クレンジングオイルの使い方まとめ！基本をマスターして肌に負担をかけずにケア

特別な日の濃いメイクでも素早く落とすことができると人気のクレンジングオイル。オイルということで使い方に注意が必要ですが、基本的な点だけを抑えておけば毎日のクレンジングがとっても楽になるアイテムです。この記事ではそんなクレンジングオイルの使い方などについてご紹介します。

クレンジングオイルの使い方をご紹介する前に、まずはクレンジングオイルというのは一体どのようなものなのかについてご紹介しましょう。クレンジングオイルの特徴を知っておくことで効果的で肌に負担の少ない使い方ができます。

クレンジングオイルというのは名前にオイルと入っているとおり、オイルタイプのクレンジングということになります。

クレンジングにはクレンジングオイルのほかに、リキッド、クリーム、ミルク、シートなどさまざまな種類がありますが、その中でもあえてクレンジングオイルを使うのにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

クレンジングオイルを使うメリットは大きく分けて2つ挙げることができます。キーワードはクレンジングオイルの洗浄力と素早さです。

まず、クレンジングオイルは、ほかのメイク落としに比べると洗浄力において優れています。クレンジングにはミルクやリキッドなどの種類があることは少し触れましたが、洗浄力の強さでいうと一番弱いのがミルク、そして一番強いのがクレンジングオイルです。

また、外を歩いているだけで肌に付着してしまう排気ガスなどの汚れもクレンジングオイルならしっかりと落とすことができます。ただ、クレンジングオイルは洗浄力が強いので使い方を間違えると肌の乾燥に繋がることもあります。

クレンジングオイルを使う際には、クレンジングオイルの使い方をしっかりと確認をし、肌に負担が掛からないようにするのが大切です。

さらに考えておきたいのがクレンジングオイルを使う日です。洗浄力に優れているクレンジングオイルですが、使い過ぎは禁物です。あまりメイクをしなかった日にはクレンジングオイルを使わず、肌に優しいミルクタイプにするなどの使い分けも考えてみましょう。

クレンジングオイルを使うメリット、2点目は素早さです。この記事でも後の項目でご紹介しますが、クレンジングオイルの使い方は、長時間肌にのせておかないのがポイントです。

クレンジングオイルを肌の上にのせたら約1分間ほどやさしくメイクとなじませ、後はぬるま湯で洗い流すだけです。これだけで濃いメイクがするすると落ちるので、スピーディーにメイク落としをしたい方にクレンジングオイルはぴったりです。

ここからご紹介するのはクレンジングオイルの基本の使い方です。クレンジングオイルは洗浄力が強いので使い方を間違えると肌にダメージが及ぶ恐れがあります。正しいケアをするためにも、クレンジングオイルの基本の使い方を把握しておきましょう。

また、クレンジングオイルを使う前には必ず石けんで手を綺麗にするようにしてください。手が汚いとせっかくクレンジングオイルを使って肌を綺麗にしても肌のトラブルに繋がる可能性があります。

クレンジングオイルの基本の使い方、まず大切なのはクレンジングオイルを乾いた手に適量取るという点です。クレンジングオイルというのはオイルの乳化の仕組みを利用してメイクを落とすものです。

従って濡れた手でクレンジングオイルを取ってしまっては乳化の仕組みが台無しになってしまいます。必ず乾いた手でクレンジングオイルを取るようにしましょう。

ただし、最近は濡れた手でも使えるようなクレンジングオイルも多くなってきました。お風呂の中でメイク落としもするような場合は濡れた手でも使えるタイプが便利です。クレンジングオイルを選ぶ際の一つの基準にしましょう。

クレンジングオイルの基本の使い方、次はクレンジングオイルを顔全体に伸ばします。クレンジングオイルは洗浄力が強いのでクレンジングオイルをのせる場所も濃いメイクをした場所や、皮脂が多くてテカることが多い場所からのせていくのがおすすめです。

全体的には、皮脂の多いTゾーンからはじめ、頬、目の周り、そして口の周辺へと進むのが肌への普段が少ないと言われています。決してこすらないようにやさしくクレンジングオイルを伸ばしていきましょう。

クレンジングオイルの基本の使い方、次は乳化させるというステップです。クレンジングオイルの使い方が難しいというイメージがあるのは、この乳化のステップが分かりにくいという方が多いようです。

乳化というのは、本来であれば混じり合わないはずのオイルと水を馴染ませることを言います。肌についているメイクはオイルですので、そのオイルにクレンジングオイルに馴染ませるのが使い方2の段階です。

そしてそのメイクとクレンジングオイルの混じった状態のところに使い方3のところで水を加えて乳化させることで、本来ならば混じり合わないはずのオイルと水を混ぜ、メイクを落とすという仕組みです。

つまり、水だけでは落ちないメイクをクレンジングオイルを使うことで乳化し、落とすというのがクレンジングオイルの役割なのです。

乳化のやり方は簡単で、使い方2で肌にクレンジングオイルを伸ばしたら優しくメイクと馴染ませます。そして少量の水を加えて更に馴染ませます。

しばらくクルクルと馴染ませていると、クレンジングオイルが白くなり、感触も軽くなるのが分かります。これが乳化ができた合図です。

最近のクレンジングオイルには、この乳化のステップがいらないタイプもあります。クレンジングオイルを購入するときには使い方のところをしっかりと確認しましょう。

クレンジングオイルの基本の使い方、最後のステップではぬるま湯ですすぎましょう。水を使うよりもぬるま湯を使った方がクレンジングオイルをしっかりと落とすことができますのでおすすめです。生え際やフェイスラインも忘れないようにしてください。

クレンジングオイルは肌に残りやすいので、ぬるま湯ですすいだら次は洗顔料を使って念のためにもう一度洗顔するのがおすすめです。そして化粧水などでケアをしましょう。

クレンジングオイルによってはこの洗顔料のステップがいらないものもあります。「ダブル洗顔不要」と書いてあるものはぬるま湯で洗ったら後は保湿ケアをするだけで問題ありません。

濃いメイクでも短時間でするすると落とすことができるクレンジングオイル。使い方も乳化のステップさえしっかり理解すれば簡単ですが、少し間違えると肌への負担になってしまいます。ここからは肌へダメージを与えてしまう間違った使い方についてご紹介しましょう。

クレンジングオイルの肌への負担となる使い方、まずは使う量が少ないというのは避けたい使い方の一つです。クレンジングオイルが少ないと伸びが悪くなり、摩擦が発生してしまいます。この摩擦が肌へのダメージとなるのです。

また、クレンジングオイルが少ないとメイクが落ちにくくなりますので、必然的に何度もこすってしまったり、長い時間クレンジングオイルを使用することになってしまいます。

クレンジングオイルを使用するときには、容器に書いてある使い方をチェックし、適量を手に取るようしましょう。

クレンジングオイルの肌への負担となる使い方、手に取って使う量が多すぎるのも避けたい使い方です。クレンジングオイルは、たっぷり使えばメイクがよく落ちるというような性質のものではありません。

肌に必要な分の皮脂や保湿分まで落としてしまうことになりかねませんので、かならず適量を使うようにしてください。

クレンジングオイルの肌への負担となる使い方、すすぐときのお湯の温度にも注意が必要です。熱いお湯を使った方が汚れが落ちそうなイメージですが、肌への負担は大きいです。かならずぬるま湯を使ってクレンジングオイルを丁寧に落とすようにしましょう。

クレンジングオイルの肌への負担となる使い方、最後にご紹介するのは時間をかけるという使い方です。特にメイクが濃い時にはゆっくりとメイクと馴染ませ、丁寧に乳化したいと考えがちですが、これは間違った使い方です。

クレンジングオイルを使う時には肌への負担を最小限にし、後のケアを楽にするためにもなるべく短時間で済ますことが大切です。クレンジングオイルの種類にもよりますが、大体の目安としてはクレンジングオイルを使っている時間は約1分間ほどにしましょう。

そのためには、目元などの濃いメイクはクレンジングオイルを使う前にポイントメイク落としを使用して落としておくのもおすすめです。

クレンジングオイルの特徴や使い方などについてご紹介してきましたが、いざクレンジングオイルを使ってみようと思ってお店に行っても数多くの商品がありすぎてどれがいいのか迷ってしまいます。ここからはそんな時の参考になるようにおすすめクレンジングオイルを3種類ご紹介します。

濃いメイクもするする落とせるのでスキンケアのアイテムとして賢く取り入れたいクレンジングオイル。正しい使い方をすれば肌の負担も少なく、スピーディーに日々のケアを行うことができます。使い方をしっかりと確認し、ぜひ日々のルーティーンにクレンジングオイルを取り入れてください。