キッチンをタイルでおしゃれにリフォーム！賃貸でもできるDIYアイデアも紹介！

キッチンがおしゃれで素敵だと毎日の料理が楽しくなります。キッチンをおしゃれにするための手段としてタイルでのリフォームがあります。そこで今回はキッチンをタイルでリフォームする際のメリットとデメリットを紹介します。

タイルは柄や色の種類が多く、様々なデザインのタイルを自分好みに組み合わせるだけでおしゃれで世界に一つだけのキッチンができあがります。キッチンの壁材として良く用いられるパネルは単色のものが多くデザインもシンプルでデザイン性ではタイルの方が圧倒的におしゃれになります。

タイルは耐久性が高いです。タイルは石や砂などを高温で焼き固めたものなので熱にも強く劣化しずらい素材です。タイルは水を吸収せず、日光などの光で焼けることもないので見た目も変わりにくく一度タイルを張り替えると上手に使うことで30年以上使うことができます。

タイルは耐久性とデザイン性が高くメリットもたくさんありますが、キッチンによく使われているパネルと比べると値段が高額になります。施工価格がパネルが1㎡で1万円から2万円ほどですがタイルでは1万5千円から3万円ほどかかってきます。

1㎡ではタイルの方が少し高いくらいに感じますがキッチンの壁全体をリフォームすることを考えると差が出てきます。タイルは1枚1枚が小さく貼るだけで労力と手間がかかる分、どうしても割高になってしまいます。

賃貸の場合、キッチンに関係無くリフォーム自体が出来ない場合があります。賃貸では特にキッチンのタイルの張り替えなど一度替えると元に戻せないリフォームは基本的に禁止です。もしどうしてもキッチンのリフォームをしてタイルを張り替えた場合は大家さんに連絡して相談してみて下さい。

タイル自体は耐久性が高いですが、タイルとタイルの間のつなぎ目である目地材は汚れが染みこみやすく掃除が大変です。特にキッチンは油が飛びやすく、こまめに油などの汚れを拭き取って掃除しなければ目地材が汚れを吸収してしまい取れなくなってしまいます。

キッチンのリフォームは業者に頼むと値段が高くつきますが、自分でやると安く済みます。そこでキッチンのタイルを自分で貼ってDIYにチャレンジしてみましょう。タイルを一面貼り付けるときにDIYの参考になるアイデアを紹介します。

北欧風と言えば、白を基調としていて自然でスッキリとしたイメージですがタイルも北欧風の白ベースで青色の柄をキッチン全体に貼ると、とてもおしゃれなキッチンになります。

北欧風の柄のタイルを選ぶのも良いですが、白色のタイルと青色のタイルを上手く組み合わせて自分で北欧風にすることも可能です。

タイルの替わりにガラスブロックをキッチンの壁に使うのもおしゃれです。ガラスブロックは透明感がありキッチンが広く見えます。ブルーのガラスブロックと透明のガラスブロックを交互に並べることでおしゃれ感がグッと増します。

またタイルと違いガラスブロックはガラスなので汚れが取れやすくお掃除が楽です。キッチン周りには最適の素材です。

カラータイルを使えば、キッチンを好きな色に統一できます。壁だけでなく床やシンク台も同じ色のタイルを貼ることで統一感が出ておしゃれになります。赤一色のタイルを使うと可愛いキッチンができます。

逆にタイルの色を数色使って上手に組み合わせて柄を作ることも可能です。キッチンの壁に模様があるとおしゃれです。タイルの色の組み合わせでデザインが全く変わってくるのでDIYの見せどころでもあります。

大判タイプのタイルを使えば貼る時間が短く済みDIYが楽になります。更に大理石柄のようなシックな雰囲気のタイルを使うことでキッチンに高級感が増して大人な雰囲気が出ます。

本来、大理石は酸性のものが付くと溶ける性質があり、増しては値段が高すぎてキッチンに使うような素材ではありません。しかしタイルで大理石を演出することでリッチな気分を味わえます。

モザイクタイルは小さいタイルをたくさん貼って出来るおしゃれなデザインです。小さいタイルが可愛く落ち着きのあるキッチンになります。タイルが小さい分、貼る労力はいりますが小さいため少し斜めに貼ってしまっても、あまり目立たず気にせずにどんどん貼っていけます。

ベネツィアンモザイクはモザイクと同じく小さいタイルをたくさん貼る手法ですが色味が違います。ベネツィアンモザイクは普通のモザイクと違い、茶色など落ち着いた色味のタイルを使います。大人な雰囲気が漂い、キッチンのシルバーが映える素敵なキッチンになります。

キッチンの壁一面に同じ柄のタイルでなく、2種類の柄のタイルを組み合わせて貼るとオリジナリティ溢れる壁になります。キッチンの棚などを境目にしてシンプルなタイルを貼る場所とおしゃれで色味のあるタイルを貼る場所を作ることで派手すぎずまとまりのあるキッチンの壁になります。

キッチンの壁全面にタイルを貼るDIYを紹介しましたが、壁一面だと貼る面積が多く大変でもう少し手軽にキッチンをリフォームしたいという方はキッチンの一部にタイルを貼るDIYがおすすめです。タイルなどの材料も少しで済むので経済的にも労力的にも楽にDIYができます。

キッチンの壁一面に貼ると時間がかかりますが、写真の様に直線にタイルを貼ったりキッチンにある窓の周りだけタイルを囲むことでメリハリの付いたキッチンの壁になります。タイル数も少なく済みDIYも手軽にできます。

背面ディスプレイ風に貼るには木で枠を作って中にタイルを貼るだけです。中のタイルの色は一色にすることでより背面ディスプレイ風になります。キッチンの壁の一部に木の枠を作ってタイルを貼るだけで殺風景だったキッチンの壁もおしゃれに早変わりです。

キッチンパネルの上にタイルを貼るだけでもキッチンに色味が入りおしゃれになります。キッチンパネルの上だけなのでタイルも貼りやすく、殺風景なキッチンパネルがおしゃれに色付きます。キッチンパネルは油分が付いているので綺麗に拭き取ってからタイルを貼りましょう。

モロッコスタイルとは青色を基調とした素敵な柄を指します。タイルには柄入りがありモロッコスタイル風になるような柄のタイルを選び、キッチンの壁の一部、例えば一直線に貼るだけでおしゃれなキッチンになります。

モロッコスタイル風の柄が入ったタイルを壁一面に貼ってしまうと柄がきつく、ごちゃごちゃした雰囲気になってしまうのでキッチンの壁の一部に貼ることをおすすめします。

ブリックタイルはレンガ風で立体感があるタイルです。ブリックタイルはレンガ風なので茶色が多いですが白色のタイルを使うことでカフェ風になり、キッチンがまるで厨房のような本格的でおしゃれな雰囲気がかもしだされます。

これまではタイルを使ったDIYを紹介してきましたが、もっとDIYが手軽にできるタイルシートを紹介します。タイルは1枚1枚等間隔に貼るのが難しいですがタイルシートなら簡単に接着することができ賃貸でも使えます。ではタイルシートを上手に選ぶコツを紹介します。

タイルシールは基本的に陶器製かビニール製なので油汚れや水に強い素材のものが多いです。キッチンのDIYに使うなら、必ず素材を確認してから使いましょう。

タイル自体は耐久性が高いですが先ほど紹介した通りタイルとタイルの間の目地材に汚れが染みやすいです。しかしタイルシールの場合は目地材が無いため汚れにも強くタイルより掃除がしやすいので便利です。

お値段も小さいタイルシールなら100円ショップで購入でき手軽にDIYが可能です。キッチンの一部だけDIYしたい場合はタイルシールの方が使い勝手が良さそうです。

タイルシールは裏に粘着剤が付いていて簡単に壁に貼り付けることが可能です。タイルシールの粘着剤もしっかりしていて基本的に一度貼ると剥がせません。賃貸で剥がせないと困る、デザインに飽きたら、また張り替えてDIYを楽しみたいという方にはマスキングテープを使ったDIYがおすすめです。

まず壁にマスキングテープを貼ってその上からタイルシールを貼るだけです。そうするとタイルシールを剥がしたいときにマスキングテープをタイルシールと一緒に剥がすと壁は綺麗なままになります。

こうすれば賃貸でも気兼ねなくタイルシールを使ったDIYを楽しめます。マスキングテープは製品によっても粘着度合いが異なるので試しに壁に少し貼ってみて剥がれるか確認してから使用して下さい。

タイルシールは大判のものから、1ピースで購入できるものなど様々です。デザイン性を重視して好きにキッチンをDIYするなら1ピースのものがおすすめです。1ピースの方が応用がきき、自由に組み合わせることで自分好みのキッチンが出来上がります。

キッチンは防水性の高いタイルやタイルシールを上手に使うと簡単にDIYできたり、おしゃれなキッチンを楽しむことができます。様々なタイルを使ったおしゃれなキッチンのアイデアを紹介しました。あなた好みのデザインを見つけて、タイルを使ってDIYでキッチンをおしゃれに変身させましょう。