バーミキュラの口コミ・評判
一般家庭でも素材の味を生かした料理を、簡単に作ることができると評判のバーミキュラは、職人が丹念に作り上げた鋳物ホーロー鍋です。鋳物ホーローには、ダッチオーブンなどがあるため、ちょっとグレードの高い料理を作りそうというイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
しかし、バーミキュラは一般的な料理にも多彩に使うことができる調理鍋になります。しかし、価格はちょっと高めなため、実際の使い勝手や味はどうなのか気になるという方も多いでしょう。そこで、バーミキュラの実際に使った方の口コミはどうなのかご紹介します。
使い勝手に関する口コミ
どんなにいい商品であっても、使い勝手が悪いといずれお蔵入りといったこともよくあります。バーミキュラの使い勝手について、「買ってよかった」「煮込み料理も難なくできるようになった」「レンジに置いておいても、なぜかおしゃれに見える」などといった口コミも多くあります。
マイナスイメージの口コミとしては「重い」「置き場所に困る」「調理に時間がかかる」といったものが多くあります。マイナス面に関しては、後にデメリットとして詳しくご紹介するので、確認しておきましょう。
味に関する口コミ
口コミとして一番多いのが「今までと同じように作っても、味が全く違う」といったものです。無水調理が手軽にできるため、今までの調理法では引き出せなかった野菜のうま味を味わうことができ、日常的に作っていた料理であっても印象が変わったという方も多いです。
また、無水調理には、水を加えないため調味料も少なく済むという魅力もあります。そのため、今まで通りの味つけでは濃くなってしまったという失敗談もあるので、覚えておくといいでしょう。
デザインに関する口コミ
ダブルハンドのバーミキュラですが、そのフォルムや色合いには絶大な人気があります。「置いておくだけで、料理ができそうに見える」「わざわざしまわなくても、インテリアになる」などといった口コミも多いです。
調理器具は女性が使うことも多く、気分が上がるようなかわいくておしゃれなキッチン用品を使うことで、料理にかける情熱も変わってくるのではないでしょうか。
手入れ方法に関する口コミ
バーミキュラの口コミの中には「お手入れが手間」というものがあります。一般的な鍋であれば、洗った後乾かすために放置しても問題ありませんが、バーミキュラの場合、きちんとお手入れをしないとザビなどが発生します。
お手入れについては、後にご紹介するデメリットで詳しくご紹介しますので、チェックしておきましょう。
バーミキュラのメリット
口コミでも評判で人気のあるバーミキュラに魅力を感じ、購入を検討している方も多いでしょう。しかし、バーミキュラは決して安いとは言えない鍋なので、きちんとどんなものか知ってから購入しましょう。そこでまずは、バーミキュラの評判が伝わるメリットからお話ししていきます。
無水調理ができるので素材の味が味わえる
水を加えることなく調理する無水調理は、素材が持つ水分のみを利用するため、注目を集めている調理方法の1つです。無水調理は、水を加える調理方法に比べて、素材の味をより強く感じることができます。
そういった点から、今では無水調理鍋は数多く発売されていますが、中でもバーミキュラは、より一層素材のうま味を引き出し、おいしさが伝わると評判です。
例えば、ゆでたブロッコリーをそのまま食べても、味を強く感じるという方は少ないでしょう。しかし、バーミキュラで無水調理をすると甘味を強く感じます。
実は、何も調理していない生のブロッコリーが一番甘いのですが、バーミキュラを使うことで調理後も甘味やうま味を感じることができるのです。バーミキュラで無水調理をするだけで、今まで感じていた野菜の味とは印象の全く違う体験をすることができるのも、大きなメリットと言えます。
蒸す・焼く・炒める・煮るが一つの鍋でできる
鍋と聞いて浮かべる調理方法と言えば、「煮る」ではないでしょうか。煮物や、麺類をゆでたりと水分を多く含む料理に使うイメージが強いでしょう。
しかし、バーミキュラは鍋は鍋でも、煮るだけではなく「蒸す」「焼く」「炒める」といったフライパンや蒸し器の役目もこなします。1台で4役を担う鍋なので、その時の用途に応じて柔軟に対応できると評判です。
台所は乱雑になりやすく、特にフライパンや鍋は大さや取っての有り無しなどで、収納に困る家庭も多いでしょう。そういった家庭でも、バーミキュラがあれば、たくさんのフライパンや鍋を揃える必要がないのも魅力的です。
特に野菜料理にぴったり
無水調理ができるため、野菜を使った料理にとても合っています。例えば、鍋なのでそもそも食材が多く入ることはもちろん、無水調理によって素材の水分を引き出してくれるので、野菜の栄養やうま味、甘味といった成分を凝縮されて調理することができます。
あふれそうなくらいの野菜をふんだんに使って調理をしたとしても、じっくり熱を入れていくことで野菜の栄養やうま味などが抜け出し、気がつけば野菜のカサは減り濃厚なうま味の詰まったスープを作ることが可能です。
たくさんの野菜を一度に取ることができるので、野菜不足も解消し家族の健康を維持するのにも役立ちます。
アフターフォローが充実している
実は、バーミキュラには「基本弱火で使用」などといったルールがあり、少しクセを感じるという口コミもあります。また、ホーロー鍋なので、欠けてしまったりホーローがはがれてしまうといったこともあります。この面を見るとデメリットに感じる方も多いでしょう。
しかし、バーミキュラには「リペアサービス」があります。リペアサービスとは、バーミキュラを焦がしてしまった・ホーローがはがれてしまったといった場合に修復修理をしてくれるサービスです。
ホーロー部分を一度全てはがし、再びホーロー加工をし修復します。そのため、リペアサービスを受けて戻ってきたバーミキュアは、新品同様に見えるでしょう。
料金を支払うことで、現行で販売されているカラーであればリぺアと同時に変更することももできます。数年使って気分を変えたい場合でも、リペアサービスを利用すると、カラーまで変えて新品同様に使うことができるなんて魅力的です。
バーミキュラは愛知で作っているので日本向け
バーミキュラという名前から海外製品だと思っている方が多いですが、実は愛知県産の日本製になります。製造工場は、愛知ドビーという株式会社で町工場ではありますが、創業昭和11年の老舗ともいえる工場です。
素材本来の味を楽しめる、「手料理と、生きよう」を目標に愛知ドビーの三代目兄弟が立ち上がり、町工場から世界最高の製品を送り出すべくバーミキュラを造りました。
素材本来の味を引きだすことに力を使って製造されただけあり、無水調理が可能になったことで、調味料を使わずともおいしい料理を家庭で簡単に楽しむことができます。
デザインがかわいくて魅力的
ブラックやシルバーが多い調理器具の中で、パステルピンクやグリー、ナチュラルベージュなどといった、コンロに置くだけでおしゃれに見えるカラーは魅力意外何ものでもないでしょう。
バーミキュラの魅力はそれだけではなく、フォルムにもあります。蓋と鍋の左右に取っ手が付いていて、蓋を取ってそのままテーブルに並べるだけで、フォルムやカラーも含めて料理を引き立たせてくれます。
選ぶカラーによってかわいらしさや、スタイリッシュさを表現することもでき、料理に華を添えてくれるはずです。
バーミキュラのデメリット
どんなものにでもデメリットがあるように、人気で魅力的なバーミキュラですが、デメリットはあります。どんなに口コミで評判であっても、デメリットを理解しないで購入すると、後悔することもあるので注意が必要です。
そこでここからは、バーミキュラのデメリットをご紹介していきましょう。きちんとデメリットを理解して購入することで、より満足してバーミキュラを使いこなすことができるはずです。
重いので持ちづらい
バーミキュラは重いという口コミは数多くあります。それもそのはずで、人気のある22cmは4.2kgもあります。これは鋳物ホーロー鍋であれば仕方のない重さなのですが、軽い鍋を好む方にはデメリットと感じるようです。
鍋本体は4.2kgですが、中に入った料理の重さを考えると5.0kgにはなるので、やはり重いのはデメリットになります。しかし、重さを感じさせない、重くても使いやすいように蓋と鍋にダブルの持ち手がついているなど工夫もされているので、使いこなすことはできるのではないでしょうか。
料理に時間がかかる
バーミキュラには、先にお話ししたように「弱火」が基本です。強火で使用すると無水調理ができないだけではなく、焦げついてしまいます。
バーミキュラは弱火でしか調理できないため、調理に時間がかかるというデメリットがあります。弱火だからこそ、素材のうまさを詰め込んだ料理が完成するのですが、同時に時間のない中では活躍しにくいというメリットとデメリットが合わさっているのです。
日頃から、調理時間を持てないという方は、活躍の場は少ないかもしれません。しかし、いつもの味を一味違ったものにしたいとき、誰かをもてなしたい時などにはとても重宝する鍋です。
手入れに多少手間がかかる
口コミにもあるように、バーミキュラは、手入れに手間がかかるというデメリットがあります。基本的には、家庭で使う中性洗剤で洗うというのは、通常の鍋と同じですが、サビやすいという面があるので注意が必要です。
バーミキュラの場合は、洗った後はすぐに水分を拭く必要があり、特に鍋のフチとフタの本体と合わさる部分は、サビやすいので念入りに水気をふき取る必要があります。
長時間料理を保管する場合も、ホーロー加工がされていない黒い部分には錆び留めとして薄く油を塗るなどのケアが必要です。こうした手入れを手間と感じる人は多く、やはりデメリットの一つでもあります。
バーミキュラで作るおすすめレシピ
デメリットがありつつも、評判のいいバーミキュラですが、実際にはどんな料理が作れるのか気になる方も多いでしょう。そこで、家庭で簡単に作れるバーミキュラを使った料理のレシピをご紹介します。
レシピを見ただけでも、「煮る」「蒸す」「焼く」「炒める」ができるバーミキュラの魅力を感じることができるでしょう。
ポタージュ
ポタージュスープを作るときは、バーミキュラは2役をこなします。まず、作りたいスープの食材を切り、バーミキュラに少量の水を加えた後、クッキングシートを入れて、その上に切った食材を乗せ30分程度蒸します。
じっくり蒸した食材をフードプロセッサーにかけペースト状にしたあと、再びバーミキュラに入れて牛乳で伸ばし、塩コショウなどで味を調えまた弱火で10分煮込むとできあがりです。
ブイヨンを使わずとも、味を調える程度の調味料だけでさまざまなポタージュスープが完成するので、健康にもうれしい一品です。
無水カレー
材料を入れるだけで、無水カレーが作れるのもバーミキュラの魅力です。水を入れないため、素材の味が濃く伝わり、カレールーを入れているのに野菜本来の甘味を感じることができます。
作り方は簡単で、にんじん、じゃがいも、たまねぎ、お肉、カレールーをそれぞれ切ってバーミキュラに入れて弱火でコトコト60分煮込むだけです。途中で混ぜる必要もなく、ただ煮込むだけで完成するため手間もかからずおいしく食べることができます。
口コミの中でも、「無水カレーは家族に評判だった」「今度からこっちのカレーがいいと子供に言われた」という声も多くあります。もし、いつもと違ったカレーを作りたいという方は、バーミキュラを使用することで簡単に作ることができるでしょう。
ブイヤベース
バーミキュラは、素材のうま味を引き出すのがとにかく上手な鍋なので、魚介のうま味を必要とするブイヤベースも、さらにおいしく作ることができます。
作り方は、最初にオリーブオイルとニンニクを炒めて香りを出します。そしてにんじんやたまねぎ、トマトなどをいれ30分ほど弱火でコトコトと煮込みましょう。その後、好きな魚介を入れて、また弱火で20分煮込んでできあがりです。
基本はカレーと同じで、弱火でコトコトと煮込むだけで完成します。ただ、バーミキュラは密閉度が高いため、ワインなどのアルコール分が飛びにくいことがあります。完成後、特にお子さんがいるご家庭やこれから運転するという方は、確認してから食べるようにしてください。
肉じゃが
和食の代表的な肉じゃがも、バーミキュラを使うことで無水調理ができます。お肉を炒めた後に、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、白滝を入れ、醤油などの調味料を入れ弱火で煮るだけです。
じゃがいもはほくほくに、お肉は柔らかく、味のしみにくい白滝にもじっくり味が染みて、野菜のうま味を感じることができるでしょう。
豚バラ大根
バーミキュラを使うことで、大根にもお肉にも味がしみておいしい豚バラ大根は、90分程度時間をかけて煮込むことから、大根がトロトロに感じるほど柔らかく仕上がります。
作り方は簡単で、豚バラを焼いた後に、大根、白ネギ、醤油、みりん、酒、砂糖などといった調味料を加えて弱火でコトコト煮ましょう。もちろん無水で作るため、調味料は通常の鍋で作るのに比べて少量で済みます。減塩にもなるので、家族の健康にも役立つでしょう。
ハンバーグ
バーミキュラの鍋底は、グリルパンのようになっているため、食材自体を焼くこともできます。煮込みハンバーグも、一度バーミキュラで焼いてから、そのまま煮込み始めることもできるので、お肉のうま味を逃がさずおいしい煮込みハンバーグを作ることも可能です。
ハンバーグを焼いた後、野菜や調味料を入れて無水調理をしてください。ハンバーグがより柔らかく、そしてソースにも野菜とお肉のうま味がじわりとにじみ出て、よりいっそうおいしさを引き出してくれます。
パエリア
実は、バーミキュラであれば、パエリアも無水調理で作ることができます。作り方は、オリーブオイルでニンニクを炒めて香りを引き出し、玉ねぎや鶏肉、エビなどパエリアに使う食材を入れます。そして、塩コショウを入れて20分ほど加熱します。
その後、バーミキュラから加熱した食材を出し、お米を入れて炒めましょう。その後、トマトを入れて取り出した食材と共に無水調理をしてください。無水調理なので、食材からでた甘味やうま味をお米が吸い取り、食材のおいしさを封じ込めたパエリアが出来上がります。
フレンチトースト
卵、牛乳、砂糖などを混ぜ、食パンをじっくり浸したものを、バーミキュラに入れて弱火で10分程度蓋をして蒸し焼きにします。ふわっとした触感のフレンチトーストを作ることが可能なので、フライパンで焼いたときとは違った食感を楽しむことができるでしょう。
プリン
正直、プリンを作るというご家庭は少ないでしょう。蒸し器が必要であったり、何かと手間がかかるのも理由の一つではないでしょうか。
しかし、バーミキュラを使うことで蒸し器を使わずにプリンを完成させることができます。使い方は簡単で、プリンをあと蒸すだけという工程まで作ったら、クッキングシートとバーミキュラを用意するだけです。
バーミキュラに100mlの水を入れて、その上にクッキングシート、そしてプリンが入った器をクリックシートの上に乗せます。プリンが入った器はラップをしてください。そして極中火で2分、弱火9分、そして火を消して15分蒸らせば完成です。
バーミキュラの色とサイズの選び方
バーミキュラには、4種類ものサイズ展開があるため、どのサイズを購入するといいのか迷うという方も多いです。そして決して安いお買い物ではないので、できれば買って後悔したくないという方もいるでしょう。そこで、バーミキュラのサイズ選びについてお話しします。
家族の人数でサイズを選ぶのがおすすめ
通常の鍋でも、大きさは使う用途や、家族の人数によって決めているご家庭がほとんどでしょう。バーミキュラも、家族の人数に合わせてサイズを選ぶのがおすすめです。
バーミキュラは、14cm、18cm、22cm、26cmの4サイズの展開です。そこでサイズごとに、家族の人数や特徴をご紹介しましょう。
26㎝の特徴
4人家族以上、もしくは友人を招くことが多いなどといった場合は、26cmがおすすめです。4.9kgと重たいですが、鶏1羽が丸ごと入る大きさなので、ローストチキンや、グリル料理などを作るときに最適です。
22㎝の特徴
バーミキュラの中でも、使い勝手よく人気のある22cmは、4人家族が目安です。バーミキュラが提供する公式レシピも、このサイズを使って作る量にピッタリなので、バーミキュラ初心者にもおすすめです。量の目安としては、4人分のカレーとおかわり分程度は作ることができます。
18㎝の特徴
2人暮らしや、1人暮らしでも煮込み料理をよくするという方は、18cmがおすすめです。公式レシピで言えば、半分くらいの量が作れるでしょう。2.6kgと重さも軽減され、家族が多いご家庭では、ちょっとした料理にも使えると評判です。2台目のバーミキュラとしても人気があります。
14㎝の特徴
14cmのバーミキュラは、食卓でそのまま食べることができるサイズなので、かわいらしい色が人気です。バーミキュラのサイズラインナップでも、14cmは新しく一人用の鍋や、グラタン皿などお皿や鍋として兼用で使う方が多いです。
カラーバリエーションが多数で好きな色を選べる
カラーバリエーションが豊富なのも、バーミキュラが人気の理由の一つでしょう。22cm、18cm、14cmには「ナチュラルベージュ、ストーン、マットブラック、パールピンク、パールグリーン、パールグレー、パールホワイト、パールブラウン」といった8色から選ぶことができます。
26cmのみ、「ナチュラルベージュ、マットブラウン、パールピンク、パールブラウン」の4色展開になります。やさしい色合いが特徴のバーミキュラは、食卓に並べてもかわいらしさとおしゃれ感を発揮し、多くの女性から人気があります。
バーミキュラは口コミで人気な万能の鍋
バーミキュラは、「煮る」「焼く」「蒸す」「炒める」といった1台4役をこなす人気の鍋です。バーミキュラを使うことによって、野菜の栄養、うま味など逃すことなく摂取できるようになるほか、無水調理によって味付けなどシンプルになり減塩といった健康にも役立ちます。
手入れに多少の手間がある点や、重いといったデメリットがありますが、それらを払拭するだけの魅力あふれる鋳物ホーロー鍋なので、今までと一味違う毎日を楽しむことができるでしょう。