ボウリングの投げ方をレクチャー!初心者でも上達する基本やコツを詳しく解説!

ボウリングの投げ方をレクチャー!初心者でも上達する基本やコツを詳しく解説!

年齢性別に関係なく楽しめるスポーツにボウリングがあります。ボウリングの初心者向けにボウリングのボールの投げ方、ボールをうまく投げるコツにつて説明します。またボウリングの投げるボールの種類ごとの投げ方のポイントについても解説していきます。

記事の目次

  1. 1.ボウリングの初心者向けの基本の投げ方
  2. 2.ボウリングのテクニカルな投げ方の種類
  3. 3.ボウリングの投げ方が上達するポイント
  4. 4.ボウリングの高スコアを出すためのポジション
  5. 5.ボウリングの投げ方と利き手の関係
  6. 6.ボウリングを上手に投げるためのボール選び
  7. 7.ボウリングは正しい投げ方で高スコアが狙える

ボウリングの初心者向けの基本の投げ方

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私服でもユニフォーム姿でもどんな姿でも手ぶらいで気軽に楽しめるスポーツとしてボウリングがあります。ボウリングは子供から高齢者まで年齢に関係なく楽しめるスポーツです。ボウリングはボウリング場に手ぶらで行って受付をすればボウリングで使用するボールや靴を貸してくれます。

ボウリングが初心者でも投げ方のコツを覚えることができればボウリングの点数が上げっていきます。今回はボウリングの初心者向けにボウリングの基本となる投げ方や基本的なボールの持ち方、ボールを離すポイントなどボウリングの基本について説明をしていきます。

ボウリングとは

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ボウリングの基本となる投げ方や基本的なボールの持ち方、ボールの離すポイントなどを説明する前にまずはボウリングとはどんなスポーツなのか詳しく説明をします。

ボウリングとは、ボールを使って先が細くて土台が大きいお酒を入れるとっくりのような形をした10本のピンを多く倒して点数を競う室内で行うスポーツです。もう少し詳しく説明すると、幅が1mほどのレーンと呼ばれている場所にボールを転がしてピンを倒して点数を競い合います。

ボールを転がすポイントからピンが置かれているところまでが約18mです。ボールの重さには軽いボールで約1.8kg、重いボールで約7.3kgといった種類があります。

さまざまな重さの種類のボールから自分の体力や腕力によって選ぶことができます。ボールには3つの穴が空いていてその穴に親指・中指・薬指の3本を入れてボールを持ってから投げるのが基本です。

ボウリングのフレームとは

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ボウリングは1ゲームに10フレーム投げてトータルのピンを倒した数が点数になります。1フレームにボールを投げる回数はボールを倒したピンの数によって違います。例えば1フレームの1回目に投げたボールで10本を倒した場合は投げる回数1回になります。

もし1回目に投げたボールで10本倒すことができなかった場合は残っているピンを倒すためにもう1回ボールを投げることができるルールになっています。1回目で10本のピンを倒した場合を「ストライク」と呼びます。

また1回目に投げたボールで10本倒すことができなくてピンが残り2回目に投げたボールで残ったピンをすべて倒した場合は「スペア」と呼びます。また投げたボールがレーンの左右にある溝に落ちた場合は「ガター」と呼び点数は0になります。

10フレームだけ

最後の10フレームの場合だけ他のフレームと違いがあります。1回目に投げたボールで10本倒した場合の「ストライク」と2回目に投げたボールで残りのピンを倒した「スペア」を取った場合は他のフレームと違ってもう1回ボールを投げることができるルールになっています。

10フレームだけ最高で3回ボールを投げることができるのです。10フレームで3回投げたボールがすべて「ストライク」の場合を「パンチアウト」と呼びますのでボウリングの初心者の方も覚えておきましょう。

ボウリングの点数

ボウリングの点数の計算方法は慣れない初心者には難しくなります。初心者にわかるようにボウリングの点数の計算方法について説明をします。ボウリングの点数を付ける上で大事な知識としてストライク・スペアなどの呼び方を覚える必要があります。

1回目にボール投げて10本のピンを倒した場合を「ストライク」と呼び10点になります。1回目にボール投げて10本のピンを倒すことができなくて2回目に投げたボールで残っていたピンをすべて倒した場合が「スペア」になり同じく10点です。

しかし、同じ10点でも計算方法が違います。ストライクの場合は次のフレームの点数が加算されます。スペアの場合は次のフレームで1回目に投げたボールで倒したピンの数が加算されます。

ボウリングの点数の例

ボウリングの初心者向けにボウリングの点数の例について簡単に説明します。1フレームの1回目に投げたボールで10本倒しストライクを出して、次のフレームでスペアを取った場合は1フレームの点数は20点になります。

次のフレームで1回目に投げたボールでピン7本倒し、2回目に投げたボールで残りの3本すべてのピンを倒せなかった場合は1フレームの点数は17点になります。残りの3本のピンのうち1本だけ残した場合は1フレームの点数は19点になります。

ストライクとスペアでは

つまり1フレームの1回目に投げたボールで10本倒しストライクを出した場合は次のフレームの点数がすべて加算されるということです。1フレームの1回目に投げたボールで10本のピンを倒せずに、2回目に投げたボールで残りピンすべて倒してスペアを取った場合はどんな計算になるのかみていきす。

1フレームでスペアを取った場合は次のフレームの1回目に投げたボールで8本のピンを倒した時点で1フレームの点数が18点と決まります。

4歩の助走をする

ここまではボウリングの初心者向けにボウリングの点数の計算方法やストライクとスペアとの点数の付け方の違いなどをボウリングの初心者にもわかるように説明をしてきました。ここからはボウリングの基本の動作を初心者が理解しやすように説明をしていきます。

ボウリングでボールを投げる時にはボールに勢いを付けるために助走が必要になります。助走の歩数は個人差があり、また特に決まりはありません。しかし、助走の歩数は4歩が基本になることを初心者は覚えておきましょう。

ボールを持ってから4歩目にボールを指から離すのがポイントになります。ボールを持ったら右利きなら右の胸あたりにボールを構えて右足から助走をするのがポイントでありうまくスタートできるコツになります。

上半身・下半身の動きを連動させる

ボウリングの初心者によく見られるボールの投げ方には上半身だけを使ってボールの投げ方をする人がいます。このボールの投げ方ではボールに勢いを付けづらいためボールがピンに当たってもピンが倒れないケースになることがあります。

ボウリングのボールの投げ方では上半身だけではなく、上半身と下半身の動きを連動させた投げ方をするようにしましょう。ボールを持ったら右利きなら右足からスタートします。腰の重心を落としてボールを持った右手を振り子のように後ろに引きます。

その状態からリズムよく3歩歩きます。4歩目のタイミングでレーン上にあるスパットといわれるポイントを目印にしてボールを指から離するといた動作をするのがボウリングの基本です。また自分が意図したコースに転がす投げ方のコツです。

ボウリングのテクニカルな投げ方の種類

ボウリングの初心者が理解しやすいようにボウリングのボールの投げ方の基本や投げ方のコツについて説明をしてきました。ここではボウリングのボールの投げ方の種類とその投げ方のコツについて説明をしていきます。

ボウリングのボールの投げ方の種類にはどんな種類があるのでしょうか。ボウリングのボールの投げ方の種類にはストレートボール・カーブボール・フックボール・バックアップボールといった種類があります。

次項からストレートボールの投げ方コツ、カーブボールの投げ方コツ、フックボールの投げ方コツ、バックアップボールのコツを種類ごとに説明をしていきます。

投げ方①ストレートボール

ボウリングのボールの投げ方の種類には「ストレートボール」があります。ストレートボールは文字の通りボールを真っ直ぐ投げるボールです。しかし、ボウリングのボールを真っ直ぐに投げるのは初心者にしてみれば簡単ではありません。

ボールを離すタイミングとかボールの勢いにより真っ直ぐに投げたつもりでもボールが真っ直ぐに転がらないことが起きます。ではなぜボールを真っ直ぐに転がすことができないのかみていきましょう。

ピン・スパットを狙う

ボウリングのボールを真っ直ぐに転がすコツとしては倒す目標となるピンを見て投げるのではなくレーン上に表示されているスパットのポイントを目標にして投げるのがボールを真っ直ぐに転がすコツです。

初心者の人はピンを目標に投げる人が多くいます。しかし、この投げ方ではボールを真っ直ぐに転がすことができづらいのです。ストレートボールに限らず、多くのピンを倒すコツはスパットのポイントを目標して投げることです。

ボウリングの初心者はスパットのポイントを目標して投げるようにしましょう。そうすれば極端にボールが曲がってレーンの左右にある溝に落ちるといったケースが少なくなります。

親指の角度を注意する

ボウリングのボールを真っ直ぐに転がすコツにはボールに入れている親指の角度を注意する必要があります。ボールを真っ直ぐに転がすコツはボールに入っている親指がボールの真上にくるような角度で持つことが大事なポイントです。

親指がボールの真上にくるような角度で持ったらそのままの状態でボールを振ってボールを離す瞬間もその角度を保つことがボールを真っ直ぐに転がすコツです。また親指の角度と同じように大事なポイントとして投げる時の体の向きがあります。

当然のことながらレーンに対して真っ直ぐに向いていることがボールを真っ直ぐに転がすコツであることを初心者は覚えておきましょう。

投げ方②カーブボール

ボウリングのボールの投げ方の種類には「カーブボール」があります。初心者の場合のカーブボールは、ボールにスピードがなく自然に曲がりながら転がるボールになります。

しかし、初心者でもコツをつかめば自分が意図したポイントに回転がかかった勢いのあるカーブボールを投げることができるようになります。初心者がカーブボールを投げるコツはボールに入れている親指・中指・薬指の角度にあります。

ストレートボールは親指をボールの真上の角度で持つことでしたが、カーブボールの場合は右利きなら親指をボールの真上から左側に少し倒した角度で持つことです。

その状態からボールを離す時に中指・薬指でボールを回転させるように引掛けてから順番に離すようにすることがカーブボールを投げるコツになります。

投げ方③フックボール

ボウリングのボールの投げ方の種類には「フックボール」があります。ボウリングのフックボールとは、ボールを離した時には真っ直ぐに転がりピンの近くになったらボールが曲がりながら転がるボールのことです。

このフックボールはボウリングの初心者には難しい投げ方になります。数多く練習をしなければマスターすることができない投げ方です。しかし、投げるコツを覚えて数多く練習すればマスターできないわけではありません。

フックボールを投げるコツはボールに入れる親指・中指・薬指の入れ方がポイントになります。親指はボールの穴に真っ直ぐに入れるのがポイントです。中指・薬指は穴に深く入れるのがポイントになります。

フックボールの投げ方

フックボールはボールに入れる指の入れ方がポイントに加えて、ボールを離す指の順番も大事なポイントになります。フックボールを投げる時には親指を最初に外すようにしましょう。親指を外したら中指を外し、最後に薬指を外すのがポイントです。

この外し方によってボールが指に引っかかるように外れるためボールに回転がかかります。またボールを指に入れた状態から変更をしないままで投げることもフックボールを上手く投げるコツになります。

さらに腕も曲げずに真っ直ぐに前に振り、リストも使わないで投げることがフックボールを投げるコツになります。

投げ方④バックアップボール

ボウリングのボールの投げ方の種類には「バックアップボール」があります。バックアップボールとはフックボールと同じように最初は真っ直ぐに転がりピン近くになったら右利きなら左側に曲がり左利きなら右側に曲がるボールのことです。

つまりフックボールとは反対方向に曲がりながら転がるボールのことです。そのためバックアップボールはフックボールを投げる時のボールに入れる指の角度が反対方向になります。つまり右利きならボールを持った時に親指がレーンに対して右側に傾いた角度になります。

バックアップボールを投げるには手首に負担がかかる投げ方となるため初心者にはおすすめできません。倒すのが難しいピンが残った時のスペアを狙う時には有効になる場合もありますが、初心者は多くのピンを倒せる投げ方のコツを覚えることを優先するようにしましょう。

ボウリングの投げ方が上達するポイント

ボウリングの投げ方が上達するポイントについて説明をしていきます。ボウリングの投げ方が上達するポイントには正確なフォームがあります。正しい腕の振りがあります。ボールを離すタイミングがあります。次項からそれらのボウリングの投げ方が上達するポイントについて説明をします。

正確なフォームのために力まないのがコツ

ボウリングの投げ方が上達するポイントには「正確なフォーム」があります。ボウリングではボールを投る動作にリズムがある一連のフォームが大事になります。リラックスした状態で少し下半身に重心を置いてからボールを持って上半身と下半身の流れにリズムを持たせて投げるのがコツです。

初心者にわかるように説明します。ボールを胸に付けるようにして構えます。1歩踏み出す時に両手の肘を伸ばした状態でボール持ちます。そこからボールの穴に入れていない方の手を離して腰を落としながらボールを後ろに引きます。

この動作をリズムよくできればボウリングのボールの投げ方が上達しますので初心者の人はこの動きを覚えておきましょう。

振り子をイメージして投げる

ボールを後ろに引いたらボールに勢いを付けるためにボールを肩の付近まで待ち上げて振り子のように大きく前に振り出します。前に振り出してからスパットのポイントを目標にしてボールから指を離す投げ方マスターすればボウリングの投げ方が上達します。

ボウリングの高スコアを出すためのポジション

ボウリングで高スコアを出すためにはどんなコツがあるのでしょうか。ボウリングで高スコアを出すためのコツについて説明をしていきます。ボウリングで高スコアを出すためのコツにはアプローチが大事になります。

また0点にならないためにファウルラインを越えないことも高スコアを出すためコツです。さらにスパットを目標にして投げることもボウリングで高スコアを出すためのコツです。

アプローチ

ボウリングで高スコアを出すためにはアプローチが大事になります。ボールを持ってから1歩を踏み出してリズムよく歩いてボールを離すアプローチが上手くなればボウリングで高スコアの可能性につながります。

1歩目にボールを離し、2歩目でボールを下に下げて3歩目にボールを後ろに引き、4歩目でボールを指から離すこの動作がスムーズにできればボウリングで高スコアの可能性が大きくなります。

ファウルライン

ボウリングで高スコアを出すために欠かせないのがファウルラインを越えて投げないことです。ファウルラインを越えて投げた場合はストライクを出しても点数は0点になります。ボウリングの初心者の人はよく覚えておきましょう。

リリースドット

ボウリングで高スコアを出すためのコツにはリリースドットを狙って投げることです。ボウリングのレーンにはファイルラインの手前つまりアプローチエリヤにリリースドットという7つのポイントが表示されています。

このリリースドットは自分の立つ位置を確認することができます。リリースドットが一定になればボウリングで高スコアを出すことにつながります。

スパット

ボウリングで高スコアを出すためのコツにはスパットを目標にして投げることです。スパットはピンとファイルラインの間のところに表示されています。スパットには7つのポイントがあり、どのポイントのスパットを狙うかによりスコアに影響します。

スパットはピンの配置と同じで三角形のマークで表示されています。そのためピンを倒すイメージで狙うことができるためスパットを狙うことは高スコアを出すことにつながりやすくなります。

ボウリングの投げ方と利き手の関係

ボウリングのボールの投げ方には右利きと左利きでは違いはあるのでしょうか。ボウリングのボールの投げ方での右利きと左利きでの違いと右利きの投げ方と左利きの投げ方での有利・不利について説明をしていきます。

利き手で有利・不利はあるのか

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ボウリングのボールの投げ方には右利きと左利きの有利・不利はあるのでしょうか。ボウリングのボールの投げ方では右利きで投げる人の割合が高いといわれています。右利きの割合が高いということはボウリング場のレーンは右側を多く使うことになります。

ボウリング場のレーンにはボールを転がりやすくするためにオイルが塗ってあります。ボウリング場のレーンは右側を多く使うことになりフレームが進むごとに塗ってあるオイルの効果が薄れる可能性が強くなります。

そのため右投げの人はボールの転がりに変化が生じ転がすレーンの位置を変える必要があります。一方で左投げの人は左側のオイルの効果に変化がしづらくレーンの変更が必要ありません。

投げ方は左右逆に考える

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ボウリングのボールの投げ方が右利きでも左利きでもアプローチの仕方、ボールの振り方、ボールを離す位置やタイミングなどの基本は同じです。投げ方が左右逆と考えれば投げ方に関しては基本的には有利・不利はないと言えます。

ボウリングを上手に投げるためのボール選び

ボウリングを上手に投げるためのボール選びについて説明をします。ボウリングを上手に投げるためのボール選びにはボールの重さがあります。ボウリングを上手に投げるためのボール選びにはボールの穴との相性の確認は大事な基本項目です。

基準は体重の10分の1

ボウリングを上手に投げるためのボール選びにはボールの重さがあります。ボウリングのボールの重さにはさまざまな種類があります。

ボールの重さは実際に持ってみて無理なくボールが振れる重さのボールを選ぶこと大事になります。ボール選びの目安としては体重の10分の1のボールを選ぶのが基本です。

節穴のフィット感をチェックする

ボウリングを上手に投げるためのボール選びにはボールの重さに加えて、ボールの穴との相性も大事になります。ボールの穴に指を入れた時のフィット感のあるボールを選ぶようにしましょう。ボウリングでのボールの離し方は親指が先になります。

そのため親指の入る穴は少し緩いものが理想です。中指と薬指は引っかかるように投げるため少し窮屈に感じる程度のものを選ぶのが基本です。

ボウリングは正しい投げ方で高スコアが狙える

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ボウリングのボールの基本的な投げ方、投げるボールの種類、ボウリングが上手くなるコツなどを初心者が理解しやすいように説明をしてきました。初心者はさまざまなボールの重さの種類から自分に無理のない重さのボールを選ぶことが大事になります。

またボールを離すまでのアプローチの仕方をしっかりマスターするようにしましょう。さらにボールを離す時にはピンを見るのではなく、スパットを見るようにして投げれば高スコアが狙えます。

kawakei
ライター

kawakei

記事を書き始めて5年程経ちます。記事を書くことも、知らないことを調べるのが好きです。クオリティーの高い文章を書きたくて、伝え方や伝える文章の書き方などの本を読んで頑張ってきましたが、うまくいきません。クオリティーの高い文章よりどんな人が読んでもわかりやすい文章になるように心掛けています。

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