写真加工アプリ「VSCO」を紹介!
インスタで人気のフィルターアプリの「VSCO(ヴィスコ)」はご存知でしたか?いまZ世代(1996年~2012年の間に生まれた世代)の女子たちに愛用されている、写真加工アプリの「VSCO」が大きなトレンドとして人気を集めています。
Z世代のオシャレな女子たちを、【VSCO・ girl(ヴィスコ・ガール)】と指しますが、中でもトレンドなのが、「VSCOメイク」です。
インスタでハッシュタグされた「VSCOメイク」には、ツヤツヤお肌に、きらめく瞳、ぷるぷるの唇を演出しています。今回はそんな写真編集のフィルターアプリの「VSCO」の使い方についてスポットを当てます。
写真加工アプリ「VSCO」とは
「VSCO」はアメリカは西海岸発の、スマホ用のアプリです。(ダウンロード無料・パックものは有料)とデスクトップ用のフィルターセット(有料)を提供しています。「VSCO」ではインスタやツイッターで見かけるヴィンテージ感たっぷりの、おしゃれな風合いに仕上がった写真が人気です。
定額制サービスの「VSCO X」もありますが、今回は無料でダウンロードできる「VSCO」の使い方について解説します。「VSCO」のフィルターアプリを使えば、自分のカメラで撮った写真を思い通り以上に、編集加工することが出来ます。
写真編集加工ソフトといえば、デザイナーが使っている、Photoshopが有名ですが、こちらは難易度が高めですので、一夜にして覚えることが出来ません。このことからZ世代に人気の簡単なフィルターアプリ「VSCO」についてご紹介します。
おしゃれな写真に加工できる
「VSCO」はスマホ上で写真を編集・加工するアプリとして一般のユーザー間で定着していますが、プロのフォトグラファーにも、「VSCO」は写真加工・編集の定番アプリとして浸透しています。
何故ならば、「VSCO」は無料とは思えない多機能・高機能さにより、自在に写真を加工・編集できるからです。例えば空と緑の写真をフィルター編集するのでしたら、緑と青を強くして、さわやかな印象のレタッチ(撮影した状態からの修正や、撮影者のイメージに近づけること)が仕上がります。
自分の思い通りに仕上げることが出来る、「VSCO」の使い方については、順次ご案内していきますので、最後までお読みください。
ユーザー同士のコミュニケーションも可能
「VSCO」では、写真を通してつながることが出来ます。いわゆる写真シェアができるということです。日々の風景を「VSCO」でレタッチして、閲覧したユーザーに共感してもらうこと。それがユーザー同士が共有するコミュニケーションにつながります。
写真を通して、ひとりじゃないと実感できるピュアな瞬間ですので、「VSCO」で編集して投稿するのは、ホッと息抜きできる時間です。いまこの現代では、そうしたコミュニケーションをとるのが普通ですので、フォローをもらうためにも、「VSCO」での写真編集をしましょう。
写真加工アプリ「VSCO」を使うには?
一般のユーザーのみならず、プロのフォトグラファーも使う「VSCO」を使うにはどうすればいいのでしょうか?
気軽にスマホで撮った風景や自撮りを、オシャレに編集加工したブランディング(ちょっとおしゃれなコーヒーを飲みたい時、浮かぶのがスタバのことをブランディングの一例)をするには「VSCO」が今のトレンドです。現実と理想をインターフェース(つなぐ)する「VSCO」には癒されます。
しかしながら、その「VSCO」でのモダンすぎる仕上がりには、使い方がシンプルすぎますので、なおざりになりがちです。そこで今回は、基本中の基本をマスターして、気軽に「VSCO」シェアを目指すことから始めますので、順次ご案内していきます。
アプリをインストール
まず始めに、「VSCO」をダウンロードします。「VSCO」をダウンロードし終わったら、【アカウント作成】をしましょう。【アカウント作成】には、『Facebookで続行』『Googleで続行』『携帯番号を使用して続行』『メールアドレスでサインアップ』と案内されます。
おすすめは『携帯番号を使用して続行』です。携帯番号を入力すると、携帯に確認コートが送られてきますので、その番号を間違えないように入力して、【アカウント作成】を成功させましょう。
「VSCO」の始め方手順
それでは次に「VSCO」の始め方手順をご案内します。【アカウント作成】が無事に終わったら、次の画面で、『定期購読のトライアル』画面が出てきますが、必要でない方は、画面の上・左はしに『×』印がありますので、それをタップすれば、画面がスライドします。
有料とはいえ安価ですので、定期購読はおすすめです。会員にしか使えないフィルターを活用できることと、写真会の途中まで編集した各項目を保存することができることと、いつでも引き出しして最後まで仕上げることが出来ます。
写真加工アプリ「VSCO」の使い方
それではいよいよ「VSCO」の使い方についてご案内します。今回ご案内するのは、基本的な使い方についてです。プロのフォトグラファーもカメラで撮影した写真を、「VSCO」で加工・編集していますので、極めればスグレモノ写真が仕上がりますが、まずは基本からマスターしましょう。
加工する写真を読み込ませる
「VSCO」の使い方を覚えるために最初にすることは、まず編集・加工目的のスマホのカメラで撮影した写真を、「VSCO」に読み込ませることから始めましょう。ダウンロードし終わった「VSCO」をタップすると、画面下にアイコンが並んでいます。
右から数えて3番目に、□のアイコンが2つ重なっています。こちらが写真を選択できるアイコンですので、編集・加工したい写真をタップしましょう。写真をタップすると、アイコンの下に太線が出てきます。それから下左から2番目の、編集アイコンに進みます。
フィルターのかけ方
『編集』をタップして、編集画面にスライドしたら、フィルターの適用に移ります。『編集』画面の左下に【白の黒抜き】アイコンが出ていますので、このアイコンが出ている時に、フィルターの選択をすることが出来ます。
フィルターを左にスライドしていくと、色味もスライドしていきます。気にいったフィルターが見つかったら、選択しましょう。フィルターを選択することによって、プレビュー表示されます。ただし、フィルターに「VSCO」のマークがある分は、会員専用となっていますので注意しましょう。
明るさ・コントラスト・彩度などの変更
気に入ったフィルターを選択して、編集アイコンをタップすると、写真一覧のプレビュー表示画面に移ります。好みのものを選択すると、『×』と『〇』が出てきますので、OKだったら『〇』を選択しましょう。
『調節』『露出』『コントラスト』『シャープ処理』『明瞭度』『彩度』『トーン』『ホワイトバランス』『肌の色』『ビネット』『粒度』『フェード』『スプリットトーン』『枠線』『HSL』と、アイコンが横並びで出てきます。
各アイコンをタップして、左右選択ボタンで調節できますので、調節したら『〇』ボタンを押下して選択しましょう。
傾きの調整
次に【傾きの調整】についてご案内します。【傾きの調整】アイコンは、『調整調節』アイコンで調整することが出来ます。左右バランスバーで傾きを調整することが出来ますので、思い描いた通りに調整出来たら、『〇』をタップしましょう。
歪みを補正
いよいよ「VSCO」の基本的な使い方も仕上げに近づいてきました。次は【歪みの補正】に入ります。【傾きの調整】で使用した『調節』アイコンで傾きを調整し終えたら、次に【歪みの補正】をしましょう。
【歪みの補正】は、『調節』アイコンで調整し終えたすぐあと、『スキュー』ボタンをタップすると、『X軸』と『Y軸』が出てきますので、左右バランスを整えながら、歪みの補正をしましょう。補正が終わったら、『〇』ボタンを押下しましょう。
不要な部分を切り取る
そろそろ仕上げも近くなってきました。次にご紹介するのは、【不要な部分を切り取る】についてご案内します。【不要な部分を切り取る】のも、『調節』ボタンを使います。『調節』ボタンをタップして、簡単なのは、指先で不要な部分をカット出来ますのでおすすめです。
不要な部分をカットしたら、『〇』ボタンを忘れずに押下しましょう。これで【不要な部分を切り取る】は終了です。
加工を取り消すには
最初は誰でもスムーズにはいきません。ちょっと指先がふれただけで、画面が移り変わりますので、失敗する事もままあります。そんなときに、【加工を取り消すには】についてご案内します。
『〇』ボタンを押下してから、加工を元に戻すには、『〇を円形の矢印で囲っている』アイコンをタップしましょう。そうすれば、今まで加工してきた履歴一覧が出てきますので、元に戻りたいところをタップしましょう。『棒の中に〇印がある』アイコンをタップすればもとに戻ります。
加工した写真をカメラロールに保存
頑張ってここまで編集・加工してきた自分に拍手を送りましょう。大変でしたが、それよりも、面白かった方が先に立ちませんか?自分の取った写真が美しく変わっていく様を見るのは、とても楽しいことだと思われます。
それでは【加工した写真をカメラロールに保存】しましょう。答えは簡単です。画面右上の『次へ』をタップすれば、『カメラロールに保存』『VSCOに投稿』ボタンが出てきますので、『カメラロールに保存』ボタンをスライドして黒くして、『VSCOに投稿』をグレーにしましょう。
写真加工アプリ「VSCO」でおしゃれに編集しよう!
如何でしたでしょうか?Z世代にトレンドの「VSCO」の基本的な使い方をご紹介しました。スマホカメラが主流の現代では、インスタやツイッターに投稿することが、今の世代のライフワークとなっています。
もはや生活の一部となってしまったスマホカメラですが、一歩使い方を誤ってしまうと大変なことになります。「VSCO」が楽しくて、時間を忘れてしまいがちになるのは無理もありませんが【歩きスマホ】は止めましょう。
【歩きスマホ】をしていて、赤信号を渡って車にはねられて死亡した女性もいますので、「VSCO」を編集・加工する時には場所を選んで、安全かつ安心に楽しみましょう。