30代のぽっちゃりコーデでおしゃれに挑戦!
20代、30代の女性の中には「痩せ型」と呼ばれる人が多くいます。しかし、同世代の人の中にはぽっちゃり体型という女性も多くなっています。
とくに30代は、仕事や家事、育児にと追われダイエットより健康優先になってしまいます。ダイエットをする余裕はないけれど、外出する時は少しでもスタイルよく見せたい、と思う人もいることでしょう。実際に、同じ様にぽっちゃり体型なのに、素敵に見える人もたくさんいます。
どうやったら、体型をカバーし着やせしたコーデができるのでしょうか。そこで、ぽっちゃり体型でも、上手に着こなすことで着やせして見せる、おしゃれコーデを探してみました。自分に合ったコーデを見つけて、今までとは違う自分に変身してみましょう。
30代ぽっちゃりがおしゃれに着こなす3つのコツ
忙しい30代のぽっちゃり女性が着こなすコーデには、3つのコツがあります。1つ目は、シルエットです。シルエットは、着やせして見せるコーデに重要なポイントとなります。
2つ目は、色や柄の選び方です。よく、白は膨張して見える、横縞のボーダー柄をぽっちゃりの人が着ると、よけいに太って見えると言いますが、本当なのでしょうかぽっ。ぽっちゃり体型でも気にならない、引き締まって見える色や柄の選び方、コーデの仕方をご紹介しましょう。
3つ目はサイズ感になります。ぽっちゃりの人は、少しでも細く見せたいとピッタリサイズを選ぶことが良いのか、それともゆったりとした体型をカバーする方が良いのか迷ってしまいます。体型をカバーしながらも上手に着こなすサイズ感やコーデも、着やせの大切なコツになります。
シルエット
まず、シルエットですが私たちが服を着ると、次のようなシルエットに見えることがあります。1つ目はまっすぐな「Iライン」、2つ目は上半身が細く見える「Aライン」です。
3つ目は下半身が細く見える「Yライン」、4つ目はウエストが引き締まって見える「Xライン」です。ぽっちゃりにも色々あるように、合ったシルエットも異なります。この中でも、凹凸がなく寸胴タイプ・腹にボリュームがあるぽっちゃりの人は、すっきりとした「Iライン」をおすすめします。
肩幅が広くがっちりしたぽっちゃりタイプはボトムにボリュームを持ってきた「Yライン」がおすすめです。「Xライン」は胸にボリュームがあるグラマラスな女性、肩幅がある人にもおすすめです。上半身より下半身の太さが気になる人は下半身にボリュームを出す「Aライン」にしてみましょう。
色・柄
同じ大きさの黒と白を並べると、黒の方が小さく見えます。これは「縮小色」と言って同じ大きさや形でも、濃い色の方が小さく細く見せる効果があります。
肌の色や髪型によっても、その人に合う色は違いますが、ぽっちゃり体型を少しでも細く見せるためには濃い色を選ぶことをおすすめします。30代の人の中でも仕事を持つ女性は、できるだけぽっちゃり体型をカバーする服を必要とします。そこで、選んでほしいのが濃い色です。
黒がいまいち似合わないという人は、モカや紺などをぽっちゃりした気になる部分に持って行きましょう。仕事と家事を両立する30代女性は、TPOに合った服を必要とします。プライベートで淡い色を使う時も、濃い色とのコーデ次第でぽっちゃりを引き締めて見せることができます。
サイズ感
ぽっちゃり体型の人が一番悩むのがサイズ感です。自分の体型にピッタリとあったものが良いのか、それともフワッとした体型をカバーするものが良いのか、迷ってしまうことがあります。
仕事を持つ30代女性は、職場でルーズな服装をするわけにはいきません。しかし、ピッタリしすぎて身体のラインが出るのも恥ずかしいです。そこで活用してほしいのがシルエットとサイズ感のコラボです。ぽっちゃりでもカバーしやすいシルエットで、少し余裕があるサイズが一番好ましいです。
家事・育児に追われる30代女性の中には、ついルーズな服を着てしまう傾向があります。しかし、ゆったりすぎる服になれてしまうと、身体の引き締めがなく、よりぽっちゃりになります。特に低身長の人は、できるだけ在宅時も、全身ゆとりがありすぎるサイズ感の服は避けましょう。
30代ぽっちゃりにおすすめの春コーデ7選
春になると、だんだんと薄着になり身体のラインが気になってきます。薄着になってもぽっちゃり体型が目立つのは避けたい、と思うのが女心です。
特に、若いママ友や仕事仲間が多い30代女性にとって、おしゃれは大切なファクターです。少しでも身体のラインをきれいにみせたいがために、無理なダイエットをして身体を壊してしまう人もいます。30代の女性の中には、少しくらいぽっちゃりでも健康な人がいます。
そこで、ぽっちゃり体型の女性が薄着になった春先でも、きれいにみえる春コーデにはどんなものがあるのでしょうか。すっきりと見せたい30代のぽっちゃり女性には、どのような形が合うのでしょうか。ピッタリの春コーデをご紹介しましょう。
春コーデ①フレアスカート
ぽっちゃり体型の女性の中には、グラマラスな人もいます。特に子どもを出産した後の30代女性の場合、豊満な胸のままIラインの服を着ると、よりぽっちゃりに見えてしまうことができます。
そこで、春らしい色のトップスとフレアースカートをコーデしてみましょう。ウエストをしめて裾を広げるスカートならギャザースカートも同じと思うかもしれません。しかし、お尻の部分にボリュームがあるギャザースカートはAラインではなく、しかも下半身が太く見えてしまいます。
お尻から下をすっきりと見せるフレアースカートの方が、きれいなXラインになり、低身長の人も背が高く見えます。特にぽっちゃり体型で脚の太さが気になる人は、ふくらはぎより少し長めの、フレアースカートを合わせてみましょう。気になるお尻や太ももをカバーします。
春コーデ②タイトスカート
低身長が気になる30代女性の中には、さほど太っていないのにぽっちゃりに見える人もいます。低身長でお尻や太ももが気になる人は、できるだけすっきりとした春らしい色のIラインがおすすめです。
すっきりしたIラインのシルエットで欠かせないのが、タイトスカートです。タイトスカートの中でも、お尻の大きさが気にならない、セミタイトスカートがおすすめです。特に、出産経験がある30代女性の場合は、骨盤が大きくなっている人もいます。ぽっちゃりに見える原因かもしれません。
そこで、ウエストでダーツやタックを入れた、セミタイトスカートをブラウスなどにコーデしてみましょう。低身長の人は、あまり長くない膝下くらいの長さが理想です。下半身のぽっちゃりが気になる人は、春先でも紺や濃いグレー、黒の縮小色をコーデするのもおすすめです。
春コーデ③ロングスカート
30代~40代でぽっちゃり体型が気になる人は、短いスカートよりも長いロングスカートがおすすめです。きになるお腹やお尻、太ももをカバーします。
ロングスカートを選ぶ時は、フレアースカートや細かいプリーツスカートが最適です。細かいプリーツスカートは縦長のラインが、下半身を細く見せる効果があります。また、くすみがちな肌が気になる人は、艶のある色を持ってきて肌をきれいに見せるという方法もあります。
Aラインのロングスカートや、Iラインのロングのプリーツスカートを選ぶ時は、低身長の人は丈を選びましょう。ぽっちゃりで低身長の人は、ロングスカートを着ると、くるぶしくらいまでになることがあります。春なら少し短めなロングスカートもあります。丈を合わせてから選びましょう。
春コーデ④キャミワンピース
春コーデでおすすめしたいファッションアイテムには、すっきりとしたキャミワンピースがあります。ぽっちゃりした30代女性の中には、キャミワンピースはマタニティみたいで避ける人もいます。
しかし、中に合わせるトップスやキャミワンピースの色やデザインによって、すっきりと見せることができます。また、背が高いぽっちゃり体型の人は、キャミワンピースの上にロングカーディガンを羽織ることで、すっきりとしたIラインの体型を作ることができます。
暖かい春になったら、コートの代わりに濃い色のキャミワンピースとロングカーディガンをコーデしてみましょう。濃い色の少しゆったり目のキャミワンピースは、お尻や太ももだけでなく、30代の女性の気になるぽっちゃりお腹を、上手にカバーするファッションアイテムです。
春コーデ⑤フレアスリーブ
子育て中の30代女性が気になる部分には、二の腕の太さがあります。どうしても、子どもを抱き上げるうちに、腕に筋肉がついていきます。特にぽっちゃりした女性には気になるところです。
そのため、Tシャツやブラウスの袖がピッタリしたものよりも、腕の太さをカバーする形がおすすめです。少し暖かくなった春コーデでは、腕の太さが気にならないフレアスリーブを利用しましょう。フレアスリーブは、ふわっとしたラインで腕の太さを目立たなくします。
さらに、肩から腕にかけてのラインを強調し、身体のぽっちゃりを目立たないようにします。春になると薄着になり、袖がほっそりとしたデザインのものも増えます。できるだけ腕の太さをカバーするデザインのトップスを選ぶようにしましょう。
春コーデ⑥マキシワンピース
マキシワンピースは、肩から裾にかけてあまり広がらないAラインのシルエットを作ります。上半身から下半身にかけて、気になる部分から身体全体をカバーします。
30代女性の中には、家事に追われる人もいます。堅苦しい服装は家事や育児をするには、窮屈な時もあります。そこで、肩幅が広く体格の良いぽっちゃり体型の人は、トップス、スカートコーデよりも、Iラインで身体全体をカバーするマキシワンピースを利用してみましょう。
濃い色のマキシワンピースは、ぽっちゃりした体型をすっきりとカバーすることができます。上下別のツーピースの服装も良いですが、家事・育児を中心とした30代女性がちょっとしたお出かけをする時、おすすめしたいのがマキシワンピースに短めジャケットの春コーデです。
春コーデ⑦ロングカーディガン
ロングカーディガンは、ぽっちゃりとした体型をカバーすることができるファッションアイテムです。長めのすっきりとしたデザインが、適度なIラインのシルエットを作ります。
仕事を持つ30代女性でも、家事・育児をする30代女性でも使いやすいアウターになります。春先のまだ肌寒い日や、朝夕の冷える時間にシャツ一枚の上に羽織るのにピッタリです。春は厚着をする冬と違い、薄着になり身体のラインが出やすい季節です。
身体全体がぽっちゃりとしている人でも、グラマラスな女性でも、ブラウスやシャツの上に合わせることができます。オフィスカジュアルにもピッタリなロングカーディガンは、仕事を持つ30代女性にとっても、一枚あると便利な衣服です。低身長の人はロングよりショートがおすすめです。
30代ぽっちゃりにおすすめの夏コーデ7選
夏は、春よりもさらに薄着になる季節です。薄着になるとあまりピッタリサイズの服は、太い腕やお腹、お尻、太ももをより目立たせるようになります。
そこで、ボリュームがある服を部分的に取り入れて、気になる部分をカバーしましょう。例えば、下半身が気になる人は、ボリュームのあるボトムを、上半身が気になる人は、ふわっとした袖や引き締まって見える柄で、気になる部分をカバーしましょう。
夏コーデのワンピースを選ぶ時も、柄や色、シルエットを考えると、ぽっちゃり体型を上手にカバーすることができます。ぽっちゃりの人にとって夏の暑さは苦手です。少しでも涼しく、すっりと見せるデザインコーデを目指してみましょう。
夏コーデ①トップス×ボリュームボトム
暑い夏、背が高くて細身の30代女性の中には、短いショートパンツをおしゃれにコーデする人もいます。しかし、太い足やポッコリお腹が目立つと、躊躇してしまうコーデです。
スキニーパンツもスッキリしますが、ピッタリすぎると、ムチムチした足の肉が目立つこともあります。そこで、おすすめするのがボリュームのあるパンツやスカートのコーデです。特に、Xラインが似合う人は、スカートも良いですがボリュームパンツもおすすめです。
中でも低身長のぽっちゃり体型の人は、薄い色のトップスに、縮小色の黒を使ったワイドパンツを合わせると、気になるお尻や太ももをカバーすることができます。靴の色とボトムの色を合わせると、短い脚を長く見せる効果もあります。
夏コーデ②ボーダーTシャツ
横縞のボーダーTシャツは膨張して見える、と言われています。確かに、太いラインは横に広く見えてしまいます。しかし、細いラインは膨張して見えることはほとんどありません。
そこで、夏コーデに合わせたいボーダーTシャツとしておすすめしたいのが、細いラインの柄です。また、同じボーダーでも丸首ではなくVネックを選んでみましょう。鎖骨を見せると抜け感を出した、夏らしい着やせコーデにつながります。
さらに、低身長の人はシャツのウエストをインし、ウエストを強調することも細身せコーデです。上半身と下半身の色が同系色の場合は、夏ならではの素足にサンダルをコーデしてみましょう。ぽっちゃり低身長が気になる30代女性おすすめの、抜け感がある着やせコーデになります。
夏コーデ③ボリューム袖
夏コーデでついやってしまう失敗が、ノースリーブやタンクトップで腕を出してしまうことです。しかし、30代女性の中には、子育てでしっかり筋肉がついた二の腕を隠したい人もいます。
豊満な胸や筋肉がついた二の腕を隠す夏コーデでおすすめしたいのが、ボリューム袖です。低身長でもボリューム袖に短めのトップス、ボリュームがあるワイドパンツをコーデしてみましょう。低身長の女性は、30代の中にも可愛らしいコーデが似合う人がいます。
ふわっとしたボリューム袖は、気になる二の腕をカバーし、視線を袖に集めることできます。Yラインに見せることは、上半身のぽっちゃりや肩幅の広さが気になる人にもおすすめです。可愛らしいボリューム袖は、夏でも涼しく30代の女性を若々しく見せます。
夏コーデ④レーススカート
夏に人気のレーススカートは、見る人にも涼し気に見せることができます。ぽっちゃりした人の中には、夏は本人も周囲も暑く見せてしまうことがあります。
そこで、少しでも涼しく見えるコーデも大切です。夏らしい白レースのセミタイトスカートには、黒のVネックのトップスをコーデしてみましょう。30代女性のオフィスカジュアルとして、引き締まった颯爽とした雰囲気になります。
レーススカートの中には、ギャザースカートでもすっきりと見えるデザインのものもあり、ぽっちゃり体型の30代女性に人気です。夏スカートには、薄いローンや綿素材のものが多くありますが、中でも涼し気に見えるレーススカートは、ぽっちゃりの人におすすめ素材です。
夏コーデ⑤ストライプ
縦長のストライプは、低身長の人、ぽっちゃりの人を細長く見せることができます。30代女性にピッタリの夏コーデでは、細いストライプとVネック、ボリューム袖のトップスコーデです。
スッキリしたラインが低身長の人でもぽっちゃりの人でも、縦長に見せます。30代女性でも可愛すぎないデザインのストライプは、色やデザインによって普段使いにもオフィスカジュアルにも利用できます。淡い色でもストライプを入れると縦長に見えるため、引き締まった見え方になります。
夏に暑苦しい濃い色を持ってくるのは、ためらうという人は細めのストライプ柄をおすすめします。ぽっちゃり体型の人は暑さが苦手な人が多くいます。夏を涼しく見える冷色のストライプで、若々しくて爽快感のあるすっきりとしたコーデを楽しんでみましょう。
夏コーデ⑥ワンピース
夏はウエスト部分を窮屈にしないワンピースを着ると、暑さを和らげることができます。そのため、冬以上に夏にワンピースを多く着用する人がいます。
しかし、キャミワンピースと同じで、30代のぽっちゃり女性の中には、マタニティと間違えられると避けてしまう人もいます。そこで、ワンピースを着る時は上手にコーデすることが大切です。まずは、ふんわりした袖で二の腕をカバーしましょう。
低身長の人は、高い位置に切り替えがあるワンピースを選んで下さい。ベルト使いを上手にするとぽっちゃり体型をスッキリ見せに変えることができます。低身長の人はウエストよりも上の位置で、背が高い人は、少し下の位置でベルトをすると、身長の弱点をカバーすることができます。
夏コーデ⑦ビッグTシャツ
ビッグTシャツは、ゆるふわファッションのアイテムとして男性にも女性にも人気です。年齢を問わず、10代から50代、60代の女性でも使っています。
30代で低身長の女性は、メンズやユニセックスのTシャツを、そのままビッグTシャツとして利用できます。袖が長く二の腕の太さもカバーし、ぽっちゃりお腹やお尻まで隠すことができます。ボトムはスキニータイプのパンツやジーンズを合わせると、上半身の太さが気になりません。
ビッグTシャツは丈も長いため、お尻や太ももといった下半身が気になる人でもしっかりとカバーします。着やすくて、窮屈にならず、体型を上手にカバーするビッグTシャツに、薄手のスキニータイプのパンツを合わせてみましょう。ゆったりとしたホームウエアになります。
30代ぽっちゃりにおすすめの秋コーデ4選
ぽっちゃりに悩む30代女性が、一番服選びに困るのは秋から冬にかけての季節です。夏はワンピース一枚、春先はトップスとボトムだけ、という服装が秋になるとアウターが必要になります。
ぽっちゃり体型の人は、アウターの着こなしで失敗すると、元々ふくよかな身体がよりふくよかに見えてしまいます。いわゆる着ぶくれです。ぶくぶくと太った身体に見られるのはできれば避けたいと思っている、逆効果になってしまいます。
そこで、重ね着が必要な秋になっても、スッキリとしたスタイルに見える秋コーデをしましょう。また、同じぽっちゃりでも低身長の人、高身長の人ではアウターの丈の長さも違います。それぞれにあった秋コーデをご紹介しましょう。
秋コーデ①Vネック
春、夏コーデでもご紹介したVネックは、身体のラインをすっきりと見せます。特に、鎖骨が見えると少しボリュームがある上半身でも、抜け感があり、ふくよかな身体を引き締めます。
襟元が大きく開くVネックのセーターは、少し肩が落ちるくらいのゆったりとした袖付きのものを選びましょう。下に合わせるスカートやパンツによっては、30代女性を若々しく見せることができます。普段使いだけでなく、色を抑えてオフィスカジュアルにも利用しましょう。
辛子色やベージュ、モカ、チャコールグレーのVネックのトップスに、同系色のボトムを合わせてみましょう。ワンポイントのアクセサリーをプラスすると、秋らしいコーデに仕上がります。Vネックのシャツやセーターの利用は、真冬では寒くなるため、秋までに楽しみましょう。
秋コーデ②メンズトップス
30代ぽっちゃり体型の女性におすすめするのが、メンズのセーターや秋物コーデユロイシャツです。薄手の長袖Tシャツやセーターの上に、シャツを羽織ると、お尻まですっぽり隠すことができます。
レディースと違い、肩幅や背幅が広い男性用のメンズ服は、身幅を広くとって作られています。女性が着るとゆったりとし、ストーンとした形になります。レディースとの違いは、胸ダーツや切り替えの分が肩や背に入っていることです。そのため、きれいなIラインを作ります。
オフィスとしては不向きなものもありますが、メンズの利用はぽっちゃり体型の女性にとって、見せたくない部分を上手にカバーする一つの方法になります。たっぷりしたメンズシャツで、プライベートタイムをゆったりと過ごしましょう。
秋コーデ③デニムジャケット
肌寒い秋には、短めのデニムジャケットをおすすめします。特に、低身長の人はウエスト丈のデニムジャケットを羽織ると、下半身をすっきりと細長く見せることができます。
デニムジャケットは30代でも40代でも年齢に関わることなく利用できるファッションアイテムです。流行にも左右されずらく、一枚もっていると手軽に利用することができます。ジャケットの下はスカートでもジーンズでもどちらでも合うボトムとコーデしてみましょう。
ジーンズはお尻が目立つので嫌という人は、長めのAラインのスカートとのコーデをおすすめします。ジーンズ生地でも良いですし、秋冬ならコーデュロイ生地のスカートもおすすめです。ぽっちゃり体型でも素敵なAラインコーデに仕上げて、肌寒い秋をおしゃれに過ごしてみましょう。
秋コーデ④カーキシャツ
カーキ色は秋に合わせたいファッションカラーです。トップスにもボトムにも、そしてアウターにも使える色で、濃いめのカーキ色はぽっちゃりにはおすすめの引き締める色になります。
Vネックの薄手のシャツやセーターの上に、カーキシャツ、パンツの組み合わせは、30代の女性をより若々しく見せる効果があります。カーキシャツにジーンズ、ガウチョパンツ、Aラインのフレアースカートをコーデしてみましょう。濃いめのカーキは身体のラインにメリハリをつけます。
秋にピッタリの普段使いができます。無地カーキーシャツのエストをインしてフレアースカートと合わせ、カーデガンや薄手のジャケットをコーデしてみましょう。ちょっとベテランになった30代女性社員ならコーデ次第で、カーキシャツをオフィスカジュアルに利用することができます。
30代ぽっちゃりにおすすめの冬コーデ4選
冬はますます寒くなり、服を何枚も重ねるうちに、ぽっちゃり体型を包むだるまのような着ぶくれ状態になってしまいます。そこで、重ね着でも着ぶくれしない工夫が大切です。
動きが活発になる子育てに追われる30代女性も、仕事先で後輩や部下を指導する立場になった30代女性でも、おしゃれに見られたいのは当然のことです。そこで、ぽっちゃり体型の人でもおしゃれに見えるブルゾンや、ジャケットにはどんなものがあるのでしょうか。
コートやインナーにはどんなものを合わせれればいいのでしょうか。どんなアウターなら体型をカバーし着ぶくれせずに済むのでしょう。そこで、30代女性にピッタリのアウターと、その中や下に合わせるインナー、ボトムのご紹介です。
冬コーデ①ブルゾン
ブルゾンには、オフィス使いができるカチっとしたものから、スポーツに利用できるものまで様々です。オフィス使いができるブルゾンは、30代女性のオフィスカジュアルにおすすめです。
上半身、特に肩が広くみえるため、体格の良い人や上半身が気になる人におすすめします。冬物の薄手でも暖かいセーターの上に羽織りましょう。中は小さめのVネックのセーター、ボトムはAラインのフレアースカート、カーキ色やモカのワイドパンツをコーデしてみましょう。
寒い真冬の季節は、ショールやマフラー、ブーツなども色や形を合わせます。紺のブルゾンならインナーかボトムに濃紺の色を入れて、モカなら茶系を入れて組み合わせて下さい。引き締める色のブルゾンを着けることで、ぽっちゃり体型を細身に見せましょう。
冬コーデ②ピンクのダウンジャケット
膨張色ともとれるピンクですが、温かいダウンジャケットを羽織ることで、重ね着を減らす効果があります。冬の寒い季節はダウンジャケットがおすすめです。
ダウンは冬の布団にも使われる繊維で、良い素材のものは薄手でも保温効果が高く、着ぶくれることを防ぎます。ピンクといっても、少し濃い目のコーラルピンクやサーモンピンクは、色白が多いぽっちゃり体型の人の肌を美しく見せます。
プライベートタイムはジーンズに合わせて、オフィスカジュアルではタイトスカートでも、フレアースカースカートでもピッタリです。低身長の人は縦長に見えるプリーツスカートと合わせたコーデも素敵です。ダウンジャケットにスカート、冬はブーツと合わせて防寒とおしゃれを楽しみましょう。
冬コーデ③オーバーパーカー
フード付きのオーバーパーカーは、インナーとしてもアウターとしても利用しやすい秋冬のファッションアイテムです。家族を持つ30代夫婦の中には、子どもとおそろいコーデを楽しむ人もいます。
たっぷりとした大き目のオーバーパーカーは、ぽっちゃり体型もカバーし、長めの丈を選ぶと気になるお尻や太ももを隠すこともできます。低身長の人は、トップスに白やベージュのオーバーパーカー、ボトムに黒パンツや細目のジーンズをコーデすると引き締まって見えます。
背が高い人は下にフレアースカートを合わせるのもおしゃれです。両方を淡い色で合わせるのではなく、どちらかを黒やモカ、紺といった濃い色とコーデしましょう。ぽっちゃり体型をカバーした、おしゃれを楽しむことができます。
冬コーデ④MIXファーコート
寒い冬を暖かく過ごすために、ファー付きのコートを選ぶ人もいます。ファーの中には、白や黒、モカなどもありますが、MIXファーはいかがでしょうか。
MIXファーが付いたジャケットやコートは、襟もとに視線が集まります。着るものにメリハリをつけることで、全体が引き締まって見えます。特に低身長の人はMIXファー付きの短めコートやジャケットにワイドパンツを合わせるコーデをしてみましょう。
全体のウエストの位置が上に行き、ワイドパンツを合わせることでお尻や太ももをカバーします。裾を少し折り上げてパンツと同じ靴を履いて下さい。靴の効果で脚を長く見せることもできます。メリハリとカバーで、気になる30代のぽっちゃり体型をきれいに見せましょう。
30代ぽっちゃりで低身長におすすめのアイテム
背の高い人は、ある程度横幅があってもぽっちゃりに見えません。アメリカドラマの女優が、日本人よりも体重があっても細く見える、気にならないのは、こういった理由があるからです。
しかし低身長の人は、さほど体重があるわけでなくてもぽっちゃりした体型に見えてしまいます。背が伸びたいと思っても、30代になってしまうと伸びることはありません。そこで少しでも背を高く見せる、細く見せる、縦長に見せるという工夫が重要になります。
そこで利用したいのが、ヒールの高い靴やハイウエストワンピースです。少しでも背を高く、そして縦長に見せるのは、普通の女性だけでなくアスリートもやっています。それでは、気になるぽっちゃり低身長をきれいに見せる、ファッションアイテムをご紹介しましょう。
ヒール
皆さんは、フィギュアスケートの選手が肌色のタイツをスケート靴の上に被せることがあるのをご存知ですか。これは、低身長の選手が少しでも脚く見せるためのアイテムです。
私たちも同じ様に、靴を変えるだけで脚く見せることができます。さらにヒールの高い靴は身長を高く見せますし、脚に近いベージュやピンクの靴は、脚を長く見せることができます。パンツの時はパンツの色に合わせると、より長く見せることができるようです。
もちろん、ヒールが苦手、という人もいます。そんな人はヒールが太めな物や靴の中敷きが良い、疲れにくいものを選びましょう。普段はスニーカーでも、おしゃれをしたときには、パンツやストッキングの色に合わせたヒールが高い靴で、少しでも背を高く見せましょう。
ハイウエストワンピース
服の基本となるウエストラインは「最小腹囲」の周径で作ります。最小腹囲ですが、一般的におへその位置で測ることが多いです。
低身長の人は、下半身を長く見せるため、ウエストの切り替えが少し高いハイウエストワンピースがおすすめです。ウエスト位置が高いと、その分胴の長さが短く見えます。低身長のぽっちゃり体型の人は、どうしても背の低さに比例し、脚の短さも気になってしまいます。
背が低いのだから当たり前なのですが、少しでも脚を長く見せると、背を高く見せる効果につながります。そのため、ウエストの位置を少しでも高めにすることが良いと言われています。ハイウエストワンピースは、それだけでウエスト位置が高いので、低身長の人におすすめということです。
グレーパンツ
30代女性の中でも、高身長の人は同じ体重に対してぽっちゃり体型に見えません。しかし、身長差が10cm、20cmある低身長の人にとって、同じ体重はぽっちゃり体型になってしまいます。
パンツは低身長の人にとって、背を高く見せるアイテムの一つです。そこで少しでも引き締めたいと黒のパンツを持ってくると、縦にも小さく見えてしまいます。黒の方が縮小色なのだから、太さを引き締めるのですが、色は上下にも同じ効果を与えてしまいます。
そこで、おすすめしたいのがグレーのパンツです。ワイドなグレーのパンツを合わせて、お尻や太ももの長さをカバーし、さらに縦長に見えるトップスを合わせて、少しでも背を高く見せましょう。もちろん、トップスは濃い色を合わせるのも一つの方法です。
白パンツ
淡いグレーと同じ様に、白も大きく見せる効果があります。広くのため、横にも大きく見せてしまいますが、縦にも大きく見せるので、低身長の人には背を高く見せる効果もあるということです。
白のパンツを合わせる時は、できる限りトップスにはっきりとした濃い色を持ってきましょう。できれば引き締め効果があるストライプや紺、ワインカラーで引き締めましょう。色のメリハリもつき、白のパンツをコーデしても膨張して見えません。
低身長の人は、細く見せることも大切ですが、細長く高く見せることの方がもっと有効的です。お尻がきになるなら、大き目のビックTシャツを合わせたり、オーバーパーカーと合わせて、白パンツを上手にコーデしてみましょう。
30代のぽっちゃりはゆるめのコーデでおしゃれをしよう!
女性にとって30代は、まだまだおしゃれを楽しみたい年齢です。仕事でもプライベートでも、ぽっちゃりでも、きれいに見せたい時がたくさんあります。
しかし、30代は仕事に家事、育児とどこにいても一番忙しい年齢です。毎日が忙しく自分のファッションに無頓着になってしまう人も多い年代になります。中にはルーズな恰好が楽になりぽっちゃり体型になってしまう人が多いのもこの年代です。
その中でも、おしゃれを楽しんでいる人もたくさんいます。ぽっちゃりでも上手にカバーすれば、同じようなファッションを楽しむこともできます。そこで、年齢を感じさせないゆるめのコーデを上手に利用し、ぽっちゃり体型が気にならない、おしゃれを楽しみましょう。