部屋干しの洗剤人気おすすめランキングTOP11！選び方・香りが良いのは？

部屋干しをするとなぜ嫌な臭いが発生するのでしょうか。部屋干し臭は「菌」が原因であり、水分や汗・洗い残しのタンパク質などの要素が合わさると、菌がどんどん増殖して臭いを発生します。

部屋干しと天日干しの違いは菌が増殖しやすいかどうかであり、天日干しにすると紫外線と乾燥によって菌が増殖しにくくなります。よって天日干しの方が臭いを抑えることができますが、花粉や黄砂がつくことや、お洋服の日焼けが気になる方は部屋干しが必須になってしまいます。

菌の増殖を抑えるには、洗剤選び方が大変重要です。おすすめの商品ランキングをご紹介する前に、まずは菌が増える原因や、洗剤の種類や違いなど、洗濯用洗剤の選び方で抑えておきたいポイントについてご紹介いたします。

部屋干しの原因菌自体には臭いはありません。部屋干し臭の元となる菌は、モラクセラ菌と呼ばれ、菌の生成する代謝物である脂肪酸「4-メチル-3-ヘキセン酸」が臭いの原因と言われています。

この菌は自然界のどこにでも存在する菌であり、この世から完全に無くすことは不可能ですが、菌が餌とするタンパク質汚れをしっかり落とし、出来るだけ増殖させないようにすることで、嫌な部屋干し臭を抑えることができます。

菌は人間の皮膚や洗い残しなどのタンパク質を栄養に増殖をしていきますので、洗い残しが少ない、洗浄力の高い洗剤がおすすめです。

衣類についた汚れが洗剤で落ちる手順として、まず汚れに洗剤が馴染むことが必要で、界面活性剤と呼ばれる成分が洗剤には含まれています。水に溶けやすい親和性と、汚れの成分である油に溶けやすい親油性の両方の機能を持ち、水と油を混ぜ合わせる効果があります。

汚れを取り囲んだ洗剤は、衣類から汚れを引き離そうとします。この段階まで来ると、洗濯機の水やこすり洗いなどの力でどんどん衣類から汚れが離れていきます。このように、洗剤は汚れを衣類から引き剥がす力である洗浄力が非常に重要です。

部屋干し臭の原因は菌であり、部屋干し臭を防ぐためには菌を増やさない除菌力、菌を衣類に付けない抗菌力が必要不可欠です。除菌・抗菌効果の有無で、部屋干し臭に大きな違いが出ます。

各洗濯洗剤メーカーは除菌・抗菌効果に科学的な検証をしている商品が多く、中にはインフルエンザなどのウイルスを除去する効果のある洗剤もありますので、よくパッケージや公式サイトなどでチェックして購入されることをおすすめします。

洗濯した後は臭わないのに、汗をかくと嫌な臭いがすることがあります。これは戻り臭といわれ、洗濯しても残っている菌が汗や水分と混じることで臭いを生じます。そのような洗濯物を再び洗濯しても、なかなか臭いを消すことはできません。

菌は増殖すると、どんどん上に積み重なってバリア構造となって、洗濯してもすべての菌を洗い流すことが難しくなるのです。

戻り臭を防ぐためには、衣類に存在する菌を減らすことが重要ですので、除菌・抗菌成分の高い洗剤がおすすめです。洗濯洗剤売り場に行くと、同じ種類の洗剤で抗菌殺菌あり・なしと2種ある商品がありますので、よくパッケージを読んで購入しましょう。

スーパーなどの洗剤売り場で多く置かれているのは液体洗剤ですが、粉末洗剤との違いは何でしょうか。液体洗剤の多くは中性洗剤ですが、弱アルカリ性である粉末洗剤は、酸性である汚れ成分をよく落としてくれますので、部屋干しには洗浄力の高い粉末洗剤がおすすめです。

昔の粉末洗剤は冷たい水などで溶け残りが多くありましたが、現在はよく解けるように開発されていますので、冬場なども安心して使うことができます。

しかしおしゃれ着など仕上がりのよさや、色落ちを心配する衣類については、すすぎが1回でよく、つけおき洗いでもある程度の洗浄力が得られる中性の液体洗剤がおすすめです。洗濯洗剤は衣類の種類に合わせて選び方を変えましょう。

洗剤の香りがあるか、ないかで着ている間の過ごしやすさに違いが出ます。洗濯機の洗濯であれば、すすぎで投入される柔軟剤が香りを左右しますので、部屋干しをする際には部屋干し用の柔軟剤に変えてみるのもおすすめです。

またスプレータイプの抗菌作用のあるファブリックミストを併用することで、さらに消臭効果を上げるたり、好きな香りを強く出すこともできます。

ここからは部屋干しにおすすめの洗剤を種類別にご紹介します。初めにご紹介する液体洗剤は、洗濯用洗剤で多くの商品が発売されており、価格も安く、大容量洗濯機から浸け置き洗いまで量の調節がしやすい便利な商品です。

液体洗剤の中でも、菌の増殖を抑えて部屋干しに効果的なおすすめの洗剤をランキング形式でご紹介していきます。

布についた匂いの消臭で定評のある「ファブリーズ」と人気の柔軟剤「レノア」との共同開発で生まれた部屋干し用の液体洗剤です。

抗菌成分が配合されており、部屋干し時の抗菌だけでなく、洗濯槽のカビ防止から着ている時まで抗菌が続きます。界面活性剤と呼ばれる洗剤を汚れに浸透しやすくする成分にもこだわっており、高い洗浄力も魅力です。

取れにくいパスタソースから、擦り洗いが必要な襟元のタンパク汚れにも強く、洗浄力から抗菌力までオールラウンドに作用する優れた部屋干し用洗剤です。

除菌成分に特化した部屋干し用洗剤で、通常の洗剤と一緒に入れて使用します。雑菌の増殖を抑えることで匂いをシャットアウトする商品で、部屋干し用洗剤でも効果に満足できなかった方におすすめの商品です。

緑茶と竹から抽出された天然成分のみを使用していますので、敏感肌の方や、赤ちゃんのいらっしゃるご家庭でも安心して使用できます。

洗剤を使う回数が増えるたびに、衣類はどんどん除菌されていきますので、使えば使うほど消臭効果が実感できる商品でもあります。

ニトム・デオラフレッシュにさらに消臭成分をプラスした部屋干し用洗剤です。成分には大豆レシチン・酵母エキスがプラスされています。

一般利用はもちろん、飲食業などで油の匂いがつきやすい制服などもスッキリ消臭します。一本あたりの価格は一般的な液体洗剤と比較すると高価ですが、使用量は少なく、消臭効果も高いのでコストパフォーマンスの良い部屋干し用洗剤です。

部屋干しトップは、高洗浄力界面活性剤によって匂いの原因となる汚れを落とし、ダブル分解酵素によって洗った後の衣類の除菌を行います。洗浄と除菌の2つの効果でしっかり消臭する部屋干し用洗剤です。

カッターシャツなどの青白い衣類には蛍光剤を用いて製造することで、より白く見せるように作られており、洗剤にも蛍光増白剤と呼ばれる蛍光剤が含まれる製品が存在します。蛍光剤は淡い色の衣類に使ってしまうと、白っぽく変色してしまう場合があります。

しかし部屋干し用トップには蛍光剤が使用されていませんので、淡いお洋服にも安心です。また爽やかなフローラルの香りで、様々な柔軟剤と香りの相性も良い製品です。

同じ名前の洗濯洗剤を、液体と粉末の両タイプで販売しているメーカーもあり、それぞれに特徴と違いがあります。

液体洗剤はおしゃれ着などでも色落ちの心配なく使用でき、強力な洗浄力がある粉末洗剤は、菌の繁殖を抑えますので部屋干しに向いてるという特徴があります。部屋干し用粉末洗剤の中でも、おすすめの上位の製品をランキング形式でご紹介していきます。

弱アルカリ性の洗剤ですので洗浄力が高く、蛍光剤無配合で淡いお洋服にも安心の洗剤です。フレグランスニュービーズには柔軟剤成分が含まれており、1つで洗浄・消臭・香り・柔軟剤の役割を果たすコストパフォーマンスの良い商品です。

部屋干しでもしっかり香る洗剤で人気の商品であり、消臭だけでなく香りも欲しい方におすすめです。花のつぼみ由来のフラワーリュクスは、匂いが強すぎず上品に香ります。

蛍光剤・漂白剤・着色料無添加にもかかわらず、ディープクレンジング処方による強い洗浄効果のある洗剤です。部屋干しの使用にも定評があり、大容量の1.7kgを定期的に購入する方もいる人気商品です。

部屋干し洗濯でも天日干しのようにふんわりと香るボタニアの香りも人気で、思わず匂いたくなるほどのフローラルで爽やかな香りがお洋服に広がります。

W漂白剤配合で、取れにくい泥などの頑固な汚れもしっかり洗浄し、24時間抗菌効果で部屋干しの生乾きでも菌の増殖を抑えます。優れた洗浄と抗菌効果で、部屋干しにおすすめの洗剤です。

サイエンスプラス7 独自の特徴として、インフルエンザウイルスの除去効果があり、99%以上の高い効果を持っています。口コミでの人気はもちろん、科学試験で効果を証明された信頼できる洗剤としても人気であり、部屋干し用洗剤ランキングに上位で登場しています。

ダブル除菌成分により、部屋干しによる生乾き臭・戻り臭を防ぐのはもちろん、酵素と除臭成分によって足の臭いなどにも効果を発揮する、すべての臭いにおすすめの洗剤です。

ペットの臭いなど自分では気づかなかった悪臭まで消臭してくれますので、部屋干しでも安心して使うことができます。シトラスフルーティーの香りで部屋干ししても爽やかに衣類を着用できます。

野球のユニフォームなど臭いが強く、素材も乾きにくい服でも徹底消臭することができ、汚れが強い衣類にはぬるま湯に浸け置きと擦り洗いをすることで効果的に洗濯が出来ます。汚れものが多いファミリーにも人気のある商品です。

ジェルボール洗剤とは、水で溶ける特殊な膜で洗剤を覆った商品で、1回の洗濯で1つのジェルボールを洗濯機に投入することで高い洗浄・除菌効果が得られる商品です。

中の洗剤は普通の液体洗剤とは違い、キレート剤と呼ばれる成分が含まれています。界面活性剤の効果を高くして洗浄効果を上げたり、サビなどの金属汚れに効果を発揮します。キレート剤は液体洗剤には入れることができなかったジェルボールの特徴的な成分です。

衣類と一緒に洗濯機に入れるだけで、高い洗浄・除菌効果が期待できるジェルボールのおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。

ジェルボールの特徴である高い洗浄成分と、アイロンがけが楽なハリアップ効果の入った洗剤です。衣類をふんわりと仕上げることで、衣類を滑らかにしてシワを減らす洗剤ですので、ハリのない衣類はより柔らかく仕上げることができます。

ブロッサム&ピオニーは優しい香りですので、ボールドジェルボールならではの柔らかな仕上がりと相まって、部屋干しでも上質な洗濯効果を感じることができます。

液体や粉末洗剤は量を自分で測る必要があり、多すぎたり少なすぎたりして効果が実感できない場合があります。しかしジェルボールは1回の洗濯で1つ入れるだけでよく、詰め替えや液ダレの心配のない便利さも人気があります。

ボールドジェルボールは仕上がりの高さで人気があり、しっかりと香る洗剤としても人気です。ホワイトリーフの香りは爽快な香りで、まるで天日干しのような香りがすることでも定評があります。

高い抗菌効果で生乾きの原因菌を徹底除菌するアリエールシリーズは、部屋干し用洗濯洗剤のランキングにも多く登場する人気商品であり、ジェルボールタイプも発売されています。

従来の液体商品でも抑えることができなかった部屋干しの原因菌を、デュアルバイオ処方で抗菌し、洗濯槽の防カビにも効果がありますので、使うたびに効果が実感できます。

洗浄力の高い洗剤ですが、毛羽立ちやくすみを抑える成分も配合されており、衣類にも優しいので安心して使用することができる、部屋干しのための洗剤です。

洗濯洗剤には部屋干し専用の商品がありますが、一般的な洗濯洗剤とは違いがあります。部屋干し用の洗剤を天日干しで使用しても問題はないのか、どんな成分があるものが部屋干しに向いているのかなど詳しく解説していきます。

部屋干し用とそうでない洗剤の違いは、除菌効果の有無です。洗浄および抗菌効果は、天日干しの際にも菌が衣類に付着しないように必要な効果ですが、よく晴れている日に天日干しをすると、紫外線と乾燥によって、殺菌されるため、除菌成分が必ずしも必要とは限りません。

よく晴れていない日や梅雨など、除菌に十分な環境にならない場合もありますので、天日干しでも部屋干し用の洗剤を活用すれば、上手に洗濯をすることができます。

部屋干しには洗剤選びが重要なのはもちろん、干し方を工夫すると効果的です。扇風機などで風通しを良くすること、靴下の入り口を離すなどできるだけ衣類が密着しないことなどが挙げられます。

今回解説致しました部屋干し用の洗剤の種類による違いや、ランキングを活用して、梅雨などのジメジメした日でも、洗濯でスッキリ爽やかな生活に変えてみませんか。