知っておきたい黒に合う色は8パターン!
黒は落ち着きのあるクールな雰囲気が特徴であり、大人っぽいおしゃれなコーデを作るのに欠かせない色です。引き締め効果も高いため膨張しがちな色の差し色として使ったり、コーデ全体のポイントとして投入するのもおすすめです。
また黒は白色やグレーと同じように無彩色を構成する色なので、全ての色を吸収・遮断します。そのために黒はどんな色とも合わせやすいのです。
どんな色とも合わせやすいとなると、却ってコーディネートする時に迷いが出てしまうかもしれません。こちらでは黒に合う色のうち、特におしゃれに見える配色を8パターン厳選してコーデと共にご紹介していきますので、黒に合う色の特徴・パターン・相性を知った上でコーデしてみて下さい。
おしゃれに見える配色パターン
重量・収縮・強硬などのイメージ効果を持つ黒は、デザイン性に富んだトップスやボトムスにも取り入れやすいもの。そんな黒はどんな色と合わせても落ちくものですが、一段とおしゃれに見える配色パターンもあるのも事実です。
同じ青色でも薄い水色・ライトブルーから真っ青な濃い青まで何種類もの青色が存在します。青色もこれからご紹介する黒に合う色の中に含まれていますが、他の黒に合う色にも濃淡がありますのでその辺りの相性も見ながら配色パターンを考えていく事もお洒落に見えるポイントです。
今回の記事では様々な黒に合う色の中からベージュ・白色・赤色・青色・黄色・カーキ・パープル・黒色の8種類のカラーを取り上げています。これらの黒色と合う色との配色パターンを多くのコーデ例を見ながらご説明していきますので参考にしてみてください。
相性
日本人は髪も瞳も黒いので、元々黒と相性の良い人種とも言えます。そんな私達は黒を味方につけて相性の良い黒に合う色との配色パターンを覚えれば、おしゃれ上級者になる事も夢ではありません。
ベージュ・白色・赤色・青色・黄色・カーキ・パープル・黒色の8種類のカラーは、黒に合う色でおしゃれに見える配色パターンでもありますが、8色の色には明度やトーンが存在しますので、その点の相性も含めてデザインを選ぶことをおすすめします。
またイエローベースやブルーベースなどパーソナルカラーを知っていれば、ワンランク上のオシャレを楽しむことが出来るはず。
一般的にイエローベースの方は黄みよりの肌で、アクセサリーはゴールド系・メイクはオレンジ系が似合うと言われています。一方ブルーベースの方は、シルバーアクセサリーや青味ピンクのメイクが映えると言われています。
このようにパーソナルカラーが分かれば、おのずと似合うカラーも分かってきます。黒色と合う色も自分のパーソナルカラーとの相性を知ることで、更におしゃれな配色パターンになること間違いなし。
コーデ全体のバランス
おしゃれ上級者と呼ばれるには黒色に合う色との相性の良い配色パターンを知るだけでなく、コーデ全体のバランスも重要なポイントとなってきます。コーデが完成した時には、一歩引いて全体のバランスを客観的に見てみることが大切なのです。
たとえば黒色に合う色と合わせているのに、膨張して太って見えてしまっている時は差し色として、もうワンポイント黒を使ってみる。黒色と相性抜群なはずなのに、どこかぼんやりとした印象になってしまう場合は、遊び心のあるデザインも許容してくれる黒のトップスやボトムスを合わせるのも◎。
また黒をインナーとして差し色に使うパターンも効果的です。黒に合う色とのおしゃれな配色パターンが完成したら、一度遠目に立って俯瞰でコーデ全体のバランスを眺めてみることをおすすめします。
黒に合う色①【ベージュ】を使ったコーディネート
黒に合う色として一番初めにご紹介したいのはベージュです。ベージュは大まかに言うと、茶色に白を足した薄い茶色になります。白の明るさに茶の落ち着きを足した色で、ナチュラル・落ち着き・優しさ・センスの良さを持つ一方、無難・野暮ったいというネガティブなイメージもあります。
ベージュは色の選び方や着こなしによって、センスが良く見えたり野暮ったく見えたりする色ですが薄目トーンのサンドベージュは、黒と合わせると優しい印象となる配色です。大人っぽく上品な仕上がりとなるのですが、メリハリがなくなりがちなのでバッグやアクセサリーをポイントに。
明るめベージュのハイネックノースリーブにラフな黒のパンツの組み合わせはいかがでしょうか。そのままちょっとしたお出掛けもできる、きれいめカジュアルスタイルです。明るめのベージュに白のエスパドリーユを合わせれば敵なリラックスコーデになります。
黒との相性は抜群!
トレンチコートに黒のフーディーとパンツを合わせたコーデも素敵です。靴もバッグも黒で揃えれば王道の配色パターンになります。黒のフーディーはツヤ感をトレンチコートの素材感とも合わせ、裾から白のインナーをチラ見せさアクセサリーも白を合わせればコーデ全体のバランスもバッチリ取れます。
ベージュにも明度がありますが、茶色味が少し強めの明るいベージュも黒との相性抜群。なんでもないビッグサイズのTシャツと黒のパンツを合わせれば、肩の力が抜けたゆるっとしたおしゃれコーデになります。抜け感のある黒のサンダルと、Tシャツと色を合わせた大き目バッグもポイントになります。
差し色にブラウンもおすすめ
ベージュのハーフトレンチに黒のパンツと合わせるコーデもおすすめです。前を閉めるとベージュと黒の二色コーデですが、中にはブラウンのトップスを着て前を開けるとコーデ全体の差し色となります。黒・ベージュの配色パターンにブラウンはよく合う色となります。
黒に合う色②【白色】を使ったコーディネート
白色も黒と同じ無彩の色で光を反射する最も明るい色なので、黒と相性の良い配色パターンとなります。清潔で上品なイメージのある白色は基本的にどんな色とも合う色なので、同じようにどんな色とも合う黒とは相性抜群の配色パターンです。
白の水玉が印象的な黒のキャミソールトップスと、白のワイドパンツの大人かわいいコーデ。白のワイドパンツは合わせるトップスが難しいボトムスですが、パンツの色を取り入れたコンパクトな黒トップスであれば全体のバランスもばっちりなおしゃれコーデとなります。
白のクールネックセーターに黒レースのタイトスカートを合わせたコーディネートもおすすめ。レースのスカートはレディーな雰囲気ですが、白スニーカーを履けばカジュアルダウンできます。茶のバッグも差し色になると共にコーデ全体のアクセントにもなります。
定番のコーデはモノトーン!
ロングTシャツやトレーナー・Tシャツなどの白トップスと、黒のパンツという定番のコーデにはモノトーンがぴったりマッチします
シンプルなロングTシャツに黒のパンツを合わせた定番のコーディネート。黒のバッグとスニーカーによって、カジュアルなスタイルが完成します。お尻が隠れる丈のTシャツ・アクセサリーと、おしゃれなロゴによってカジュアルながらも綺麗目に仕上がります。
白シャツと黒のパンツも定番のコーデですが、バッグデザインがレースになっている等ただの白シャツではない面白いタイプを選んで。前見頃をインして後ろをフワっとさせるのもおしゃれなコーデになります。
定番のコーデは、どこかに遊びのあるデザインを選ぶのも楽しいもの。またネックレスやバングルなどを合わせて定番のコーデをグレードアップさせましょう。
デザインアイテムとの相性◎
なんでもない黒のTシャツに、デザイン性の高い白いスカートを組み合わせたコーディネートもおすすめ。斜めにカットされた裾と幅の違うプリーツが二段になっている遊び心満載のデザインのスカートに、コンパクトにまとめた黒Tシャツをインするとスカートのデザインが引き立ちます。
先程ご紹介したコーデとは逆に、シンプルな白トップスに黒のデコラティブなロングスカートを合わせた組み合わせはいかがでしょうか。個性的なデザインが浮かないのも黒というカラーを使っているからこそ。白のスニーカーと黒のバッグを合わせても素敵です。
黒に合う色③【赤色】を使ったコーディネート
赤色はエネルギッシュな色で強いイメージがありますが、温かみもあるので赤×黒は元気のでるスタイルにもなります。
おすすめなのは黒のトップスとパンツに赤のワンピースを羽織ったアイラインコーデ。黒は引き締め効果が高いので面積が大きい部分に赤色を使っていても、スッキリとして見えます。
白のセーターを綺麗な赤のスカートにインし革ジャンを合わせたコーデは、コントラストがはっきりとしてお互いの色を引き立て合います。前下がりラインのスカートにブーツ合わせもおしゃれ。
白のトップスと赤のスカートをつなぐウエストに締めた黒の太めのベルトは、差し色となると共にスタイルアップも叶えています。デザインが面白い赤黒バッグと、同じく赤黒のピアスもコーデとの相性抜群です。
コーデの差し色にぴったり!
クラシカルなデザインの黒のロングコートに、赤のハイネックセーターを合わせた大人上質スタイル。赤のインパクト強めのバッグを持てば、面積の大きな黒コートの差し色としてバッチリ効きます。白のスニーカーを履くと抜け感も出たミックスコーデに。
赤のステンカラーコートを主役にした赤×黒スタイルもおすすめ。袖と裾から覗く黒のインナーと、タイツ・ブーツの黒の分量を絶妙にきかせ、赤コートの差し色にすればオシャレにきまります。年齢を問わず着こなせる素敵なAラインコーディネートです。
ピンクでも大人可愛いコーデが作れる!
赤×黒もおしゃれに見える配色ですが、ピンクも優しさ・ファッショナブルとうイメージがあり大人可愛いコーデを作ることが出来る色です。
優しいピンク色のフワッとしたデザインのワンピースに黒のカーディガンを羽織ったコーデは、女性らしさもある肩の力が抜けたスタイルになります。カーディガン・小さめバッグに黒をちりばめればコーデの差し色となって全体のバランスを引き締めてくれます。
コンパクトな黒のトップスにフューシャピンクを組み合わせたスタイルはいかがでしょうか。バービー人形のような大人可愛いらしさが完成するコーデ。ピンクのキルティングバッグや水玉の黒いパンプスも甘いアイテムを合わせても、黒のシンプルなトップスが甘くなりすぎるのを防いでくれます。
黒に合う色④【青色】を使ったコーディネート
広い海や空の色である青色は壮大で爽やかなイメージがある色です。男女ともに好きな色としてあげる人が多い青色は、強めの色となり色合わせが難しい印象ですが黒と相性の良い配色となります。
鮮やかなコバルトブルーと黒のボトムスを合わせたスタイルもおすすめ。高めのサンダル、ハイウエストの黒のフレアーパンツを合わせればスタイルアップが叶います。小物類も黒であわせれば、青×黒配色がお互いを引き立て合ってくれます。
黒コーデに爽やかさプラス
青色には鮮やかな青色もあれば、明度やトーンの低い青色も存在します。凝ったデザインの黒ブラウスに、落ち着いた青を合わせると爽やかさがプラスされます。このように青色は選ぶ色によって雰囲気の変わる色なので、パーソナルカラーに合った青を選ぶと◎。
落ち着いた薄めの青色のプリーツスカートに、黒のコンパクトなトップスを合わせても爽やかコーデが完成します。青色はトーンに灰色が含まれているので、グレーのバッグを持つとよく馴染み更にエレガントなスタイルへと近づきます。
差し色に使うのもおすすめ!
ライトブルーのシャツとデニムのショートパンツを合わせインナーに黒を使った元気なコーデもおすすめ。子供っぽく見えないポイントは、インナーに黒の差し色を使うこと。
水色のシャツと薄めのデニムの組み合わせだけだとボンヤリとした印象になりそうですが、黒を差し色として使うことによってコーデ全体が引き締まって見えます。
濃いめの青色のセーターに黒のパンツを合わせ、黒の帽子をアクセントすると可愛らしいコーデとなります。シンプルなセーターも黒に合わせると綺麗な青色自体が差し色となり、人目を引くおしゃれなコーディネートとなります。
黒に合う色⑤【黄色】を使ったコーディネート
黄色といえばヒマワリや太陽などが浮かび、明るく元気なイメージの色です。そんな黄色を黒と合わせるとアクセントにもなり、落ち着いた中にも明るさのあるコーディネートとなります。
黒のVネックトップスに黒のジャケットを肩掛けし、落ち着いた黄色のパンツを合わせればおしゃれな通勤スタイルの出来上がりです。黒のバッグやメガネをアクセントにすれば、仕事ができるワーキングウーマンの雰囲気も醸し出されます。
黒によく映える色で相性抜群!
黄色に鮮やかなフラワープリントが施されたインパクト大なフレアースカートを主役にしたコーデでは、トップスも靴も限りなくシンプルなものにしたいもの。なんでもない黒のVネックトップスなら、黄色のフレアースカートがよく映えて相性抜群です。
カシュクールデザインの黒トップスに黄色のサテンスカートを合わせたコーデ。ゆるっとした大人のリラックススタイルで、お互いを引き立て合う相性抜群の配色。バックスリットが大きく入ったスカートであれば足さばきもよく、歩きやすそうな白いバレエシューズもコーデのポイントになります。
スポーティーなデザインもトレンド
落ち着いた黄色のトップスに動きやすい黒のジョガーパンツの組み合わせもおすすめのコーディネートです。黄色はアクティブなイメージがあるので、スポーティーなデザインも豊富に揃っているので色々試してみるのも良いでしょう。
黒に合う色⑥【カーキ】を使ったコーディネート
カーキは黄色と緑色を混ぜた色で自然の持つエネルギーを感じられるカラー。また森をイメージさせられるカーキにはリラックス・沈静効果もありますが、イエベのスプリングタイプの方には似合わない色であるとも言われています。しかしカーキも明度・トーンに注意すれば誰にでも似合う色です。
そんなカーキは黒に似合う色であり、おしゃれ感を出すのに相性ばっちりのカラーなのです。上下とも黒のインナーに、淡いカーキ色のコートを合わせたコーデもおすすめ。コートのウエストをキュッと絞れば全体のバランスも◎。
差し色が入れやすい!
茶色が勝ったカーキ色のロングジャケットに黒のパンツを合わせたカジュアルコーデはいかがでしょうか。白のトートバッグとスニーカーを差し色として効かせるのもおしゃれです。黒とカーキは馴染みが良いので、差し色として入れたカラーを引き立たせてくれる配色です。
黒のセーターを流行りのトレンチスカートに合わせたおしゃれスタイルもおすすめ。黒のトップスはスカートにインしてコンパクトに纏め、明度の高いカーキスカートを引き立たせます。サングラスなどの小物も黒にすれば、バッグのキャメルが差し色として効いてきます。
メンズライクコーデが人気
トップスを明るめにボトムスを暗めのカーキで揃え、黒のライダースを合わせるコーディネート。バッグと靴も黒にすることでスッキリと纏まり、スカートを合わせることでメンズライクと女性らしさが表現できるミックスコーデが完成します。
メンズ度高めなコーデが好きな方には、カーキロングシャツジャケットに黒のボトムスを合わせたコーデがおすすめ。キャップ・ボディバッグ・スニーカーも黒で揃えた男前スタイルを、女性がまとうとキュートさが引き立ちます。
黒に合う色⑦【パープル】を使ったコーディネート
パープルは中間的な色なので合わせる色によってイメージの効果は左右されますが、黒との相性は抜群な配色となります。また、パープルも明度によって雰囲気がガラリと変わる色なので、パーソナルカラーを意識した色選びがおすすめ。
黒の半袖セーター・ライダースジャケットに優しいパープルのボトムスを合わせたおしゃれコーデはいかがでしょう。ライダースを羽織るとハードな印象になりますが、可愛いデザインのパンプスを合わせると甘辛ミックスになります。
上品な大人見えコーデ
パープルといえば気品・高貴なイメージもある色。くすみパープルのブラウスを黒のスカートに合わせると、一気に上品な大人見えコーデになります。大きなリボンとレースのカットワーク使いの可愛らしいブラウスも、パープルという色を使うことで大人見えします。
カジュアルシーンにも使いやすい配色
パープルのパーカーやトレーナーに、黒のスキニージーンズを合わせるスタイルもおすすめ。裾から見せた白のインナーを覗かせれば、さらにカジュアル度が上がります。パープルは上品にもカジュアルにも使える便利なカラーなのです。
黒に合う色⑧【黒色】を使ったコーディネート
トップスもボトムスも黒色を使用していても、素材を変えることで面白みが出るコーデも楽しいもの。黒のボートネックTシャツに黒のレザーパンツというハードな組み合わせでも、ゴールドのネックレスや小脇に抱えたバッグで女性らしさもプラスできます。
統一感でキメる!
黒のセーターに黒のプリーツスカート、黒のスニーカーとオールブラックで統一感を出したワントーンコーデはいかがでしょう。バッグやアクセサリーも素材を揃えて統一感をあげるのも◎。黒×黒のコーデは引き締め効果が抜群なので上下ともボリューミーでもスッキリして見えます。
おしゃれなデザインと相性◎
少し変わったデザイン・デコラティブなスタイルでも黒色なら余り気にせず着ることができます。また、色そのものにモダンなイメージがある黒色はおしゃれなデザインとも相性抜群なのです。モード系ファッションも、オールブラックにすることで更にオシャレ度が増します。
黒に合う色を見つけてコーデを楽しもう!
どんな色とも合わせやすく、おしゃれで落ち着きのある黒色は男女問わず人気のあるカラーです。今回の記事ではそんな人気の黒色と合う色を調査して、8色に絞っておしゃれに見える配色パターンや相性・バランスをご説明してきました。
また黒色に合う色には明度やトーンの違いがあるので、パーソナルカラーを知って自分に合う色味を選ぶこともおすすめとなります。
数多くの黒に合うおしゃれなコーデ例もご紹介しましたので、各色の特徴・相性やパーソナルカラーなども考えながら自分にピッタリな黒に合う色を見つけてコーデを楽しんでみて下さい。