加湿器の代わりになるものはコレ!簡単に自作できるおすすめ方法を紹介!

加湿器の代わりになるものはコレ!簡単に自作できるおすすめ方法を紹介!

冬の乾燥した季節に活躍する加湿器ですが、加湿器がなかったり、壊れたりしたとき代わりになる方法があったら助かります。代わりになる方法なので、使うものが身近にあって、しかも簡単に湿度を上げてくれるものでなければなりません。そんな加湿器代わり10選を紹介します。

記事の目次

  1. 1.加湿器の代わりになるものや自作する方法を紹介!
  2. 2.加湿器の必要性
  3. 3.加湿器の代わりになるおすすめのもの
  4. 4.加湿器の代わりになるものは簡単に自作も可能!
  5. 5.加湿器の代わりになるものを使う際の注意点
  6. 6.加湿器の代用品で寝室やリビングを乾燥から守ろう!

加湿器の代わりになるものや自作する方法を紹介!

Photo by byzantiumbooks

冬になると空気が乾燥し、喉を痛めたり、またインフルエンザが流行する季節でもあります。寝室やリビングなどで一番の予防は湿度を上げることで、加湿器は必須アイテムです。

ところがあいにくにも加湿器が壊れてしまった、もともと加湿器がないなど、それでも寝室やリビングの湿度は上げたいという人のために、今回は加湿器の代わりになるおすすめの方法10選を紹介します。

家にある身近なものをそのまま使ったり、自作で一工夫することで、簡単にできる加湿器代わりになるので、加湿器がなくてもお手軽に寝室やリビングの湿度を確保することができます。

加湿器の必要性

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先ほど触れたように、冬の乾燥は喉を痛めたり、女性は特にお肌の乾燥が気になるようにもなります。そのため最近では加湿器を使う人も増えていますが、少し前までは寒さ対策のために、ストーブやエアコンで寝室やリビングを暖めることが中心で、加湿器を使う人はあまりいませんでした。

しかし、冬の乾燥した寝室やリビングでストーブやエアコンを使うと、さらに湿度は下がってしまい、上記のようなのどの痛みや肌の乾燥などの症状が起こります。また、この時期怖いのがインフルエンザです。インフルエンザについては次の項で詳しく説明します。

インフルエンザの予防

Photo byTumisu

インフルエンザウィルスはある一定の条件で活発に活動するようになります。その一番の要因が部屋の環境です。特に長い時間いる寝室やリビングは注意が必要です。気温が下がり、湿度が低くなって空気が乾燥すると活発になるのがインフルエンザウィルスです。

インフルエンザウィルスが活発になる要因は気温が低くなること、大体20℃以下であり、かつ湿度が60%を下回った環境です。逆に部屋の温度が20℃以上、湿度60%以上になるとインフルエンザウィルスは概ね死滅すると言われています。

そこでインフルエンザウィルスの活動が活発にならないためには、部屋の温度をある程度高くして、同時に湿度を上げることが効果的です。そういう意味で加湿器は寝室やリビングの湿度を上げるのには最強のアイテムです。

最適な湿度は?

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冬の空気が乾燥するということはみなさんしていることでしょう。では実際にはどのくらい乾燥しているのでしょうか。人が快適に過ごせる湿度は40%~50%と言われています。これに対して冬の湿度は低い時には20%台にも達します。

外では自分の周りの湿度を上げることはできないので、マスクをするなどして対策するしかないのですが、家の中であれば加湿器などを使って快適な湿度に調節することは可能です。冬に加湿器が売れるのは、こういう理由です。

加湿器の代わりになるおすすめのもの

Photo by shokai

ここでは加湿器がなくても寝室やリビングの湿度を上げる効果のある、加湿器の代わりになるおすすめのものを紹介します。自作で加湿器の代わりになるものを作るのはこのあと紹介します。

はじめに言ったように、加湿器の代わりになる方法は、家にあって簡単にできるものばかりなので、とりあえず自分で試してみたり、自作に挑戦してみたりして、お気に入りの方法を見つけて加湿器の代わりにしてはいかがでしょうか。

加湿器の代わり①濡れたタオルを部屋に掛ける

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タオルはどこの家庭にもあって入浴後は濡れた状態です。そのまま部屋の中にかけておくと、それだけでもタオルから蒸発する水分で加湿され、加湿器の代わりになります。もちろん使うたびに洗濯したいという人は、洗濯したあとのタオルを干しても加湿器の代わりとして効果的です。

加湿器の代わりとしてタオルを部屋に干したいのであれば、タオルの下側を水の入ったバケツに浸し、毛管現象で上がってきた水に扇風機の風を当てるとさらに効果的です。この方法は単に濡れたタオルを干すだけで加湿器の代わりになるので、とても簡単にできておすすめです。

加湿器の代わり②洗濯物を室内に干す

フリー写真素材ぱくたそ

タオルの場合と同じように、洗濯して濡れた状態の洗濯物を部屋の中に干すだけで加湿器の代わりなる、こちらもおすすめの方法です。

部屋干しは臭いが気になるという人も多くいますが、最近では部屋干しでも臭いが発生しないというような洗剤や、洗濯後にスプレーする消臭剤なども出てきているので、部屋干しでもあまり気にすることはありません。

今まで臭いが気になって部屋干ししなかった人は洗剤を替えて、部屋干しにして加湿器の代わりにしてみてはいかがでしょう。

加湿器の代わり③観葉植物を置く

フリー写真素材ぱくたそ

観葉植物はお部屋のインテリアにピッタリですが、それ以外にも加湿器の代わりとしてもおすすめです。植物は乾燥すると、空気中の水分を吸収し、それを葉から蒸発させるので、部屋の湿度を上げる効果があります。

より加湿器の代わりとして効果を上げたいのならば、水分をより多く蒸発させる、葉っぱの面積が大きい観葉植物がおすすめです。

加湿器の代わり④コップやバケツに水を入れておく

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コップやバケツに水を入れて寝室やリビングに置くだけでも水分が蒸発し、加湿器の代わりになります。冬は外気の気温は低くなりますが、暖房器具を長時間使う寝室やリビングは室温が上がっているので、コップやバケツに入れた水分の蒸発の量が増えることが期待できます。

さらにコップやバケツに入れた水に、新聞紙などを筒状に丸めて挿しておくと、新聞紙が水を吸って、蒸発する表面積が広くなるので蒸発量が増えるので、より加湿器の代わりとして効果が上がります。

コップやバケツに入れた水の中に、お気に入りのアロマオイルを数滴たらしておけば、湿度が上がるだけでなく、癒しの効果も期待でき、さらにお気に入りの可愛いコップならインテリアとしても楽しむことができます。

加湿器の代わり⑤お風呂の蓋と扉を開けておく

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入浴後は普段、浴槽に蓋をして、浴室の扉は閉めていますが、部屋を加湿するためには浴槽の蓋を開け、さらに浴室の扉も開けたままにしておくと、温まった浴槽のお湯から蒸気が出て、それが部屋の湿度を上げて、加湿器の代わりになります。

この方法は浴室がリビングとつながっているような、比較的狭い部屋に限ります。ワンルームでは大変簡単でおすすめの方法ですが、一軒家のように廊下で浴室とリビングが離れているような場合には浴室の蒸気がリビングまで届かないので加湿器の代わりとしての効果はありません。

加湿器の代わり⑥霧吹きを部屋にかける

フリー写真素材ぱくたそ

お部屋が乾燥していると感じたら、霧吹きをかけてお部屋の空気に水分を含ませてください。天気が良い日などはカラッとしていて、余計に湿度も低くなるので、1日に2~3回、部屋全体に噴霧しておくのがおすすめです。

こちらもコップやバケツの場合と同様に、お気に入りのアロマオイルを入れておけば、寝室やリビングの香水にもなり、加湿器の代わりとしてだけでなく、癒し効果があって気分が落ち着きます。

加湿器の代わり⑦お湯を沸かす

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ワンルームタイプの部屋であれば、部屋が乾燥したと思ったらお湯を沸かすのは加湿器の代わりになります。この場合、お湯が湧いたらすぐに火を止めてしまうと、せっかく出始めた蒸気が出なくなります。とろ火の状態でしばらく置いておくのがコツです。

昔の家ではよく見られた、今では危険なのでしないことを勧めている、石油ストーブの上にやかんを置いて、お湯を沸かしていたのと同じ理由です。

この場合、火にかけっぱなしで火事にならないように注意することが大切です。お湯が湧いたら笛が鳴るやかんなどを使えば、その心配を減らすことができます。あとは火を止めて、やかんの蓋を開けておいても効果があります。

また、やかんを火にかけるのではなく、電気ポットでお湯を沸騰させるやり方なら、台所でなくてもどこでもできるので、寝室やリビングでも加湿器の代わりになります。

加湿器の代わり⑧フローリングを水拭きする

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普段からきちんと掃除はしているものの、冬には部屋をきれいにするだけでなく、乾燥対策の役目もしてくれます。それはフローリングの床の水拭きです。

フローリングの床を水拭きをすることで、加湿器の代わりになります。フローリングの床はリビングの中でも面積が広いので、広範囲に水分を含みます。その水分が蒸発することで部屋全体が加湿されます。

また、冬の閉め切った部屋は雑菌の巣にもなりやすいので、床を拭くことは部屋を清潔にするのでまさに一石二鳥です。

加湿器の代わり⑨お鍋を調理する

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冬は鍋を囲んで家族で食事をするところは多いでしょう。最近は一人暮しでも鍋を楽しむ人が増えていて、一人用の鍋の売れ行きも伸びているようです。

そんな鍋料理はたくさんの蒸気を発生するので、大変優秀な加湿器の代わりになります。台所で作るよりもカセットコンロで部屋の真ん中で作ると、部屋の湿度を上げる効果が期待できます。

加湿器の代わり⑩マスクをつけて過ごす

フリー写真素材ぱくたそ

冬に外に出かけると、マスクをして歩いている人をよく見かけます。マスクはただ単にウィルスの侵入を防ぐだけでなく、マスクの中で息をすることで、呼吸に含まれる水分で、マスクの中の湿度を上げる効果もあるのです。

同じように家の中でもマスクをしておくと、加湿効果があります。ただしこの方法は、マスクをしていてもあまり嫌ではない人でなければできません。しかし、どうしても乾燥が苦手な人ならマスクに慣れてしまうことも良いかもしれません。

加湿器を使わない加湿方法21選!部屋を簡単に乾燥から防ぐ対策法を伝授!のイメージ
加湿器を使わない加湿方法21選!部屋を簡単に乾燥から防ぐ対策法を伝授!
加湿器を購入出来ないという人も居るのではないでしょうか?部屋が乾燥していると、肌トラブルや健康面でもトラブルが起きるので、湿度は一定に保つ必要があります。今回は、加湿器を使わない加湿方法や部屋を簡単に乾燥から防ぐ対策方法などについてご紹介していきます。

加湿器の代わりになるものは簡単に自作も可能!

Photo by cinz

ここまでは家にあるものをほぼそのまま加湿のために使う簡単な方法でしたが、これにもうひと手間かけて、加湿器の代わりになるものを自作すれば、そのまま使うよりさらに効果的で、工夫次第でおしゃれな加湿器の代わりのものが出来上がります。

ここではそんな工夫して自作することでできる、おすすめの加湿器の代わりになるものをいくつか紹介します。自作といっても、それほど難しいものは無く、どれも簡単な方法なので、自作して楽しむような軽い気持で挑戦してみてはいかがでしょう。

コーヒーフィルターで作る

Photo byStockSnap

タオルや洗濯物を部屋に干したり、コップやバケツに水に入れて部屋に置くという方法を紹介しましたが、これらはいずれも水分が蒸発することを利用した簡単なものでした。

これと同じ考えで、コーヒーフィルタを使った、自作の加湿器の代わりになるおすすめの方法を紹介します。用意するのはコーヒーフィルタとコップだけです。

コーヒーフィルタの接着部分をはさみで切り落とし、残りの部分をジャバラ折りにして下の部分を水の入ったコップにつけるだけです。

コップやバケツでの方法は水分の蒸発を利用していますが、コーヒーフィルタをジャバラ折りにして水につけることで、蒸発面が増えて蒸発する水分量も多くなるので効果アップです。

ジャバラに折った上の部分の角を丸く切ってみたり、折り方をバラの花のような形にすると、おしゃれなリビングの飾りにもなるので、楽しいアイデアを工夫してみてください。

フェルトで作る

Photo byblickpixel

これもまた水分の蒸発する表面積を増やす方法で、考え方はコーヒーフィルタと同じです。使うのは高さ20㎝ほどの長方形のフェルトと輪ゴム、フェルトを切るはさみでできます。フェルトの大きさは特にこだわりませんが、容器に入れるので容器の大きさに合わせてください。

長方形のフェルトの上半分を半分ほど縦に切り込みを入れます。切り込みの幅は大体1㎝位を目安にしてください。切り込みを入れたら筒状に巻いていきます。巻き終わったら下の方を輪ゴムで留めます。あとは束ねた部分を水の入ったコップに入れるだけです。

こちらもひと工夫すれば、リビングのインテリアとしても楽しくなります。例えば色の違う2枚のフェルトを組合わせて束ねると、色の組み合わせによってきれいな模様になります。

ただし、水を1日に1回は新しいものに替えたり、フェルトを洗ったりしないとカビや雑菌が発生しやすいので、衛生面には注意が必要です。

加湿器の代わりになるものを使う際の注意点

Photo by yto

加湿器は火を使う機器ではないし、水もタンクに入っているので、あまり危険性はありません。また、水もなくなれば補充し、定期的にタンクの掃除をすれば雑菌も増殖しにくいので衛生的で便利な加湿機器です。

その点、ここまで紹介した加湿器の代わりになるものは、自作のものでも簡単にできるものばかりですが、使う時にちょっと注意したいことがあります。ここではそんな注意点について解説します。

洗濯物は日当たりの良い場所に干す

Photo by Koji Horaguchi

洗濯物の部屋干しは臭いが気になるので無理、という方は臭い対策として有効なのが洗濯物を干す場所を考えることです。洗濯物を窓側のできるだけ日差しの当たる場所に干すと、日光の暖かさ乾くのが早くなり、雑菌が繁殖するのを防ぎます。

置き場所に注意する

Photo by shokai

小さいお子さんやペットがいる家庭などでは、部屋を走り回ったり、思いもよらない行動を取ることがあります。そんなご家庭では加湿器の代わりのアイテムの置き場所にちゅいが必要です。

お子さんやペットの手の届かない場所に置けるのであれば安全ですが、床や棚に置く場合には落下や転倒に注意しなければなりません。万が一、そのようなことになっても、怪我したりしないための工夫が必要です。

加湿器の代用品で寝室やリビングを乾燥から守ろう!

Photo byasundermeier

いかがだったでしょうか。身近にあるもので簡単にできる乾燥対策、意外に簡単だったことが分かっていただけたでしょうか。

ストーブやエアコンなどの暖房器具は寝室やリビングを暖めると同時に湿気を取ってしまいますので、ここで紹介した加湿器の代わりのアイテムを使って、上手に寝室やリビングを加湿してください。

jack.masami
ライター

jack.masami

在宅で記事作成のお仕事を中心にしています。記事作成においてはいろいろなジャンルにチャレンジし、その都度詳しく調べながら完成させて行っています。また、調べた内容を記事にするのは、お仕事ということ以上に楽しい作業で、さらにその結果が自分の知識となっていくのは自分の知識の幅を広げるのに役に立っています。

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