キッチンの種類を詳しく解説!タイプ別のメリット・デメリットもチェック!

キッチンの種類を詳しく解説!タイプ別のメリット・デメリットもチェック!

キッチンの種類を詳しくご紹介します。キッチンには様々な種類がありますので、自分や家族の生活スタイルに合ったキッチンの種類を選ぶことが大切になります。種類ごとのメリット・デメリットなどもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

記事の目次

  1. 1.キッチンの対面・オープンキッチンの種類
  2. 2.キッチンのセミオープンキッチンの種類
  3. 3.キッチンの対面ではないキッチンの種類
  4. 4.キッチンの種類を決めるコツ
  5. 5.キッチンは生活スタイルで適切なタイプが変わる

キッチンの対面・オープンキッチンの種類

Photo byshadowfirearts

この記事では、キッチンの種類を詳しくご紹介します。種類ごとにメリット・デメリットをご紹介していきますので、自分や家族の生活スタイルにはどんなキッチンが合うのかチェックしてみてください。

それでは、まず最初にキッチンの「対面・オープンキッチン」の種類についてご紹介しましょう。対面キッチンは料理をしながらリビングダイニングを見渡せるキッチンのことで、オープンキッチンは壁で仕切られていないキッチンのことです。

アイランドキッチンの特徴

Photo bymgattorna

対面・オープンキッチンの種類として、最初にご紹介するのは「アイランドキッチン」です。アイランドキッチンは、名前の通り島のように完全に独立したタイプのキッチンとなっています。壁に接していないので、どの方向からでもキッチンを囲むように作業ができます。

アイランドキッチンのメリット

Photo bystevepb

アイランドキッチンは完全に独立していて、壁などで視界が遮られることもありませんので、開放感が最大のメリットといえます。作業スペースが広い上に、周りを自由に歩くことができ、大人数でも作業しやすいです。ホームパーティーにも向いています。

アイランドキッチンのデメリット

Photo byRepublica

リビングとの間に壁がないので、リビングにまで油はねやにおいが広がりやすいのがアイランドキッチンのデメリットです。おしゃれなイメージですが、リビングから丸見えなので常に綺麗にしておく必要があります。憧れだけで選ばずに、自分の性格や生活スタイルと相談することが大切です。

ペニンシュラキッチンの特徴

Photo byKlausAires

対面・オープンキッチンの種類として、次にご紹介するのは「ペニンシュラキッチン」です。ペニンシュラは半島を意味する言葉で、アイランドキッチンと違い、半島のように左右のどちらかが壁にくっついているタイプのキッチンとなっています。

ペニンシュラキッチンのメリット

Photo bycongerdesign

アイランドキッチンと同じくリビングにまで油はねやにおいが広がりやすいですが、壁の横にコンロを設置して、コンロの前まで壁を伸ばすことで油はねやニオイの拡散を軽減しやすくなります。アイランドキッチンほどの広いスペースが必要ないという点もメリットです。

ペニンシュラキッチンのデメリット

Photo bystevepb

ペニンシュラキッチンは片側が壁にくっついているため、アイランドキッチンと比べると開放感がないのがデメリットです。それでもリビングからは丸見えなので、やはり常に綺麗にしておく必要があります。キッチンの上部に吊戸棚がなく、収納スペースが不足する場合もあります。

キッチンのセミオープンキッチンの種類

Photo byFree-Photos

続いて、キッチンの「セミオープンキッチン」の種類についてご紹介しましょう。対面キッチンには、仕切りのないオープンキッチンの他に、リビングダイニングとの間に部分的に仕切りを設けたセミオープンキッチンという種類もあります。

Ⅰ型キッチンの特徴

Photo by Weidner Apartment Homes

セミオープンキッチンの種類として、最初にご紹介するのは「Ⅰ型キッチン」です。Ⅰ型キッチンは、シンク・コンロ・調理スペースが「Ⅰ」という字のように一直線に並んだタイプのキッチンです。ペニンシュラキッチンと似ていますが、キッチンの前にカウンターがあります。

Ⅰ型キッチンのメリット

Photo byJESHOOTS-com

カウンターを作業台より高くすることでリビングから手元が丸見えになるのを防ぐことができ、完全なオープンキッチンと比べるとある程度は生活感を隠せるというメリットがあります。キッチンの上部に吊戸棚を取り付ければ、収納スペースも多くなります。

Ⅰ型キッチンのデメリット

Photo bystevepb

高めのカウンターや吊戸棚などを設置すれば、生活感は隠せる一方で、オープンキッチンほどの開放感はなくなるというデメリットがあります。リビングを見渡しながら料理をしたいけれど、開放感はそれほど求めないという方におすすめのキッチンといえるでしょう。

L型キッチンの特徴

Photo by Stradablog

セミオープンキッチンの種類として、次にご紹介するのは「L型キッチン」です。L型キッチンは、名前の通りシンク・コンロ・調理スペースがアルファベットの「L」の字のように曲がったタイプのキッチンとなっています。シンクとコンロが90度で向かい合うように設計されていることが多いです。

L型キッチンのメリット

Photo bySkitterphoto

シンクとコンロが90度で向かい合うように設計されているため、体の向きを変えるだけでどちらも使うことができるのがメリットです。料理中の移動が少なくて済み、効率よく料理を作れます。Ⅰ型キッチンよりも作業スペースを広くとることができ、2人で料理をしたい方にもピッタリです。

L型キッチンのデメリット

Photo byJESHOOTS-com

キッチンの設置スペースが広くなる分、冷蔵庫や食器棚の設置スペースが狭くなってしまうこともあります。また、キッチン上の吊戸棚やキッチン下の収納棚のコーナー部分がデッドスペースになってしまいますので、収納スペースをどのくらい確保できるのか確認することが大切になります。

セパレート型キッチンの特徴

Photo by www.homejobsbymom.com

セミオープンキッチンの種類として、次にご紹介するのは「セパレート型キッチン」です。セパレート型キッチンは、シンクの台とコンロの台が2つに分かれたタイプのキッチンのことです。2つの台が平行に並んでいるため、「Ⅱ型キッチン」とも呼ばれています。

セパレート型キッチンのメリット

Photo bycongerdesign

シンクの台とコンロの台が分かれているため、広い作業スペースを設けることができるというメリットがあります。複数人でも作業しやすいです。また、シンク側は対面カウンターですが、コンロは壁側にあるため油はね対策がしやすいこともメリットです。

セパレート型キッチンのデメリット

Photo byDanaTentis

シンクとコンロが分かれているため、それぞれを行き来するときに料理の汁や水滴などが床にこぼれてしまうことがあります。また、2つのカウンターを設置する必要がありますので、場合によっては収納棚の設置スペースを確保するのが難しいです。

キッチンの対面ではないキッチンの種類

Photo bykaboompics

続いて、キッチンの「対面ではないキッチン」の種類についてご紹介しましょう。現在の主流は対面キッチンで、家を新築やリフォームするときには対面キッチンが採用されることが多いですが、昔ながらのスタイルの対面ではないキッチンも根強い人気があります。

独立キッチンの特徴

Photo by 148 Straith Street Staunton, VA 24401

対面ではないキッチンの種類として、最初にご紹介するのは「独立キッチン」です。独立キッチンは、キッチンがリビングダイニングから完全に独立したタイプのキッチンです。壁で囲まれていて、キッチンだけで1つの部屋になっています。

独立キッチンのメリット

Photo byeak_kkk

家の中でもキッチンは生活感が出やすい場所ですが、独立キッチンならお客さんの目に触れにくく、片付けにそこまで気を遣う必要がありません。料理に集中でき、料理のにおいや煙がリビングまで広がらないこともメリットです。また、壁に囲まれているため収納スペースも確保しやすいです。

独立キッチンのデメリット

Photo bycongerdesign

リビングダイニングと分かれていますので、料理中に家族とコミュニケーションがとれないことや、料理を運んだり片付けたりするのが大変なことがデメリットです。また、マンションなどでは広いスペースを確保しにくく、狭い作りになってしまうこともあります。

壁付キッチンの特徴

Photo bysferrario1968

対面ではないキッチンの種類として、次にご紹介するのは「壁付キッチン」です。リビングダイニングとの間に境界がないという点では対面キッチンと同じですが、壁付キッチンの場合にはリビングではなく壁向きにキッチンが設置されています。

壁付キッチンのメリット

Photo byPhotoMIX-Company

設置スペースをコンパクトに抑えることができるのが壁付キッチンの最大のメリットです。リビングダイニングとの間には壁がないため、狭いスペースでも部屋を広く見せることができます。壁に向かって料理をするので料理に集中でき、背面にダイニングテーブルを置けば配膳もしやすいです。

壁付キッチンのデメリット

Photo bykaboompics

リビングからキッチンが丸見えになりますので、キッチン周りは常に綺麗にしておく必要があります。料理のにおいや煙も部屋中に広がりやすいです。また、キッチンの後ろにはダイニングテーブル以外のものが置きづらく、食器棚や冷蔵庫をどこに置くか悩む場合もあります。

キッチンの種類を決めるコツ

Photo byshadowfirearts

最後に、キッチンの種類を決めるコツについて確認しておきましょう。キッチンにはオープン型や独立型など様々なタイプが存在することがわかりましたが、キッチンの種類を決めるときにはどのようにして決めればいいのでしょうか。

対面と対面式ではないものの特徴を把握する

Photo byConnoman

現在は対面キッチンが主流となっていますが、対面キッチンにもデメリットがあり、自分の性格や生活スタイルには対面キッチンが合わないということもあります。みんながそうだからという理由だけで選ばずに、それぞれの特徴を把握したうえで自分に合うキッチンを選ぶことが大切です。

料理中の自分に必要なものを考える

Photo byOldmermaid

対面キッチンと対面ではないキッチンのどちらが自分に合うか考えるときには、まず料理中の自分に必要なものを考えてみましょう。まだ子供が小さい場合や足腰の弱った高齢の方と暮らしている場合には、家族の様子を見守りながら作業できる対面キッチンの方が安心感があります。

キッチンからの視界をイメージする

Photo by5712495

ただし、対面キッチンなら必ず家族の様子を見守れるというわけではないので注意が必要です。子供の遊ぶスペースがリビングではなく和室だったりすると、キッチンからは見えないということもあります。キッチンから何を見たいのか、何が見えるのかということまで確認しておきましょう。

収納スペースが十分にある種類なのか意識する

Photo bywaparm

キッチンの種類を決めるときに忘れてはいけないのが、自分にとって十分な収納スペースを確保できるのかどうかを確認することです。人によって必要な収納スペースは違いますので、自分の持っているものの量を把握しておき、収納スペースを十分に確保できる種類のキッチンを選びましょう。

キッチンの断捨離のやり方を解説!おしゃれにするコツや収納術も紹介!のイメージ
キッチンの断捨離のやり方を解説!おしゃれにするコツや収納術も紹介!
キッチンの断捨離をして快適な環境を手に入れましょう。断捨離を始めやすいやり方を具体的に解説しています。おしゃれなキッチンにするコツや収納術も合わせて紹介していますので、是非目を通してください。おしゃれなキッチンに立つ自分の姿を想像してみましょう。

キッチンは生活スタイルで適切なタイプが変わる

フリー写真素材ぱくたそ

キッチンの種類や種類ごとのメリット・デメリット、キッチンの種類を選ぶコツなどをご紹介しました。キッチンには様々なタイプがあり、自分や家族の生活スタイルで適切なタイプは変わります。生活スタイルに適したキッチンを選び、快適な生活を手に入れましょう。

Chiko
ライター

Chiko

隙間時間にライターをしています。収納やDIY、節約などに興味があります。自分自身も学びつつ、皆様の生活に役立つような記事を提供していきたいです。よろしくお願いします。

関連するまとめ

人気の記事