「AirPods Pro」はAndroidで使える？対応機種や接続方法を解説

Apple社のワイヤレスイヤホンとして人気のAirPods Proは、シンプルでスタイリッシュな見た目や高い機能性で、今ではワイヤレスイヤホンの定番となっています。このAirPods ProはApple社のiPhoneだけではなく、他のAndroid端末でも使用することが出来ます。

今回はAirPods ProをAndroid端末で使えるようにする設定方法や、AirPods Proが使えるAndroidの対応機種について紹介します。人気のAirPods ProをiPhoneのみならず、Androidでも使えるようになるのは嬉しいです。

AirPods Proは以前のAirPodsから大きく進化しています。AirPods Proの最大の特徴としてノイズキャンセリング機能という機能が備わっており、さらに音質も以前のAirPodsよりも向上しています。イヤホンの形も、より耳にフィットするように形が改良されています。

他のブランドからもワイヤレスイヤホンはたくさん発売されていますが、年代を問わず群を抜いて人気の高い、Apple社のAirPods Proの特徴やノイズキャンセリング機能についての解説もしていきます。

AirPods Proは見た目の通り、コードひとつないイヤホンが別々となっている完全ワイヤレスイヤホンです。イヤホン同士がコードで繋がったものとは違って、AirPods Proはコードの煩わしさから解放された全く新しいワイヤレスイヤホンです。

見た目も一切無駄がなくシンプルで高級感のある、他にはないデザインがAirPods Proの魅力となっています。ワイヤレスイヤホンはBluetoothに接続するだけで通話が出来たり、すぐに音楽を楽しむ事が出来ます。

AirPods Proにはノイズキャンセリング機能が備わっています。ノイズキャンセリング機能とは、AirPods Proの外側に付いているマイクが外部の音を検知して、その外部の音と釣り合うアンチノイズ機能により、耳に外部の音が届く前に打ち消す機能です。

このノイズキャンセリング機能は、耳にぴったりとAirPods Proが収まっている時にノイズキャンセリング機能は最大限に発揮されます。

ノイズキャンセリング機能の外部音取り込みモードでは周りの音がよく聞こえるようになるので、AirPods Proをつけたままでも会話が楽しめます。AirPods Proはつけていることを忘れるようなフィット感とつけ心地も人気のポイントです。

従来のAirPodsと比べるとノイズキャンセリング機能のほかに、クリアなサウンドを生み出して音質の最適化などをしてくれる「ハイダイナミックアレンジアンプ」の搭載や、均圧の為の通気システムなど今までにない機能が詰め込まれています。

AirPods Proのノイズキャンセリング機能や外部音取り込みモードなどの様々な機能によって、今まで外部から聞こえていた雑音が聞こえにくくなり、聞いている音により集中出来るようになりました。

Apple製品はiPhoneだけではなくPCのMacBookやiPadなど、どの製品も高い人気を誇っています。洗練された見た目以上に、シンプルな使いやすさや高い機能性がApple製品の良さでもあります。またMacBookやiPhone、iPadなどすべてのApple製品と連携することが可能です。

iPhoneで見ているサイトをMacBookですぐに共有出来たりと、今までにない使い方ができるのがApple製品の魅力です。そんなApple社から出ているAirPods ProもAppleユーザーだけではなくAndroidユーザーからも使いたい、と人気のあるワイヤレスイヤホンです。

AirPods ProはApple製品だけではなく、Android端末でも対応機種であれば使えるようになっています。iPhoneじゃないから、Apple製品を持っていないから、と諦めてしまわずにAndroid端末でAirPods Proを使う方法やペアリングの設定方法について紹介します。

Bluetoothはほとんどのデバイスに搭載されている機能です。Bluetooth機能を使用すれば、Android端末でもAirPods Proとのペアリングが可能になります。ただ、AirPods ProはBluetooth4.0以降のAndroid端末でなければペアリングが出来ません。

自分のAndroidがAirPods Proと接続して使える対応機種なのかをあらかじめ調べておくのがおすすめです。AirPods ProをAndroid端末にペアリングする場合は、iPhoneとはまた違った設定が必要になりますが、難しい設定ではないので誰でもすぐに設定が可能です。

AirPods ProはAndroidで使用している場合でも、iosに簡単に切り替えることが出来ます。どちらのデバイスにも、AirPods ProをBluetoothに接続先として登録していれば、用事が出来て別の端末で使いたい時でも簡単に切り替えてAirPods Proが使えるようになります。

AndroidからiPhoneに切り替えたい場合は、コントロールセンターを画面の上からスワイプして表示させます。ミュージックパネルを長押し、強めに押して拡大、右上に切り替えアイコンが出てくるので切り替えアイコンをタップします。

音楽再生の接続先一覧が表示されます。そのなかにAirPods Proの表示があるのでAirPods Proの表示をタップしてください。接続が切り替わるとチェックマークに変わります。これで切り替えは完了です。

AirPods Proをandroidで使用するには、どのように設定すれば良いのかを解説していきます。AirPods ProとAndroidのペアリングの方法や、AirPods Proがペアリング可能なAndroidの対応機種についても紹介していきます。

iPhoneの場合は特にペアリング設定をしなくても、AirPods Proの蓋をパカっと開けるだけでペアリングが出来るのですが、Androidの場合は少し違ってAirPods Proのケースの背面に付いているボタンを押してペアリングモードに切り替えます。

一度AirPods ProとAndroidのペアリング設定をしてしまえば、次からは簡単に使えるようになります。背面のボタンを長押しすると、AirPods Proのケースのインジゲーターが白く点灯します。この白く点灯した状態のまま、Android端末のBluetooth設定画面からペアリングの設定を行っていきます。

設定アプリを起動したら「接続済みのデバイス」を選択、次に「新しいデバイスとペア設定する」を選択すると「使用可能なデバイス」にAirPods Proが表示されます。表示されたAirPods Proを選択してペアリング設定が完了です。

「利用可能なメディアデバイス」にAirPods Proの表示があれば、問題なくAirPods Proは接続出来ています。まれにAirPods Proと表示されずに識別IDになっている場合もありますが、左にヘッドホンのアイコンが表示されるので判別は出来るようになっています。

AirPods Proが接続可能なAndroidの対応機種ですが、Bluetooth（A2DPプロファイル）対応のAndroid端末であればAirPods Proの使用が可能な対応機種です。AirPods Proを使用したいAndroid端末がBluetooth（A2DPプロファイル）対応機種であるかを確認してください。

AirPods ProはAndroidの対応機種であれば使用することが出来ます。しかし、iPhoneに接続した時とは異なる点がAndroidではいくつかあります。iPhoneで使える機能がAndroid端末では使えない機能について紹介します。

AirPods ProをiPhoneで使用している場合、AirPods Proを着脱した時に自動停止、自動再生が出来るようになっていますが、Androidではこの機能は使用できません。また、イヤホン操作の細かい設定が出来ないことや、AirPods Proのバッテリーの残量表示もAndroidでは表示されません。

Googleアシスタント機能もAndroidでは出来ませんが、AirPods Proのペアリング設定をしていればAndroidでもiPhoneと同じように、AirPods Proの蓋を開けるだけで接続出来るようになります。また、AirPods Proをケースにしまうだけで自動切断される機能も使えるようになっています。

しかし、Androidでも使えるAirPods Proの機能もあります。AirPods Proを使った通話機能や、左のAirPods Proをダブルタップすると、次の曲にスキップが出来る機能、反対に右のAirPods Proをダブルタップすると再生中の曲が停止されます。

AndroidでAirPods Proに接続する際に、iPhoneでは使用できるAirPods Proを接続した時の探知機能がAndroidでは探知機能がありません。探知機能がないから使えない、という訳ではありませんのでAndroidでもAirPods Proは十分使えます。

iPhoneにAirPods Proを接続した場合と、Androidの対応機種にAirPods Proを接続した場合では、少なからず音質の違いがあります。

AirPods Proを通して、端末そのものの音質に変わります。iPhoneとAirPods Proの組み合わせであれば、フラットな音質でボーカル域が聞こえやすい音質となっています。

Androidの対応機種とAirPods Proを組み合わせると、中音域が抑えられていてメリハリ感のある音域へ変化して聞こえます。AndroidとAirPods Proを組み合わせると音質が悪くなるということではないので、安心してください。

音質の変化が気になる場合は、無料のイコライザアプリなどを使用すると簡単に自分好みの音質へと変えることができます。アプリによっては細かく音質設定が出来るものもあるので、ぜひ試してみてください。

iPhoneにAirPods Proを接続した場合と、Androidの対応機種にAirPods Proを接続した場合だとバッテリーの減り方にやや違いがありました。

AirPods ProをiPhoneで使用した場合だと、約5時間ほどAirPods Proで音楽を聴くことが出来るそうです。一度の充電で5時間聴く事が出来るのは、かなりパフォーマンスが良いと言えます。

AirPods ProをAndroidの対応機種で使用した場合はというと、約3時間ほどの再生でバッテリー残量が35%ほどになり、4時間ほどで残量がゼロとなりました。iPhoneと比べるとAndroidの方がバッテリーの減りが早いのがわかります。

使い方にもよるので、必ずしもこの時間しかAirPods Proが使えないというわけではありません。AirPods Proのバッテリーの減り方の目安として、参考にしてみてください。

音楽を聞かずにノイズキャンセリング機能のみをAirPods Proで使っていた場合だと、最大で4時間30分程度バッテリーが持つと言われています。AirPods Proで通話機能を使用する場合は最大で3時間30分程度の通話が可能です。

AndroidとiPhoneではバッテリーの減りにやや差はありますが、AirPods Proのバッテリーの充電速度は早く、5分間の充電で約1時間音楽を聞いたり、通話が出来ます。AirPods Proはイヤホンをケースにしまうだけで充電することが出来るので、とても便利です。

AirPods ProはAndroidでも対応機種であれば、簡単に接続して使う事が出来ます。人気のAirPods Proは誰もが使ってみたいワイヤレスイヤホンです。AirPods Proの特徴であるノイズキャンセリング機能をご自身の耳で体験してみてください。