「アリーナ」の意味・使い方まとめ!例文や語源・類語もまとめてチェック!

「アリーナ」の意味・使い方まとめ!例文や語源・類語もまとめてチェック!

「アリーナ」「アリーナ席」といった言葉を耳にすることがありますが、「アリーナ」とはいったいどういう意味なのでしょうか。「アリーナ」の意味や使い方の例文、「アリーナ」の語源や類語など、「アリーナ」という言葉について詳しくご紹介します。

記事の目次

  1. 1.アリーナの意味とは?
  2. 2.アリーナの語源
  3. 3.アリーナの類語とその意味
  4. 4.アリーナの使い方
  5. 5.アリーナとスタジアムの違い
  6. 6.アリーナは屋内の競技場という意味

アリーナの意味とは?

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「アリーナ」「アリーナ席」といった言葉を見たり聞いたりすることがありますが、「アリーナ」の意味を尋ねられた時に正しい意味を答えられるという人は意外に少ないです。

海外から日本に伝わってきたカタカナの言葉の中には、正しい意味も知らずに使われている言葉が結構多いですが、「アリーナ」もそういった言葉のうちの一つだと言えます。

「アリーナ」という言葉にはいったいどういう意味があるのか、まずは「アリーナ」の意味からご紹介しましょう。

主に屋内の競技場という意味

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「アリーナ」の意味の一つ目は、「主に屋内の競技場」という意味です。スポーツなどの競技が行われる競技場には屋外の競技場と屋内の競技場がありますが、「アリーナ」は主に屋内の競技場を意味しています。

「アリーナ」という名がつく室内型の競技場ではスポーツの試合だけが行われているわけではなく、アーティストのコンサートなども行われています。

「アリーナ」は競技場という建物自体を表す言葉で、「アリーナ」の一つ目の意味は「主に屋内の競技場」だということを覚えておきましょう。

競技場部分に特設された観客席という意味

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「アリーナ」の意味の二つ目は、「競技場部分に特設された観客席」という意味です。普段はスポーツの試合などに使われている競技場をアーティストのコンサート用に使う場合、グラウンド部分に観客席を特設することがあります。

このような席のことを「アリーナ席」と言い、通常の観客席から見るより近い位置でアーティストなどを見ることができるので人気が高い席になります。

「アリーナ」には「主に屋内の競技場」という意味と「競技場部分に特設された観客席」という二つの意味がありますので、覚えておくと良いでしょう。

アリーナの語源

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「アリーナ」の意味についてご紹介しましたので、次は「アリーナ」の語源についてご紹介します。「アリーナ」は元々英語の「arena」から来ていますが、英語の「arena」にも語源があります。

日本で現在使われている「アリーナ」は英語の「arena」がもとになっていますが、英語の「arena」も実は他の言語から来ている言葉です。

「アリーナ」という言葉の語源とはいったいどういう語源なのか、「アリーナ」の語源についてもご紹介しましょう。

アリーナの語源は砂を意味するラテン語

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「アリーナ」の語源は、砂を意味するラテン語です。砂が「アリーナ」にどう関係するのかというと、話は古代ローマ時代にまでさかのぼります。

古代ローマ時代にはコロシアムという闘技場で屈強な男たちが観客たちの目の前で闘技を披露していましたが、闘技には多少の出血がつきものでした。

そのため古代ローマのコロシアムは砂地にして、血液が落ちても汚れを気にすることがないようにしてありました。

闘技場に砂(アリーナ)を敷いていたため、闘技場自体を「アリーナ」と言うようになったというのが「アリーナ」の語源だと言えます。

アリーナの類語とその意味

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「アリーナ」の語源についてご紹介しましたので、次は「アリーナ」の類語についてご紹介します。「アリーナ」の意味は「主に屋内の競技場」「競技場部分に特設された観客席」という意味ですので、これに似た言葉が類語になります。

「主に屋内の競技場」「競技場部分に特設された観客席」というとちょっと難しそうですが、似た意味を持つ言葉なら何でも「アリーナ」の類語ということになります。

「アリーナ」という言葉に似た意味を持つ類語にはいったいどういう言葉があるのか、「アリーナ」の類語についてご紹介しましょう。

競技場

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「アリーナ」の類語の一つ目は、「競技場」です。「競技場」の意味は「各種のスポーツ競技ができる、整備された総合的施設」という意味です。

「アリーナ」の意味の一つ目「主に屋内の競技場」という言葉の中にストレートに「競技場」という言葉が入っていますので、「競技場」は「アリーナ」の類語になります。

ですが「競技場」には屋外の競技場も含まれていますので、その点では「競技場」は「アリーナ」とは微妙に違うと言えます。

闘技場

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「アリーナ」の類語の二つ目は、「闘技場」です。「闘技場」の意味は「古代ローマにおいて闘技が行われた公共施設」「コロシアム」という意味です。

「闘技場」という言葉は先にご紹介したように「アリーナ」の語源にも関係してきますので、そういった意味では「闘技場」は「アリーナ」の類語になります。

ですが「闘技場」は古代ローマで闘技が行われた公共施設という狭い範囲でしか使われない言葉ですので、その点では「アリーナ」とは少し違うとも言えます。

試合場

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「アリーナ」の類語の三つ目は、「試合場」です。「試合場」の意味は「スポーツなどの競技をする施設」「競技場」という意味です。

「アリーナ」には「主に屋内の競技場」という意味がありますので、「競技場」という意味を持っている「試合場」は「アリーナ」に近い意味を持つ類語だと言えます。

ですが「試合場」には屋内の競技場も屋外の競技場も含まれますので、「主に屋内の競技場」という意味を持つ「アリーナ」とは若干違います。

球場

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「アリーナ」の類語の四つ目は、「球場」です。「球場」の意味は「野球をする場所」という意味で、野球をする施設に限定されます。

「アリーナ」には「主に屋内の競技場」という意味がありますが、「球場」には屋内のドーム球場もあれば屋外の球場もあります。

そういった点では「球場」は「アリーナ」とは少しニュアンスが違いますが、屋内型の球場なら「アリーナ」と似た意味になりますので、「球場」も「アリーナ」の類語の一つだと言えます。

かぶりつき

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「アリーナ」の類語の五つ目は、「かぶりつき」です。「かぶりつき」の意味は「劇場の舞台際の土間の客席」という意味で、大衆演劇が演じられる小さな劇場などで良く使われる言葉です。

「アリーナ」には「競技場部分に特設された観客席」という意味もありますが、「かぶりつき」はこちらの意味に近い意味を持ちます。

「アリーナ」もアーティストなどに近い観客席になりますし、「かぶりつき」も舞台に近い観客席になりますので、「かぶりつき」は「アリーナ」に近い意味を持つ類語だと言うことができます。

升席

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「アリーナ」の類語の六つ目は、「升席(ますせき)」です。「升席」の意味は「相撲などに見られる日本の伝統的な観客席で、板などで四角く仕切られた席」という意味です。

「升席」は相撲などを見る時に他の観客席とは違ってかなり近くで相撲などを見ることができる特別な席ですので、「アリーナ」の「競技場部分に特設された観客席」ととても似た意味を持ちます。

「アリーナ」は四角く仕切られてはいませんので細かい部分では「アリーナ」と「升席」は違いますが、近くで見られる特別な席という点で「升席」も「アリーナ」の類語だと言えます。

観客席

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「アリーナ」の類語の七つ目は、「観客席」です。「観客席」の意味は「スポーツ施設や劇場やコンサートホールなどにおける観客のための席」という意味です。

「アリーナ」の意味は「競技場部分に特設された観客席」という意味で、ストレートに「観客席」という言葉が含まれていますので「観客席」も「アリーナ」の類語になります。

ただ「アリーナ」には「競技場部分に特設された」という特別な意味がありますので、その点では「観客席」と「アリーナ」は少し違うと言えます。

観覧席

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「アリーナ」の類語の八つ目は、「観覧席」です。「観覧席」の意味は「スポーツ施設や劇場やコンサートホールなどにおける観客のための席」という意味ですので、先にご紹介した「観客席」と同じ意味です。

「観客席」と同じ意味を持つので「観覧席」も「アリーナ」の類語になりますが、やはり「観覧席」も「観客席」と同じで「アリーナ」のような特別感はありません。

「アリーナ」のことを「観客席」「観覧席」と言い換えることはできますが、「観客席」「観覧席」を「アリーナ」と言い換えることはできないということです。

アリーナの使い方

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「アリーナ」の類語についてご紹介しましたので、次は「アリーナ」の使い方についてご紹介します。「アリーナ」の意味は知らなくても使っている人は多いので、「アリーナ」の使い方は簡単だと言えます。

「アリーナ」には「主に屋内の競技場」「競技場部分に特設された観客席」という意味がありますので、それらのことを言いたい場合に「アリーナ」という言葉を使うことができます。

「アリーナ」という言葉の使い方とはどういう使い方なのか、「アリーナ」の使い方の例文についてご紹介しましょう。

例文①

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「アリーナ」の使い方の例文の一つ目は、「大好きなアーティストのアリーナチケットが取れた」という例文です。「アリーナ」という言葉は「アリーナ席」という意味でも使えますので、こういった使い方もできます。

「アリーナ席のチケット」を縮めて「アリーナチケット」という使い方をすることは結構多く、この例文のような言い方をする人も多いです。

好きなアーティストがいる人にとっては、「アリーナ」はとても重要なので、「アリーナチケット」を狙ってコンサートチケットの購入を頑張る人も多く、「アリーナチケット」という言葉を使う人も多いということです。

例文②

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「アリーナ」の使い方の例文の二つ目は、「あの歌手もアリーナコンサートができるほど売れてきた」という例文です。「アリーナ」という言葉は「アリーナコンサート」という言い方をすることも結構あります。

「アリーナ」と言われる大型の施設を使ってコンサートをすると、かなり多くの観客を入れることができますので、人気のあるアーティストなどは「アリーナコンサート」をすることも多いです。

「アリーナ」を使ってコンサートをすることを「アリーナコンサート」と言い、こちらもやはり好きなアーティストがいる人などに多く使われている言葉になります。

例文③

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「アリーナ」の使い方の例文の三つ目は、「どうしてもアリーナ席が取りたいので友人達にも申し込んでもらった」という例文です。

「アリーナ」には「競技場部分に特設された観客席」という意味がありますので、意味の中に「席」という言葉が入っているため本来は「席」をつける必要はありません。

ですが「アリーナ席」という言い方をする人は結構多く、「アリーナ」には「主に屋内の競技場」という意味もあることから、「アリーナ席」は間違った使い方だとも言い切れません。

例文④

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「アリーナ」の使い方の例文の四つ目は、「友達に誘われて行ったアリーナツアーで、その歌手のことを好きになった」という例文です。

「アリーナ」を使ってコンサートをするアーティストは結構多く、全国の「アリーナ」を転々としていくコンサートツアーのことを「アリーナツアー」などという言い方をすることもあります。

「アリーナチケット」「アリーナコンサート」「アリーナ席」「アリーナツアー」など、「アリーナ」という言葉はコンサート関係で良く使われる言葉だと言えます。

アリーナとスタジアムの違い

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「アリーナ」の使い方の例文についてご紹介しましたので、次は「アリーナ」と「スタジアム」の違いについてご紹介します。

「アリーナ」と似た言葉の中に「スタジアム」という言葉がありますが、実は「アリーナ」と「スタジアム」は同じ意味を持つ言葉ではありません。

なのに「アリーナ」と言うべきところで「スタジアム」と言ったり、「スタジアム」と言うべきところで「アリーナ」と言う人も少なくなく、「アリーナ」と「スタジアム」を完全に混同している人は結構多いです。

「アリーナ」と「スタジアム」にはいったいどういう違いがあるのか、「アリーナ」と「スタジアム」の違いについてもご紹介しましょう。

スタジアムは屋外競技場という意味

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「アリーナ」と「スタジアム」の違いは、「スタジアム」の意味は「屋外競技場」という意味だということです。「スタジアム」は屋根のない屋外型の競技場のことを意味していて、野球やサッカーや陸上競技などが行われる施設です。

「アリーナ」には「主に屋内の競技場」という意味があり、スポーツだけではなくコンサートなども行うことができる屋根のある競技場のことを意味しています。

もちろん「スタジアム」を使ってコンサートなどもできますが、「スタジアム」を使うと「アリーナコンサート」ではなく「野外コンサート」になります。このような点が「アリーナ」と「スタジアム」の違いだと言えます。

アリーナは屋内の競技場という意味

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「アリーナ」という言葉の意味や「アリーナ」の類語、「アリーナ」の使い方など色々とご紹介してきましたが、如何だったでしょうか。「アリーナ」の意味は「屋内の競技場」という意味ですので、正しい意味を知って正しく使いましょう。

モモ
ライター

モモ

女性向けの美容関係の記事や心理関係の記事、難解な言葉の解説の記事などの作成を得意としていますが、ダイエット関連は自分自身でも色々試していますので、特に得意だと言えます。その他にも興味のあるものがたくさんありますので、お役に立てて楽しめる色々な記事を提供していきたいです。

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