momの意味とは?英語の例文やサッカーでの使い方などを解説!

momの意味とは?英語の例文やサッカーでの使い方などを解説!

日常生活でよく目にする、耳にする英語「mom」。似たような言葉もよく目にするから、意外と意味がわかっているようで、あやふやだったりしませんか?今回はその意味はもちろん、類義語と比較しながら、例文を交えて紹介。「mom」の実際の使い方を解説していきます。

記事の目次

  1. 1.「mom」の意味
  2. 2.「mom」のサッカーでの使い方
  3. 3.「mom」の有名な例
  4. 4.「mom」と「mum」の違い
  5. 5.「mom」と「mvp」の意味の違い
  6. 6.「mom」は印象的な回文的単語
  7. 7.「mom」はサッカーの賞の略や母親を意味する言葉!

「mom」の意味

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英語「mom」という言葉をご存知でしょうか?「マァム」「本日のmomは誰?」など、去年のニュースで、英語字幕の映画で、英語の唄で耳にしたことがあるという方も中にはいらっしゃるでしょう。「何かの略語かな」「意味がわからない」「忘れた」など、日常の素朴な疑問を解決。「mom」についてその意味、使い方、例文も交えて解説いたします。

意味①Man Of The Matchの略

1つめの意味として、英語「mom」とは、「Man Of The Match」の略です。「Man」の「m」、「Of」の「o」、「Match」の「m」の頭文字からきております。英語「mom」のカタカナの読み方は「エム・オー・エム」です。

ちなみに「mom」=「Man Of The Match 」は2002年の日本/韓国FIFAワールドカップで制定されました。2000年代から始まった比較的新しい賞になります。

サッカー以外のスポーツでも、「mom」はオーストラリアや北アメリカで呼び名を変えて、取り入れられています。オーストラリアのラグビー・ワラビー・フットボールなどでは呼称は「best and fairest」、北アメリカのアイスホッケーでは呼称「three stars」として設立されております。

意味②アメリカ英語の母

「mom」は主にアメリカで「お母さん」を意味する英語です。他には、「mother」「momma」「mam」「mamma」「mammy」の英語も同じ「お母さん」を意味しております。「mom」は日本語でいう「ママ」のニュアンスになります。

「mom」の英語の読み方はカタカナ読みで「マァム」です。「mother」「momma」「mam」「mamma」「mammy」も同じ意味ですが、相手につたわるニュアンスが微妙に異なるみたいです。そのニュアンスの違いはおってご紹介いたします。

「mom」のサッカーでの使い方

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まずはサッカーで使われるmomを検証していきましょう。具体的にサッカーでのどんな場面で「mom」とみなされるのでしょうか?世界各国で使われているのでしょう?momそもそもの意味から使い方まで、例文を交え、今回は主に男子サッカーをメインにピックアップしてご紹介していきます。

momはどんな賞を意味するか

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「Man Of The Match 」の略「mom」は主にサッカーで、ベストプレーをした選手や、もっとも印象に残るプレーした選手に与えられる賞になります。

FIFAワールドカップでは、各大会ごとに世界中の選手が受賞しております。各大会の最多受賞選手は、2002年日本/韓国 リバウド(ブラジル)3回受賞、2006年ドイツ アンドレア・ピルロ(イタリア)3回受賞、2010年南アフリカ ヴェスレイ・スナイデル(フランス)4回受賞、2014ブラジル リオネル・メッシ(アルゼンチン)4回受賞。

2018年FIFAワールドカップ ロシアのmomの最多受賞選手がいままでの大会でもっとも多く、アントワーヌ・グリーズマン(フランス)、エデン・アザール(ベルギー )、ハリーケイン(イングランド)、ルカ・モドリッチ(クロアチア)がそれぞれ3回受賞しております。

momの例文

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単なる勝ち・負けだけではなく、印象的でベストなプレーを魅せた選手に贈られるmom。どんな使い方が実際にできるのか、例文でご紹介いたします。

例文1つ目は「何本もの強烈なシュートを止め、敵方のフリーキックも的確な判断でセーブしたゴールキーパこそmomだ。」

例文2つ目は「何度となく、カウンター攻撃で相手を消耗させ、後半の逆転を果たす原動力となったMF(ミッドフィルダー)の選手こそ、本日のmomでしょう。」

例文3つ目は「両チーム得点が入ることがなく、0-0だったが、パスやシュートの本数が両チーム一番でその積極的なプレーはmomに値する。」

例文4つ目は「今回は負けたが、相手も挑発にも乗らず果敢にプレーし、チームのモチベーションを最後まで牽引した彼こそがmomだ。」

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例文5つ目は「後半で巻き返し、ハットトリックを決め、勝利を決定づけたFWこそがこの試合のmomだ。」

以上の例文以外にも、次はmomにまつわる有名なケースをご紹介いたします。特徴的で印象的なケースで如何にmomが世界中の選手を共通の評価の対象し、多角的に評価しているかを知らせてくれています。

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「mom」の有名な例

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「Man Of The Match 」の略「mom」の数多いケースの中でも特に印象的な例があります。

エジプトのGKシェナウィ選手は各試合の最優秀選手に贈る「マン・オブ・ザ・マッチ」を信仰上の理由で受賞を辞退いたしました。

シェナウィ選手はイスラム教を信仰しており、飲酒は戒律で禁止されています。momのスポンサーがビール大手「バドワイザー」であったことが辞退の理由です。

それでもバドワイザー側は「選手の信仰心を尊重する。辞退した選手の栄誉もたたえたい」とのコメントを発表したと、USAトゥデーが報じました。

また、以下にサッカーのプレー自体だけがmomの受賞の対象となる訳でないことを示す好例をご紹介いたします。

欠場したが受賞したレンナルト・ティー

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VVVフェンロFW・ティー選手は、2018年3月、オランダ・プロサッカーリーグ「エールディヴィジ」「VVVフェンロvsPSV戦」を白血病患者への血液提供のため欠場いたしました。その英断に対し「mom」を受賞いたしました。

レンナルト・ティー選手は、ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州出身で、ブレーメンの下部組織でプレーしていた時代、白血病の幹細胞治療のために必要な血液バンクにドナー登録をしていました。

DNA検査をした際、合致する白血病患者が見つかり、献血をする為にチームを離脱する決断をいたしました。VVVフェンロも「我々はレンナルト・ティーの献身性を誇りに思います。なぜなら、時にはサッカーがそれほど重要ではなく、二の次になるようなこともあるからです」とコメントを発表。ティー選手の行動に敬意を示しました。

「mom」と「mum」の違い

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一方、もう1つの「mom」に注目です。「お母さん」の意味もある「mom」。日本語でいう「ママ」のニュアンスは理解できました。そして「mom」に似たスペルの「mum」。どちらもよく聞く英語ですが、「o」「u」だけが違います。今度は、この両者にどんな違いがあるのかご紹介いたします。

日常英語の世界で頻繁に目にする「mom」「mum」。よく「mom」は「mum」が正しいと思って使っていた、またはその逆のパターンもちらほらあったりするようです。正解は下記に紹介いたしますので、ぜひ今後の参考にしてください。

どちらも母を意味する

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同じ意味で、アメリカ英語の綴りか、イギリス英語の綴りかの違いで、「mom」「mum」の「o」と「u」が異なるだけで使い方は同じです。アメリカ英語の綴りが「mom」、イギリス英語の綴りが「mum」となります。

英語「mom」「mum」。「ママ」との言い方はどちらも小さな子だけではなく、成人でも普通に使われるようです。日本だったら、「ママ」と呼ぶのは「ちょっと恥ずかしい、慣れていない」と抵抗感を抱く方もいるのではないでしょうか?ここは日本の家族、親子関係と海外の家族・親子関係の文化の違いで、海外においては抵抗感は無いようです。

使い方は、インフォーマルな友達同士や家族内などの場面でよくみられます。フォーマルな場面や論文などの書面を書く場合は「mother」を使わないといけません。結果的に「mother」より「mom」「mum」の方がよく使われることになります。

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同じ「ママ」のニュアンスでも、先述した「mommy」「mummy」の使い方は、小さな子供が使う言葉になります。同じ意味でも、場面や年齢などで変わってくるという表現の違いです。

それは「dad」「daddy」(お父さん)にも同じ使い方が当てはまります。「パパ」というニュアンスで「dad」は成人でも使い、「daddy」は子供だけが使う表現になります。例文として「My mom and dad./My mommy and daddy.(ぼくのおとうさんとおかあさん)」が正しい使い方です。

「mom」と「mvp」の意味の違い

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男子サッカーの「mom」に戻りましょう。先述した「Man Of The Match 」の略「mom」と、サッカーはもちろん、他のスポーツでも広く使われている「mvp」、両者はどのような違いがあるのでしょうか?今回は、この場面は「mom」、この場面は「mvp」と、以下にわかりやすく、それぞれの使い方を紹介いたします。

momの受賞は一試合ごと

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「Man Of The Match 」の略「mom」は一試合ごとに決められ、先述のレンナルト・ティー選手の一例ももちろん、主にその試合の印象的なプレーや、ベストなプレーをした選手に贈られる賞になります。

1つの大会でも複数試合がある場合、その大会の試合数分、基本的には受賞者が存在することになります。たとえば1つの大会で30試合あったとすれば、「mom」受賞者は30名になるということです。

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先述のように、1つの大会で一試合ごとの受賞であっても、同一選手が複数回受賞することも現実的です。あくまで一試合ごとの評価で決定しているため、一大会で同一選手が重複受賞を認めるほうがより公平であると言えます。

選手が1つの大会で何度もmomを獲得することが、実力のある「スーパースターの証」として、記録としても、記憶としても残っていく事になります。

mvpの受賞は一シーズンごと

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サッカーにおける「mvp」の場合は、1試合ごとに選出されることは稀で、ほとんどの場合ひとつのシーズンを通じて1人のみの選出となります。「mom」の都度評価でなく、「総合評価」の意味合いが強いです。

「most valuable player」の略「mvp」は、サッカーだけではなく、ボクシング、アメリカのプロフットボール(NFL)、北アメリカのプロ野球(MLB)、大韓民国のプロ野球(KBO)、北アメリカのプロアイスホッケー(NHL)、北アメリカのプロバスケットボール(NBA)など、幅広いジャンルで選出されています。

ちなみに「mvp」は「most valuable player」の略で「もっとも重要な選手」つまり「最優秀選手」に贈られる称号になります。「most」の「m」、「valuable」の「v」、「player」の「p」の頭文字からきており、読み方は「エム・ブイ・ピー」です。

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総合的に評価され、毎年男子女子で各1名という「狭き門」。当然この上ない栄誉で、スポーツ選手であれば誰もが憧れ、目指す頂きとなる最高の賞です。

「mom」一試合ごと、「mvp」一シーズンごと、両者の違いは、自ずと受賞機会・受賞総数の差もあらわれております。男子だけを比較対象としますと、2002年から2018年7月時点で「mom」は受賞総数が「100」なのに対し、「mvp」は1991年から2018年まで、「27」となっております。今後もその受賞総数の差が開いていくことが予想されます。

momとmvpは投票方法も違う

「mom」と「mvp」はどちらも投票によって受賞選手を選出しますが、この両者、投票方法が異なっております。どのような違いがあるか、以下で詳しく説明いたします。

「mvp」から説明しますと、1991年から2018年まで、「mvp」=「男子サッカーのFIFA最優秀選手賞」が投票で選出されてきました。投票はFIFA加盟各国の代表チームの監督と主将の投票で決定されます。投票する監督と主将は、自分達が所属しているチームと違う国籍の選手を選ばなければならず、同じ国籍の選手を選ぶことができないシステムです。

一方「mom」は、2010年からはFIFAのウェブサイト上でのオンライン投票となりました。一試合ごとにの投票となり、投票機会も多いので、一般の視聴者の参加意識をくすぐり、選手への評価がより身近に感じられるようになりました。

「mom」は印象的な回文的単語

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上からよんでも下からよんでも同じ読み「回文」。日本語ではよく、「八百屋(ヤオヤ)」「近畿(キンキ)」「新聞紙(シンブンシ)」などをよく耳にいたします。英語も「mom」の他に、「dad」「DVD」「sos」「eye」など多くの単語が存在してます。

文章でも、Madam,I'm Adam. Borrow or rob?など日本語の「関係ない喧嘩(カンケイナイケンカ)「かっこいい国家(カッコイイコッカ)」と同じように多くあります。文章を作って言葉遊びをしてみると、思わぬ発見ができるかも知れません。

「mom」はサッカーの賞の略や母親を意味する言葉!

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サッカーの賞や母親ほかにも「mom」は火星探査機(mars orbiter misson)の略だったり、メッセージ指向ミドルウェア(Message-oriented middleware)の略だったりと、多義語として位置づけられる英語です。今回は日常でよく使われる、よくみかける「mom」に絞らせていただきました。

「mom」は一方でサッカーで、一方でアメリカ英語で使われており、読み方、発音もそれぞれ異なります。「mom」の英語をみかけたら、今回紹介した意味や使い方を思い出していただければ幸いです。

SDA
ライター

SDA

本記事をお読みいただきありがとうございます。近頃はイベント自粛で何かと我慢な日々ですね。ただ最近は、家の中でも新たな発見があるものだと気づかされました。今後はインドアならではのお役立ち情報があれば、記事の通じてどんどん発信していきたいです。明るく取り組んでいきますのでよろしくお願い申し上げます。

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