べっ甲ネイルはセルフでも出来る！簡単なやり方・コツまとめ♡

2色以上のカラーを使用するべっ甲ネイルは一見するととても難しそうに見えますが、意外にも初心者さん向けのネイルアートの1つです。ジェルやマニキュアを馴染ませ、ぼかしていけば完成する、大人っぽくて上品なべっ甲ネイルのやり方をご紹介します！

べっ甲ネイルの魅力は、なんといっても高級感のある仕上がりでしょう。そして、意外にも簡単に初心者さんでも挑戦できるのに、とっても凝った仕上がりに見えるところも魅力です。カラーを変えるだけで雰囲気も変わりますので、日によってカラーを変えて楽しむのもおすすめです。

眼鏡などでも言えることですが、べっ甲柄はどこか上品で知的な美しさに見せてくれます。べっ甲ネイルを指先に施せば、いつもの数倍も女性らしく美しい手元に見せてくれるでしょう。ラメで囲ったり、スタッズをプラスすればさらに華やかな雰囲気を作ることができます。

派手な色や柄を使ったネイルアートは、ファッションとぶつかってしまったり、オフィスには向かなかったりなどということもあります。その点、定番色のべっ甲ネイルなら、落ち着いたトーンのカラーを使うのでどんなファッションにも合わせやすく、オフィススタイルにもなじんでくれます。

また、カラーを少し派手なものにしても、同色系で作る透明感のあるべっ甲ネイルなら、うるさくなりすぎないのも嬉しいところです。モノトーンにも、柄や色をたくさん使ったファッションにも合わせやすいべっ甲ネイルは、オシャレな人におすすめのネイルアートです。

サロンでやってもらうべっ甲ネイルのような、上品で美しいスタイルをセルフでもやってみたい人のために、初心者さんでも簡単に美しく仕上がるべっ甲ネイルのやり方をご紹介します。

より綺麗に仕上げるために、ヤスリで爪の形を整えたり、甘皮の処理をするなど、サロンと同じようにネイルアートをする前に整えておくのをおすすめします。まずは、ジェルを使ったべっ甲ネイルの作り方についてご紹介します。

べっ甲ネイルと言えば、下地には透け感のあるブラウン系やイエロー系のカラー、そして柄は濃いめのブラウン系カラーというのが定番です。初心者さんはまず、このカラーから始めてみるのがおすすめです。

カラージェルとベースジェル、トップジェルを準備しましょう。ちなみに、ジェルネイルは100均にあまり売られていませんが、セリアで手に入れることができます。

爪にベースジェルを塗り硬化させます。次に、下地となるカラージェルを塗り一度硬化したら、同じカラージェルをさっきよりも少し多めに取り、今度は硬化させずに、柄となるカラージェルをブラシですくい乗せ、キレイなブラシの筆先を使い軽く馴染ませべっ甲柄を作っていきます。

濃くしたい部分には、柄となるカラージェルを少しずつ足していきましょう。お好みの柄ができたら硬化させます。トップジェルを塗った時に柄がヨレないように、ここでしっかりと硬化させます。

その後トップジェルを塗り硬化させ、表面のベタツキを拭き取ったら完成です。最後の拭き取りが面倒に感じる人は、拭き取り不要のトップジェルも販売されていますので、そちらを使うのがおすすめです。べたつきがなくなるまでしっかり硬化させましょう。

同色系を選べば様々なカラーで楽しめるべっ甲柄ネイルは、デザインアートがなかなか思いつかない初心者さんにもとてもおすすめです。

赤やピンクで女性らしいイメージのものや、ブルー系で爽やかなイメージのべっ甲柄ネイルも素敵です。 その日の気分やパーソナルカラーなどで楽しんでみてください。

ジェルネイルだけでなくマニキュアを使ってべっ甲柄ネイルを作ることもできます。こちらもジェルと同じく、初心者さんでも簡単に可愛く仕上げることができます。マニキュアも100均に売られているプチプラのものを使えば色々なべっ甲ネイルに挑戦できそうです。

100均のお店には色んなカラーのマニキュアが並んでいますが、べっ甲柄ネイルに必要なのは、下地となるクリアカラーのマニキュア、そして、美しさと持続力をアップさせるためのベースコート、トップコートです。

最近では、100均でもクリアカラーが多く売られていますが、もし店舗にクリア系のマニキュアがなかったり、お好みの色がなければ、カラーマニキュアにトップコートを足して、透明感のあるカラーにすることもできます。

ジェルの時と同じように、爪の形を整え甘皮処理をし、凹凸やざらつきがあるようであれば、爪磨きで表面を滑らかに整えましょう。それからベースコートを塗り、乾いたら下地となるクリアカラーのマニキュアを塗ります。乾いたらもう一度クリアカラーを塗っていきます。

今度は乾かさずに、柄となるカラーのマニキュアをちょんちょんと2～3箇所に乗せ、クリアカラーの筆でさっと柄の端をぼかしてべっ甲柄を作っていきます。最後に良く乾かしてから、トップコートを塗りましょう。100均のマニキュアとは思えないほど高級感のある仕上がりになります。

100均のマニキュアを使ったべっ甲ネイルのやり方はとても簡単ですが、注意するポイントがあります。「混ぜる時に柄カラーのマニキュアの筆で混ぜないこと」、「柄全体を混ぜないこと」この2つに注意してください。柄全体を混ぜるとマーブルになってしまいます。

柄の端を優しくトントンとしながら馴染ませるように混ぜましょう。また、柄が少し足りないかな？と思う時は柄カラーのマニキュアを少し足していき、お好みの柄を作っていきます。たくさん乗せすぎないように注意してください。

べっ甲ネイルはカラーを変えるだけでも雰囲気が変わりますが、慣れてくるともう少しアレンジを取り入れたくなるものです。そんな時におすすめの、初心者さんでも簡単にできて可愛く仕上がるデザインをご紹介します。

どれも簡単にできるものばかりなので、ベーシックなべっ甲ネイルのやり方をマスターしたら、さらにオシャレ度を高めるためにも様々なデザインに挑戦してみましょう！

ゴールドのスタッズで爪を一周囲ってみたり、外側をべっ甲とスタッズにして中をクリアにするなど、色々な使い方ができます。スタッズは辛口なイメージもありますが、スタッズのパーツデザインや、パールなど女性らしいパーツと組み合わせれば、大人っぽく上品に仕上がります。

初心者さんにおすすめのやり方は、基本のべっ甲柄ネイルを作ってから、スタッズで囲むか、ポイントとして置いてみることです。とても簡単なのに、オシャレ度がグッとアップします。

定番のフレンチネイルも、べっ甲柄を取り入れるとオシャレ度がアップします。単色カラーのフレンチネイルの中に1本だけべっ甲を入れてみたり、丸フレンチでぷっくりしたイメージにしてみるのも可愛いです。

基本のべっ甲ネイルを施し、ポイントとなる指にラメを使って囲んでみたり、フレンチの境目をラメでキラキラにしてみたり、ラメをべっ甲ネイルにプラスするだけで、華やかさも格段とアップします。

華やかで凝って見えますが、ラメのジェルやマニキュアを塗るだけでとても簡単にできるスので、初心者さんにもおすすめのデザインです。

最後は難易度が少しあがりそうな、囲みべっ甲ネイルです。好みの幅や柄の出方になるまでに、少し慣れが必要かもしれませんが、見た目ほど難しくはないので、是非チャレンジしてみてください。ポイント使いとして取り入れてみると、アクセントとなりおすすめです。

マニキュアでやる場合は、筆を45°ぐらいに傾け、角を使いながら塗っていくと塗りやすいです。塗りにくい場合は、マニキュアをパレットやホイルの上に出して細筆を使って塗ると簡単です。

初心者でも簡単に上品で女性らしい手元にしてくれる、べっ甲ネイルのやり方とデザインをご紹介しました。カラーを変えたり、アクセントをアクセントを付けるだけで雰囲気もガラッと変わるので、べっ甲ネイルは飽きずに長く楽しめそうなので、セルフでのやり方を覚えておくと便利です。

ジェルだけでなく、100均のマニキュアでも簡単に綺麗にできるので、自分の好きな色やデザインで様々なべっ甲ネイルを楽しんでみてはいかがでしょうか。