場合があると紹介しました。バージョンについては、アプリだけではなくiOSのバージョンが古いことが原因になる場合もあります。
iosのバージョンについては、アプリだけでなく、iPhoneの様々な機能全体の処理に影響することがあります。その中の一部の症状が、アプリの動作が重くなったり、アプリが突然落ちるという症状なのです。iOSのバージョンは最新にしておきましょう。
iOSのバージョンを確認するには、iPhoneの「設定」を開き、「一般」「ソフトウェア・アップデート」を選び、「お使いのソフトウェアは最新です」と出ていれば最新です。そうでない場合は「ダウンロード」を選択すればosが更新されます。
本体容量の問題
アプリが突然落ちる、動作が重くなる原因の1つに容量の問題があります。最近は画像や動画などを気軽に撮影できるようになり、外食のたびに多量の写真を撮影する方も多くいらっしゃいます。これらのデータと、アプリのデータは同じ場所に保存されています。
そのため、iPhoneそのものにデータやアプリが増えてくることで、ストレージの空き容量が少なくなると、アプリが突然落ちる、動作が重くなるといった症状が発生することがあるのです。容量不足が原因の場合の対処法は容量に空きを作ることになります。
容量の確認方法は、「設定」「一般」「iPhoneストレージ」で確認でき、それぞれのアプリが使用している容量を確認できます。グラフで容量を確認できるのでわかりやすいでしょう。
動作が重いという方は空き容量を確認し、不要なアプリやデータを削除することで容量に余裕を持たせるのが最初にとれる対処法になります。
データを確認し、それでも削除できるデータやアプリが無くて容量を確保できないという方は、iCloudの容量を増やし、一部のデータをクラウドに移管するということも考えられます。増やす容量によって追加費用は変動しますが、本体容量を増やすことはできます。
アプリが落ちるときの対処法
先ほど紹介したように、iPhoneアプリが突然落ちる、動作が重くなるといった症状は比較的頻繁に発生するのではないでしょうか。iPhoneそのものが古いような場合、新しいosに対応しきれないといったケースもあります。
しかし、携帯電話(特にiPhone)は高額商品でもあり、頻繁に買い替えを行えるようなものでないこともまた事実ですから、アプリの為だけに買い替えるのも難しいでしょう。
そこで、先ほど紹介した対処法の他にアプリが落ちる、動作が重くなることへの対処法をいくつか紹介しておきましょう。いずれも簡単な事ですので、買い替えを考える前に確認してみると良いでしょう。
本体を再起動する
まず、iPhoneで不具合を感じた時の対処法として万能なのが「本体の再起動」です。iPhoneは特に、一度電源を入れるとしばらくoffにすることが少ないデバイスですが、稀に何らかの不具合が生じた時、再起動すると改善されることもあります。
今回はアプリが落ちる、動作が重くなるということへの対処法として紹介していますが、それ以外への不具合への対処法にもなる場合が多いので、最初に試してみましょう。
再起動方法は、iPhone8以前だと「サイドボタン」の長押しで、offになったら30秒ほど時間を空けてから、再度「サイドボタン」を長押しすると再起動されます。iPhoneXの場合は、「音量ボタン(どちらでも)」と「サイドボタン」の長押しです。
アップデートする
続いての対処法は、先ほども紹介したアプリを最新版にアップデートする、もしくは再インストールを試してみることです。ただし再インストールする場合、これまで使用していたデータが消えてしまうため、必ずバックアップをとっておくようにしましょう。
アプリアップデートの方法については、先ほど紹介した手段を参考にしてください。アプリが落ちる、動作が重くなる場合の対処法として有効です。
キャッシュの削除を行う
アプリが落ちることへの対処法として、iPhoneのメモリを少しでも開放することで改善される場合があります。具体的にはキャッシュを削除するという対処法になります。
キャッシュとは、過去にブラウザなどで見たHPのデータを記憶しておく機能で、次に表示するときに素早く表示できるようになったりといったメリットがあります。一方、それらを記憶することでiPhoneの容量を食われてしまうというデメリットもあります。
そこで対処法として、この「キャッシュ」を削除して容量を空けることが考えられます。削除方法は、「設定」「Safari」を選択し、一番下にある「詳細」を選択し、「Webサイトデータ」「全Webサイトデータを削除」で完了です。
動作環境を見直す
次に考えられる対処法として、よく落ちることがあるアプリを使うときの環境を整えることです。当然ながら、いくつものアプリやファイル、HPなどを同時に使用することでiPhoneに負荷がかかります。負荷がかかるとアプリも落ちやすくなってしまうのです。
そこで、アプリを使用する際にバックグラウンドで同時に起動しているアプリ等を終了させてみることを試してっましょう。よく、沢山のHPを別ウィンドウでたくさん開いている方がいますが、それを消すだけで動作が改善されるケースがあります。
アプリを終了させる方法は、iPhone8以前だと「ホームボタン」を2回連続で押し、終了させたいアプリを画面の下から上にスライドして終了させます。iPhoneXの場合は、ホーム画面の下から上にスワイプさせ、終了させたいアプリを選びます。
アプリが落ちる問題が解決しないとき
さて、ここまでが一般的に手元の設定等で、アプリが落ちる問題が発生した時の対処法になりますが、それでも問題が解決しないような場合があります。
そのような場合は、最後に紹介する別のアプリを入れて試してみるということも考えられますし、いろいろ試すのが面倒だという方には、これから紹介するようなお店などを検討するのも良いかもしれません。
特に、お使いのiPhoneがかなり古くなってしまっているような場合は、新しいiPhoneを基準に作られていたアプリや、新osに対応してアップデートされていたアプリの動作が正しくされない場合もあります。
Appleに連絡する
まず一番安心な方法としては、iPhoneを販売しているAppleに問合せを行うことです。Appleのホームページに「Appleサポート」への連絡手段が掲載されていますので、そこから相談するのが良いでしょう。電話、メール、チャットなどの方法で問合せできます。
また、Apple Storeやお使いのキャリアショップ(docomoショップ、auショップ、softbankショップ等)にiPhone本体を持って行くのも良いでしょう。ただご存知のようにこれらのショップは常に混雑しているので、時間に余裕を持って行きましょう。
修理に出す
先ほど紹介した、Apple Storeやキャリアショップは常に混雑していますし、その場で解決策が提示されるとも限りません。そこで考えられるのが、携帯電話の修理を扱っているお店に相談することです。
これらのお店には、専門の修理サービスを提供してくれるショップも多数ありますので、時間を有効に使いたいという方にはこれらのお店もおすすめです。
ただし修理内容によっては、今後のメーカー保証が受けられなくなるようなケースもあります。それらの情報をきちんと認識したうえで、どの様な対処法を取るのかを決めることが大切です。
買い替える
最後の最後の手段ということになりますが、機種が古くなってしまっている方や、例えば落下や水没などから復帰させたiPhoneを使っているような方は、もしかしたら本体に決定的なダメージが残ってしまっているかもしれません。
そのような場合、もちろん費用との相談にもなりますし、iPhoneの次機種が出るタイミングとの兼ね合いも出てきますが、今使っているiPhoneを新しい機種に変更するという手段も考えられます。
最近では、中古の携帯電話を再販売しているようなお店もありますので、新品や中古品の中から、希望の価格、容量、機種を選ぶことも検討してみてはいかがでしょうか。
アプリが落ちる不具合を解消するアプリ
スマホアプリが突然落ちる原因はいくつかあります。それらをこの記事の中で紹介してきましたが、アプリやosのバージョンの問題が解決していたとした場合、その他に考えられる最も大きな原因はメモリ不足です。
最後に、メモリを解放するためのアプリを紹介しておきましょう。このアプリを使うことで、使いたいアプリにメモリを最大限使用できる環境を整えることができ、突然落ちる症状を解消できる可能性があります。
また、長時間充電しながらアプリを使い続けることで、本体が熱を持ちすぎることもアプリが落ちる原因となります。例えばゲームであれば、本体が熱を持ち始めたと感じたら、少し休憩して自分とiPhoneを休ませるようにすると良いでしょう。
メモリ解放アプリ
メモリ解放アプリを導入すると、メモリから余計なデータを取り除くことで、メモリの空き容量を確保しやすくなるというメリットがあります。
メモリは、起動するアプリ毎に使用しているため、一定間隔でメモリを開放することがおすすめです。不要なデータを削除することで、iPhoneの動作が軽くなります。Apple Storeでも様々なメモリ解放アプリがありますし、無料の物もあるので試してみましょう。
使い方
また、アプリが落ちる原因として考えられるのが通信環境の変化です。アプリを使っているときに通信環境が変わる(4Gと3Gの切り替わりやWi-Fiとモバイル通信の切り替わり等)ことでアプリが落ちることがあります。
この状態への対処法は、Wi-Fiもしくはモバイルデータ通信のどちらかの機能をオフにし、切り替わりが発生しない状態にすることです。例えば自宅ではWi-Fiに接続するようにするなどです。
アプリが頻繁に落ちる場合は原因を探ろう
いかがでしたか。iPhoneを長く使っていると、日常の様々な事柄をアプリで管理していたり、調べ物や勉強、余暇時間も多数のアプリによって行われているケースが増えてきています。
使い慣れたアプリが突然使えなくなるのは非常に不便ですし、すぐに解消できると安心です。まずは手元の設定で解消できないかをチャレンジしていただき、無理ならメモリ管理アプリ、それでもダメならお店に相談に行くという手順でトライしてみましょう。