授業参観はどんな服装がベスト?
我が子が普段どのように学校生活を送っているかを垣間見れる授業参観ですが、どのような服装で行けば良いのでしょうか?
授業参観は入学式のような式典と違い、決まった服装がないので、どうしたら良いか困ってしまう方も多いはずです。今回は授業参観だけでなく、普段の通勤にもおすすめの授業参観コーデをご紹介していきます!
授業参観の服装で気を付けるポイント!
まずは授業参観での服装選びに押さえておきたいポイントをご紹介していきます。近年は価値観が多様化しているので、カジュアルな服装の方も増えています。しかし、年配の先生やきちんとした保護者の方が多い場所では、あえてカジュアルな服装で行ってしまって悪い印象を与えるより、適度にきっちり感のある服装の方が無難です。
授業参観は子ども達が主役の場ですので、目立ちすぎは禁物です。しかし、子ども達にとっては、綺麗でオシャレなお母さんが授業参観に来てくれたら誇らしくなるものです。悪目立ちのしない、上品でおしゃれな服装を目指します!
①カジュアル過ぎない
近年、カジュアルな普段着で授業参観に参加をする方も増えてはいます。しかしジャージや、ショートパンツにビーチサンダルなど、カジュアルすぎる格好は授業参観には避けた方が良いでしょう。家から適当に出てきた様な服装は、ルーズな印象になりますので不向きです。
カジュアルの定番デニムのパンツは、トップスを工夫すれば上品で清潔感のある服装に仕上げることもできます。アイテムがカジュアルかどうかよりも、全体の印象で服装をコーディネートすることがポイントです!
②派手な色や柄にしない
授業参観は子どもが主役ですので、派手すぎる格好は禁物です。パッと見て、目立つ様な色や柄は避けるほうが無難でしょう。単色では、パステル系の明るいカラーがおすすめです。顔を明るく見せる効果がありながら、上品な優しい印象になります。
柄物は避けた方が良いと言いましたが、花柄のスカートやチェックなど上品な印象のある柄は、季節感も手軽に入れることができます。柄物は派手すぎにならないように全体の印象で選ぶのがポイントです。
③アクセサリーは控えめ
大きなピアスや、重ね付けするネックレスは幼い印象を与えます。また、動くたびにジャラジャラと音を立てては授業参観の邪魔になりますので、注意が必要です。小さなダイヤが一つ付いているピアスや、パールのネックレスなど、控えめでありながら程よい輝きのあるアクセサリーがおすすめです。
またネイルも派手なものは清潔感がなく、家庭的でない印象を与えます。爪にデコレーションしたようなものは避け、爪にマニキュア等を塗る場合は、肌に近い優しい色だけにします。
授業参観の服装の選び方【小学校】
小学校は子ども達自身も授業参観にワクワクして、親の方ばかり見てしまうお子さんや、親も参加して和気あいあいとした雰囲気の授業になることもあります。上下ビジネススーツなどのフォーマルすぎる服装は、小学校の授業参観には返って浮いてしまうこともあります。
また子ども達の印象も、黒っぽい色使いのビジネスウーマンスタイルより、フレアスカートなどふんわりとした印象の服装は優しいお母さんに見え、子ども受けが良いので小学校の授業参観では優しい印象の服装がおすすめです。
①学校のリサーチが重要
小学校の校風は学校によって異なりますので、事前にしっかりリサーチされることをおすすめします。私立の小学校など厳しい校風の小学校では、先生や保護者間で服装をチェックしている方もいらっしゃいますし、目立つ服装は禁物です。
公立小学校の授業参観は比較的カジュアルな服装の方も多く、お友達からも話しかけやすい力を入れ過ぎない服装がおすすめです。また公立小学校では、高級ブランドバッグは見せびらかしのように見えることもあるので、おしゃれにコーディネートが出来ないのであれば、避けた方が良いでしょう。
公立・私立の小学校ともに、目立つ格好やカジュアルすぎる格好はママ間で変な噂になったり、お子様の印象が悪くならないように注意します。
②不安であれば目立たない服装
小学校のママ友に聞いてもよく分からない、変に思われないか不安という方は通販サイトやインターネットで「オフィスカジュアル」と検索しましょう。フォーマルさと、気を張りすぎないカジュアルさを持ったコーディネートです。
オフィスカジュアルは20代~30代向けファッション紙などによく登場するスタイルで、制服のないオフィスで働くOLさんが着ている様な服装です。きちんとした服装でありながら、トレンドやおしゃれ感も取り入れた人気のスタイルです。オフィスに馴染むベーシックな服装は、授業参観でも悪目立ちせず、きちんと見えるおすすめの服装です。
授業参観の服装の選び方【中学校】
小学校の間は授業参観に来て欲しいと言っていた子ども達も、中学校に進学する頃には思春期を迎え、親には来て欲しくないと言い始める子も少なくありません。中学校の参観日は参加しない親も増えるので、公立中学校の授業参観日は、まず事前に参加する親がどれくらいいるのかリサーチします。
中学校のお子さんは、恥ずかしい格好で来ないで欲しいと思う子も少なくないですので、中学校の服装選びは神経を使ってしまいます。
思春期の中学生は、少し大人に憧れる気持ちが芽生える時期でもありますので、オフィスカジュアルでかっこいいイメージの服装がおすすめです。
私立中学校はフォーマルな服装
私立の中学校は基本的にお受験で入学した子ども達ばかりですので、先生や保護者はきちんとした服装を好む方が多くなり、フォーマルでも堅すぎることはありません。また公立中学校と比較して、教育に力を入れる学校も多いので、授業参観や懇談会に参加される方も多くなっています。
私立の中学校は学費も高く、収入の高い家庭が多いので、ブランド物のバッグを持っている方も少なくありません。私立中学校においては、派手すぎるものでなければ持っていっても良いでしょう。
ヨレたシャツや何回も来ているのが分かるような服装は、余裕がなく見えるのでおすすめしません。無理をしてブランド物や高い服を買う必要はありませんが、プチプラでもきちんとして見える、清潔感のある服装を最低限心がけます。
授業参観におすすめのパパコーデ
両親揃って授業参観に行く場合には、パパの服装も重要です。両親で参加している場合はママよりも、一家の大黒柱であるパパがどんな服装かをチェックされている場合もあります。ママはいつもおしゃれな服を着ているのに、パパには服を買ってあげてないの?と思われないようパパの服装も要チェックです。
ファッションには全く興味がない、適当なスーツがあれば十分という男性も少なくなくありません。旦那様の服装は、奥様がアドバイスをしてあげたり、一緒に買い物に行ってあげると良いでしょう。
私服出勤の方や、制服でお仕事をされている方はコーディネートを組むのが難しいと思われるかもしれませんが、アイテムはシンプルでベーシックなもので構いません。
基本はフォーマルな服装で
私立の小学校・中学校の授業参観にはスーツで構いません。サイズが合っていないスーツや、丈直しをしていないスーツは返ってだらしがなくみえるので、きちんとサイズを合わせたものを購入しましょう。また、スーツは素材感でどの季節用のスーツが分かってしまうので、夏用スーツを冬に着るなどは避けます。
公立の小学校・中学校は襟付きのシャツにテーラードパンツの組み合わせがおすすめです。デニムとジャケットなどの組み合わせでもおしゃれできちんと感のあるコーディネートも可能ですが、迷ったらテーラードパンツの方が無難です。
夏はポロシャツを着るとカッターシャツよりカジュアルで、クールビズな爽やかな印象になります。子ども達だけでなく、周りのママや先生にも好感度の高いコーディネートで、自慢のパパを目指してみませんか?
授業参観の服装を季節別で選ぶ
授業参観コーデには季節感を取り入れると、こなれ感やトレンド感が出ておしゃれに見えるのでおすすめです!シンプルな服装と旬のカラーで大人で上品な授業参観コーデを目指しましょう。
授業参観では教室だけでなく廊下や外で待機したりすることも考えられますので、簡単に温度調整できる、脱ぎ着が簡単にできる服の方が便利です。春・夏・冬と季節に合わせたおすすめの授業参観コーディネートをご紹介します。
春は白や桜色の淡い色
春は柔らかい白ベースの淡い色使いがおすすめです。淡いミントグリーンやイエローは人とも被りにくく、白いパンツやスカートと合わせると上品な印象を与えます。春色を取り入れると、優しく上品なコーディネートになるので、子供受けの良い服装になります。
あまりにフリルの多いワンピースや、かわいいすぎる服などは、女性受けがあまり良くない服装です。かわいいよりは上品に見えるアイテムを探しましょう。
また春の授業参観は初めて顔を合わせる人も多く、どんなお母さんなのだろうかとまじまじと見られることもあります。後に後悔しないよう、きちんとした服装を準備しましょう。
春の授業参観におすすめのアイテム
春色の薄手のセーターや、シフォンのシャツ、プリーツスカートなどは女性らしい印象になるのでおすすめです。またネイビーの金ボタンジャケットと白シャツを組み合わせたマリンコーデも、きちんと感のある爽やかな春にピッタリのコーデです。
明るい色の服はあまり得意でない方や、白っぽい服は膨張して見えないか気になる方は、小物で春感を演出するのがおすすめです!ピンクのバックや、春色のスカーフをつけるだけで春らしく華やかになります。
夏は白や空色の涼やかな色
夏は白いパンツやボトムスに、夏っぽい爽やかなカラーのアイテムの組み合わせがおすすめです。麻やシフォンのシャツは見た目にも爽やかで、柔らかい素材ですので女性らしさもあります。
夏は学校に出向くだけでも汗をかいてしまいますが、見た目にも爽やかな服装で授業参観に臨みましょう!暑いので、涼しく簡単な服装で済ませたくなりますが、ショートパンツや短いスカートなど目のやり場に困るような露出が多い服は避けます。
また、夏はサンダルが多くなりますが、パカパカと音が出るようなものは避けます。程よくヒールのある、足首にバンドや紐が付いたものを選ぶようにしましょう。
夏の授業参観におすすめのアイテム
ノースリーブニットは夏らしく爽やかに見え、さらに生地の厚さがあるものは安っぽく見えないのでおすすめです。パンツやスカートなんでも合わせやすいオフィスカジュアルの定番アイテムです。フレアスカートやフレアパンツは、通気性がよいので履き心地が良く、見た目にも動きがあって爽やかに見える夏におすすめのアイテムです。
また夏であっても素足は避けます。授業参観では、スリッパなどに履き替える学校がほとんどですし、ストッキングを履いているとフォーマル感が出ます。膝下までのストッキングは蒸れにくいので、夏におすすめです。
また夏は教室のクーラーで寒くなってしまう事もあります。薄手のカーディガンなどを持って行くと安心です。
冬はベージュや茶色の暖かみのある色
冬はたくさん着込みがちで、つい暗い色使いの服が増えてしまいます。冬に暗い色を使うと、重たい・暗い印象になってしまうので、落ち着いた温かみのある色使い服装を心がけます。ベージュのハイネックセーターは定番でありながら、いつの時代もオシャレに見える定番アイテムです。
ピッタリとしたセーターに、少し余裕のあるフレアパンツやスカートなどを合わせると体のラインが綺麗に見えます。また冬は着ぶくれをしてしまいがちですので、冬用のあったかインナーを使うとセーター1枚程度で暖かく過ごすことが出来ます。
冬の授業参観におすすめのアイテム
冬は無地のニットやカーディガンなどが多く、ぼんやり・べったりとした地味な印象になりがちです。パールのネックレスや細いベルトなどのアクセサリーでアクセントを入れましょう!
また、冬らしいグレーや茶色のチェック柄は派手になりすぎず、きちんと感もあるのでパンツやスカートにおすすめです。チェック柄のストールなども寒暖差のある冬には重宝しますし、カバンから少し覗かせればアクセントにもなります。
授業参観の服装は派手過ぎない季節感のあるものがおすすめ!
授業参観におすすめのコーディネートをご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?授業参観の服装は目立ちすぎないことが需要です。おしゃれ感を無理して出すことはありませんので、迷ってしまう場合はシンプルなコーディネートに季節感を入れると、地味になりすぎないのでおすすめです。
服装だけでなく、髪型やメイクも重要です。なかなか髪の毛まで気を使えないという方も、上品なヘアクリップなどで束ねると清潔感やおしゃれ感を出すことができます。メイクは濃いアイメイクより、ファンデーションなどに気を使ったナチュラルメイクがおすすめです。
季節感のある、上品なコーディネートでお子さまが授業参観で自慢したくなるような、素敵ママを目指してみませんか?