ハンドブレンダーのおすすめ13選【2019】選び方や人気商品の特徴を徹底比較

ハンドブレンダーをご存じない人のために、簡単に商品の特徴を解説しておきましょう。ハンドブレンダーは英語の「hand blender」または「immersion blender」を日本語にしたもので、スティックの先のブレードで食材をつぶしたり混ぜたりするのに使います。

ハンドブレンダーに似たキッチングッズがいくつかありますが、少し特徴が違います。その違いについては後程解説しますが、ハンドブレンダーを料理に活用すれば、食材がうまく調理できて、おいしくなります。

一口にハンドブレンダーと言っても、いろいろなメーカーからいろいろな商品が販売されています。したがって、それぞれの特徴をよく比較しながら選び方を考えていく必要があるのですが、その比較と選び方のコツをお教えしましょう。

ハンドブレンダーと言っても、手動で食材をブレンドするわけではなく、電気で動きます。したがって、電源コードが付いているのですが、そのコードの長さは重要です。キッチンの料理をする場所の近くにコンセントがある場合はいいですが、そうでない家もあります。

そのような場合は、ほかの場所にコードをつなぐことになります、そのために、コードが短いと、うまく使用できません。したがって、コードが長めのハンドブレンダーを選ぶのが選び方のコツです。残念ながらコードレスタイプは、現在あまり出回っていません。

次のハンドブレンダーの選び方のコツは、アタッチメント数です。冒頭でハンドブレンダーは、食材をつぶしたり混ぜたりするのに使うと説明しましたが、アタッチメントを交換するとほかのこともできます。刻む・こねるなどです。

したがって、商品ごとのアタッチメント数を比較して、多いものを選ぶのがおすすめです。それによって、料理の下ごしらえがスムーズに進むようになり、余計な時間が節約できるようになるでしょう。

ただ、用途に応じて必要アタッチメント数は違います。離乳食作りで主にハンドブレンダーを使うというのなら、それほどアタッチメントにこだわる必要はないでしょう。しかし、スープ・スムージー・ケーキなどいろいろな料理を作るのなら、アタッチメントは重要です。

ハンドブレンダーで食材を攪拌する時に便利なのがスピード調節です。食材の種類によって適した攪拌スピードは違うので、これが調節できるもののほうが使いやすいです。したがって、ハンドブレンダーの選び方では、スピード調整という特徴があるかを比較しましょう。

ただ、スピード調節機能付きでも、そのやり方はメーカーごとに違います。スイッチ切り替えになっている、ダイヤル式になっている、ボタンの握りで変えるなどいろいろ特徴があるので、実際に料理をする場合を考えて、一番よさそうなハンドブレンダーを選びましょう。

ブレード材質の特徴もハンドブレンダーの選び方のポイントです。というのも、どのような食材をつぶしたり混ぜたりするかで、必要なブレードが違ってくるからです。ナッツのような硬い食材に使用する場合は、それに合ったブレードが要ります。

具体的には、チョッパーやグラインダーなどのブレードです。また、食材に氷を含める場合も、それに適したブレードかアタッチメントを用意しなければいけません。各メーカーのハンドブレンダーをよく比較して、ブレードの材質を確認しておきましょう。

食材を攪拌するために使うハンドブレンダーは、使い方や作動の仕方により危険となる場合があります。したがって、どのような安全対策が施されているか、各メーカーの商品ごとに比較して、いい選び方をする必要があります。

その安全対策ですが、安全機能、チャイルドロック、自動停止機能などが備わっているかどうかが選び方の分かれ目です。これらの機能や特徴がすべてそろっているハンドブレンダーなら、安心して使えるでしょう。

ハンドブレンダーの種類によって、W（ワット）数が異なっています。ワット数が大きいものは、パワーも強く、硬いものでもうまく攪拌できます。特に皮や種が付いている食材には、ハイパワーのものがおすすめです。その目安ですが、200ワット以上がいいでしょう。

ただ、ハンドブレンダーのワット数が大きくなるのに比例して、お値段が高くなります。したがって、パワーと予算の両方を比較しながらの選び方となるでしょう。

いろいろなメーカーからいくつもの製品が売り出されているハンドブレンダーですが、使いやすさはそれぞれ違います。軽いか、握りやすいか、後片付けがしやすいかなどそれぞれ特徴があるので、よく比較してみる必要がありそうです。

ハンドブレンダーは電化製品なので、音と振動が発生します。その大きさも使いやすさと関係があります。どうせなら、少しでも音や振動が低いもの選びたいところです。

それから、後片付けのしやすさで各メーカーを比較する場合、まずパーツが取り外しやすいか、本体やパーツが洗いやすいか、収納はしやすいかなどがチェックポイントになります。

ここからはおすすめの人気ハンドブレンダーを紹介していきますが、全部で13種類あります。どれもいい製品ばかりなので、選び方に迷うでしょうが、それぞれの特徴をよく比較して、自分や自分の家庭に合ったものを選ぶといいでしょう。

人気のおすすめハンドブレンダーの最初に取り上げるのは、ブラウン・マルチクイック5 ヴァリオ MQ5075です。さすがに人気があるだけに機能満載です。まず、これ1台で、つぶす、混ぜるができるのはもちろん、全部で7役をこなせます。

7役とは前記の2役のほかに、刻む、泡立てる、スライス、千切り、こねるなどです。料理をする人にとっては、これほど便利なグッズはありません。次に、スピード調節機能は21段階もあり、ダイヤルで切り替えができるようになっています。

アタッチメントの交換も簡単で、ボタンを押すだけです。それで、さまざまな用途に使えるのですから便利この上ないです。お手入れも難しくなく、カップに洗剤とぬるま湯に入れて10～20回転させると、きれいになります。

次の人気おすすめハンドブレンダーは、クイジナート・マルチハンドブレンダーHB-500BKJです。この製品の一番の特徴は軽量なことです。約250g軽くなって、女性の手にも持ちやすく疲れません。持ちやすいかどうかも選び方では重要です。

スイッチの入れ替えはボタンでできるので、だれにでも使いやすいハンドブレンダーです。機能は、つぶす、混ぜる、切る、刻む、泡立てるで、前述したハンドブレンダーと比較すると劣りますが、それでも十分でしょう。

ブレードの回転数もスピードアップしたので、つぶす、混ぜる、切る、刻むなどの調理が素早く行えるようになりました。野菜やリンゴなど硬い食材を調理する場合は、回転数を上げるのがポイントです。

アタッチメントの中にはビーターがあり、生クリームや卵白の攪拌がわずか30秒で済みます。スイーツをはじめとする料理が、これまで以上に手軽にスピーディにできます。いくつもの優れた特徴があるこのハンドブレンダーが人気があるのもわかります。

いろいろなメーカーから出されているハンドブレンダーを比較した場合、気になるのは機能だけでなく、お値段でしょう。そのお値段で選び方を決めるのなら、テスコム・ハンドブレンダー THM311-Wがおすすめです。

特徴という面では比較的シンプルなTHM311-Wですが、ハンドブレンダーを使うのが初めてならこれでもいいでしょう。初心者には人気の商品となっています。形も握りやすく、操作しやすいです。

このハンドブレンダーは金属でできているので、鍋にそのまま入れて攪拌できます。スープ作りもお手の物です。取扱説明書には簡単レシピも付いているので、ハンドブレンダーを使うのに慣れていない人にもおすすめできます。

①で紹介したメーカーになりますが、ブラウンからは別のハンドブレンダーも出ています。それが、ハンドブレンダー マルチクイック MQ500です。①の商品と比較すると。より単純な特徴となっていますが、やはり人気の製品です。

まず、このハンデブレンダーのおすすめ点ですが、グリップの形状が手になじみやすいです。軽量な点と合わせて、非常に使いやすいです。また、独自のベル型シャフトを採用し、仕上がりがとてもいいです。

モーターは350ワットとハイパワーなので、硬い食材でもうまくつぶす、混ぜるができます。また、ハイパワーながらも飛び散りがしないようになっているので、衣服もキッチンも汚れません。単純な特徴と書きましたが、結構いい機能があり、おすすめ度も高いです。

大手電化製品メーカーのパナソニックからもおすすめのハンドブレーダーが発売されています。ハンドブレンダーMX-S301という製品で、特に安全性に配慮しています。その特徴は、チャイルドロック＆2アクションスイッチにあり、使わない時に誤作動しません。

また、もう一つ安全面の特徴があり、サーキットブレーカー＆サーモスタットが搭載されています。前者は食材の入れすぎや禁止材料投入時に運転が止まり、後者はモーターの温度が上がった時に運転が止まるようになっています。

このハンドブレンダーの機能面の特徴ですが、つぶす、混ぜる、刻む、泡立てるの4役をこなせるようになっています。また、ブレードが4枚刃となっていて、食材全体を細かく切れるようになっていて、仕上がりがとてもなめらかになります。

少しお値段が張りますが、チェリーテラス・bamix コンプリート レッドも人気のハンドブレンダーです。このハンドブレンダーのおすすめ点は、これまでの機種に比較して、回転力が1.5倍にもなったことです。そのため、硬い食材でも見事に調理ができます。

おすすめ点はこれだけではありません。ブレードが小さいので、瓶でもグラスでも鍋でもお手軽に使えます。ジュースだろうがマヨネーズだろうがスープだろうが簡単に作れます。容器の直径が6.5cm以下でありさえすればOKです。

まだまだおすすめ点はあります。スライシーをセットすることで、フードプロセッサーにも早変わりします。そのため、野菜のみじん切り、ひき肉作り、魚介のすり身作りなど便利な機能も備わります。

値段が高いbamix コンプリート レッドは機能も多いです。アタッチメントを交換することで、混ぜる、つぶす・すり下ろす、泡立てる、砕く・刻む、粉砕するなど7種類の調理ができます。

後片付けも簡単です。先端を水かお湯で洗い流すだけで十分です、もちろん、アタッチメントも洗えます。機能も多く、手軽に使えて、片付けも簡単なこのハンドブレンダーは人気が高いのも当然で、おすすめ度もトップクラスです。

ドリテック・ハンドブレンダーHM804IVもいい製品で、人気もあります。まず、ブレードのガード部分がプラスチックとなっています。そのため、鍋や容器、ボールにぶつかっても傷みません。ハンドブレンダーを使い慣れていない人にもおすすめできる製品です。

次に、ステック型で、扱いに力は要らず、女性でも使いやすいです。スピード調節機能は2種類あり、食材ごとに変えられます。機能は、つぶす、混ぜる、刻む、泡立てるで、本体を交換すれば、さまざまな料理ができます。

付属品として専用のカップが付いていますが、スムージーやドレッシングが作れます。そのカップには、底の部分に固定用のゴムが付いているので、すべりにくく、倒れにくいです。

ハンドブレンダーの選び方でアタッチメントの問題を取り上げましたが、アタッチメントが増えるとその収納が大変です。ところが、ビタントニオというメーカーのハンドブレンダーVHB-1なら、幅約20cmのスタンドにアタッチメントをしまえるようになっています。

スタンドはそれほど大きくないので、置き場所選びにも困りません。このハンドブレンダーの機能は4種類で、ブレンダーで混ぜる・つぶす、チョッパーで刻む、ウィスクで泡立てるとなっています。

安全面への配慮もあり、誤作動防止機能が付いています。したがって、アンロックボタンを解除して使うことになります。このハンドブレンダーは、平均的な機能やアタッチメントの収納のしやすさ、安全性などの点でおすすめの一品で、当然人気もあります。

比較的安価なおすすめハンドブレンダーをすでに一つ紹介してありますが、別のメーカーの製品も取り上げてみましょう。やはり価格が安く、シンプルな作りとなっていますが、ドリテック・HM-803RDという製品です。

このハンドブレンダーの機能は混ぜる、つぶすの2種類で、スムージーやスープ、離乳食もお手軽に作れます。ここで紹介しているのは赤い製品ですが、そのほかにアイボリーやブラウンなどもあります。

スピード調節は2段階あり、スイッチボタンで切り替えるようになっています。ブレードの刃先はプラスチック製なので、鍋やボール、容器などに傷を付けません。この製品は、とにかくハンドブレンダーを1台ほしいという人におすすめの一品です。

ブラウン史上最高のハンドブレンダーと銘打って販売されているのがマルチクイック9 MQ9075Xです。どこが史上最高なのかというと、まずアクティブブレードテクノロジーを搭載しています。これにより、シャフトが上下伸縮し、攪拌パワーがアップします。

次に、業界初のスマートスピードテクノロジーが採用されていますが、これはボタンの握りの調節でスピードコントロールができるというものです。つまり、調理をしている手で思うようにスピードを変化させられるのです。

パワーも強力です。500ワットのモーターである上に、ベル型シャフトにミルブレードを付け、攪拌範囲を広げています。おすすめ点はまだあります。フードプロセッサー、こねベラ、泡立て器などの機能付きで、アタッチメントが豊富です。

アタッチメントの交換も簡単で、その機能も混ぜる。つぶすだけでなく、刻む、スライスする、千切りにする、こねるなど7種類もあります。容量も1.5lと大きく、パワーもあり、人気は非常に高く、多くの人におすすめできる製品です。

ティファール・HB863GJPも人気の高い製品です。まず、スピード調節は21段階もあって、レシピや食材に応じて思うようにコントロールできます。調節は、ダイヤルとターボボタンで行います。

次に、ブレードは4枚刃で、斜めの2枚刃、水平の2枚刃となっていて、食材が均一にカットされ、なめらかに仕上がります。仕上がりまでの時間も早く、時間の節約になります。それから、このハンドブレンダーはコンパクト設計なので、収納もしやすいです。

アタッチメントは3種類で、つぶす・混ぜるのブレンダー、刻む・ミンチのチョッパー、泡立てるのウィスクとなっています。オリジナルレシピブックも付いていて、いろいろな料理方法を学べます。至れり尽くせりのこのハンドブレンダーが人気が高いのも当然でしょう。

コードレスタイプのハンドブレンダーはあまり出回っていないのですが、そんな中にあって、ボッシュ・MSM6A60JPは貴重な存在です。面倒なコンセント探しが必要ないのです。したがって、非常に使いやすく、コンセントがキッチンにない人にもおすすめできます。

このハンドブレンダーのアタッチメントは2種類で、つぶす、混ぜる、刻む、おろすなど8通りの調理ができます。シャフトはドーム状になっていて、使用中に食材が飛び散ったりしません。

OXA・ハンドブレンダーは、価格の割に機能が多い優れものです。まず、1台7役という製品にはかないませんが、それでもつぶす・混ぜる・刻む・泡立てる・砕くの5機能があります。また、モーターは低振動・低騒音となっていて、使用中も快適です。

スピード調整機能は低速・高速の12段階あり、食材や調理方法によって使い分けられます。本体は握りやすく滑りにくくなっているので、使用感もいいです。ブレンダーの回転刃カバーにはOXAの独自設計のものが使われていて、飛び散りを防止するようになっています。

おすすめのハンドブレンダーを13種類紹介しましたが、それぞれの製品を発売しているメーカーには独自の特徴があります。その特徴を詳しくみてみましょう。それによってそのメーカーの製品を買うべきかどうか判断できるでしょう。

ブラウンというと、男性は電気シェーバーを思い起こすかもしれませんが、キッチン用品をはじめ各種小型電気器具を販売しています。ハンドブレンダーもそのうちの一つですが、さまざまな機能や価格の製品を扱っています。上位製品は特に使いやすいです。

ブラウンはドイツのメーカーですが、テスコムは日本のメーカーです。テスコムは主に調理家電と美容家電を扱っています。ハンドブレンダーについては、比較的低価格帯のものが中心で、シンプルながらも使い勝手のいい製品を提供しています。

クイジナートはアメリカのキッチン用品メーカーです。クイジナートのハンドブレンダーは、モーターも強力で素早く調理ができるほか、機能も多くなっています。サイズもスリム設計となっていて、女性でも使いやすいです。

つぶす・混ぜるなどの機能があるハンドブレンダーには似たような製品があります。ミキサー、ハンドミキサー、フードプロセッサー、ジューサーなどです。これらの製品とハンドブレンダーはどこが違うのか、特徴を見てみましょう。

ハンドブレンダーもミキサーも食材を攪拌するものですが、ハンドブレンダーが手に持って使う機器なのに対して、ミキサーは容器に入ったブレードで攪拌をします。そのため、一度に大量の食材を混ぜることができます。

ハンドブレンダーもハンドミキサーもハンド（手）を使う調理器具ですが、ハンドミキサーの場合、ブレードではなく、泡だて器で泡立てやかき混ぜを行います。用途はそれだけで、刻んだりつぶしたりはできません。

フードプロセッサーはハンドブレーダーよりも大型で、台に置いて使います。そのために、パワフルですが、少量の食材の処理には向いていません。その機能は、パン生地をこねる、ミンチにする、みじん切りにするなどで、少しハンドブレンダーとは用途が違います。

ジューサーは名称を見ればわかるようにジュースを作るための調理器具です。野菜や果物を絞ったり、混ぜたりしながらおいしいジュースを作っていきます。ジューサーにもブレードは付いていますが、そのブレードは果汁と繊維を分離させるのに使います。

ハンドブレンダーで食材をつぶしたり混ぜたりした後は、清潔にしておく必要があります。そのためには、どのようなお手入れをすればいいのかを解説します。と言っても、それほど難しいわけではありません。

ハンドブレンダーを使った後のお手入れは、洗剤と容器で行います。その方法は、容器に洗剤とぬるま湯を入れ、ブレードを10～20回転させるだけです。それで汚れが落ちない場合は、ブラシを使います。食器洗浄機が使用できるパーツもあります。

ここまで、ハンドブレンダーの選び方、おすすめの製品、人気メーカーの特徴などについてお伝えしました。ハンドブレンダーは便利な調理器具で、さまざまな料理に使えます。一度使ってみると、これなしでは料理ができなくなるかもしれません。