パーカーは種類や名前が凄く多い!
パーカーはゆったりとして着心地が良く、フードのキュートさが人柄をやわらかく見せてくれて、どんな方にでも合い親しみやすく着こなせる万能アイテムです。
老若男女、ほとんどの方が袖を通した事があるパーカーですが、意外にも覚え切れないほどの名前、形、種類が存在していて多くの着こなし方があるということを知らない方が多いです。
パーカーの名前を紹介して行く中で聞き慣れない名前が多いと感じるでしょうが一度は目にしたものばかりですので、この機会に一致させてしまいましょう。
この記事ではそんな日常で愛されているパーカーに今一度焦点を当て、改めてパーカーとはどんな種類があってどんな着こなし方が現代の主流になっているのかを紹介していきます。
形別のパーカーの種類
パーカーは形の種類が変わるだけでかなり個人の印象が変わります。特別派手なデザインでなくても形一つで質素な印象になったり、陽気で派手な印象に変わってしまうのがパーカーのとても面白い所です。
個人の好みもありますが種類の多いパーカーであれば必ず好みに合うパーカーがあります。まだ見た事が無く「こんなパーカーがあったのか」となることも珍しくありません。
パーカーと一口に言ってもシンプルな物から刺繍が入った派手な物まで様々な物があり、デザインも重要視するポイントの一つですが、まずは大きく分けてどんな種類のパーカーがあるのかを細かく見ていきましょう。
ボタンパーカー
ボタンパーカーはフロント部がボタンで開閉できるようになっているスタイルのパーカーです。着脱がかなり楽なので室内、外出とどちらにもすぐに切り替える事ができるのが魅力です。
ボタンパーカー自体にたくさんの種類があるのですが、最近のトレンドはボタンの数が少なくザックリと止めるスタイルのボタンパーカーを取り扱っているお店が増えています。
着脱が容易なので春先まで十分使用して行けるアイテムですし、アウターとしてもインナーとしても使えるボタンパーカーを持っていると洋服選びがかなり楽になる事でしょう。
プルオーバーパーカー
プルオーバーカーは最も多くの方に親しまれている定番のパーカーです。その名前の通りプルは紐を引く、オーバーはフードを被るというシンプルなパーカーです。フロントにはジッパーなどはなくすっぽりと着てしまうのが特徴です。
ジッパーやボタンなどが無く着脱しにくい為一見不便そうに見えてしまいますが、数ある種類の中でも、最もデザインが映えるのがこのシンプルなプルオーバーパーカーの特徴です。
ジッパーやボタンがデザインの邪魔をしないので好きな種類のデザインを楽しめますし、パーカーその物のシルエットが特に出る種類のパーカーでもありますので、この定番のパーカーを1着持って置くのは間違いないです。
ハイネックパーカー
ハイネックパーカーはフードの内側に首元までジップが上げられる仕様になっているタイプのパーカーで、体感温度が高くなり易いです。
ファッションデザインのハイネックのパーカーもありますが、アウトドアメーカーのジップパーカーやシェルジャケットパーカーなどはフードは独立させてハイネック式になっているものが多いです。
風が強い日にフードを被るとかえって首元に風が集中して寒く感じる事があります。そんな時にハイネックパーカーでジップを締めるとかなり首元が暖かくなりマフラーなど余計な物を増やさないで済みます。
ジップパーカー
先程のプルオーパーカーのフロントにジップをあしらえた物でこちらも多くの方が利用している種類のパーカーになります。ジップのためボタンパーカーよりもさらに着脱が楽な仕様になっています。
多くのブランドやメーカーがジップパーカーの商品を出していて無地な物からデザイン性が高い物まで多くの種類が存在します。
着やすさ、デザイン性の両端のバランスが良くインナーにもアウターにも使え、一年通してオールラウンドに使えるアイテムです。
ジップを全て開けた状態で羽織るように着ることで、インナーのデザインや胸元のアクセサリーなどを見せる事が出来るのもジップパーカーの醍醐味になります。
ハーフジップパーカー
ハーフジップパーカーはジップが胸元までに制限されている形になっています。着脱はプルオーバーパーカーと同じように多少手間がかかりますが。デザイン性に魅力を感じる種類のパーカーといった感じになります。
ハーフジップになった利点として中央の大きなポケットのシルエットやデザインが崩れない事と胸元のインナーを少し見せることでプルオーバーパーカーに比べてアクセントがつけ易いなどの利点が挙げられます。
とても種類やデザインが豊富な形になっていますので様々な種類のインナーと組み合わせて楽しみましょう。自分のオリジナリティーを生かした組み合わせが見つかるはずです。
ダブルジップパーカー
ジップパーカーとの違いは下からもジップをあげられるという点で差別化が図られています。下のジップを上げる事で腰まわりをゆったり着る事ができます
写真のように下からも少し上げることでアクセントをつける事が可能です。さらにインナーにYシャツなどと合わせる事で上下のジップアップをドレスアップする事もできます。
もちろん無理に下のジッパーをあげ無くても大丈夫です。気分に応じてスタイルを変える事が出来るのもダブルジップパーカーの特徴ですので好きな時にスタイルを変えていきましょう。
マウンテンパーカー
マウンテンパーカーの名前や形の定義はとても曖昧で種類にするとかなりの数になってしまいます。最近のトレンドだとシェルジャケットタイプの本格的なアウトドアに対応できるスタイルが多いです。
また少しづつ流行り出しているスタイルとして、女性がオーバーサイズ気味に着こなすスタイルのナイロン生地のゆったりとしたマウンテンパーカーのスタイルなどもあります。
マウンテンパーカーはタウンユースとして着こなしている人もよく見かけます。一部のブランドでは爆発的人気を誇っている物もあり若者を中心に人気が高いアイテムです。
アノラックパーカー
聞き慣れない名前ですがアノラックパーカーはハーフジップパーカーとマウンテンパーカーをいいとこ取りをして掛け合わせたようなデザインと機能性を持っているハイブリットパーカーです。
主にアウトドアで活躍するパーカーで登山や渓流釣りなどとかなり本格派の種類に属するパーカーです。防寒、防風、防雨に優れていて、最近ではあえてタウンユースで着こなすスタイルも増えてきています。
もちろんタウンユースなどのファッションだけでなく、キャンプなどのアウトドアブーム再燃している昨今、本格的に自然の中でアノラックパーカーを使い倒して行くのもこのパーカーの本懐でしょう。
ショートパーカー
ショートパーカーは女性向きの種類のパーカーで特にウエストをすっきりと見せたい場合に有効です、スキニーパンツと合わせる事でかなりウェストを強調する事ができます。
とはいえウェストをここまで見せることに抵抗がある方はかなり多いはずですので着こなすのは意外に難しい種類の上級者向けのアイテムであることは間違いないです。
しかし、ハイウェストのパンツやスカートと合わせる事である程度解消する事も可能ですので、ファッションのマンネリ化を食い止める一つのアイテムとして持って置くのもいいでしょう。
画像だけで見てしまうとかなり過激なパーカーだと見られがちですが、インナー次第ではかなり落ち着いた印象にも見せる事が出来るはずです。
Vネックパーカー
ジップパーカーやハーフジップでなくともインナーのアクセントを見せる事ができるパーカーですがジップでない分やはり着脱は一手間かかる種類のパーカーになってしまいます。
しかし最近では多くの女性がVネックパーカーをファッシに取り入れています。その理由としてワンピースタイプのVネックパーカーなどの種類のパーカーも存在していて、楽で着心地が良く、可愛らしい印象を持たれ易いというメリットがあります。
Vネックパーカーはインナーにどんなも物を着るかでとても印象が変わってきます。Vネックパーカーのベースカラーは落ち着いたものにし、インナーに原色タイプの色使うと良いアクセントになります。
ダブルフードパーカー
名前負けしない形でのフードの部分が2枚になっていて重ね着をしているように見えるパーカーです。最近のトレンドであまり見ないタイプのパーカーです。
外側と内側で異なるデザインにえなっているものが多く1着羽織るだけで重ね着しているように見せる事ができるので簡単にオシャレを楽しむ事ができます。
少し厚ぼったい生地感が出ますので中のインナーは薄着かつシンプルなものがコーディネートとしてはオススメになってきます。
キワモノの種類に入るパーカーではありますが、着こなせればかなりオシャレに見せる事ができるパーカーです。
スリットパーカー
背面やサイドの裾に切り込みが入ったものをスリットパーカーと呼び、画像のパーカーはサイドに切り込みが入っているのでサイドスリットパーカーと言う種類のパーカーになります。
シンプルな種類のパーカーでもスリットが入る事でさりげないオシャレを感じさせる事ができ、ファッションに関して初心者の方でも気軽に取り入れる事ができるアイテムです。
画像のようにインナーをチラ見せする事でファッション上級者のようなアクセントをつける事ができますハイウェストで色味が強いスカートを履くとまたガラリと印象が変わるのでパンツやスカートでもアクセントをつけていきましょう。
ノースリーブパーカー
ノースリーブパーカーは肩から袖にかけての生地が無い種類のパーカーで、主に海外のワークアウトを行う方々が動きやすくファッショナブルなジムの服装のトレンドから流れてきたファッションです。
肩周りが露出している事で服による可動域の狭窄感がなくなり、ストレスフリーでトレーニングを行う事ができます。フードを被りあえて視野を狭くし情報を少なくする事でトレーニングの集中力を高める事ができます。
主なコーディネートはボトムにかなりすっきりとした印象になるジョガーパンツという伸縮性の高いパンツと合わせるのがマストになっています。
トレーニングはモチベーションを保つのにも一苦労ですが、こうしてファッションからモチベーションの維持をするのも立派な自己管理の一つです。
生地や素材別のパーカーの種類
パーカーにも多くの種類の生地や素材が使われていて、部屋着として着心地がいいニットタイプのものや、スポーツなどでも使いやすい撥水性の高いナイロンなど様々です。
生地や素材が変わるだけでパーカーの印象は大きく変わります。自分のライフスタイルを考えた時に使用頻度が高いパーカーはいくつ持っていてもいいものです。
デザインやスタイルが好きでも自分の好みでない生地だと着る気が起きないなどの悩みは良くあります。自分の好みの生地のパーカーを見つけましょう。
どんな種類の素材や生地のパーカーがあるのか知ることから始めましょう。それでは内容別に細かく紹介していきます。
ニットパーカー
画像のようなニットをケーブルニットと言います。太い網のように編んだニットはとても厚みがあり防寒性に優れています。1枚切るだけでかなりインパクトが強い仕上がりになります。
ニットパーカーだけでもとても種類が多いのですが、画像のようなケーブルニットパーカーなどは女性にとても人気で柔らかく立体感のある生地が女性らしさを際立たせてくれます。
オーバーサイズ気味に大きくゆったりと着る事でさらに雰囲気を作ってくれる生地ですが少し毛糸が肌にチクチクとしてしまうため厚手のインナーを着ることをオススメします。
ワッフルパーカー
ワッフルパーカーは今年も人気を維持している定番のマストアイテムです。男女共に様々な種類がありとても人気が高いパーカーです。
インナーとしてメインに使う方が多いですが、これからの季節このパーカーを1着ているだけでも十分オシャレに精通している印象を与える事ができます。
主にコットンが使われる事が多く肌触りが非常に良いのが特徴です。いつまででも触っていたくなるコットン生地は部屋着としてリラックスして着るのもオススメです。
ワッフルパーカーは生地と同様に落ち着いたカラーの物が多くオーガニックスタイルを好む方々に多く愛用されている傾向にあります。
スウェットパーカー
スウェットパーカーに使われる生地は表と裏の二重構造で構成されています。そのため生地自体に厚みがあり断熱性もとても高い構造になっています。
しかし最近ではジムなどスポーツシーンで着こなす方も増えつつあり、綿にポリエステルを混ぜるという形で非常に薄手のスウェットパーカーが増えてきています。
そのため一口ではスウェットパーカーと言っても種類が多いので、オンラインなどで購入する際にはよく説明書きを読みどんな生地が使われているのかを確認する事が大切です。
様々な種類のパーカーの着こなしのコツ
ここまで様々な種類の生地やパーカーのスタイルを紹介してきましたが、大切なのはどんな着こなし方をするかでかなり個人の印象は変わってきます。
しかしこれだけ多くの種類のパーカーがある中で全ての着こなし方を覚えて置くのはとても難しい事ですし、好みも個人によって別れるので全て覚える必要はありませんので自分に合ったパーカーを見つけましょう。
自分に合ったパーカーとは何なのか、着こなし方が分かれば自分の着こなしたいスタイルも見つかります。
その中でも最低限これだけ意識すればガラッと印象が良くなるポイントや色使いなどをまとめましたのでご紹介させていただきます。
モノトーンをベースに有彩色をプラス
モノトーンは白黒、有彩色は、白、黒、灰色以外の色の事を指します。ベースはモノトーンで固めましょう、理由としてはモノトーンでベースを作ってしまった方がラインがはっきり出るため実際のスタイルよりもかなりスッキリと見えるからです。
有彩色でベースを決めてしまうと膨張したラインになりがちなので、オーバーサイズ感を出したいファッションでない限りオススメはしません。
あくまでベースはモノトーンで固め、ワンポイント入れるような意識で有彩色を入れるととても有彩色が際立ちます。スタイルの中で色の差別化を意識するのがポイントになります。
オシャレはシルエットから
どんなオシャレな服と色使いよりも最も大切なのはシルエットに気を使う事です。最近では敢えてオーバーサイズで着こなすトレンドもありますが、やたらに大きい服を着ているわけではありません。
オーバーサイズでスタイルを決める場合はボトムにスキニーパンツを履いてラインを作ったり、大きめなスカートなどを履く場合でもベルトを巻いてウェストをスッキリ見せるなど必ずメリハリが存在します。
シルエットさえしっかりと押さえておけば高価な服やアクセサリーなどはあくまでファッションにおいて付加価値的な存在であるという事がわかります。
逆にシルエットを無視した状態で好きな物ばかり着てしまうと、せっかくの良い服が逆効果になってしまいますので注意しましょう。
Iライン
Iラインは上下とも体型が細く全体的にボリューム不足に感じるものの、長くスマートな体型を生かして全身をスタイリッシュに見せる事が出来る体型でもあります。
Iラインの強みであるスッキリ、縦長、華奢であること武器にコーディネートをして行くのが基本になります。細いことにコンプレックスを持つ人もコツを掴んで個性にしていきましょう。
コツとしては全身の服を同系色にまとめる事ができればIラインのスッキリさがかなり際立ちスタイリッシュ見せる事ができます。ここ有彩色を用いるよりも、モノトーンで固めた方が効果が高いです。
Yライン
Yラインは上半身にボリュームを集中させたファッションスタイルです。最近のトレンドではオーバーサイズ気味にYラインを取り入れている若者が増えています。
Yラインはボトムにスキニーパンツを履く事でさらに際立たせる事が出来ますので、細くスッキリとしたパンツはYラインのファッションを作る上でマストなアイテムとなります。
Yラインのスタイルは最初に目に付く上半身が大きくゆったりとした見た目になるので、大人っぽく余裕があるような印象を与える事が出来ますので、少し背伸びしたい方には是非取り入れてもらいたいスタイルです。
Aライン
AラインはYラインとは対照的に下半身にボリュームを持たせたスタイルとなります。トップスは細めのものを選びボトムは大きくゆとりがある物を選びましょう。
上下のメリハリをつけるコツとして上半身はモノトーン調でまとめ下半身は有彩色を取り入れるのもありですが、無難にゆったりとしたジーンズ、ベージュなどのワークパンツなどをを選ぶとAラインを作りやすくなります。
セットアップで揃える場合においても上半身のアイテムのみサイズダウンして揃えるのも一つのポイントになります。
既存のサイズのセットで購入する必要はありませんので、自分の体型に合わせてサイズのアップダウンを試してみましょう。
多くの種類のパーカーを自分なりに着こなそう!
ここまで様々な種類の生地やスタイルのパーカーを紹介させていただきましたが、全てを試すことは難しいです。しかし、必ず自分のファッションスタイルに合ったパーカーが見つかるはずです。
ファッションスタイルに対する自分の好きなシルエットを見つけて好きなパーカーを合わせる事ができれば日常のファッションがグッと楽しく、楽になります。
イメージだけでは自分に合ってかいるかどうか解りかねる所ですので、実際にお店に足を運んで試着などをし、客観的に判断してもらうのも一つの手です。
お店で店員さんに聞いたり見てもらうのは抵抗がある方はをとにかくシルエットを意識して鏡の前で試行錯誤しながら自分の好きなスタイルでファッションを楽しみましょう。