初心者が株の本で勉強する意義
今回は、株式投資をする際に参考にできるおすすめの本を紹介します。株式投資は、現在の投資商品の中でも最もポピュラーな手法の一つで、個人・法人問わず多くの方が投資を行なっています。
ただ、損失を出すリスクが大いにある点で、初心者の方からすると怖いイメージを持たれがちです。確かに損失を被るリスクはありますが、きちんとリスク管理をすることで安全な資産運用をすることができます。
今回は、株式投資に関する知識を身に着けることができるおすすめの本を21冊紹介します。初心者から経験者まで、様々な方に参考にしてもらえるおすすめ本を紹介していきます。
自分のレベルによって本を選べる
まずは、本で株式投資を勉強する意義について解説します。最近は、インターネットサイトでたくさんの情報を無料で入手することができる時代になっており、株式投資においても例外ではありません。
様々な業者がインターネット上に株式投資に関する情報や取引方法の解説、売買タイミングのおすすめポイントなどをたくさん掲載しています。このような状況に合っても、本で株式投資を勉強する意義は十分にあります。
自分のレベルによって本を選べるというメリットが挙げられます。ネットサイトだと自分のレベルに合っている情報かどうかわかりにくいですが、本なら「入門編」や「上級者向け」なのか見分けがつきます。購入時に自分に適した内容を見ながら選択することができます。
いつでも読み返し可能
また、本なら気になった部分をいつでも読み直すことができます。気になるページがあれば、付箋などを貼付け目印としておけば、いつでも見返すことができます。初心者の方は特に気になった部分を取引をしながら確認する機会も増えます。
そんな時に、インターネットサイトで確認するよりも、読み慣れた本で再度勉強しながら読み返すことで知識が定着していきますし、見たい箇所が本の方が分かりやすいというメリットがあります。
読み慣れた本が手元にあれば、株式取引が初心者の方でも安心して取引に臨むことができます。困ったときにはいつでも読み返せるという環境は、心理的な安心感につながります。
初心者におすすめの最初の一冊の本の選び方
続いて、株式投資を始める際に、入門編として購入するのにおすすめの本を選ぶ時の注意点を紹介します。現在、株式投資関連の本は、非常にたくさん出版されています。
初心者向けの入門編や、上級者向けの分析手法の紹介をする本など、様々用意されています。自分のレベルにあった本を選択することが重要ですが、これから初めて株式投資をする際には、取引のイメージをつかみやすい、分かりやすい本を選択することが重要です。
始めの1冊は株取引の今後を左右する
株式投資を始めるにあたり最初に購入する本というのは、投資を今後行なっていくにあたり非常に重要な位置づけになります。最初に購入して勉強した本の内容というのは、株式投資をするうえでベースとなります。
最初に勉強したことは強く印象に残る傾向にあるため、取引をする際の根本的な判断基準となることが多いです。そのため、最初に誤解をして誤った理解をしないよう、株式投資のことを大局的にかつ正確に勉強できる本がお勧めです。
イラスト付きで理解しやすい本も多数販売されています。まずは入門編として株式投資の概要をつかむという意味で、イラスト付きの本もおすすめポイントの一つです。
株取引に慣れてきた人向けの本
続いて、ある程度の株式投資の実績を積んだ人が読むのに適した本の選び方を解説します。口座を開設し、取引を行っているものの、いまいち売買の判断基準が確立できない、あるいはもう少し投資成果が上がりやすい考え方を勉強したいと思う方も多いかもしれません。
中級の段階にいる人に適したおすすめ本の選び方とはどんなものか、紹介します。また、売買のタイミングを適切に判断するための手法として、2つの分析方法があること、それぞれの特徴とメリットやデメリットなどについても併せて紹介します。
2つの分析方法
株式投資を行なう際の分析方法としては、2つの方法があります。第一に、テクニカル分析です。テクニカル分析とは、過去の株価の変遷や、株式の取引実績からパターンを読み取り、将来の値動きの予想をするという手法です。
第二に、ファンダメンタル分析です。ファンダメンタル分析とは、株式個々の銘柄の財務健全性や将来における成長性を分析して将来値上がりするかどうかを判断する分析方法です。
それぞれの分析には特徴があり、メリットとデメリットがあります。それぞれの分析の特徴を勉強し、自分に合った投資スタイルを確立していきましょう。
テクニカル分析
テクニカル分析は、過去のパターンや株式市場の売買性向を見極め、将来の値上がりを予想する分析方法です。株式投資は、多くの投資家がそれぞれの判断と思惑で取引を行なうので、傾向を予想することは難しいと思う初心者の方も多いかもしれません。
しかし、そのような個々の投資家の判断が総意となり、値動きのパターンに一定の法則が生まれてくると考え、過去の値動きの傾向とパターンから分析をするという考え方です。
テクニカル分析のツールは、ローソク足を代表例として、他にもたくさんあります。それぞれの分析方法はここでは紹介しませんが、自分に合ったテクニカル分析ツールを見つけることが効率よく株式投資をするためのポイントになります。
ファンダメンタルズ分析
ファンダメンタル分析は、過去の値動き等を判断基準にするのではなく、株式銘柄それぞれの特徴を分析して将来の値上がりを予想する手法です。銘柄ごとの財務的健全性、将来の成長可能性、同分野における競争力などを判断基準とします。
また、ファンダメンタル分析においては銘柄ごとの分析に加え、業界の将来可能性も視野に入れる必要があります。いかに銘柄自体の健全性が高いとしても、将来に低迷することが予想される分野の業種の銘柄の値上がりを予想することは難しくなります。
ファンダメンタル分析は、ややマクロ的な視点で経済を見る、広い目が必要になります。株式投資の面で有効であることに加え、経済に関する知識を深くかつ広く理解できるようになるというメリットもあります。
二つの分析を組み合わせて考えるのが理想的
テクニカル分析か、ファンダメンタル分析か、どちらがいいのか、どちらが自分に合っているのか、と考えることは株式投資の入門としてはいいのかもしれません。どちらかに焦点を絞り勉強することも重要です。
しかし、やはり2つの分析のメリットを最大限に活かすためには、両方を組み合わせて投資戦略を立てていくことが理想的です。ファンダメンタル分析で将来値上がりしそうな銘柄を複数ピックアップし、テクニカル分析を用いて売買の最適なタイミングを図るといった使い方です。
2つの分析のお互いのメリットとデメリットをうまくマッチさせて、かなり正確に将来の値上がりを予想している投資家の方もいます。それぞれの分析を十分に勉強して自分なりの投資スタイルを確立しましょう。
株の本おすすめランキングTOP8【初心者入門】
続いて、株式投資を勉強するおすすめ本のランキングを紹介していきます。まずは初心者入門編のランキングです。8冊の本を紹介します。
初心者入門編ですので、いずれもイラストや図解がたくさんなされていて、見やすい内容になっている初心者におすすめの本になっています。また、株式投資そのものに加え、お金の意義や投資をすること自体の意義等、総合的に概要を解説してくれているわかりやすい本が多いです。
おすすめ8位:マンガでわかる金融と投資の基礎知識
株式投資の初心者入門編のおすすめ本ランキング第8位は、「マンガでわかる金融と投資の基礎知識」です。この本の特徴は、マンガを交えながら株式投資を解説してくれている点です。
テキストだけではなかなか理解ができないという方でもわかりやすい内容になっています。マンガによるストーリー構成になっているので、マンガを楽しく読みながら自然に理解が深まっていきます。
株式投資に関してだけではなく、金融や投資に関する事項を基礎から解説してくれています。金融や投資の意義についてわかりやすく解説している、概要を勉強するのに最適の本です。
おすすめ7位:世界一やさしい 株の練習帖1年生
株式投資の初心者入門編のおすすめ本ランキング第7位は、「世界一やさしい 株の練習帖1年生」です。「世界一やさしい 株の教科書1年生」の姉妹本で、セットで利用するとより効果が高いのでおすすめです。
現実で発生したチャートを実例として、将来の値動きを予想する実践的な問題がたくさん掲載されています。他の参考書などで得た、株式投資に関する知識を実践問題で定着させることができる問題集になっています。
問題ごとにわかりやすい解説が付けられているので、理解が深まり実際の売買の場面においても適用できる経験をたくさん持つことができます。
おすすめ6位:基礎の基礎講座
株式投資の初心者入門編のおすすめ本ランキング第6位は、「「株」「投資信託」「外貨預金」がわかる基礎の基礎講座」です。そもそも株式とは何なのか、といった基礎中の基礎の部分から丁寧に解説してくれている書籍で入門書として最適です。
イラストを交えて解説してくれていて、しかも株式だけでなく投資信託や外貨に関しての解説もあり、これまで投資について全くかかわってこなかった初心者でも読みやすい内容になっています。
後半には実践的な内容も盛り込まれているので、初心者の入門用から中級者向けの内容を兼ねている一冊となっていて、お得です。
おすすめ5位:株式投資の学校
株式投資の初心者入門編のおすすめ本ランキング第5位は、「知識ゼロでも大丈夫! 基礎から応用までを体系的に学べる! 株式投資の学校[入門編]」です。日本ファイナンシャルアカデミー(JFA)で人気のある講座の内容を忠実に再現し書籍化した本です。
講義形式で構成されているので、通常のテキストよりも理解しやすい構成になっています。初心者から中級者にかけておすすめの一冊です。
株式投資とは何か、分析手法、資金の管理上の注意点など投資に関する入門編としては非常に内容が充実していて分かりやすくなっています。
おすすめ4位:株の学校 超入門
株式投資の初心者入門編のおすすめ本ランキング第4位は、「株の学校 超入門」です。これまで全く投資に携わったことがない全くの初心者でも理解しやすく、かみ砕いて説明してくれているまさに超入門書です。
付属品でDVDがついていて、映像を交えながら説明してくれている点もうれしいです。株とは何か、投資とは何か、といった基礎中の基礎の解説をしてくれているとともに、投資スタンスを考えるうえで重要な長期投資と短期トレードについての説明が分かりやすいです。
おすすめ3位:世界一やさしい株入門
株式投資の初心者入門編のおすすめ本ランキング第3位は、「世界一やさしい株入門」です。この本は、株式の説明では有名な岩本秀雄さんが執筆した本で、基本中の基本からイラストを交えつつ丁寧に解説してくれていて、入門書としておすすめの本です。
投資をする中で登場する難しい専門用語に関する説明が非常に分かりやすく、イメージをつかみやすいよう重要な部分に関してはイラストを交えてくれています。
用語の意味や基礎的な投資に関する情報を勉強したい方におすすめです。平易な文章とイラストで解説してくれていて、すっきりと構成された入門用の一冊です。
おすすめ2位:全面改訂 超簡単 お金の運用術
株式投資の初心者入門編のおすすめ本ランキング第2位は、「全面改訂 超簡単 お金の運用術」です。この本は、株式投資用の解説書ではなく、お金に関する全般的な解説を行なっています。
そもそも税金の意義とはどんなものか、家計における投資の意義とは何か、といったお金に関わることを全般的に解説してくれています。物事の起源から解説してくれているので、投資を始める前にそもそも知っておきたいことを総合的に理解できます。
おすすめ1位:いちばんカンタン! 株の超入門書
株式投資の初心者入門編のおすすめ本ランキング第1位は、「いちばんカンタン! 株の超入門書」です。そもそも株とは何か、基礎中の基礎から解説してくれている本で、入門書に最適の一冊です。
株式投資に必要な知識やテクニックを解説することはもちろんのこと、失敗例もたくさん紹介してくれていて、反面教師として有効な情報が得られます。
株式投資を長く楽しく続けるためには、成功することよりも失敗をしないこと、損失を最小限に抑えることが重要です。そのことをわかりやすく解説してくれているので、株式投資をする方は一度は見ておくことをおすすめします。
株の本おすすめランキングTOP8【テクニカル分析】
続いて、株式投資を勉強するための本のうち、テクニカル分析を勉強するのにおすすめの本を8冊、ランキング形式で紹介していきます。
テクニカル分析と一言で言っても、様々な分析手法があり、それぞれ特徴があります。メリットとデメリットがそれぞれの分析にはあるので、それぞれの特徴を勉強し、デメリットを補い合うような分析手法を組み合わせるとより効果的です。
分析ツールの紹介だけでなく、それぞれのデメリットと相性の良い分析手法の組み合わせを解説してくれるような本がおすすめです。
おすすめ8位:FXの稼ぎ技 230
株式投資の手法のうち、テクニカル分析の勉強ができるおすすめの本ランキングの1冊目は、「最短で1億円を築く FXの稼ぎ技 230」です。この本では、FXに関するテクニカル分析の解説と紹介をしています。
FXとは、外国為替証拠金取引のことで、外国為替相場の変動を予想する投資手法の一つです。株式投資とは違う投資ではありますが、テクニカル分析の考え方はどちらにも通用します。
テクニカル分析の基礎から、分析手法を応用する方法までわかりやすく紹介してくれており、初心者から中級者まで参考にできる本です。
おすすめ7位:マーケットのテクニカル分析
株式投資の手法のうち、テクニカル分析の勉強ができるおすすめの本ランキングの2冊目は、「マーケットのテクニカル分析 ――トレード手法と売買指標の完全総合ガイド」です。テクニカル分析の決定版ともいえる書籍です。
一般的に利用されているテクニカル分析のすべてが網羅されていて、テクニカル分析の勉強に最適の本です。実際に発生した相場のチャート図が400以上掲載されていて、実践的な判断ができるようになる点も魅力の一つです。
おすすめ6位:先物市場のテクニカル分析
株式投資の手法のうち、テクニカル分析の勉強ができるおすすめの本ランキングの3冊目は、「先物市場のテクニカル分析」です。テクニカル分析を解説している本としては歴史が古く、1990年に出版されていて現在でも人気のロングセラー本です。
テクニカル分析を基礎から勉強することができるとともに、チャートの分析に必要となる実践的な判断を学ぶことができる内容構成になっています。
ページ数も多く、かなり大きなデータ量になっているため、テクニカル分析をしっかりと理解したいという方に特にお勧めできる本になっています。
おすすめ5位:株価チャート練習帳
株式投資の手法のうち、テクニカル分析の勉強ができるおすすめの本ランキングの4冊目は、「株価チャート練習帳」です。株価チャートを読めるようになったものの、実際の売買の際にはなかなか思うような値動きの予想ができないという方にお勧めです。
テクニカル分析ごとの基本的な説明ののち、すぐに実践的な練習問題が出題されます。そのあと分かりやすい解説が行われていて、理解が深めやすくなっています。
テクニカル分析の説明だけでなかなか実践的な場面で生かすことができないという方にもおすすめです。中級者にもおすすめの本です。
おすすめ4位:株価チャート攻略ガイド
株式投資の手法のうち、テクニカル分析の勉強ができるおすすめの本ランキングの5冊目は、「実戦相場で勝つ! 株価チャート攻略ガイド」です。株価分析の際の基本となるチャートの読み方をわかりやすく解説してくれています。
主要な40種のテクニカル分析の説明に加え、売買のシグナルサインの見極め方を紹介してくれています。実際の売買の場面で活かせる知識とパターンを見ることができます。
株価チャートの読み方を様々なテクニカル分析を用いて説明してくれている本で、チャートのことをしっかりと基礎から応用まで理解できるおすすめ本です。
おすすめ3位:中長期投資マニュアル
株式投資の手法のうち、テクニカル分析の勉強ができるおすすめの本ランキングの6冊目は、「本気で成功したい人のための「中長期投資マニュアル」」です。短期投資でなく中長期の投資スタンスに特化した本です。
「銘柄分析」「買付手法」「売却手法」「リスク管理」「マインド」の5項目に焦点を当てて解説してくれています。株式投資を成功させるうえで必ず必要な要素をわかりやすく説明してくれています。
じっくりと腰を据えて投資に取り組みたい方にお勧めです。この本の利用者からのレビューでも非常に評価が高いおすすめの本です。
おすすめ2位:中期投資のすすめ
株式投資の手法のうち、テクニカル分析の勉強ができるおすすめの本ランキングの7冊目は、「きっちりコツコツ株で稼ぐ 中期投資のすすめ」です。中期投資のスタンスに特化した本で、じっくりと投資を楽しみたい方におすすめです。
株式投資では企業分析を重要視するのが一般的な考え方ですが、この本では企業の分析をする能力は必要なく、あくまでテクニカルな分析のみで利益を追求することに焦点を当てています。
企業分析など時間をかけずに投資をすることができるので、サラリーマンの方などが副業で実施する場合に参考にしやすい一冊です。
おすすめ1位:テクニカル投資の基礎講座
株式投資の手法のうち、テクニカル分析の勉強ができるおすすめの本ランキングの8冊目は、「テクニカル投資の基礎講座 ──チャートの読み方から仕掛け・手仕舞いまで」です。初心者から上級者まで参考になる要素が満載の一冊です。
テクニカル分析の基礎から教えてくれており、なおかつプロの実践的な売買手法も合わせて紹介してくれているので、幅広い投資経験者に親しまれている書籍です。
株式投資で最も難しいとされる仕掛けと手仕舞いについて、わかりやすく説明をしてくれています。勝率アップにつなげたいならおすすめの一冊です。
株の本おすすめランキングTOP5【ファンダメンタルズ分析】
続いて、ファンダメンタル分析を勉強するのにおすすめの本を5冊紹介します。ファンダメンタル分析ができるようになる中で、経済に関する知識や考え方も広がるので、総合的に勉強になるというメリットがある分析手法です。
ファンダメンタル分析を行うには広い視点が必要になり、マクロ的な要素をわかりやすく紹介してくれている書籍がおすすめです。
おすすめ5位:株式投資で普通でない利益を得る
株式投資の手法のうち、ファンダメンタル分析の勉強ができるおすすめの本ランキングの1冊目は、「株式投資で普通でない利益を得る」です。60年以上前に出版された投資関連本で、有名な一冊です。
株式投資をする際に一度は読んでおきたい本です。銘柄選択の際に調べておくべき15のポイントは、作成されたのが60年前とは思えないほど現代の銘柄分析に生かすことができる実践的な視点となっていて、多くの投資家から支持されています。
おすすめ4位:アマの知恵でプロを出し抜け
株式投資の手法のうち、ファンダメンタル分析の勉強ができるおすすめの本ランキングの2冊目は、「ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け」です。この本は、ピーターリンチという投資の世界では知らない方はいないというくらいに有名な方が出版しています。
主に中長期的な視点で投資をする際に参考になる内容ですが、売買のタイミングについての記載もあり、非常に実践的な内容になっています。
株式ごとの現在の値段の割安性の見極め方、成長株の見極め方など、銘柄選択の際に注意するべきポイントが凝縮されています。
おすすめ3位:ほどよい価格で買う方法
株式投資の手法のうち、ファンダメンタル分析の勉強ができるおすすめの本ランキングの3冊目は、「とびきり良い会社をほどよい価格で買う方法」です。この本の特徴は、投資家として有名な方々のそれぞれの投資マインドをまとめられている点です。
本書籍の中に、著名な投資家が出版した書籍の紹介がされている箇所があったりと、どちらかといえば有名投資家の考え方を勉強することができる一冊になっています。
おすすめ2位:ほんとうの株のしくみ
株式投資の手法のうち、ファンダメンタル分析の勉強ができるおすすめの本ランキングの4冊目は、「知ってそうで知らなかった ほんとうの株のしくみ」です。株式の値段が変動する仕組みを非常にわかりやすく解説してくれています。
チャート分析を中心に行っている方にとっては、まったく投資に対する考え方が異なる内容になっています。銘柄選択の際に個別的な見方をすることの重要性を再認識することができ、中長期的なスタンスの方におすすめです。
おすすめ1位:財務3表図解分析法
株式投資の手法のうち、ファンダメンタル分析の勉強ができるおすすめの本ランキングの5冊目は、「財務3表図解分析法」です。株式投資の本というよりは、企業の財務諸表の見方を初心者でもわかりやすく解説することを目的にしている本です。
企業分析において、財務諸表のチェックは欠かせません。会計初心者には財務諸表を読み取ることは難しいですが、そのエッセンスを図などを用いながら分かりやすく解説してくれています。会計知識がなくても読みやすいおすすめ本です。
株式投資でしてはいけないこと
最後に、株式投資をするうえでしてはいけないことを4点紹介します。初心者の方がしてしまいがちな失敗について紹介します。長く楽しく株式投資を楽しむために必要な項目ですので、覚えておきましょう。
最初から1つの銘柄に一点投資
一つの銘柄に一点集中して投資することは非常に危険です。株式投資は、分散投資が基本原則としてあります。一つの銘柄が値下がりしてもほかの銘柄で挽回することができる可能性があるためです。一点集中してその銘柄が下落すれば投資を続けられなくなります。
1つの銘柄に固執しすぎない
気に入った銘柄、あるいは将来値上がりすると予想した銘柄一つに固執することも、投資の世界ではリスクがあることとして見られています。いかに将来性のある銘柄と言っても、一時的に大幅な値段の下落を被ることもあります。
色々な手法に手を出してはダメ
テクニカル分析を覚えた初心者に陥りがちな失敗例です。様々な分析手法を覚えた時に、一つの分析手法を用いて失敗した時に、その原因を追究することなくほかの分析手法を試すといった方法です。まずは一つ決めた分析法を中心に取引した方がよいです。
「いずれ値上がりするだろう」は危険
購入した銘柄が予想に反して値下がりしてきたときに、いずれは値上がりするだろうからそのまま保有し続けるというのは危険です。いわゆる「塩漬け」と呼ばれる状態で、損切をすることなく資金を停滞させてしまう結果になってしまいます。初心者が陥りやすい状態です。
自分に最適な株の本を見つけて勉強しよう!
以上、株式投資をする際に参考にするべき本をたくさん紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。入門編からテクニカル分析学習用、ファンダメンタル学習用などそれぞれの分類ごとにおすすめの本を紹介してきました。
自分に合った本を見つけて、ぜひ楽しく長期的に株式投資を実践しましょう。株式投資はリスク管理ができればよい資産形成手法となりえて、楽しいものです。